2012.3.1

松原市・西川家住宅の特別公開でボランティアを行いました

大阪で現存する最も古い民家「西川家住宅」

西川家住宅

 大阪府松原市に現存する大阪でも最も古い民家のひとつである「西川家住宅」の特別公開が、2012年2月25日に行なわれました。

 17世紀中期以前に建築されたと考えられるこの住宅の特別公開は松原市でも初めての試みで、応募数が800人にも上り多くの関心を集めました。そこで松原ブランドと観光の研究を行なっていた清水ゼミの学生が、松原市産業振興課の依頼により、特別公開でボランティアをすることになりました。参加した学生の感想をご紹介します。

見学される方の感動の声が飛び交った特別公開 国際観光学部 清水ゼミ3年 五島 愛夢

五島 愛夢さん

 「1日限定!西川家住宅特別公開」に学生ボランティアとして参加させていただきました。松原市天美我堂にある西川家住宅は、およそ17世紀中期以前に建てられた大阪府内でも再古級の民家であり、この歴史のある西川家住宅の1日限定の特別公開には、約800人を超える方々が参加されました。

 私たちのボランティア内容は、各部屋に1名ずつ分かれ、見学に来られるお客様の案内誘導・安全管理、セキュリティの安全確保・監視に関する内容でした。私を含め学生6名でボランティアのスタッフをさせていただき、最初は800名の方々が参加されるとお聞きして、あまりにも参加人数の多さに「大丈夫かな。」と正直不安な気持ちもありましたが、ボランティア当日、西田さんをはじめとする松原の郷土を知る会のスタッフさんや松原市役所の方々にたくさんフォローしていただいたおかげで、安心して、また楽しく活動することが出来ました。家の中では見学されている方々の、感動する声が常に飛び交い、笑顔になっている光景を目にしました。そして私も800人全てのお客様に満足していただけるようにと心掛けました。

特別公開の様子

 しかし、現場でのお客様に質問を受けた時、私たちの勉強不足でお客様をお待たせしてしまったり、スタッフの方々にフォローしていただいたりと、ご迷惑をおかけしてしまいましたが、笑顔で応えてくださる皆さんに暖かさを感じました。後半には、お客様との会話で学んだことが活かされ、質問にも答えられるようになりました。また、参加されていたお客様はお年寄りの方が非常に多くいらっしゃいましたので、普段接する機会の少ない方々との触れ合いや交流、そしてコミュニケーションを取れたことがすごく嬉しかったです。

 西川家の方々や松原のスタッフ、関係者の方々がとても親切で、対応も素晴らしく、よい勉強になりました。約800名のお客様を案内し、無事に企画を終えることが出来て良かったです。今回このような貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。

古き良きものを保存する大切さを実感 国際観光学部 清水ゼミ 3年 門野 麻美

門野 麻美さん

 私たち清水ゼミは、2月25日に「1日限定!西川家住宅特別公開」へボランティアに行きました。西川家は築300年以上からなる家で、大阪府内でも最古級の民家として知られています。

 今回公開したのは9部屋で、一つ一つの部屋には欄間やタンス階段、仏壇、杖など古くからの伝統が残っています。部屋ごとには名前がついており、昔は今と違い「ツギノマ」「ニカイシタ」「トケイシタ」「ブツマ」など変わった名前が付いていました。私たちは一人一部屋の担当を持ち、西川家を見に来られる方が貴重なものに触れないよう、誘導しました。

ボランティア

 西川家に来られた方は約800名にもなり、たくさんの方々と触れ合いながらボランティアをさせていただきました。お手伝いは約6時間ほどでしたが、部屋に置いてあるものは普段あまり目にしないものばかりだったので、話を聞いたり見たりしていると、ますます魅力を感じるようになりました。私が小さい頃に馴染みのある百人一首の絵があり、当時、特に歌が上手だった36人を絵にしたものでした。古いものには、やはり懐かしさがあり、このような伝統家屋が保存されていくことの大切さをあらためて感じました。とてもやりがいのあるボランティアでした。