2019.1.22

吉野町における森林資源を活用した地域活性化

活動テーマ:吉野町における森林資源を活用した地域活性化のための調査および上下流連携による情報発信
産学連携先:奈良県吉野町


 奈良県吉野町は、豊かな自然環境や、神話時代からの歴史、林業の蓄積された技術や人材など多くの地域資源を有しています。特に森林資源を活用した地域活性化のための活動が様々に展開されており、行政のみならず、地域の企業や市民の方々などさまざまな主体が連携して取り組んでおられます。
 千葉ゼミでは、キャリアゼミ活動として、そうした取組に参画して活動推進に貢献するとともに、どうすればもっと吉野の魅力を発信し交流人口を増やせるかを考えてきました。まずは現地の状況を知るため、6月にフィールドワークを行いました。森林セラピーの取組に参加して吉野の森林の魅力探しを行ったあと、町の中心地である上市周辺を皆で歩き、元料理旅館を改装したゲストハウス、airbnb吉野杉の家など要所を観察して回りました。また、役場の方々や事業者の方々からお話を聞きました。帰学後は、フィールドワークで得た情報を整理して次につなげるため、「吉野の強み・弱み」というテーマでKJ法を用いたワークショップを行いました。
 また、10月には和紙作りの伝統ある国栖地方を訪ね、植和紙工房さんにご協力いただき、和紙づくりと和紙を使った行灯づくりの体験を行いました。植さんから、国栖の和紙は貴重な伝統産業であるにも関わらず後継者が少なくなっているという話を伺いました。今後、若者の目線から新たな和紙の活用方法を考えいきたいです。

学生活動状況報告

 吉野町でのフィールドワークでは、普段私たちが体験することができない自然との交流が、とても印象に残りました。私たちはあまり山に行くことがない生活を送っています。そのため、「山守」の方々が普段どういった仕事をしているのか、吉野では今現在どのような地域活性化活動を行っているのか、吉野町とはどういった歴史を持ったまちなのかなど、実際に山守をされている方から説明していただいたことは、新鮮な体験でした。説明後は、吉野の方々に山を案内していただきました。普段体を動かさない私たちにとっては山歩きは少し大変でしたが、それ以上に楽しかったです。さらに、町が地域活性化活動の一環として行っているスタンプラリーのイベントに参加しました。吉野町は、私が普段生活している街とは異なる街並みをしていて、スタンプラリーで楽しみながら街づくりを学ぶこともできました。スタンプラリー達成の報酬としてポストカードをいただき、今でも思い出の品として家で飾っています。吉野での活動は私たちにとって非常に貴重な経験となりました。

経済学部 2年生 濵砂 魁人

参加学生一覧

小林 律翔、濱砂 魁人、福井 覚士、藤井 祐希、森 将真、多田 裕樹、中村 大翔、堀川 潤也、和田 優花、柳平 葵、小谷 奈都美、岡本 拓巳、中島 拓輝、有村 拓海、坂田 稜介、田中 聡、出水 俊輝、長尾 亮平、福留 大智