2016.6.6

2016年度資生堂・阪南大学寿山ゼミ共同プロジェクト(SHS PROJECT)がキックオフ!

2016年度資生堂・阪南大学寿山ゼミ共同プロジェクト(SHS PROJECT)がキックオフ!

 2016年5月30日(月)、資生堂販売株式会社近畿支社大阪オフィスと寿山ゼミ3回生が共同で企画・実施する2016年度資生堂・阪南大学寿山ゼミ(SHS)プロジェクトがキックオフ致しました。昨年度のSHSプロジェクトは、「マキアージュ」秋の店頭キャンペーンにおいて、大学生を始めとする若い女性に資生堂商品を認知・購入してもらうために企画立案した販促方法が2つ採用・実施されました。その結果、全国の資生堂の中でも大阪オフィスの売り上げが一番となり、少なからず利益貢献できたのではないかと思っています。
 今年度は、資生堂に入社したばかりの4人の新入社員とともに化粧品専門店の課題である存在認知及び購買促進を中心にどのようにすれば拡大可能かを共同プロジェクトとして実施することに決定致しました。当日は、高岡忠宏企画統括部企画部長兼広報部長が資生堂の歴史や現状紹介に加え、昨年度実施されたSHSプロジェクトの分析・報告をしていただいた後、4人の新入社員から今年度の共同プロジェクトについて説明が行われました。そして、4つのグループに分かれて上記課題をどのように展開していくべきかなどについてディスカッションを行いました。
 今回は、3回生の他にゼミ見学に参加した2回生にも実際にディスカッションに加わってもらい、実社会の仕事がどういうものなのか、どのように実施されているのかを実際に体験してもらうと同時に、問題意識を持って本気で上記課題にも取り組んでもらいました。できるだけ先入観を排除し、シンプルな感性で積極的に向き合ってもらえば、必ず新しい気づきやアイデアが生まれると期待し、3回生だけでなく2回生の力も借りて、今年度の共同プロジェクトを成功させたいと考えています。
 最後に、質疑応答の時間においては、ゼミ生から資生堂新入社員に対して、就活に関するダイレクトな質問も多数なされ、誰もが抱く不安や疑問等を解消する素晴らしい時間となりました。ゼミ時間は大幅に延長されましたが、それでも質問等は尽きることがなかったため、ゼミ終了後に資生堂スタッフと一緒に懇親会を開催することになりました。
 資生堂スタッフと寿山ゼミ3回生がより親睦を深め、コミュニケーションを密にし、今回の共同プロジェクトがよりよい結果に結びつくよう、ざっくばらんな意見等を交換する大人の時間も共有させていただきました。新入社員と大学生が若い力を結集して、大企業を動かし、世の中を動かすという目標を持って、失敗を恐れず果敢にチャレンジしてもらいたいと思っています。(指導教授:寿山泰二)

寿山ゼミ生(3回生)のコメント

蓮井絵理華(3回生)

 今回、資生堂さんからお話をお伺いし、資生堂という会社についても詳しく知ることができましたし、新入社員の皆さんの生の声もお聞きすることができ、本当にたくさんのことを学ぶことができました。私自身、資生堂の化粧品やコスメについてあまり知らなかったのですが、今回お話をお聞きして、とても資生堂に興味を持ちました。
 高岡さんがおっしゃっていた資生堂は化粧品を売っているのではなく、美しい生活を売っている。という言葉に惹かれました。ただ綺麗になるだけでなく、綺麗になることで、毎日の生活も楽しくなる。これがまさに、資生堂の魅力だなと感じました。また、資生堂のCMも拝見し、ただ手に取ってもらうためだけがCMの目的ではなく、女性の共感も得ることのできるCMにしているのも素晴らしいなと感じました。
 去年先輩方が、資生堂さんとコラボして店頭キャンペーンをしており、今回は私たちが、新たに資生堂さんとコラボし、企画実施するということで、とても貴重で贅沢な経験をさせてもらうことができるのは、本当に有り難いことだなと思います。私たち現役大学生の生の声を届けて、資生堂さんの売り上げに少しでも貢献できたらいいなと強く思いました。
 また、懇親会でも、私のグループ担当をしてくださっている、菅原さんからいろいろなお話をお伺いすることができて、すごく楽しい時間を過ごすことができました。学生の内にしかできないことや、自分のしたいことは、すべてやりつくすくらいの勢いが大事だなと、考えさせられました。また、これだけは絶対他の人に負けない、という自分の強みを作っておくことが、社会にでる上で必要なことだと学びました。
 これから就職活動に向けて今日お伺いしたことを常に心がけ、準備をしていきたいです。本当に私にとって、とても良い時間を過ごすことができました。また、このような貴重な経験をさせてもらえるのは、寿山ゼミだけだなと改めて実感しました。

滝谷妃史(3回生)

 5月30日(月)の寿山ゼミでは、資生堂の方が来てくださって、資生堂の歴史や企業理念等を詳しく私たちに教えてくださいました。さらに、昨年寿山ゼミの先輩達が取り組んでいましたSHS(資生堂阪南寿山)プロジェクトを第2弾という形で引き継がせていただき、資生堂さんの考えや、私たちのアイデアを4つのチームに分かれてディスカッションをしました。
 社会人の方とディスカッションをするのは初めてで、開始した時は緊張しましたが、私たちの言葉をしっかり受け止めてくださり、私達の私生活を聞くことで、アイデアを引き出していただいたので、こちらも自然と自分の意見を言えるようになりました。これが社会人のコミュニケーション能力の高さなのだと実感しました。
 その後の懇親会では、ディスカッションとは違う砕けた雰囲気のお陰で、様々なアイデアが次々に飛び出し、それらについて語ったり、自分のアイデアと合体させたりして、本気でトークできた気がしました。仕事の時間内だけでなく仕事の時間外でもコミュニケーションを取ることは、対人関係がうまくいくだけでなく、業務に関係のないと思われる話が業務のヒントになったり、本来の仕事により良い影響を与えるということを、今回身をもって体験させていただきましたので、今後の自分の人生にも活かしていきたいです。

山野内晃大(3回生)

 ゼミ内で聞いたお話も懇親会で聞いたお話、どれもためになるお話ばかりで、自分の考え方や見てる世界が狭いことをとても感じました。今年も資生堂さんと共同プロジェクトをさせていただく上で、自分自身、男子で化粧品やスキンケアなど全く知らなくて大丈夫なのかなと不安でしたが、グループディスカッションや資生堂の方のお話を聞いている内に、今回のプロジェクトがいかに貴重な体験なのか、学生の自分達が資生堂さんと共同プロジェクト案を考える事の重大さを理解しました。
 自分達のプロジェクト案で資生堂さんを動かすことが出来るなら、それは本当に凄いことだし、それだけ責任を持って取り組まないと行けないと思います。その事を理解できたのでとてもやる気が湧いてきたし、資生堂さんと協力し専門店の活性化に少しでも力になりたいと強く思いました。
 まず、そのためにグループでの活動をしっかりこなしていき、学生ならではの視点から、良い案を考え出して、本社で発表していただけるように頑張りたいです。今回のプロジェクトが終わる頃には自分自身、必ず成長できると思うし、こんな機会は無いので、吸収できるもの全てが、自分の将来や社会に出てからの自分にも活かされると思うので、毎時間大切にプロジェクトに取り組みたいと思います。
 ゼミ終了後、懇親会に参加させていただき、そこで聞いたお話はとても為になり、参加して良かったと心から思うことができました。プロジェクト案の話だけではなく、就活のお話など様々なお話を聞かせていただき、とても充実した楽しい時間でした。

佐藤真帆(3回生)

 5月30日(月)、今回のゼミの時間は資生堂の高岡部長と新入社員の4名の方にお越し頂きました。ゼミ見学の2回生も交え、高岡さん自身の事や資生堂さんの歴史、企業理念、今後の課題などをお話し頂きました。そして今回、資生堂さんと寿山ゼミの共同プロジェクトの内容や今後どういう展開をしていくのかを4つのチームに分かれ話し合いました。
 私は1つの問題を改善するよう話し合いをする事は楽しい一方、なかなか自分達がピンと来るものを生み出すことは、大変困難な事だと改めて感じました。特に、「違う企業とコラボする時は、互いにメリットがなければならない」、普通の事だと理解していたものの、そこが最も考えさせられた点でした。
 ゼミ後は資生堂の皆様と懇親会に参加させて頂きました。そこでは、ゼミ時間中に聞くことが出来なかった事も沢山聞くことが出来ました。就職活動の事やプライベートな事など、和気あいあいとした雰囲気で、すぐ時間になってしまいました。社会人の方とご一緒する機会は滅多にない経験だったので緊張しましたが、自分の今後の課題も見え、とても素敵な時間となりました。
 今後は、学生生活やゼミ活動と並行してこのプロジェクトを進めていきます。その為には、常に新たな発見を探し、口に出していく事が重要だと考えています。チームでアイデアを作り出し、形にしていく期間は短いですが、これが社会では日常的に求められるものだと思います。この貴重な経験をさせて頂ける資生堂さんに本当に感謝しています。ゼミ生一丸となり良い結果を出せるようにしていきたいです。

久家彩也花(3回生)

 資生堂ジャパン株式会社の専門店事業本部から、高岡さんをはじめ4名の新入社員の方々が寿山ゼミにお越しいただき、これからの共同プロジェクトの詳細や資生堂とはどういうコンセプトをもって展開されている企業なのか、そして、これからの就職活動に向けてのアドバイスなどを丁寧に教えてくださいました。
 資生堂は世界の化粧品メーカーの中でも圧倒的な実績を誇っており、就職の面でも、女性が活躍している企業No.1ということを知っていたので、非常にどの話も興味深かったです。もともと資生堂は化粧品だけの会社だと思っていたのですが、”美しい生活用品を売っている会社”そして、”美しい生活文化を創造します”という概念を掲げて、食文化や芸術にも力を入れていることを知り大変驚きました。
 さらに驚き感心したのは、資生堂はもちろん商品のための宣伝もしますが、それ以外に”化粧をすることの意味”を知ってもらうための宣伝やCMも使っているところです。メーカーにとらわれず、化粧品の大切さを知ってもらうことで、化粧品業界の需要を上げようという思いが隠されている、といった化粧品業界全体を盛り上げるプロジェクトもしているので、圧倒的な実績があるのは、このようなところから来ているのではないかと感じました。
 高岡さんは、普段会社の中で勤務していながら、売り場に足を運び、お客様の笑顔を見て、そこからさらなる成長が出来るように、社員の方や売り場の方にアドバイスをすることによって、売り上げの向上や会社全体がプラスに繋がるとおっしゃっていて、私は、資生堂は本当に素晴らしい会社なのだと思いました。このような素敵な企業と私たち寿山ゼミ生が資生堂の社員の方々と一緒に共同プロジェクトをさせていただけることを大変光栄に思っており、必ずいいものを生み出そうと思います。

前田仁香(3回生)

 今回、私たちの一つ上の先輩方が行ってきた資生堂と寿山ゼミのSHSプロジェクトの第2弾ということで、私たち3回生のゼミにも資生堂の高岡さんと新入社員4名の方々が来てくださり、新たな共同プロジェクトについてのお話をお伺いしました。
 まず、資生堂がどのような会社なのかを教えていただきました。資生堂は、もとは薬局から出来ており、1887年から今現在まで売られ続けている「オイデルミン」という化粧水があること、世界での技術開発力が常に上位だということ、メーキャップをすることで介護にも役立てていることなど、たくさん教えていただきました。
 また、資生堂について多くの人が知っており、好感度は非常に高く、+34という数字か出ているが、一方、売り上げのシェアは好感度に比べて-14と数字が出ており、差が大きいのが問題だとおっしゃっていました。なぜこの差が大きいのか、差を少しでも縮めるのはどのようにしたらいいのかなど、私たちが共同プロジェクトに参加する際にも必要になると思うので、視野に入れて考えていこうと思いました。
 次に、新入社員の方々に今回私たちが参加させていただく共同プロジェクトに必要な専門店及び「ベネフィーク」についての知識を教えていただきました。私は、普段ドラッグストアで化粧品を買うので、専門店には立ち寄ったことがありませんでした。なので、専門店といってもどこにあるのかなど、あまり詳しいことは分かりませんでした。しかし、わかりやすく一つ一つ丁寧に教えてくださった新入社員の方々のお陰で、理解することができました。
 今回のような共同プロジェクトに参加させていただくのは初めてのことで、不安もありますが、教えて頂いた知識を含め、良いプロジェクトになるよう精一杯力を注いでいきたいと思います。

田中実梨(3回生)

 5月30日(月)、資生堂の企画統括部参事の高岡さん、新入社員の方々にお越しいただき、資生堂さんと寿山ゼミの共同プロジェクトについてのお話をしていただきました。まず、資生堂には144年という長い歴史がある事を初めて知りました。その長い歴史の中で、食や芸術にも携わっている事、さらには介護事業もあるなど、知らない事がたくさんありました。
 その中でも特に、私は介護事業について興味を持ちました。化粧をする動作によって高齢者の気持ちが前向きになったり、表情の変化が生まれたり、化粧をする事は自分が綺麗になるためだけでなく、人のためにもなる事なのだと思いました。
 また、質問の中であった大手企業の資生堂の高い倍率に勝ち抜いた秘訣として答えて頂いた中で、自分のやりたいことの軸をしっかり持つことは大切だと感じました。そのためにも、自分の夢を人に話す事によって、自信をつける事が大切だと感じました。私自身、はっきりとした夢がなく、将来の目標なども話すことも恥ずかしいと感じてしまい、なかなか自信を持つことが出来ていませんが、今回のお話を聞いて、恥ずかしがらずに話すことは自信にも繋がり、そういう人が就職活動を勝ち抜いていくのだと強く思いました。
 さらに、ゼミ後の懇親会にも参加させていただき、そこで、授業内では聞けなかった事もたくさん聞けて、大変良い時間となりました。これから、共同プロジェクトを実行していくにあたって、双方がプラスになる企画というのは難しい事だと思いますが、私たちらしい良いものとなるように頑張っていきたいと思います。

中村奈津美(3回生)

 今回は資生堂の高岡さんに加え、新入社員の方々4名にお越しいただき、これから長期間にわたる共同プロジェクトの初めの一歩として、資生堂の社員の方々と寿山ゼミ生で現在の資生堂のイメージや今後の目的についてディスカッションしました。そして、資生堂についてのお話を聞いていると、歴史や商品についても全く知らないものも多く、これからのプロジェクトのためにも非常に勉強になりました。
 中でもお店の種類について、ドラッグストア以外にどのようなお店があり、専門店というお店はどのようなもので、またその専門店の種類や、ドラッグストアなどのお店と専門店の違いなど、普段なら考えないようなことも教えて頂きました。そして、ディスカッションしながら、大手企業の新入社員さんは、このような難しい課題と早速向き合って仕事をこなしていくんだなと、本当に尊敬しました。
 この共同プロジェクトに関わらせて頂いて分かりましたが、家でも通学中でも色んなところに目をやり、足を運び、ずっと仕事のことを懸命に考えて過ごさなければ、良い案は浮かんできそうになく、期日にも余裕はないのに、これを通常の業務と同時進行で進めていくなんて、仕事とは会社とはこういうものなのかと、少ししか触れていませんが、初めて実感しました。
 また、ゼミ後の懇親会では、授業の間に聞き足りなかったことやプロジェクトの内容についてもっと深く聞くことができ、これから円滑に事を進めていくための重要なお時間となりました。まだ一歩を踏み出したに過ぎませんが、このような経験ができることに感謝し、これから約半年間、資生堂さんのためにも私達のためにも、より良い結果を出せるよう頑張っていきたいと思います!

福田愛美(3回生)

 5月30日(月)、 資生堂の高岡さんと新入社員4名の方に寿山ゼミにお越しいただきました。昨年は現4回生の活動を拝見する機会も多く、夜遅くまでゼミをされていたり、オリ姫とのコラボレーション、またそれらの活動は先輩方がアポイントをとられたのが始まりということを知り、私もこんなふうに活動したいとは漠然と考えていました。そして、今回、私達が企画に参加する機会を得られたのは、先輩方が成果を挙げられたからこそで、感謝するのと同時に引けを取らない、去年よりも更に結果を残したいです。
 今回、私達が取り組むのは化粧品専門店の顧客を増やすこと、ベネフィークを知ってもらうの2点です。化粧品専門店という言葉自体も今回初めて知りました。路面店にも私は足を運んだことがありません。知らないことだらけだったのですが、今回、グループに分かれ、それぞれに新入社員の方についていただき、わかるようになるまで何度も質問し、答えていただきました。
 そして、現在既に企画を考えていて、数日後には案を伝えないといけません。寿山先生はいつも課題の提出期限を締め切りよりも早く出すこと、気付いたら早くアクションを起こすことを教えて下さっていますが、今回を通して改めてその重要さに気付き、徹底していこうと考えました。
 質疑応答では、倍率400倍という就職試験に合格された新入社員の方々に、なぜ内定になったのかの理由をお聞きした際に、それぞれの方が答えられていましたが、自己分析がしっかりしていて、客観的に捉えられているんだなと強く感じました。今回、お近くでご一緒に活動させていただき、力をどんどん吸収していきたいと思います。

中島啓花(3回生)

 5月30日(月)のゼミでは、資生堂販売株式会社近畿支社大阪オフィスの企画統括部企画部長兼広報部長の高岡さんと新入社員の4名の方にお越しいただきました。初めは薬局として開業した資生堂の歴史や経営理念、テレビのCMの映像を見せていただき、そのあとに資生堂新入社員と寿山ゼミとの共同プロジェクトのお話をお伺いしました。
 ゼミ終了後は、懇親会にも参加させていただき、滅多にない機会だったので、少し緊張しましたが、とても楽しく、今までとはまた違う、経験したことのないような有意義な時間でした。私が思う資生堂は、値段が少し高くて上品で、お母さん世代が使うイメージで、私達や若い世代が手を出せない印象でした。しかし、資生堂=化粧品にとらわれていましたが、シーブリーズやツバキ、アネッサなど私自身が愛用しているものばかりでした。
 私が最も印象に残っているところは、「化粧療法」です。高齢者の方にお化粧をすると、心は前向きになり、脳は活性化され、身体は身体能力が上がる、ということがわかり、毎日当たり前のようにしているお化粧は私達女性にとって大きな力があることをとても実感しました。
 これから私達が参加させていただける、資生堂新入社員×寿山ゼミの共同プロジェクトはとても大きなお仕事です。まだまだ力不足な私達に出来ることは、とても限られているかもしれませんが、去年の寿山ゼミの先輩方の活躍があったからこその、私達にも託された大きなお仕事です。このような大きなお仕事に挑むのは初めてですが、いつもお世話になっている資生堂さんに少しでも貢献できるよう、成功させられるよう力を入れていきたいと思います。

早川琴果(3回生)

 今回、高岡さんをはじめ、資生堂で働いていらっしゃる4人の新入社員の方々と交流させていただき、とても貴重な経験となりました。大手企業で働く社会人の方々との交流はとても楽しみであり、とても緊張しました。お話しを聞くだけでなく、自分達の意見を発表したり、提案したり、企画を考える事の難しさも実感しました。
 今後プロジェクトを一緒に進めさせていただく上で、学生気分のまま取り組まず、しっかりとプロジェクトに取り組もうと気が引き締まりました。このようなプロジェクトに、今年参加させていただけるのも昨年の先輩方の活動があっての今回だと思います。今年もしっかり協力できるように努力したいです。
 また今後、就職活動に役立つお話しもしていただきました。私達と年齢の近い新入社員方々ですが、あと2年であんなにしっかりできるのかと不安になるぐらい、しっかりしていて落ち着いていました。そして、質問にも丁寧に答えてくださり、為になるお話しをしていただきました。とても勉強になり、また刺激を受けました。これからも交流を続けていくうえで、資生堂の方々からたくさん学び、そして共同プロジェクトをして良かったと思ってもらえるように、結果を出せるように頑張りたいと思います。

兼城亜須紗(3回生)

 5月30日(月)、ゼミの時間に「資生堂」の高岡さんを始め、4人の新入社員の方にお越しいただきました。「資生堂」は140周年を迎える歴史のある大企業で、お話を聞くことができとても光栄でした。それも、4回生の先輩方が作り上げてきたものがあったからだと思うので感謝したいです。
 「資生堂」のイメージとして、日本人に使われている日本人のための化粧品というイメージが強かったのですが、販売拠点は80を上回る国に展開していると知りました。世界ビューティー部門でも5位を獲得し、「資生堂」の技術開発力は世界トップレベルであることがデータを基に実感することができました。
 今回は、資生堂新入社員×寿山ゼミ合同プロジェクトということで、テーマである化粧品専門店についてお話を聞き、ディスカッションを行いました。私自身あまり化粧品専門店など、路面店には行ったことがなく、若い世代には認知が薄いことなど、ディスカッションをしていて感じました。グループに分かれて資生堂の方々に丁寧に説明していただいて、理解を深めることができました。質問したことにも丁寧に答えてくださり、共同プロジェクトや資生堂の商品、就職のことなど様々なことをたくさん学ぶことができました。
 ゼミの時間が終わり、懇親会にも参加させていただくことができました。とても気さくに話してくださり、私自身この懇親会でも学び、たくさん吸収できたことがあったので、嬉しく思います。本当にとても有意義な時間となりました。今後とも、みんなで協力しあって頑張ります。

吉岡佳奈(3回生)

 今回、高岡さんのお話を聞いて資生堂は商品を売るだけでなく「美しい生活文化」を創造していると改めて理解しました。化粧の役割としてスキンケアは心を癒し、メ−キャップは心を華やかにする。この2つが心豊かな生活を創ると知りました。ライフクオリティービューティーセンターで、肌に悩みを持った人にアドバイスをしたり、介護施設に出向き、活動するなど化粧品だけでなく、社会貢献する素晴らしい事業をたくさんしているのに、その活動の認知度が低いと感じました。
 SHSプロジェクトに向けてのお話では、新入社員の方々がとても丁寧に説明してくださったので、すぐ理解することができました。またパワーポイントが画像中心であり、重要なところだけピックアップして書いてあったので、すごく見やすかったです。プレゼン方法についても学ぶことがたくさんありました。
 質疑応答の際には、働くうえでずっと気になっていたことをお答えいただいて、1つ悩みが解決しました。そのあとの懇親会では、プロジェクトのことだけでなく、日常のことなど優しく話してくださって、緊張がほぐれました。就活に対する悩みも聞いてくださって勉強になりました。
 高岡さんが私のおばあちゃんの話を覚えていてくださって感激しました!ベネフィークの「℃美容」のことをしっかりと理解し、お互いにとって利益のある企画にしていきたいです。活動するにあたって、至らない点があるかと思いますが、ゼミ生一丸となり頑張りますのでよろしくお願いいたします。

ゼミ見学した2回生のコメント

佐藤真実子(2回生)

 今回のゼミ見学では、資生堂新入社員×寿山ゼミ共同プロジェクトということで資生堂から高岡さん、金原さん、菅原さん、長尾さん、杉谷さんにお越しいただきました。 私は、空港で様々な外資系ブランドと並んでいる資生堂の免税店を見たことがあったので、資生堂に対して、とても高級なイメージがありました。でも、ゼミが終わって家に帰ってから自分が普段使っている化粧品をよく見てみると、資生堂のものがいくつかあり、全てが高級なわけではないと気づきました。
 また、プレゼンをしていただいて、いつも当たり前にしている化粧に、自分の心や他人にどう見られるか、などを調整する役割があることを知って驚きました。また、介護の面でも、化粧をするために腕をあげたりすることで、体を動かすきっかけになり、脳が活性化され、綺麗になることで気持ちが前向きになるなど、心、脳、体にいい影響があることに驚きました。今まで何気なく見ていたCMにも、様々な意味が込められていることも知りました。専門店のことももっと理解して、これからこのプロジェクトに少しでもお役に立てるように頑張りたいです。

川邉実咲(2回生)

 今回、資生堂の部長 高岡忠宏さんはじめ、新入社員の方4名にお越しいただきました。そこでは、資生堂のこと、今後の資生堂と寿山ゼミの共同プロジェクトを説明していただきました。資生堂と聞くと私たちの年齢ではなく、もう少し大人の女性をターゲットとしているイメージがあったため、「ターゲットとなる現役大学生の意見」と聞いた時は少し驚きがありました。
 今回の商品、ベネフィークなど、基礎化粧品は、特に1回の購入で効果が得られるものではなく、何度も積み重ねてこそ効果が感じられる商品は、大学生にとっては少し価格が高いからです。このような意見や、「どうして専門店では購入しないのか?」と言った質問に対して、資生堂の方に直接自分の意見を伝える事が出来るという貴重な時間を経験させていただきました。
 さらに、新入社員の方という事で、就職活動についての質問にもお答えいただき、今後の自分のためになる事を聞くことが出来ました。これは実際の社会人の方だからこそ聞くことが出来たと思います。しかし、今回ゼミ見学を行い、質問力の重要性を間近で感じる事が出来たので、質問力を身につけたいと強く感じました。

津田晴菜(2回生)

 資生堂の方がお見えになり、お話をしていただきました。初めに高岡忠広さんが自己紹介、プレゼンテーションをして下さり、資生堂のことを詳しく知ることが出来ました。化粧品専門店にしか置いていないベネフィークという化粧品の事を初めて知り、体験させていただきました。クレンジングがとてもいい匂いで、塗れば塗るほどじわじわと熱くなり、息を吹きかけるとさらに熱するということにとても驚きました。
 こんなにも良い商品なのに専門店限定なため、中々ベネフィークに巡り合う機会がありません。化粧品専門店の存在は、以前から存じていたのですが、私の中で年齢層が高いという勝手な偏見が知らず内についており、中々入店することが出来ませんでした。
 今回の共同プロジェクトでは、どうして専門店は入りにくいと思われているのか、どうしたらお客様が専門店に来店してくださるのか、ということを課題に4つのグループに分かれ、それぞれグループディスカッションを行いました。1グループに1人、資生堂の新入社員の方がついて下さり、現場の貴重なお話も伺うことが出来ました。
 化粧をすることにより、気持ちが前向きになり脳が活性化され、また身体機能のアップにもつながる。スキンケアは癒し、メーキャップは励ましであり、これらは日々楽しく、心豊かな生活をおくるためであるとおっしゃっていました。お話を伺い、化粧品に対する愛、熱意がとても伝わってきて、私も本当にしたい職業に就きたいと思いました。

神田彩海(2回生)

 5月30日(月)、寿山ゼミの見学で、資生堂大阪オフィスの高岡さんと新入社員の方々から資生堂の歴史や共同プロジェクトについて様々なお話を聞かせていただきました。まず、印象に残っているお話は、人は化粧によりどのような気持ちの変化をもたらすのか。例えば、高齢者の方々にメイクをすると、明るく前向きな気持ちになり、化粧をする動作で身体機能が上がったり、健康寿命が延びるなど様々な変化が見られるそうです。
 まさに、私の祖母も叔母の結婚式の時に綺麗に化粧をしてもらい、ずっと笑顔でとても嬉しそうにしていたのを覚えています。私自身も化粧をしていない日よりも、化粧をしている日の方が楽しく明るい1日になります。女性にとって、美しくいられることは自分の自信に繋がるんだなと感じました。ただモノを売るだけではなく、高岡さんがおっしゃっていた美しい生活文化を売り、創造すること、そしてお客様を理解し、真摯にお客様と向き合っていることで、資生堂が長らく愛される秘訣がそこにあるんだなと思いました。
 また、新入社員の方々にプロジェクトの内容をお話していただいたのですが、わかりやすい説明で、質問にも真摯に応えていただき、その惹きつけられる話し方が印象的でした。人に説明する事は難しいですが、きちんと目を見る事と、よりわかりやすく話をする事の大切を学びました。資生堂という一流企業の方から貴重なお話を聞く事ができ、今回は、お客としてではなく、少し違った目線で資生堂さんと関われたことにとても嬉しく思います。貴重なお時間をありがとうございました。

岸田 渚(2回生)

 今回、3回生寿山ゼミを見学させていただきました。資生堂の企画統括部企画部長兼広報部長の高岡忠宏さんと新しく入社された新人社員さんのお話を聞く事が出来ました。まず、最初に私が思っていた資生堂さんのイメージは、有名な化粧品会社で多くの化粧品を扱っているイメージだけでした。しかし、資生堂さんは元々薬局からスタートしていた事に驚き、昔から多くの研究所があり、演劇でお客様に伝える・食文化も作ってきたなど資生堂さんの歴史を知る事が出来ました。
 私が一番驚いたのが、スキンケアとメーキャップのお話です。スキンケアとメーキャップは、世の中の女性のほとんどが毎日の様にしていると思うのですが、この二つをする意味を今まで深く考える事はありませんでした。スキンケアは自分と向き合い、心を癒す事ができ、メーキャップはどの様な自分でいたいか、自分に自信がもてると言う事が分かりました。
 そして、認知症になってしまったおばあちゃんがお化粧をする事で、元気になったり、手を高い位置で動かす事で、身体力がアップし、脳が活性化され、表情まで変化するとお聞きしました。スキンケアやメーキャップが、こんなにも人を内側から変化させる事が出来るなんて、本当に素敵な事だと感じました。
 最後に、資生堂新人社員さんと寿山ゼミとの共同プロジェクトに私も参加させていただく事が出来ました。チームでお客様の視点を理解したり、専門店について意見をぶつけ合ったり、ディスカッションをする事で、さらに資生堂さんを深く理解でき、今後のプロジェクト活動への意識が高まりました。大変貴重なお話が聞けて、本当に良かったです。ありがとうございました。

北川芹奈(2回生)

 5月30日(月)、寿山ゼミを見学させていただき、その時に感じたことは社会や資生堂さんに対して、まだまだ自分に全く知識がないことでした。資生堂の高岡さんの話を聞いて、CMの場合、売上目当てではなく、人の心の豊かさを表し、資生堂とはどういう会社なのか知ってもらうためということ。
 そして、お客様の笑顔を創造することをモットーに心がけ、生活者目線をしっかり考えていることや、そのため実際現場に足を運び、お客様の笑顔を見ていること、どんなものやどんなことがあって笑顔になっているのかを妄想するということを学びました。
 「美しい生活文化を創造」という項目がたびたび出てきて、その言葉に今ではとても魅力を感じています。私が想像していた営業とはまた違う一面を知ることができました。新入社員の人たちが、私たちの目の前でお話してくださった姿は1年目にも関わらず、堂々としていて、大学生と社会人との差がこんなにも大きく違うのだと感じました。
 私は化粧することでその日一日気合いが入るし、頑張ろうって心が前向きになります。こうなることも資生堂さんが目当てとしていることの一つだとこのゼミ見学で分かりました。今回、学んだ事を自分の力に繋げていきたいです。貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。

池田菜見子(2回生)

 私は、「資生堂」という企業は存じていたのですが、具体的な事は知らず、化粧品など手に取っていました。ですが、今回高岡忠宏様、新入社員の方の説明を聞き、改めて学ぶ事ができました。化粧品という素敵な物を私は、今まで「綺麗になる道具」として見ていたのかもしれません。しかし、「資生堂」は"美しい生活文化"を売りにしている、という言葉、又心を癒す、励まし、という役割があるとお聞きし、化粧品という物を違った目線で改めて理解する事ができました。
 私にとって「資生堂」のイメージとは、と説明の時我ながら考えていました。それは、学生というよりは、大人の女性が利用するブランドだと感じていました。しかし今回、学生に向けての発展も目指しているとお聞きし、どの様にしたら学生の手に届き、売り上げが上がるのか、と考えていました。3回生と新入社員含めディスカッションでは、人それぞれの意見を聞く事ができ、この様な視点もあるのかと学ぶ事が多々ありました。
 今回のプロジェクトを成功させたい!という気持ちが強くなり又、今までにない社会との隣り合わせの様に感じ、とてもやり甲斐を感じる事ができました。次は、寿山ゼミ生の一員となり参加したいです。今回、この様な授業に参加させて頂き、本当に寿山先生に感謝しています。有難うございました。

針木妃菜子(2回生)

 「マーケッターはお客様の代弁者である」、資生堂からお話に来てくださった高岡さんがおっしゃられていたお言葉の一つです。売り手はいつもお客様の目線に立ち、人の心に寄り添い、物事を進めなければならない、そして、常に革新していくことだと強くおっしゃられていたことが印象に残りました。
 今回、去年に引き続き寿山ゼミと資生堂とで共同プロジェクトを発足することが決定しました。私たち大学生目線からの意見を取り込んだプロジェクトとなり、企業好感度と売り上げシェアのギャップを埋め、化粧品産業を拡大することを目標とします。業界大手の資生堂には、今まで顧客として商品を使うことはあっても、企業として捉えることは少なかったように思います。そんな中、実際に働いておられる方から、企業としての姿勢、社員一人一人が持つ意識等を聞くことのできる貴重な経験となりました。
 そして、今回は今年入社したばかりの、新入社員の方にもお越しいただいて、就職に関するお話も聞かせていただきました。就職活動においては、偽りを捨て、熱量を最大限に表して戦うこと、そして、自分を分析することが重要となってくるとおっしゃっていました。このような、実際就職活動を行ってこられ、内定を勝ち取った方からの実際のエピソードは強く心に残りました。改めて、今回お越しくださったことに感謝し、お話いただいたことを生かしたいと思いました。

渡辺祥子(2回生)

 今回、資生堂さんからお越し頂いた高岡さんと新入社員の方々にお話を伺い、私が常日頃から何気なく使っている化粧品には、多くの人の努力や働きの上で成り立っている物だと改めて考えさせられました。私が資生堂に抱く印象は、大人の女性が使っている少しお高い化粧品メーカーというイメージでした。まさに、私の母親がエリクシール、私の好きなモデルがNARSを愛用している事からも、少し手の届かなそうな存在に感じていました。
 そして今回は、私と同様に世間では多くの人が資生堂=大人の女性と言う印象を抱いている事が問題源となっており、大人だけでなく多くの若者にも愛用してもらう為にはどうすれば良いかという事を3回生と2回生が一緒のグループになり考えました。
 私が高岡さんのお話の中で一番印象に残っている言葉は、資生堂は化粧品会社ではなく、美しい生活文化を創造している会社であるという事です。その言葉通り、資生堂には昔から会社に研究所があったり、美容専門学校、資生堂パーラーなどの食文化を提供する場、デザインの源であるギャラリー等があるという事を知りました。
 この様な資生堂のバックボーンを知れば知るほど、この会社は本当に消費者の美しい生活を考えているのだと身に染みて感じました。また、この会社の活動をより多くの人々に知って頂く為にも、今回のターゲットになる若者の視点から意見を出して、力になれる様に努めたいと思いました。