2017.9.14
2大学3ゼミによる韓国合同ゼミ活動報告
2大学3ゼミによる韓国合同ゼミ活動報告
(阪南大学小林ゼミ・李ゼミ、和歌山大学廣岡ゼミ)
韓国遠征ゼミその1(8月27日〜29日)
『韓国学会・東北亜観光学会 第7回大学生国際発表大会に参加』
・東北亜観光学会(韓国本部)の副会長である小林先生の提唱により、2010年から始まった「東北亜観光学会国際部主催 大学生国際発表大会」が、2017年8月27日〜29日、韓国慶尚北道金泉市で開催されました。
・今大会では、「都市と農村地域の交流型観光体験」を大会のメインテーマとして、日本から参加大学9大学15チーム、韓国35大学44チーム、合計約200名が6会場に分かれて活発な研究発表が行われました。
☆小林ゼミと李ゼミは、産学官連携プロジェクトとして福井県あわら市観光協会、(株)阪急交通社とともに「あわら地域の活性化」に向けて、「地域の魅力発掘&発信に関する旅行プラン企画(小林ゼミ)」、「あわら温泉地域の宿泊施設に対するサービスの向上、及び宿泊プランの提案(李ゼミ)」にそれぞれ取り組んでいます。今回の国際学会での発表は、この産官学プロジェクトの中間発表的な位置づけとして臨みました。
☆小林ゼミと李ゼミは、産学官連携プロジェクトとして福井県あわら市観光協会、(株)阪急交通社とともに「あわら地域の活性化」に向けて、「地域の魅力発掘&発信に関する旅行プラン企画(小林ゼミ)」、「あわら温泉地域の宿泊施設に対するサービスの向上、及び宿泊プランの提案(李ゼミ)」にそれぞれ取り組んでいます。今回の国際学会での発表は、この産官学プロジェクトの中間発表的な位置づけとして臨みました。
▶ 小林ゼミ『学生の視点を交えたツアープラン企画による地域の活性化』
Aチーム:「日本一幸せな家族になろう」−ひとりは家族のために、家族は一人のために−
今西佳那、末永日菜子、瀬戸健大、中里佳希、米田直起
今西佳那、末永日菜子、瀬戸健大、中里佳希、米田直起
Bチーム:「創健彩生」
赤崎真帆、上中魁人、多和田百華、中西尊理、丸山英梨香
赤崎真帆、上中魁人、多和田百華、中西尊理、丸山英梨香
Cチーム:「Present for parents」‐24個のありがとう‐
金岡真里奈、北林沙愛奈、西川結、藤井はなみ、安田侑加、吉田鈴
金岡真里奈、北林沙愛奈、西川結、藤井はなみ、安田侑加、吉田鈴
▶ 李ゼミ: 『あわら温泉地域の宿泊施設に対するサービスの向上、及び宿泊プランの提案』
Aチーム:「あわら市における20代男性の旅館滞在プラン作成に向けて」
板原尊、小川柾樹、福富健
Bチーム:「20代女性向けの旅館滞在プラン作成に向けて」
妹尾美帆、大平恵梨香、西川未涼、堀聡那
Cチーム:「高齢者をターゲットにした旅館滞在プラン」
西村直恭、内海純、三木俊治
板原尊、小川柾樹、福富健
Bチーム:「20代女性向けの旅館滞在プラン作成に向けて」
妹尾美帆、大平恵梨香、西川未涼、堀聡那
Cチーム:「高齢者をターゲットにした旅館滞在プラン」
西村直恭、内海純、三木俊治
・4月以降、約4か月、各ゼミ、各チーム内で議論を重ね取り組んできたテーマについての
中間発表を終え、達成感を得ると共に、指摘された課題についても知ることができました。
今年は、発表大会終了後、「東北アジア文化ハイウェイ」という「祭りイベント」が用意され、大会テーマの1つでもある農村観光を実践するため、日本人学生が地元の市場に地域の食材を買い出しに行き、祭りの会場である梨花万里村で韓国人学生達ともにバベキューパーティーを体験するという趣向でした。また、宿泊もこの農村地域の旧小学校の建物を改装した農村観光体験型宿泊施設に1泊しました。そして、翌朝は地元特産の「スモモ狩り」を体験しました。
中間発表を終え、達成感を得ると共に、指摘された課題についても知ることができました。
今年は、発表大会終了後、「東北アジア文化ハイウェイ」という「祭りイベント」が用意され、大会テーマの1つでもある農村観光を実践するため、日本人学生が地元の市場に地域の食材を買い出しに行き、祭りの会場である梨花万里村で韓国人学生達ともにバベキューパーティーを体験するという趣向でした。また、宿泊もこの農村地域の旧小学校の建物を改装した農村観光体験型宿泊施設に1泊しました。そして、翌朝は地元特産の「スモモ狩り」を体験しました。
韓国遠征ゼミその2(8月29日〜31日) 『清州市観光活性化のための日韓大学合同観光資源調査プロジェクト』に参加
29日午後からは、忠清北道清州市に移動し、プロジェクトに参加しました。このプロジェクトは、清州市等の地元の要請を受けた青州大学校と私たちのゼミが合同で取り組む訪韓日本人観光客誘致に向けての取り組みです。数年間をかけて取り組む継続的な事業であり、日本サイドは阪南大学小林ゼミ、李ゼミ、和歌山大学廣岡ゼミ、韓国サイドは地元清州大学校商経大学朴九遠先生の指導を受けた学生たちとの日韓合同での取り組みです。
ゲスト・ホスト双方向の視点での観光資源の調査活動です。今回の調査結果を踏まえ、年末までに報告書を清州市観光課に提出することになっています。
ゲスト・ホスト双方向の視点での観光資源の調査活動です。今回の調査結果を踏まえ、年末までに報告書を清州市観光課に提出することになっています。
▶ 清州大学にて日韓合同資源調査活動打ち合わせ
▶ フィールドワーク①(清州市文化産業振興財団、旧たばこ製造工場東部倉庫の有効活用化)
▶ フィールドワーク② 青南台(大統領旧別荘)、文義文化財団地(韓国衣食住等地域文化体験)
▶ 日韓混成チームごとの発表準備
▶ 日韓混成チーム別フィールドワーク報告会
韓国遠征ゼミその③ (8月31日〜9月1日)
・ソウルにて韓国インバウンド観光の実践、韓国大手旅行会社の訪日アウトバウンド戦略について学ぶ。
清州での研修を終え、ソウルに移動。ソウルでは韓国観光公社にて体験型インバウンド観光を体感し、ロッテホテルではホテルインスペクションを行いました。また、韓国大手旅行会社モドウツアーを訪問し、アウトバウンド戦略(韓国人の訪日ツアーを中心に)についての学びました。
▶ 韓国観光公社・ロッテホテルでの研修
▶ 韓国大手旅行会社モドウツアーでのアウトバウンド戦略等の講義
学生からの活動状況報告
小林ゼミでは4月より福井県あわら市、㈱阪急交通社との間で産学官連携プロジェクトを立ち上げ、あわら市地域活性化に向けて取り組んできました。具体的には、活性化の手段として地元の様々な資源を活用して魅力あるツアープランを作成し提案することです。6月には滋賀県の高島にて李ゼミ、和歌山大学の廣岡ゼミと合同合宿を行い、これまでの活動の途中経過報告を行い、貴重な意見をいただきました。8月には、韓国金泉市で東北亜国際観光学会に参加しこれまでの取り組みについて発表しました。9月に入りあわら市観光協会の協力もあり、あわら地区での旅館インターンシップと花火大会の「観月の夕べ」の実行委員会に参加しながら現地調査を実施しました。旅館のインターンシップではあわら市の観光の現状を知るとともに旅館組合での活動について知り、旅館の中身についても勉強させていただきました。花火大会「観月の夕べ」では14名が実行委員会の一員となりそれぞれの役割をこなしました。さらに現地の方との交流する機会もあり、多くのことを学ぶ貴重な時間となりました。地元調査では実際に見て回ることで新たな発見や気づきがありました。最終日の9月10日には、あわら市長をはじめ観光協会の皆様方の前で、これまでの取り組みについて発表し、地元のテレビにも放映されました。この経験を活かし最終発表の2月までにさらにブラッシュアップしてあわら市活性化に向けたより良い提案を行いたいと思います。さらにこの活動が来年再来年と続いていければと思います。
国際観光学部 3年生 上中 魁人
参加学生一覧
末永 日菜子、瀬戸 健大、赤崎 真帆、今西 佳那、上中 魁人、金岡 真里奈、北林 沙愛奈、多和田 百華、中里 圭希、中西 尊理、西川 結、藤井 はなみ、丸山 英梨香、安田 侑加、吉田 鈴、米田 直起