2017.12.14

吉野町における地域活性化のための調査 中間報告(1)

吉野町における地域活性化のための調査 中間報告(1)

活動テーマ:吉野町における地域活性化のための調査および上下流連携による情報発信
連携先:吉野町


 吉野町では、豊かな山林資源の活用の一つとして、伝統的な割箸作りを行っている。割り箸は、杉や檜の木の製材で出た端材を利用しており、資源の有効活用に役立っている。また、割箸は使い捨てという性質上、使用するときに常に新品であるということから、「おもてなし」の心がこもっていると言われており、昨今のインバウンド需要の高まりとともに見直されつつある。一方で、吉野杉のそのものの利用の減少や、山林を管理する人材の減少により、割箸の需要の高まりに応えるための供給が追いつかないという矛盾をかかえている。
 こうした伝統的な割箸作りを広く周知するために、吉野まつりで学生達による割箸つくりワークショップを行うことになった。そのため、吉野町国栖の伝統的な割箸作りを続けている竹内製箸所の代表・竹内義博氏に、割箸作りの研修のために訪れた。

学生活動状況報告

 私たち千葉ゼミと桜井ゼミは吉野町の竹内製箸所を訪れ、吉野割箸作りを体験しました。今回の割箸作り体験では、貴重な吉野杉の赤身で箸頭を四角錐に加工してある「石州箸」を作りました。割箸は、木皮という部分から作られています。木皮とは、目的に応じて原木の四方を切り取って残った部分です。割箸は使い捨てなので森林破壊につながると考えられていますが、実は木材を無駄なく活用して作られています。また、今回作った割箸は、飲食店やスーパーなどで使用される割箸とは違い、繰り返し使うことができる割箸でした。
 今回、割箸作りを体験するなかで、竹内製箸所の方の割箸に対する思いや魅力、また割箸作り職人が減っていくなか、世代交代や割箸作りに必要な機械の今後についての苦悩などを伺いました。ただ「割箸作りを体験した」で終わるのではなく、今回体験したことや伺ったことを活かして、吉野割箸の魅力を多くの人に伝えて、吉野町に貢献していきたいと思います。

経済学部 2年生 福居 浩輔

参加学生一覧

大森 悠矢、平岡 大輝、福居 浩輔、千葉 勇斗

ゼミ集合写真