2016.8.26

2016年度カナダインターンシップ留学体験記4:寿山ゼミ3回生

2016年度カナダインターンシップ留学体験記4:寿山ゼミ3回生 織茂 彩華

 こんにちは、国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の織茂彩華です。8月に入り日暮れが早くなり、日が昇るのが遅くなりました。短い夏も終わりに差し掛かり、秋が近づいている証拠でもあります。さて、今回は「学校」「卒業式」「ランゲージエクスチェンジ」についてレポートしたいと思います。

学校

 7月の終わりから各授業でテストが始まり、8月に入ってからは勉強の代わりにアクティビティの授業が多くなりました。約3か月の授業でしたが、学ぶことが多く、苦手なことを克服できるようなクラスばかりでした。クラスリクエストのときに私がリクエストを出していなければ、このクラスで授業をすることはできなかったですし、クラスのメンバーとも出会えることはありませんでした。あの時はすごく迷った末での選択でしたが、間違っていなかったなと今は思うことができます。
 それぞれのラストの授業では、私たちの意見やリクエストによって、ピクニックや映画鑑賞、屋外でスポーツなどしました。初めての授業のときは自分のレベルの低さや、友達になれるかなどの不安もありましたが、今ではクラスメイトで話したことがない生徒が一人もいないくらい仲良くすることができました。3分の2の生徒は帰国や別の国に行くので、またどこかで彼らに会えることを楽しみにしたいと思います。

卒業式

 8月12日は卒業式でした。この日がこんなにも早く訪れるとは思ってもいなく、色々とバタバタとしましたが、最高の卒業式になったと思います。ホストファミリーへのスピーチを友達としようと決めていたので、1時間ほど早く学校に行きリハーサルをしました。ホストマザーも来てくれていたので、スピーチを聞いてもらうことができてよかったです。
 本番は大きなミスもなく無事スピーチを終えることができました。一人一人、クラスの先生から証書を受け取り、最後にクラス写真を撮りました。ある日本人の友達が、VISAの問題で卒業式の朝に帰らなければいけなくなり、みんなで「卒業おめでとう」とメッセージを送ったり、集合写真にその子の名前の色紙を入れてあげたり、みんなの友達思いのすごさに涙が出てきました。この学校でよかったなと、心の底から思うことができます。インターンシップの協定校がウィニペグ大学でなければ、このような経験をすることはなかったですし、全てのことに感謝したいと思います。

ランゲージエクスチェンジ

 毎週木曜日の夕方5時半からマニトバ大学で、あるクラスがありました。カナディアンの生徒で日本語を学んでいる学生と、私たちのような英語を学んでいる学生との会話のクラスです。初めに40分間日本語で会話をし、最後40分間英語で会話をします。毎回30-40人ほどの学生が参加していて、ここでもいい出会いがたくさんありました。
 英語の勉強にもなりますし、お互いの趣味や国の文化なども共有し合うこともできます。何人かのカナディアンとよく遊びに行ったり、ハウスパーティーをしたりしていました。8月の初めのほうから彼らが日本に旅行に行くとのことで、私たちの移動日に帰って来られない友達もいたので、最後のこのクラスで写真を撮りました。24日に何人かの友達が旅行から帰ってくるので、彼らと出かけることができたらいいなと思います。昔ウィニペグに留学していた学生と、彼らが今日本で会っているので、私たちもいつかこの交流を日本でしたいと思います。
 留学に来ていなければ、このような経験はできていなかったですし、私に関わっているすべての人に感謝したいと思います。移動日まで1週間をきったので、悔いのないように過ごそうと思います。これらの経験を糧にバンクーバーでも頑張ります。

寿山教授のコメント

 ウィニペグ大学での授業もあっという間に終わり、第2ステージに向けて、バンクーバーでの新しい生活が始まるようです。これからは、語学の勉強だけでなく、インターンシップの準備も並行して始まり、かなりハードな日々が待っていると思います。持ち前の行動力がすべてをよい方向へと変えてくれるはずです。次の目標を明確にして頑張ってもらいたいです。