2020.3.19

阪南大学大学院の学生の各種研究活動を支援していただきました.

 阪南大学大学院では,担当教員の指導の下に,学生は様々な研究テーマに取り組んでいます.研究活動は,日々の勉強やフィールドワーク,データ分析,アイディア創出等に取り組み,学会投稿用論文を作成,学会で発表,さらに修士論文作成とその2回の中間報告と最終審査のプレゼンテーションと2年間を通して幅広く研究活動を継続的に実施しています.それらの様々な研究活動を補助するために,大学院研究活動助成事業の補助金を利用しました.

まず,研究テーマが観光の大学院生が,沖縄で開催された日本観光研究学会 第34回全国大会へ参加し,研究内容についての有意義なディスカッションを専門分野の研究者とともに実施しました.

 次に,学会の論文投稿や修士論文作成に必須である論文を作成する技術は非常に重要な研究スキルの一つです.レポートやエッセイではなく,正式な論文を作成できる能力を身に着けるために論文作成支援ツールEndNoteを導入しました.これは日本語論文を日本語のチェックはもちろん,論文構成の支援,参考文献の整理支援等様々な論文作成の支援を実現するツールです.現在は同時接続2ライセンスの購入でしたので,同時に2名の学生しか利用できませんが,日々の研究活動での論文作成に利用しています.
 さらに,研究活動では研究成果をプレゼンテーションすることは非常に重要な要素です.発表構成を考え,発表資料を作り,さらにそれを聴衆にわかりやすく発表する必要があります.修士論文においても,2回の中間報告会,1回の最終審査と3回のプレゼンテーションが義務付けられています.そのほか,学会や企業やコンテストでのプレゼンテーション等,多くのプレゼンテーションをする機会があります.研究発表のプレゼンテーションスキルを身に着けるために,自分自身の発表の様子を詳細に検証しなおすことが必要です.そこで,ビデオカメラを購入し,プレゼンテーションスキルをしっかりと身に着けることを行いいました.修士論文発表練習にてビデオ撮影し,その発表の改善を担当教員と共にディスカッションして研究発表プレゼンテーション技術を身に着けました.同時に,本ビデオを使って,他大学での演習のコーチング様子を撮影し,プレゼンテーションとコーチング技術の向上を目的として研究活動も実施いたしました.
研究活動を支援する学会参加費,論文作成支援ツール購入費の,プレゼンテーション技術の向上のためのビデオカメラ購入費を阪南大学学会の学部・大学院教育研究活動助成事業にて補助していただきました.