2016.7.28

ビクトリア大学留学体験記23:寿山ゼミ3回生

ビクトリア大学留学体験記23:寿山ゼミ3回生 藤田 祥世

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の藤田祥世です。ビクトリアにもようやく夏が訪れ、最近は半袖で過ごす日も多くなってきました。さて、今回は「学校」「寮生活」「アクティビティ」についてレポートしたいと思います。

学校

 ELPIという3か月間のプログラムを3回終え、ついに留学生活最後のプログラムとなる「サマープログラム」が始まりました。このプログラムは6週間しかないので、ELPIと比べると、グラマーやライティングよりもスピーキングやリスニングを中心的に勉強し、クラスの雰囲気もELPIよりももっとリラックスした感じだと思います。
 クラスは日本、韓国、中国、アルゼンチン、ブラジル、メキシコ、カナダ(クベック)からの生徒で構成されています。前のクラスの生徒と比べると、断然英語を流暢に話す生徒が多く、クラスメイトからはたくさんの良い刺激を受けています。基本的にクラスで行うことは、少しのグラマー、リスニング、英語を使ったゲームが多いです。6週間という短い期間ですが、たくさんのことを学べるよう積極的に授業に参加していきたいと思います。

寮生活

 阪南大学のビクトリアのプログラムでは、7月から8月にかけてサマープログラムを受けている間はビクトリア大学内にある寮で生活することになっています。なので、10か月間お世話になったホストマザーにもお別れを告げ、2週間ほど前から寮生活を送っています。寮生活は思っていたのとは少し違い、具体的にはキッチン、洗濯機、冷蔵庫もなく、自分で料理を作って食べようと思っていたのも叶わなくなってしまいました。
 ですが、寮に住んでいるほぼ全員が同じプログラムを受けているので、新しい友達を作るのにはとても適しています。また、寮から15分ほど歩いたところにビーチがあるので、学校が終わった後にはビーチで日光浴をしたり、寮内にあるラウンジで友達と一緒にご飯を食べたり、おしゃべりを楽しんだりと、充実した寮生活を送っています。寮に入ってからますます日本食が恋しくなってきたので、日本に帰ってからのご飯がすごく楽しみです。

アクティビティ

 サマープログラムでは、授業が終わった後、毎日アクティビティがあります。アクティビティは1日に2〜4個あり、自分で参加したいものを選んで参加する形式です。その内容はほぼ毎日違ったものなのですが、中には「ハムスターボール(大きな風船のようなボールの中に入って遊ぶスポーツ)」や「レーザーガン(レーザーが出る拳銃のようなもので打ち合いをする)」といったユニークなアクティビティもあります。
 昨日参加したアクティビティはダウンタウンにあるRBCミュージアムに行くというものでした。そして今日は「フィンガーニッティング(手編み)」にこれから参加しようと思っています。サマープログラムは6週間という短い期間ですが、たくさんの楽しいアクティビティがあるのでとても充実した毎日を送っています。
 日本に帰る日が着々と迫ってきましたが、残り少ないカナダでの生活を無駄にしないよう楽しみたいと思います。

寿山教授のコメント

 ビクトリアにも本格的な夏が訪れ、いよいよ留学生活最後のプログラムに突入したようです。ホストマザーと別れを告げ、新しく寮生活を経験できるのも記憶に残る素敵な思い出となることでしょう。3回生の夏休みは、今後の就活にも大きな影響を及ぼす重要な時期です。将来のことも考え、ぜひ有意義な時間を過ごしてもらいたいと思います。