Faculty学部・大学院

10の専門パッケージ紹介

10の専門パッケージ紹介
パッケージで学べること
国・地方自治体の公務員に求められる一般教養・法律・経済の体系的知識を修得
憲法・民法・行政法といった法に対する知識を踏まえ、日本経済の仕組みを学びます。
どんな科目があるの?
日本経済論a・b、公務員試験対策プログラム
将来どんな仕事に就くのに役立つの?
国家公務員、地方上級(都道府県)公務員、市役所、警察官、消防官などの公務員
教員からのメッセージ
公務キャリアパッケージでは、公務員試験に合格するという目標に向けて、出題科目の演習から学外でのボランティアまで幅広く活動を実施しています。全国の学生と競い合うことになるので、それらの活動内容は非常にハードですが、「公務員になりたい!」という強い意志がある方には適したパッケージとなっています。
パッケージで学べること
金融の理論、歴史、実務に関する知識を学び金融業界への就職をサポート
金融の担う役割、金融市場の存在理由、近代から現代までの金融の歴史について理解を深めます。
どんな科目があるの?
日本経済論a・b、公務員試験対策プログラム
  • 金融の仕組み・機能を理解するために必要な理論知識と考え方を学ぶ「金融論1」
  • 資本市場の仕組み・機能を理解するために必要な理論知識と考え方を学ぶ「ファイナンス論」
  • 明治期からの企業金融の歴史を学び、この知識を活かして現代の企業金融も検討する「金融史」
  • 中小ベンチャー企業の資金調達を学ぶ「金融実務」
  • 株式・債券・投資信託などの販売・購入に関して学ぶ「金融商品実務」
将来どんな仕事に就くのに役立つの?
  • 銀行、証券会社、保険会社などの金融機関
  • 企業の財務・経理、経営企画等の職種への就職
  • 大学院への進学 など
教員からのメッセージ
金融リテラシーを身につけましょう!
パッケージで学べること
国際的なビジネスに必要な幅広い知識とコミュニケーション能力を身につける
中小企業・ベンチャー・貿易実務・留学英語など国際的に活躍するための実践力を養います。
どんな科目があるの?
グローバル・ビジネス論、中小企業・ベンチャー論、貿易実務、留学英語
将来どんな仕事に就くのに役立つの?
多くの日本企業において世界で戦える人材は不足しており、グローバル事業を担う人材が強く求められています。このパッケージでは、海外事業展開する企業(製造業、サービス業)や団体で活躍する「グローバル人材」を育成します。
教員からのメッセージ
自己成長を望む学生はグローバル志向であるかどうかを問わず歓迎します。担当教員は民間企業での実務経験を活かし、皆さんの成長を全力でサポートします。
パッケージで学べること
ミクロ経済学を中心にゲーム理論や組織の経済学など、最先端経済理論のビジネスへの活用法を学ぶ
ビジネス関連の経済を分析するための論理的思考法をミクロ経済学やゲーム理論を通じて学びます。
どんな科目があるの?
ミクロ経済学の理論の応用分野を中心に学びます。
  • 企業経済学a、企業経済学b
  • 産業組織論
  • ゲーム理論a、ゲーム理論b
  • 国際金融論a、国際金融論b
将来どんな仕事に就くのに役立つの?
経営戦略の決定など企業の意思決定に役立つミクロ経済学は、中小企業診断士、証券アナリスト、不動産鑑定士、公認会計士など、ビジネスパーソンのための重要な資格試験の試験科目になっています。また、公共政策の立案にも役立つため、特別区職員Ⅰ類、都庁Ⅰ類、国家公務員Ⅱ種、国税専門官、外務専門職、国家公務員Ⅰ種などの公務員試験の試験科目にもなっています。進路としては、金融業をはじめとする各種業界、公務員、シンクタンク、大学院進学、ビジネススクール進学などが考えられます。
教員からのメッセージ
経済理論から導かれる結論は人々の「直観」とは異なることが多い、ということが指摘されています。個人的な経験だけから判断したり、「皆が言っているから」それを受け入れたりするというのではなく、複雑な状況を整理して把握し、合理的な結論を得る方法を身につけたい人は、是非このパッケージを学んでください。
パッケージで学べること
統計学の知識を活用したビジネスデータ分析の方法を学ぶ
Excelをはじめとする統計処理ソフトへの理解を深めた後でデータ分析・集計について学びます。
どんな科目があるの?
統計学1a、統計学1b、ビジネスデータ分析a、ビジネスデータ分析b、計量経済学
将来どんな仕事に就くのに役立つの?
本パッケージが目指す資格としては、統計検定、経済学検定などが、目指す進路としては、金融業、保険業、流通業、サービス業、ホテル業、シンク・タンク、経済学系大学院進学などがあります。このうち、特に統計検定に力を入れています。
教員からのメッセージ
近年、ITの進歩に伴い、データの入手が容易になり、統計処理ソフトの機能が向上することで、ビジネスの現場での統計学の需要がますます高まっています。当パッケージでは、統計学の理論とパソコンによる計算処理能力の修得を目指します。
昨年度、当パッケージから統計検定2級の合格者が2名出ました。統計学は、ビジネスの現場を始め、様々な分野で活用することができますが、彼らはその統計学の知識を持っていることを証明したわけです。また統計学の理論と技能を利用する専門企業に就職が決まった学生もいます。卒業後、当パッケージで身に付けた専門知識と技能を持って、社会そして企業のビジネスの現場で活躍できる人材を育てたいと考えています。
パッケージで学べること
ビジネス上で発生したトラブルを解決するための法律や制度の基礎知識の修得
経済社会を法的に捉える法律学を学び、法学部レベルの法的思考力を身につけます。
どんな科目があるの?
憲法a・b、民法a・b、刑法a・b、会社法a・b、会社法
将来どんな仕事に就くのに役立つの?
(法科大学院を経る等して)法曹、その他の法律職(行政書士や宅地建物取引士、裁判所事務官等)、(各種公務員試験を経て)公務員。これらの職業になるための試験では本パッケージで学ぶ法学系科目が必要です。
教員からのメッセージ
現代社会は、あらゆる場面で法が浸透しています。ですから法律職に限らず、会社員や公務員でもある程度の知識の習得が求めるようになっています。経済学部で経済学を学ぶと同時に是非多くの法を併せて学んで、体系的な法的素養を身に着けて欲しいと思います。
パッケージで学べること
地域の経済や環境が現実に抱える問題をフィールドワークを通じて理解し解決するための方法を学ぶ
フィールドワークを通じて地域政策、ものづくりの現状と課題、地域の環境問題について考えます。
どんな科目があるの?
  • 過疎・過密問題など地域の問題を解決する政策について学ぶ地域経済論
  • 企業がどこに立地するかを学ぶ経済地理学
  • 環境問題の解決に向けた政策について学ぶ環境経済論
  • 企業の99%以上は中小企業、「普通の企業」を学ぶ中小企業・ベンチャー論
将来どんな仕事に就くのに役立つの?
  • 地方公務員、流通業、サービス業、製造業、マスコミ、シンク・タンク、NPO・NGOなどの進路を目指します。
教員からのメッセージ
まちづくりパッケージのゼミでは、フィールドワークを学びの中心に置いています。フィールドワークとは、実際に現地を訪れ、直接観察したり、聞き取り調査やアンケート調査を行うこと、また現地で史料・資料の採取を行うことです。こうした実学志向の教育によって地元の活性化に貢献できる人材を育成することが目的です。(教員一同)
パッケージで学べること
生活や仕事に関する具体的な問題を取り上げ経済学の観点からの解決法を学ぶ
家計や社会保障制度について学び、豊かな暮らしや働き方のための経済的な問題解決能力を養います。
どんな科目があるの?
  • 政府活動と私たちの生活の関係について学ぶ財政学・社会政策
  • 「働くこと」を取り巻く問題について学ぶ労働経済学
将来どんな仕事に就くのに役立つの?
政府の役割と経済の関係について学ぶ科目が多いので、政府の中で働く(公務員、警察官等)、政府と関わりの深い分野で働く(医療・介護、教育等)、という場合に特に役に立つことが多いでしょう。また、政府との関係をもたない業界はないので、上記以外の分野に進む場合も幅広く役立つ学びができます。
教員からのメッセージ
就職を意識すると、「働く」「仕事をする」の側から世の中を見ようとすることが多いかもしれません。しかし、私たちの暮らしは、世の中にあるたくさんの仕事のおかげで成り立っています。ですから、「生活する」「生きる」の側からも見ていくことで、経済・社会をより深く知ることができるようになるはずです。一つの視点にこだわらず、複数の視点から物事を見ていくような勉強を心がけてほしいと思います。
パッケージで学べること
ビジネスパーソンに不可欠な日本経済の現状と歴史、諸問題と政策を学ぶ
日本経済をさまざまな角度から理解することで進路選択や業界研究に役立てます。このパッケージで学ぶ科目は経済学の全体的な理解において大いに役立つ科目です。
どんな科目があるの?
政治経済学:経済制度の変容に関わる理論を用いて日本経済の現状を学びます
日本経済論:現状分析と経済理論を用いて日本経済を学びます
日本経済史:現在を考えるヒントを得るために日本経済の歴史を学びます
財政学:私たちが納める税金の集め方とその使い道について学びます
将来どんな仕事に就くのに役立つの?
このパッケージで学ぶ科目は、経済学における主要科目ばかりです。ですから、非常に幅広い進路選択が行えます。たとえば、公務員(警察官や消防士)はもちろんのこと、一般企業(製造業、商社、流通業、小売業など)への就職にも大いに有利です。というのも、公務員試験では、教養試験において経済学の基本的知識が問われますし、一般企業でも「経済学部」出身者は経済学の基本的知識があると歓迎されるためです。
教員からのメッセージ
このパッケージは、過去から現在の日本経済をいろいろなアプローチで学び、その知識を活かして未来を考えます。このパッケージでの学びは、皆さんが日本経済への知識を前提する他のパッケージをより深く学ぶために必ず役立つとともに、日本の企業への就職を目指す時の強い武器になります。
パッケージで学べること
グローバルな経済の動きやアジアや欧米諸国等の世界各国の経済事情と日本経済との相互関係を学ぶ
貿易や外国為替、企業の対外投資等の仕組みを学ぶとともに、外国経済の実態を現地での研修等を通じて理解します。
どんな科目があるの?
国際経済学:国と国との間の貿易や資金の流れの仕組みを学びます
国際競争法:各国間・企業間の公正な競争を促す仕組みを学びます
アジア経済論:日本とアジアの経済的関係,アジアでの企業の事業展開の実態とメカニズムについて学びます
開発経済論:発展途上国の経済発展のメカニズムや貧困問題について学びます
将来どんな仕事に就くのに役立つの?
アジアを中心に海外展開する企業への就職
アジア等の海外でのビジネスの起業
海外展開する企業をサポートする団体や機関への就職
教員からのメッセージ
今後、私たちのくらしや仕事は外国とのつながりをますます強めていくことでしょう。そんな時代に求められる力をグローバル経済パッケージで養いましょう。
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