阪南大学模擬国連【HUMUN】 高難度の英語プログラム。学生主体で開催!初議長を務める 国際コミュニケーション学部 3年 西岡 潤
阪南大学での独自開催は、
先生や先輩たちの夢、
後輩たちへの希望になるもの

今年の春に卒業した先輩方や、後輩のみんな、そしてゼミのシーハン先生をはじめとする多くの先生や大学職員の方々との出会いが、僕を、自分自身をすごく成長させてくれたと心底感じています。正直、1年生の時は自分のことだけで精一杯で、周りを見る余裕もなく、能力を高めるための努力しかせず、自分中心な毎日でした。
でも、他大学での模擬国連や多くの英語活動に参加していく中で、本当に大切なものは、自由に学ばせてくれる環境であり、それを作ってくれている先生や仲間だということに気付きました。僕がこうして成長できたのは、見えないところでいつも支えて、助けてくれる仲間がいたからで、自分の努力なんてものは、実はほんの少しのことでしかなく、周りのみんなの関係性の中で僕は育ってきたのだと実感しています。
そういう思いを感じていたとき、模擬国連での議長という大役を担うことになりました。阪南大学主催の初の模擬国連は、先生や先輩たちの夢であり、後輩たちへの希望になるものです。難度の高い英語プログラムを学生主体で開催することは、一つの大きな目標でした。初めからずっと近くにいて、支えてくれたみんなのために、僕は今できることのベストを尽くし、議長として、受継いだものと、引き継いでいくものを、しっかりと伝えなければならないと思いました。

周りの関係があってこそ、自分もある
今、あたり前にあるモノの大切さ、
今、幸せである毎日を大事にしたい。

初開催を経て、実は既に次の準備に入っています。それはただ継続するということだけではなく、僕たち自身もさらなる高みを目指すという意味で、今年2月、米国・ニューヨークの国連本部で開催された世界模擬国連大会に参加してきました。先輩4人と僕とニューヨークで約1週間、世界中から集まったTOPレベルの学生たちと国際情勢について議論を交わしてきました。世界のレベルの高さと、とてつもなく大きく越えなければならないいくつものハードルにぶち当たってきました。想像をはるかに超える厳しさでしたが、それを超えるための時間も、心強い仲間も今はたくさん周りにいます。
英語は、僕にとってもはや、みんなとつながる一つのツールのようなもので、自分が今したいと思っている事、これから先も続けたいと思っていることの根本には、英語力を高めるだけでなく、「仲間づくり」があります。 あえて新な仲間を作ろうって言うわけじゃなくて、僕がチャレンジしてやっていくことで、必然的にできてくる仲間。先輩や後輩や先生や大学職員の方々、他大学の学生や世界中の学生たちとの出会いから生まれる仲間です。 初議長の努めは終わりましたが、みんなが英語を高めあえて、そして仲間が集える環境を支える役割は、議長を終えたこれからも継続していきたいと思います。そして今、当たり前にあるモノを大切に、幸せだと感じられる毎日を大事にして行きたいと思います。