2016.4.25

ビクトリア大学留学体験記20:寿山ゼミ3回生

ビクトリア大学留学体験記20:寿山ゼミ3回生 藤田 祥世

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の藤田祥世です。最近は続いていた雨もようやく終わりが見えて、天気の日が多くなってきました。湿度は高くないのであまり暑さは感じませんが、日差しが日本の7倍といわれるほど強く、外を歩いていると肌が焼けているのが感じられるほどです。さて、今回は「学校」「ホームステイ」「セレモニー」についてレポートしたいと思います。

学校

 前のファイナルテストを無事パスし、新しいセメスターが始まりました。新しいクラス構成は、日本、韓国、台湾、中国、ベトナム、メキシコ、エクアドルを合わせて17人です。ビクトリアに来てもう7か月が経つので、クラスの3分の1以上の生徒は前のクラス、もしくは知っている生徒です。新しいクラスの先生はとても楽しい人で、いつもジョークを言っては生徒を笑わせてくれます。
 最近では自分の言いたいことを英語で表現できるようになってきたので、英語で会話をすることが楽しくなってきました。レベルが上がってきたので、学ぶことやすることも段々と難しくなってきましたが、自分の英語が改善されているのをすごく感じられ、もっと英語を使いこなせるようになりたいという欲が出てきました。新しいクラスが始まってまだ2週間程ですが、これから頑張ってクラスメイトと一緒に学習していきたいと思います。

ホームステイ

 ホームステイ先では、一緒に過ごした期間がもうすぐ8か月になるので、ホストファミリーやルームメイトとはお互いだいぶ分かり合えてきていると感じています。ルームメイトとは一緒に映画を観に行ったり、ショッピングに行ったりなど、とても良い友好関係を築いていっています。
 ルームメイトはほとんど毎日自分で料理を作っているので、たまに一緒に中華料理を作らせてもらったり、食べたりしているので、ますます日本食が恋しくなります。ですが、ホストマザーが作る料理も基本的にヘルシーで美味しい料理が多いので、日本へ帰ったときは逆にカナダでの食文化が恋しくなるのではないかと思っています。これからもホームステイ先でたくさんの思い出を残していきたいです。

セレモニー

 私たち、インターナショナルの生徒が勉強しているビルディングの工事がやっと終了し、リニューアルされました。私がビクトリアに来た時ぐらいから工事が始まっていたので、半年以上かけてやっと完成したようです。新しいスペースでは、クラスに入る前に勉強したり、友達とおしゃべりをしたり、ご飯が食べられるようになっています。ですので、休み時間にはたくさんの生徒がそのスペースにやってきます。
 そして今日、そのビルディングの完成を祝うためのセレモニーがそこで行われました。たくさんの人が集まり、そこにはジャパニーズ、コリアン、ブラジル、サウジアラビアのブースがあり、それぞれの国の文化が体験でき、楽しむことができました。これからもどんどん新しくなったビルディングを活用していきたいと思います。

 さて、もうすぐ夏がビクトリアにやってきます。夏にはたくさんの楽しいイベントがあると思うので、日本に帰る前にたくさんの思い出を残していきたいと思います。

寿山教授のコメント

 4月になり、日本では新年度に入りました。藤田さんも無事に3回生に進級しました。大学生としても後半戦に突入しましたので、そろそろ日常生活から就職や卒業を意識した行動が重要な時期となりました。帰国までの日数が少なくなってきましたので、これまで以上にそのあたりも考え、より充実した留学生活を送ってもらえたらと思います。