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タイにおける
マングローブ植林と
ボランティア活動

経済学部

ISHII SEMINAR

なぜ、この研究が必要なの?

二酸化炭素を吸収する力が強いマングローブは、地球温暖化問題の対策においてとても重要な役割を果たすものです。経済学部・石井雄二先生のゼミでは、毎年、ゼミ生たちがタイを訪れ、現地でこのマングローブの植林に取り組んでいます。さらに孤児院の訪問など、さまざまなボランティア活動も展開。現地の人々と交流を重ねながら、「木を育て、人を育て、そして地球を守る」というゼミの理念をみんなでかたちにしています。

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地球のために汗を流す

「水と緑の美しい惑星=地球を守るため」という想いで、石井ゼミは発足以来20年以上にわたって、タイを中心に東南アジアでのマングローブ植林活動に取り組み続けてきました。ここ数年間は、タイ・プーケット島のパンガー湾エリアでの植林を実施。現地の人々と協力し合いながら、二酸化炭素の排出の緩和・抑制につながるだけでなく、津波防災の役割も果たすマングローブの植林に、みんなで汗を流し、泥だらけになって励んでいます。

東南アジアでのマングローブ植林の様子

子どもたちの笑顔が
教えてくれたこと

孤児院でのボランティアでは、スマトラ沖地震の被害で両親を亡くした子どもたちと、日本の折り紙や紙風船、フットサルなど、一緒に楽しく遊びながらの交流活動を展開。また、首都バンコクのスラム街を視察し、ゼミ生たちはタイの貧困問題への理解も深めています。本やネットで学ぶのとは違い、自らの体験を通して「世界」を肌で感じ、視野を広げているゼミ生たち。孤児たちが見せてくれた笑顔は、「幸せとは?豊かさとは?」について深く考えるきっかけにもなったようです。

孤児院でのボランティアの様子

真のグローバル人材をめざして

今年度は新たな試みとして、ダイキン工業株式会社のタイ現地法人「サイアムダイキンセールス社」も訪問。タイに赴任している日本人駐在員の方から、現地でのお仕事や生活などについてお話をうかがいました。グローバルキャリアをめざすゼミ生たちは、自身の未来と照らし合わせ、目を輝かせながら聞き入っていたようです。現地で働く日本人や現地の人々とふれあい、異文化や世界が抱える問題などについてリアルに実感を重ねることで、ゼミ生たちは確実にグローバル人材へと近づくことができています。

タイ現地法人「サイアムダイキンセールス社訪問の様子
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