2017.2.10

ニュージーランド便り 第14回 ニュージーランドの夏の過ごし方

ニュージーランド便り 第14回 ニュージーランドの夏の過ごし方

 2月に入り、ニュージーランドの学校ではクリスマス前から始まった長い夏休みが終わり、新しい学年がスタートしました。赤道を挟んで日本の反対側に位置するニュージーランドではこの時期は夏ですが、高温多湿の日本の夏とは違い、とても過ごしやすく快適です。ここクライストチャーチでは、暑い日でも最高気温は27〜8度くらいで、30度を超えることはありません。「一日の中に四季がある」と言われるように、一日の寒暖の差は10度以上あり、朝晩は肌寒く感じる日もあります。また、日ごとの気温の変化も大きく、30度近い気温を記録した翌日の最高気温が15度程度と言うことも珍しくありません。夏でも最低気温が低いためか、クライストチャーチにはほとんど蚊がいないようで、こちらでは網戸というものを見たことがありません。一般的な家庭には冷房設備がなく、暑い日は窓を開けて涼をとります。
  • ビーチで戯れる人々

  • クリケットの試合

 国民的スポーツのラグビーはシーズンオフで、今はクリケットが人気の季節です。またマリンスポーツやトレッキングが盛んで、この時期は多くの人が海や山に出かけます。先日は昨年11月の地震で被害の大きかったカイコウラを訪れました。クライストチャーチ・カイコウラ間の国道1号線の約200キロは、途中に修復工事中の箇所があるものの、問題なく通行できました。しかし、北側からの道は被害が大きく、一部通行止めが続いています。カイコウラはホエールウォッチングで有名な観光地で、オットセイの生息地としても知られています。観光客は徐々に戻ってきているようですが、一日も早い完全復旧が望まれます。
  • カイコウラのビーチ

  • 野生のオットセイ

 高緯度に位置するニュージーランドでは、この時期昼の時間が長く、真夏は9時頃まで明るいので、仕事を終えて帰宅した後、ビーチに出かけたり、ゴルフやテニス、乗馬などさまざまなスポーツを楽しむことができます。プレジャーボートの保有率が高く、家のガレージや庭にボートを置いている家をよく見かけます。また行楽地でよく目にするのがキャンピングカーです。車で移動する旅が一般的なこの国では、レンタルも普及していて、キャンピングカーを使った家族旅行も人気のレジャーです。
  • 夏の田園風景

  • アカロアのカモメ

 クリスマスとお正月を含め、子供の学校の休みにあわせて2〜3週間の休暇をとるのがこの国の平均的な生活スタイルです。近場にゆっくり過ごせる行楽地が豊富にあり、豊かな時間と空間が人々の貪欲なレジャー志向を満たしてくれます。休暇の過ごし方やレジャーの楽しみ方にニュージーランドらしさを感じます。