顧客満足のための
サービス
経営情報学部
山内ゼミYAMAUCHI SEMINAR
経営情報学部・山内孝幸先生のゼミの研究テーマは、顧客満足を生み出す「おもてなし」。有名テーマパークでのフィールドワークなどを通して「日本一のおもてなし」を追究し、自分たちでその実践に挑戦するといった取り組みを繰り広げています。顧客満足は、マーケティングの原点とも言えるもの。体験や実践から学ぶことで、「顧客満足とは何か」「差別化とは何か」「何によってもたらされるものか」というマーケティング戦略について、考察を進めています。
テーマパークで
フィールドスタディ
ゼミ生たちはまず事前学習としてインターネットや自らの経験などから得た情報をもとに、そのテーマパークのサービスについて分析。そのうえで、現地でのフィールドスタディに臨みます。「子ども向けの施設では、ころんでも怪我をしないような柔らかい素材の道路やカラフルでポップな色使いのセットが数多く設置してある」などの配慮について、そこで楽しく遊ぶ子どもたちの笑顔とともに現地で確かめることで、ゼミ生たちはこの学びの手応えを実感できています。

有名テーマパークの
研修にも参加
人気の高い有名テーマパークの研修に参加する機会もあります。テーマパークの運営会社が主催する研修で、ゼミ生たちは「ゲストに幸せを届ける」といったパークの理念やそれを実現する企業風土などについて講習を受け、その後、スタッフのガイドによりパーク内でのフィールドスタディを実施。説明を受けながらパークのスタッフが実践するおもてなしを目の当たりにしながら学ぶことができます。

研究成果を
一杯のお茶にこめて
テーマパークなどでのおもてなし研究の成果を実践に移そうと、ゼミ生たちがいま進めている取り組みが「男子急須計画」。株式会社宇治森徳とのコラボレーションで、お茶のおもてなしサービスの催しを行う、というものです。“お茶はペットボトルで飲むもの”という現代の常識を覆し、かつての“お茶は急須で淹れて飲むからこそ美味しい”を復活・再認識してもらうことも目的のひとつ。そこにこれまでの学びをどう活かすか、ゼミ生たちは積極的に意見を交換し、検討を進めています。
