2016.6.27

シネマ倶楽部(寿山ゼミ)2016年度学外活動第2弾!天満天神繁昌亭で落語会「鶴瓶一門の大吟醸!18本目!」を鑑賞しました!

シネマ倶楽部(寿山ゼミ)2016年度学外活動第2弾!天満天神繁昌亭で落語会「鶴瓶一門の大吟醸!18本目!」を鑑賞しました!

 平成28年6月12日(日)、2016年度最初のオープンキャンパスが開催された日、終了後に「シネマ倶楽部」として天満天神繁昌亭で開かれた落語会「鶴瓶一門の大吟醸!18本目!」をゼミ生11人と一緒に聞きに行きました。2年前、「シネマ倶楽部」で初めて繁昌亭に落語を聞きに行ってから、年に1〜2回定期的にみんなで落語会に参加しています。
 今回、出演されている笑福亭鶴瓶のお弟子さんで、テレビ、ラジオ、舞台と大活躍中の笑福亭銀瓶さんとは2年前から大変仲良くさせていただいており、上方落語の本拠地であり、最も落語を聞くにふさわしい繁昌亭で、笑福亭鶴瓶一門の落語会があるということ、さらにその日はオープンキャンパスで、ゼミ生も参加しやすいのではと思い、みんなにも声をかけたところ、11人の参加者が集まったのでした。

 寿山ゼミでは、日頃から第三者に対して、自分の思いや考えをいかに正確に伝え、記憶に残し、記憶からいかに行動を引き出すかについて、みんなで研究・実践・トレーニングしています。以前から落語の効用を実感していましたので、一つの教材として体感・体験してもらいたいと思っていました。
 単純に落語の笑いや楽しさを味わってもらうだけでなく、ゼミ生たちには、観客を手振り身振りと話術であれだけ沸かす落語家の凄さやその見えない陰の努力を知ってもらえたらと思っています。つまり、日常にもビジネスにもプレゼン力なるものの必要性が問われる現代、まさにプレゼンを地で行き、笑いで聞き手をリラックスさせ、自らの伝えたいことを様々な技術・技法を駆使して相手の想像力を高め、心から喜んでもらう落語の凄さをぜひとも見て聞いて、自らのスキルアップに繋げてもらえればと考えています。
 寿山ゼミでは、ワクワクドキドキがすぐに感じることのできる芸術鑑賞に親しみ、感性・人間性に磨きをかけ、楽しみながらも社会で通用するプレゼン力なども一緒に養成したいと思い、落語鑑賞の機会は今後も持ち続け、ゼミ生たちのさらなるプレゼン力、観察力、表現力、そして感性を高めていければと思っています。
 当日は、生憎の雨模様となりましたが、出演者の粋な計らいで、開演前の高座撮影がOKだったり、出演順をその場で決めたり、観客を巻き込んだライブ感たっぷりのサービスでした。終演後は、今回全員のチケットを取っていただいた笑福亭銀瓶さんと一人一人握手を交わしながら、全員での記念撮影もできて、落語の面白さ、深さ、凄さなどいろんな面を感じ取ってもらえたと思います。そんなゼミ生たちの気づきや学びのコメントをご覧いただければと思います。(指導教授:寿山泰二)

シネマ倶楽部メンバー(寿山ゼミ生)のコメント

中島啓花(3回生)

 6月12日(日)は、オープンキャンパスと「鶴瓶一門の大吟醸!」の落語会でした。私にとって初めての落語鑑賞でした。オープンキャンパスでは初めて2回生と接触することができ、私達が2回生のときよりも行動力や率先力があり、とても驚きました。今後のオープンキャンパスでは負けてられないなと更に火がつきました。オープンキャンパスでは、自分のコミュニケーション力の続かなさや、説明が得意じゃないことが改めて気づくことができ、克服すべきところがわかりました。
 落語会では、笑福亭銀瓶さんを含め5人のお話を聴きました。私が最もおもしろいと印象に残ったのは、べ瓶さんの子供が知恵をつけてお小遣いをもらう話です。最後想像していた答えと違う答えがでてきたところが面白かったです。私の「落語」のイメージは、お年寄りのお客さんが多く、私達若い世代にとって難しい話をしているイメージでしたが、そのイメージを覆されました。
 お年寄りの方ももちろん、後ろの席から若い人達の笑い声もたくさん聞こえたり、難しい単語は何度か出てきましたが、理解できたときや、話が繋がったところは本当に面白く、これが落語の魅力の一つなんだなと感じました。表現するときの動きや、声の変え方は人それぞれ違いがあると発見したときも面白く感じました。
 今日一日で学ぶことが大変多く、自分自身の得意でないところも新たに発見でき、今後の課題になりました。これから意識して、少しずつでも改善していきます。プライベートの娯楽以外でこんなに充実した一日はとても久しぶりでした。今日のようにしたことのない経験をすることの大切さを改めて学ぶことができました。

中村奈津美(3回生)

 本日はオープンキャンパスにスタッフとして参加させて頂いたのと、終了後に「鶴瓶一門の大吟醸!」に行き、初めての落語を聴いてきました。オープンキャンパスでは、これから大学に進学することを考えている高校生達やその親御さんに、阪南大学についてのご案内やご説明をさせて頂きました。まだはっきりと決めかねている様子の高校生が多い印象でしたが、少しでも、これから人生の節目を迎える彼らへ良いアドバイスができていれば本当に嬉しいです。
 そして落語会では、初めは落語というとこのような感じなのかな、というようなやんわりとしたイメージしかありませんでしたが、今回このような機会を頂き、初めて落語というものに触れることができ、今まで全く知らなかった世界を知ることができ、すごく勉強になりました。初めの5人揃ってご挨拶されていた部分から、客席から笑いが巻き起こり、一気に落語の空気を感じました。
 そして一人ずつ登場し、最初から落語の本題が始まるものと思いきや、初めに枕と呼ばれる前置きのお話があり、それをうまく本題に繋げてお話されていました。枕は、ついさっき起こったことなどを基に話されている方もいらっしゃって、そこから落語の本題へと意味を繋げるのが、本当に素晴らしく感激致しました。
 このように即興で上手にお話を繋げ、さらに笑いを取ることがすんなりと出来ているように見えるので、プロの話し手の方は、非常に素晴らしいなと感じたと共に、ここまで立派なお話ができるまで、どのような努力や研究を積み重ねてこられたのだろうと、本当に尊敬ばかりです。
 また、お笑い芸人の方とはまた違う面白さで、コテコテの大阪弁といった感じと早口で少し難しく思うこともありましたが、一人二役三役でスムーズに会話を進めていらっしゃって、これが落語なんだと、これが日本の文化なんだなと感心致しました。落語はコミュニケーション能力が非常に養われるものだなと思いました。話の繋げ方やオチの作り方、人を楽しませる方法などこれからのコミュニケーション能力向上に参考になるものが沢山あり、参加して本当に良かったと思います。そして、また一人でも落語を聴きに行ってみたいと思います。

滝谷妃史(3回生)

 6月12日(日)に私はオープンキャンパスに参加しました。今年は昨年とは違い、後輩を指導するという立場ではありましたが、後輩が今自分達にできることをなんとかして探し、一生懸命取り組んでいる姿を見て、逆に私達3回生が学ばされる部分もあり、学年に関係なく、お互いの存在が刺激しあい、連携を上手く取ることでより良いオープンキャンパスになったのではないかと感じました。
 また私個人としては昨年と比較すると、より積極的に行動できているとは思いましたが、高校生やその保護者の方とコミュニケーションをとる際、まだまだ反省すべき部分が多くあり、改善点を発見することができました。今回、自分が至らないと感じたことをどう乗り越えるかという課題を、今年のオープンキャンパスでひとつひとつクリアしていきたいと強く思った1日となりました。
 そして、オープンキャンパス終了後、私達は「鶴瓶一門の大吟醸!」に行きました。噺家の方達は声に強弱をつけたり、キーワードは2回以上続けて言ったりと話の聴かせ方がとても上手く、オープンキャンパスで感じた疲れを忘れてしまうほど自然と話に引き込まれてしまいました。そして、このスキルは日中のオープンキャンパスで出た私がクリアすべき課題に応用できると感じましたし、是非自分のコミュニケーションにも取り入れたいと思いました。今回、オープンキャンパスやシネマ倶楽部で学んだ多くのことを活かして自分のスキルをアップさせていきたいです。

早川琴果(3回生)

 落語を見に行きたいと思っていたのですが、なかなか行く機会がなく、今回連れて来ていただき、とても貴重な経験になりました。落語は凄く難しいのではないかという先入観があったのですが、実際に見てみると前置きの話があったりして、それに繋げてみたりできたので、難しすぎるものではなく、とても観やすかったです。お話の中には難しい言葉もあったりしましたが、お話の流れで言葉を掴めたのでとても勉強にもなりました。
 おちの時は、最後はここに繋がるんだ。と、あっとなるような感覚になりました。凄く話し方が上手だなと感じますし、面白いと思いました。表現力も豊かで、本当にそこに物があるように想像力が膨らみますし、1人で何役もしていても、どの役が話しているか、すぐ分かるようにクセをつけて話していて凄いなと思いました。
 また間を置いたり、置かないで話したり、話によっていろんな話し方があって、それも惹きつけられる話し方のひとつなのかなと感じました。普段の生活でも聞いてる側の想像力を膨らませるように話せたら、いろんな場面で役に立つと思いますし、もっと話しを聞きたいと思ってもらえたら、営業などでも役立つのではないかと思いました。
 今後は話し方など工夫するように意識して、コミュニケーション能力を上げられるようにしたいと思います。また今後も、行きたいけど機会がない。と思うのではなく、時間を作っていろいろな事にチャレンジしていこうと思いました。

蓮井絵理華(3回生)

 6月12日(日)の落語『鶴瓶一門の大吟嬢!』に参加し、落語に対しての考え方が変わりました。私は、落語をテレビでしか拝見したことがなかったので、実際生で落語を拝見して、堅苦しいイメージから一気にラフなイメージに変わりました。落語には、詳しくないので、初めて見た方々でしたが、皆さんすごくインパクトがありました。
 お話も少し難しい言葉の使い方もありましたが、非常におもしろくて、とても素敵な人ばかりだなと感じました。たくさんの言葉の使い回しを知っていて、また、表現力もすごくて、本当に相手がいるかのような口調や話し方をするので、聞いていて飽きることがありませんでした。
 私が一番印象に残っているのは、銀瓶さんのお話です。今のニュースや話題を取り入れつつ、すごく興味が持て、お話が上手で羨ましくも思いました。人前であんなに上手に話せて、また笑わせることができて、見ている人を飽きさせないネタを用意して、一人で話を進めていくのは、本当に難しいことだなと思いました。
 私は、人前で話すのがあまり得意ではないので、私も人前で堂々と話す力をつけたいと感じました。初めて落語を鑑賞し、落語の素晴らしさや意外な一面を知ることができて、参加して良かったなと思いました。また、記念写真や握手と素晴らしいサービスをしてくださり、とても貴重な時間を過ごすことができました。オープンキャンパスも2回生と共に協力し、次のオープンキャンパスをもっと良いものにするため、反省点も踏まえ、自分にできることを精一杯頑張っていきたいです。

田中実梨(3回生)

 6月12日(日)、オープンキャンパス後に大阪の南森町にある繁昌亭にて行われた、「鶴瓶一門の大吟釀!」という落語会へ行きました。まず、今年度1回目のオープンキャンパスでは、以前学んだSPトランプを使って来場する高校生を迎えました。6月という事もあって、来場者は少なかったですが、SPトランプを通して学んだ事や、阪南大学の良さなどをたくさん伝えられたと思います。残りの日程も、良いものとなるように取り組んでいきたいと思います。
 そして、後片付け後に南森町の繁昌亭へと向かいました。今回の舞台は、笑福亭純瓶さん、銀瓶さん、由瓶さん、鉄瓶さん、べ瓶さん、の公演でした。初めての落語会は、とても面白く、どんどん聞き入ってしまって、公演中はとても時間が経つのが早かった程楽しい時間でした。上演後も銀瓶さんと集合写真や握手までして頂き、大変良い思い出となりました。
 落語とは、江戸時代の日本で成立し、現在まで伝承されている伝統的な話芸の一種で、衣装や道具などを使わず、身振り手振りのみで作り上げる演芸です。私は、このような日本の文化や伝統的な芸を見たり、体験する事がなかったので、今回参加して知ることができたので、良かったと思います。またこのような機会があれば参加したいと思いました。

山野内晃大(3回生)

 今回のシネマ倶楽部もとても貴重な時間になりました。人生で落語をちゃんと聞いたことが無かったので、今回初めて生で落語を聞いて、すごく面白くて、また行きたいと強く思いました。どの演目も面白くて5人全員聞き入っていました。落語だけでなく、落語前のお話なども非常に面白く、落語前の時点で魅了されていました。
 言葉だけで、多くの人をひきつけ笑顔にするっていうのは、簡単そうで凄いことだと思いました。2時間半という長い時間話を聞くのは普通なら眠たくなったり、退屈になってしまうと思いますが、退屈どころかもっと聞きたいと思いました。話であんなに人を魅了するのは凄いことだし、それだけコミュニケーション能力が必要で、自分もあそこまではなれないが、今よりももっと話し上手になりたいと思いました。
 そして、今回のオープンキャンパスは、去年のオープンキャンパスとは違い、自分達が積極的に行動して2回生に教える立場になり、より頑張ろうと思いました。今回は、多くの人がオープンキャンパスに参加し、みんなで協力してゼミのブースを回すことができたと思います。自分も去年よりも高校生の方と話をしたり、呼び込みに行ったり、積極的に行動することができたと思います。まだ、今年オープンキャンパスが残っているので、出来る限り参加し、今回のように自分から進んで行動したいと思いました。

佐藤真帆(3回生)

 6月12日(日)、3回生として初めてのオープンキャンパスが行われました。昨年も参加させていただきましたが、先輩方がいらっしゃらない状況でしたので、少し緊張や不安もありました。ですが、寿山ゼミ生一丸となった事で多くの高校生の方々に来ていただき、とても楽しく、また私達も沢山の事を学ばせて頂いた時間となりました。
 オープンキャンパス終了後、南森町まで落語を鑑賞に行きました。笑福亭銀瓶さんをはじめとした鶴瓶一門の落語家さん達の舞台でした。私は初めての落語鑑賞だったので、「落語とはどのようなものか」と、詳しく知らずにいました。開演すると、5人の方の掛け合いから始まり、その後1人ずつお話になるというものでした。約2時間半の公演でしたが、どの方のお話もみな引き込まれるものでした。物語りに登場する人を観客側から見てもしっかり区別出来るよう、話をする方向をその都度変えたり、声色を変えたりと、内容がより理解しやすいよう工夫が沢山されていました。
 落語は初めて見に行かれる人にとって、とても馴染みやすい雰囲気があると感じました。それは内容が面白い事もそうですが、観客と落語家さんとの実際の距離が近い点にあるのではと思います。そこが長年に渡り、多くの方に愛されている理由の1つではないかと思いました。
 私は今回の落語鑑賞で、相手に楽しんでもらう為には自分も楽しむ事がよいと感じました。そして、話す内容の事前準備はしっかりしていきます。落語家さん達はもちろん、間違える事なく、あの長ゼリフを完璧にお話しされていました。その為に沢山の努力をされて来たと思います。私も今後行われるオープンキャンパスにおいても、努力や「伝えたい」という気持ちを忘れず行動していきます。

佐藤真実子(2回生)

 6月6日の日曜日に寿山ゼミのスタッフとしてオープンキャンパスに参加しました。オープンキャンパスでは、2回生のみんなで「寿山ゼミ」「SPトランプ」などと書いた紙を作って呼びこみに行き、高校生にSPトランプを使って、自分たちが学んだ自己分析のことを話したりしました。7月のオープンキャンパスでは、より多くの高校生が来てくれると思うので、もっとうまく話せるように準備していきたいと思いました。
 オープンキャンパス終了後は、南森町にある天満天神繁昌亭に落語を聴きに行ってきました。私はとても広いホールを想像していたので、席について感じた印象は、落語家さんと観客との距離が普通に話せるくらいとても近いということでした。京阪沿線の話になったときに、私も「どこから来たんですか」と聞いていただいて、とても身近に感じました。
 落語会のタイトルは「鶴瓶一門の大吟醸!」というものでした。話す順番はくじ引きで由瓶さん、べ瓶さん、鉄瓶さん、銀瓶さん、純瓶さんの順に決まりました。ちゃんと落語を聴くのは初めてだったのですが、落語家さんの本当に食べているような動きや表情、登場人物が本当に2人で会話しているかのような話し方に感動しました。中でも、私は特にべ瓶さんの「真田小僧」という話が一番わかりやすくておもしろかったです。
 今回、落語を聴くというプライベートでは自分からしない貴重な経験ができて、とても良かったです。なので、これからも寿山ゼミのシネマ倶楽部にどんどん参加して、様々な知識をつけていきたいと思いました。

渡辺祥子(2回生)

 今回は、寿山ゼミの有志で上方落語の「鶴瓶一門の大吟醸!18本目!」を観に天満天神繁昌亭へ行ってきました。私はもともと落語に興味はあったものの、難しそう、古文等の知識がないと理解出来なさそう等と様々なイメージを抱いていました。しかし、鑑賞後は落語に抱く印象も大きく変わりました。
 今回の笑福亭鶴瓶さんの御弟子さんによる鶴瓶一門は皆様合わせて12名いらっしゃいます。その中で今回は、5名の上方落語噺家さん達が各演目を演じられました。出演者の方々は演目順に笑福亭由瓶さん、笑福亭べ瓶さん、笑福亭鉄瓶さん、笑福亭銀瓶さん、笑福亭純瓶さんです。こちらの順番もその場でクジで決めるというとてもユニークなものでした。個々の演目前には、出演者の挨拶を含むフリートークもあり、客席にも話をふるなどで会場の雰囲気も一気に温まり、さすがプロの噺家さんだと感じました。
 どの演目も1つ1つ面白さが違い、とても楽しかったです。中でも私が特に印象に残っている演目は、笑福亭べ瓶さんの真田小僧という演目です。これは子供が知恵働かせて父親にお小遣いを何度もねだるというお話で、現代の子供達と変わらない子供の有り様で共感も出来、終始お腹を抱えて笑いました。話すときの表情、声のトーン、セリフのタイミング、空気感が独特で、お話もすっと頭に入ってきてすごく分かりやすかったです。
 私が今まで落語に抱いていた印象とは正反対で、落語って面白い!と強く感じるほど良い経験が出来ました。今回の上方落語鑑賞で得たものを今後に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。

岸田 渚(2回生)

 6月6日(日)、寿山ゼミで落語会「鶴瓶一門の大吟醸!」を観に行きました。落語を観るのは人生で初めてで、とても楽しみにしていました。でも、私の勝手な想像ですが、落語は硬くて内容も難しそうだと考えていました。それに会場も広く、鶴瓶一門さんのみなさんとお客さんとの距離も遠いだろうと思っていたのですが、お客さんと舞台との近さに驚き圧倒されました。
 そして、舞台が始まり、最初はオープニングトークでした。始まった途端、笑いがおこり楽しくて、一人一人のお話にぐっと引き込まれていきました。鶴瓶一門のみなさんのお話は、学生でも興味を引く様な、分かりやすくて面白いお話で、落語の印象がガラリと変わりました。それに一人で二役を演じたり、その演技に入る切り替えが素晴らしくて驚きました。
 落語は、会場にいるお客さんも一緒に巻き込んで笑わせたり、楽しませてくれるのが良い所だなと私は感じました。落語会が終わり、帰っていくお客さんの表情を見てみると、笑顔の人ばかりで、落語は人を癒したり、気持ちを明るくさせてくれる本当に素晴らしい舞台だと感じました。私も人を笑顔にしたり、楽しませたりするのが大好きで、将来、人と関わる仕事につきたいので、この落語会でたくさん学ぶ事が出来ました。
 最後には、銀瓶さんが寿山ゼミ生一人一人に握手してくださり、写真も撮っていただきました。本当にありがとうございました。そして、この様な貴重な機会をくださった寿山先生ありがとうございました。