2019.12.24

インバウンド観光客を取り込んだ大阪の商店街振興とまちづくり

活動テーマ:インバウンド観光客を取り込んだ大阪の商店街振興とまちづくり-「内なるグローバル人材」の養成-
産学連携先:すみれナレッジ


 現在、外国語を学び異文化を理解して、将来専門的な知識やスキルを活用して海外で働いて生活するグローバル人材が求められている。そうした人材の養成がますます重要になる一方で、日本に居住して仕事をして生活する外国人と一緒に暮らす機会も、近い将来多くなってくることも確かで、日本国内に定住しながらの「内なるグローバル化」も急速ピッチで進行しています。
 石井ゼミでは、毎年タイを中心に東南アジアに行ってフィールドワークを実施するこが恒例となっていますが、こうした「内なるグローバル化」の中での課題も重要なことと受け止めています。石井ゼミでは、「内なるグローバル化」のプロセスは、【訪日外国人観光客の急増】➡【外国人の雇用拡大】➡【外国人の定住・生活】➡【日本人と外国人の共生】の順で進むという想定のもとで、大阪の商店街振興とまちづくりについて、今年もインバウンド観光客の切り口から継続的にアプローチする取り組みを行いました。こうした課題に有効に接近するために、昨年同様に、連携先のすみれナッレジの代表・岡部佳子女史を招聘して、アクティブ・ラーニング型の授業を3回行っていただきました。ここで得られた知識を踏まえて将来の自分のキャリアや仕事を考えることは、キャリアゼミにふさわしい課題であり、上海事情に詳しい実体験に裏付けれれた岡部先生の知見も学生には大きな刺激となりました。

 3回の授業のテーマは下記の通りで、インバウンド観光のみならず日本政府の外国人の受け入れ方針、さらには外国人と共に暮らす【共生社会】のあり方等を講演いただき基礎的な学習をしました。
  1. 訪日外国人観光客による大阪の街の激変-街が変わる!人々の意識が変わる!-(11月27日)
  2. 外国人労働者の受け入れの政策転換の意味-方針が定まらない日本の政策-(12月4日)
  3. 外国人と暮らす地域社会の近未来-共生社会とは何か?-(12月11日)
 こうした事前の学習を活かして、1月には大阪のインバウンド観光スポットを巡検しつつ、黒門市場や通天閣界隈の新世界市場商店街のフィールドワークを実施する予定にしています。

学生活動状況報告

 「内なるグローバル化」というテーマで3回にわたって岡部佳子さんに外国人観光客や外国人の受け入れなどについてお話していただきました。近年日本に観光に来る外国人が増加しており、その多くは大阪に訪れており、実際に大阪近辺を歩いていても中国人や韓国人を目にする機会も増えたと同時に、アルバイトとして働いている人もよく見かけます。圧倒的に観光客数が多い中国は日本の質の良い商品を目的として訪れている一方で、現在中国は日本よりも物価が高いため安くて安心できる商品を求めて訪れる人もいることがわかりました。
 これからもっと外国人観光客が多く来日されると予想される中で、日本人と外国人、お互いが過ごしやすい環境の中で共存社会を実現させるには、雇用・労働環境や日本で生活できるために必要な施策などを考えなければなりません。日本でも少子高齢化が進んでいるため、日本の社会の活力を向上させるには、外国人労働者の活力を取り組むことで外国人を含めたすべての人が能力を発揮できる社会づくりが必要なのではと感じました。

経済学部 2年生 小倉 昇馬

参加学生一覧

石原 寛大、大原 楓多、竹牟禮 優妃、福永 紳造、藤澤 大和、小倉 昇馬、長尾 香穂、前田 匡吾、井筒 亮汰、井上 寛太、岡本 巧人、合田 修人、瀧本 雄正、瀧本 理帆、野村 優真、林垣 直子、溝端 快斗、山口 湖南

ゼミ集合写真