2016.6.22

ビクトリア大学留学体験記22:寿山ゼミ3回生

ビクトリア大学留学体験記22:寿山ゼミ3回生 藤田 祥世

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の藤田祥世です。ビクトリアの気候もだんだんと温かくなってきましたが、まだまだ寒い日もあり、長袖で過ごすことがほとんどです。さて、今回は「学校」「ホームステイ」「フェスティバル」についてレポートしたいと思います。

学校

 クラスではプレゼンテーションとディスカッションなどを中心に行うので、とても忙しい毎日を送っています。留学して約10か月が過ぎ、英語で会話をするのに恥ずかしさをあまり感じなくなってきたので、クラスで発表するときも緊張せずに自分の言いたいことを表現できるようになってきました。一番最近したプレゼンテーションは、グループに分かれてパートナーと一緒に本を紹介するというもので、私のグループは「the notebook(きみに読む物語)」という本を紹介しました。
 初めにその本のあらすじや登場人物を紹介して、その後に一番良かったシーン、その本の良いところ、あまり好きではなかったところをパワーポイントと一緒に発表しました。本の面白いところや、自分がどう感じたかを、聞き手が聞いていて、飽きないように英語で話すのはとても難しいですが、プレゼンテーションをやり遂げた後は、いつも達成感と次への目標が得られるので、私にとってとても良い英語の勉強方法だと思います。

ホームステイ

 最近とても天気が良い日が続いているので、ステイ先のカウチで日向ぼっこをすることが多いです。ビクトリアでとても天気が良い日は少ないので、外の天気がパーフェクトなときは、たくさんの人が公園で寝そべったり、カウチでお昼寝をしたり、など天気の日を楽しんでいます。ホストマザーは、相変わらずガーデニングに力を注いでおり、家の外見はどんどん華やかになってきました。
 ルームメイトとの仲も上手くいっており、週末にはディナーを食べに出かけたり、ショッピングに行ったりしています。ここ何日かは、ホストマザーのお母さんと友達が、ホストハウスに遊びに来ているので、夜ご飯を一緒に食べたり、会話を楽しんだりしています。ビクトリアに来たばかりの頃は、ホストマザーの友達が何を言っているかを聞き取ることすら大変でしたが、最近は会話を持てるようになってきました。

フェスティバル

 先週の週末にビクトリアのFerwood Suquareという所で小さなフェスティバルがあったので、韓国の友達と一緒に2日間楽しんできました。そのフェスティバルは、日本でいう地元の小さなお祭りのようなもので、いくつかのバンドやミュージシャンがパフォーマンスをするのをみんなで楽しむというものでした。
 法律的にはカナダでは公共の場所でお酒を飲むことを禁止されているのですが、そのフェスティバル内だけでは許されていたので、音楽と一緒にお酒を楽しむことができました。幅広い年齢の人が音楽とダンスを楽しんでおり、とてもいい経験になりました。ここカナダのビクトリアで過ごせる時間も残りわずかとなってきましたが、最後まで悔いの残らないように留学生活を楽しみたいと思います。

寿山教授のコメント

 2週間ほど前に今年の新2回生のゼミ選びが終わり、新たにスタートを切りましたが、ちょうど1年前のゼミ選びのときに、藤田さんが私の研究室にやってきて、留学を予定していること、将来就きたい仕事のことなど、いろいろとお話したことを思い出しました。帰国の時期が近づいてきましたが、大きく成長している様子が窺え、後期一緒にゼミ活動をするのがとても楽しみになりました。