桜井・千葉ゼミ 「鬼フェスin吉野山」の魅力を調査せよ!

<吉野の節分はちょっと違う?!>


節分といえば豆まき!その時の掛け声と言えば…
「鬼は外~!福は内~!」ですよね♪
でも、奈良県の吉野では少し違うみたいなんです!吉野での掛け声は…
「福は内~!鬼も内~!」
その昔、吉野山金峯山寺の開祖である役行者が、法力で鬼を呪縛し仏法を説いて弟子にしたという言い伝えがあるんだそう。
そこで、金峯山寺蔵王堂での節分会では、全国から追われて来た鬼たちを迎え入れ、経典の功徳や法力、また信徒たちが撒く豆によって改心させる鬼の調伏式が行われているのです!


そんな珍しい節分に合わせて、昨年から始まったのが…
「鬼フェス in 吉野山」

伝統的な行事はもちろん、バルチケットで吉野山のグルメやお土産を楽しめる「鬼バル」、柿の葉寿司つくり体験など吉野の伝統に触れる体験プランなどなど、楽しいイベントが目白押しなのです!


そんな「鬼フェス」にやって来たのは
経済学部の桜井ゼミ・千葉ゼミの先輩達です!!

桜井ゼミ・千葉ゼミの2年生は、この1年間、吉野の様々な地域活性化策を学び、参加し、どうやったらもっと多くの人に吉野の魅力を発信することができるのかを考えて来ました。
今回も、吉野での新たな取り組み「鬼フェス」に参加し、その魅力を調査します!!


<鬼フェスを楽しもう!>


調査、といってもですね~。
まずは~、お客様目線で見るって大事じゃないですか~。
ということで、とりあえず…
ただただ、鬼フェスを楽しもう!!笑


吉野駅で、実行委員長の中井様より、鬼フェスの見どころを教えて頂いた後は…

一人2枚、バルチケットを持って…

解散!!

・・・。
待って、待って!!私も連れてって~!!(涙)
ということで、とあるグループに同行させてもらいました♪(良かったー。汗)


まずは、鬼バルのスタート地点付近の休憩所で、どのお店に行くか相談♪

にしても…吉野山、広っ!


そしてお店も、約50店舗…行先が全然決まりません!!(涙)
まあ行き当たりばったりも、きっと楽しいですよね!
とりあえず出発!!

ふつーーーに歩いている、その街並みがすでに絵になりますね♪

道中、地元の方に吉野の節分についてお話を聞きました。
そういえば…「鬼フェス」なのに、鬼はいないんでしょうか?
その質問をぶつけてみると…
「ほら、2月3日過ぎるまでは、鬼忙しいから!」
な、なんですとー?!?!
それは仕方ないですね☆笑
(注:鬼は夜の時間帯に出てくるそうです。鬼に出会いたければ夜にどうぞ!)


鬼には会えないのか、残念~!とか思っていたら…

ん??

んんっ?!

鬼、発見!!笑
かわいらしい小鬼が迎えてくれました! と、こんな感じでいろんなところに鬼がいるので、ぜひ探してみて下さい♪ と、そうこうしているうちに、節分会・鬼の調伏式の舞台である世界遺産・金峯山寺が!

外は残念ながら修理中でしたが…

中はこんな感じ♪2月3日当日には、ここで豆まきが行われるんですね!!
さて、そろそろ本格的にお腹がすいてきました…。
ということで、柿の葉寿司のお店「やっこ」へ!!

バルチケット1枚で出てきたメニューがコチラ!

「和風中華そばと柿の葉すしのセット」


吉野に来たら、やっぱり柿の葉寿司は食べなきゃね!!
しっかりと塩味がきいていて、めちゃめちゃ美味しかったです!!
ごちそうさまでした!!


<吉野での活動を振り返って…>

お腹も満たされたところで、この1年の吉野での活動について、千葉ゼミの森くんと小谷さんにお話を聞いてみました!

Q.このゼミを選んだ理由は?

森くん
「大学での勉強だけでなく、学外での活動をやってみたいなと思ったからです。」

「外に出る、というのが魅力的だった訳だね!」

小谷さん
「私もそうです。自分で動いて経験したことって一生残ると思うんで、このゼミを選びました。」


Q.吉野でのこれまでの活動について。

「最初に吉野に来た時の印象ってどんなだった?」

森くん
「一言でいうと…田舎。

「簡潔な一言だね。笑」

森くん
「でも、この場所にしかないものがたくさんあります!」

「例えば?」

森くん
和紙とか、和紙とか、和紙とか……。

「和紙しかないやん!笑)」

森くん
「いやいや!他にも色々あるんですが、和紙作りと、和紙を使った行灯作りを体験させてもらったので、すごく印象に残ってて…。」

(和紙作りの伝統ある国栖地方、植和工房さんにて)


「へー!吉野の和紙で行灯か~、素敵だね!」

小谷さん
「そうなんです。吉野の和紙を知ってもらうために、学園祭で行灯の展示も行いました。」

森くん
「あと、一緒に活動している桜井ゼミは、学園祭では吉野杉を使った割りばし作り体験をやっていました!」

「あー!吉野杉!!それも有名だよね。」

森くん
「はい、吉野は本当に森林資源が豊富なんです。6月には森林セラピーを体験させてもらいました。」

「森林セラピー!なんだか癒されそうな響き…。」

森くん
「そうですね、杉以外にも色んな木があって、その日はちょっと暑かったんですけど、森林の中に入ったら涼しくてびっくりしました!」

小谷さん
「そうそう、都会ではできない非日常体験で癒されました。でもただ癒されただけでなく、森林を管理していらっしゃる方のお話を聞いて、もっともっと吉野杉に触れるきっかけを作って、吉野杉の魅力を伝えたいと思いました。

「へー!!例えば??」

森くん
吉野杉のベンチを設置するとか。」

小谷さん
吉野杉のスマホケースを作るとか。」

森くん
吉野の和紙で紙飛行機大会とか!」

小谷さん
吉野杉のカフェとか!

「わ~、どんどんアイデアが出るね!」

森くん
「僕らだけでなく、ゼミのみんなで考えた案なんですけどね。」


Q.吉野の印象や吉野への想いは変わった?

森くん
ただの田舎ではない。

「なるほど(笑)」

小谷さん
都会の喧騒から離れられることかな(笑)

「若いのに、疲れてんなー!!(笑)で、どうやったら伝えられるかな?」

小谷さん
「やっぱり、私達世代へはSNSを活用することが1番だと思いますね。」


Q.ゼミ活動を通して成長したことは?

小谷さん
「高校までは、問題が与えられて、もともと決まっている答えを求めるだけだったけど、答えがない問題があって、それをどう解決したら良いのかを考える力がついたと思います。あと、グループで話し合うことも多いので、自分の意見に固執せずに、人の話が聞けるようになったかな。感受性豊かになったと思います。」

「すごい、大きな成長だね!森くんは?」

森くん
「成長…成長……あ、休みの日に外に出るようになりました!(笑)

「なるほど、それも立派な成長だね!」


吉野での活動を通して、たくさんのものを得たようです♪
森君、小谷さん、ありがとうございましたー!!


<吉野での活動はまだまだ続く!>

さーて、この後も先輩達、鬼フェスで吉野の魅力をたくさん発見したようですよ!

名物・鮎の塩焼き越しの桜井ゼミのみんな♪

鮎の塩焼きと焼餅で作ったスター、映える!!

こちらは、鹿肉の串カツ!!珍しいですね!!

はーい、お決まりの顔はめ看板ですよー!


うーん、みんな楽しそう!!

私自身、吉野へ来たのは実は初めて。
美しい町並みや、あたたかい地元の皆さん、
何よりも駅へ降り立った瞬間の空気の美味しさ、吉野山から望む絶景…。

その魅力の数々に、ほんのわずかな時間の滞在でしたが、
「また桜の季節に絶対来よう!」と心に誓いました。

こうして鬼フェスで見つけた魅力を、どうやって発信していくのか、
また、参加したからこそ見えてきた課題をどのように解決するのか。
これらへの取り組みは、来年度へと引き継がれます。
吉野での活動は、まだまだ続きます!!

<結論!>

桜井ゼミ・千葉ゼミの先輩学生に密着してみたら

なんか、めっちゃ癒された~!