2016.4.8

2015年度寿山ゼミ卒業生(5期生)の4年間を振り返って

2015年度寿山ゼミ卒業生(5期生)の4年間を振り返って

 平成28年3月18日(金)、平成27年度卒業証書・学位記授与式が執り行われ、当日海外で客室乗務員(CA)研修のため出席できなかった一人を含め、寿山ゼミ生15名全員が無事に阪南大学を卒業致しました。私にとって5期生となるこの年度のゼミ生ですが、全員とても仲が良く、ゼミ長を中心に一致団結力もあり、とてもまとまりのある学年だったという印象を持っています。
 また、それぞれが個性豊かで自分の夢・目標を明確にし、それに向かってしっかりと努力ができるゼミ生ばかりでした。就職先も航空会社の客室乗務員(CA)を希望した女子3名がその夢を叶え、全員CAになったこと。また、三井住友銀行やマイナビなどの有名企業にも多数内定し、大学4年間の学びの成果をいかんなく発揮して、社会という大海に船出できたことを大変嬉しく思っています。
 思い起こせば、この5期生とは学内のゼミや授業だけでなく、寿山ゼミ独自の学外活動であるシネマ倶楽部でも一緒にたくさん行動を共にして強い信頼関係を築いてきました。関西トラベル同友会第90回トラベルフォーラム、大阪スイーツスタンプラリー打ち上げイベント、世界的ショコラティエ小山進シェフのショコラセミナー、宝塚グランドロマン「風と共に去りぬ」、スイーツ学会第3回学術研究発表会、PABLO姫路店レセプションバスツアー、天満天神繁昌亭「鶴瓶一門の大吟醸」落語会、河内ワインのブドウ畑と工場見学、河内長野の天野酒「蛍の宴」、神戸ダルビッシュコートで桂かい枝の英語落語、関西トラベル同友会第91回トラベルフォーラム、ミュージカル「ミス・サイゴン」、笑福亭鶴瓶・銀瓶親子落語会、「世界の子どもたちにワクチンを日本委員会」のボランティア活動、キッザニア甲子園視察など全部で15回も学外で様々な社会体験を重ねてきたのでした。
 学内の座学による授業だけでは決して得られない社会体験をゼミ生が自らの意思でシネマ倶楽部の学外活動に積極的に参加し、楽しみながらも感性を磨き、社会人と触れ合い経験値を高めていったことが就職活動に大いに役立ったと今振り返れば実感してもらえたのではないかと思っています。実社会で必要とされる社会人基礎力をシネマ倶楽部(寿山ゼミ学外活動)を通して自然に身につけた成果を各自が内定という就職活動結果で出してくれたように思います。
 卒業式当日、ゼミ教室で一人ひとりに卒業証書を手渡した後、寿山ゼミの恒例行事となった大学4年間を振り返った「卒業コメント」を全員が一人ひとり前に出て、みんなの前で最後の発表を行いました。ゼミ生全員が、阪南大学国コミ寿山ゼミで学べて本当によかったと心から語ってくれたことがこれまでの指導にかかる苦労をすべて吹き飛ばす最高のプレゼントとなりました。
 一足先に社会人となった5期生に大学生活4年間を振り返り、寿山ゼミの後輩たちへ向けて素晴らしいメッセージを届けてくれました。彼らの素晴らしいコメントをぜひご覧いただけますと幸いです。最後に、寿山ゼミ5期生たちの今後の活躍と幸せを心より祈念しています。(ゼミ指導教授:寿山泰二)

寿山ゼミ5期生の卒業コメント

佐藤貴大

 阪南大学で過ごした4年間はとても充実したものでした。他愛のない話で盛り上がったり、将来や現状について真剣に語り合うことのできる大切な仲間ができたことが私にとって一番の財産です。そして何よりも、阪南大学での思い出で一番残っているのはゼミでの活動です。寿山ゼミは他のゼミよりもはるかに厳しく大変なことも多々ありましたが、今となって感じることは、このゼミでは就活に関することや、社会人としてのマナーなど、社会に出て本当に役に立つことをたくさん学べました。
 私は2回生が終わった段階で1年間休学することを決意し、その後1度は学生に戻ったものの、さらにまた1年間休学をしました。この特殊な経験もあり、通常では1つのクラスで卒業まで一緒に過ごすものですが、私は計3つの世代の寿山ゼミに在籍しました。どの世代のゼミ生にも共通して言えることは、寿山ゼミの学生は意識が高く、しっかりとした人が多いという印象を受けました。こういった意識の高い学生に囲まれ、そして素晴らしい先生のもとで学べたことは今後、私自身の財産になっていくと確信しています。ありがとうございました。

石本有希

 大学生活が3月18日の卒業式をもって終わってしまいました。私は留学した期間を含めると5年間阪南大学に在籍していました。大学生活を振り返ってみると、最初は仲のいい子もいなくてどうなることかと思いましたが、気付くと卒業してからも交遊が続くとても大切な友達が出来ていました。歳を重ねるごとに、仕事仲間は増えても友達は出来にくくなると思うので、そんな友達はほんとに貴重な存在に感じます。
 私は大学在籍中に1年間留学に行っていたのですが、この1年間は私を大きく変化させたと思います。もともと、私はどちらかというと積極性がなく、人見知りもあり、人とのコミュニケーションも面倒くさがっていました。ですが、留学に行くと知り合いが1人もいないなか、コミュニケーションが面倒くさいといって交友関係を作らないわけにはいきません。困った時に頼る存在もいない、何よりそんな留学生活は何も成長出来ません。少しずつ交友関係を広げていくと初対面の相手にもハキハキと喋れるようになりました。
 なにより、留学から帰ってきても連絡を取り合えたり、日本に遊びに来てくれたりする友達もできました。大学生という特権をつかって時間を贅沢に使ったからこそ手に入れる事が出来たと思います。私は阪南大学に入学して良かったと思える充実した大学生活を送ることができました。大学教授の皆さま、特に寿山先生には本当にお世話になりました。ありがとうございました。

河西俊彦

 大学生活の4年間は、自分の人生にとって、とても重要な期間でした。寿山ゼミに入るまで、私はこのまま大学生活をダラダラと過ごしていいのかと不安でした。しかし、寿山ゼミに入ることで、寿山先生に社会に対する意識を学び、周りの友人の意識の高さを感じることで、自分にとって大きな成長に繋がりました。私は、4回生に入る前に自転車で日本一周するため休学をしました。同期が就職を決め、卒業していく中、不安などがありましたが、同期の友人からの応援などのおかげで成し遂げることができました。日本一周を成し遂げたことは、自分の大きな自信に繋がりました。
復学をし、一学年下の寿山ゼミに入りました。やはり、みんな意識が高く、寿山ゼミだなと思いました。みんな一学年上の私を元気よく迎えてくれたことがとても嬉しかったです。寿山ゼミで学んだことは沢山あります。就職活動のことから、社会人になってからも通用することなど本当に沢山のことを学ばせていただきました。
 就職活動の時に、周りに差をつけることができ、寿山ゼミに入って良かったと思いました。これから社会人になって、恥をかかないように、寿山ゼミで学んだことを思い出し、成長していきたいです。後輩の寿山ゼミの皆さん、これから就職活動や卒論は辛いことはいっぱいですが、寿山先生が言う通り、自分の成長に大きく繋がります。なので、諦めず頑張ってほしいです。

今西一真

 私は寿山ゼミでの2年間で人が変わるかのように成長できました。その理由としては寿山先生の常にストイックな姿勢とポジティブな思考です。このゼミを決めた一番の理由は自分を変える、環境を変えるということでした。しかし最初は、ゼミに対する意欲も出ず、休むことも一番多かったのが印象だと思います。4回生になって、ゼミ生ともっと共有する時間を増やすことを考え、就活、プライベート、学校でも関わりを持つようにしました。
 そこで、初めてゼミ生の一員になれたと感じました。もう一つは寿山先生が行ってくれるシネマ倶楽部での体験、社会人の方の交流などで積極的に参加できるようにもなりました。就活の指導面では他の学生との差をどうつけるべきか、自信を常に持てるようにもなりました。大学名など関係ない、日頃の頑張りで勝利、内定は出るという言葉を常に持ち就活にも全うできました。一緒のゼミ生も寿山ゼミだけあって、意識が高い学生が多く刺激にもなりました。
 卒業論文が一番難しいと言われているゼミで、内定をもらってからも非常に苦労しました。しかし、それが色々な自分の力になることをやっているとき、終わった後に実感しました。一つの困難な課題に対し、懸命に取り組み達成することの大切さを学ぶことができました。寿山ゼミで学んだことを社会に出て最大限に発揮していきます。これからのゼミ生に対してのブランディングになるように日々努力し続けます。

岡城弘明

 3月18日、ついに阪南大学を卒業となりました。大学生活は今振り返るととても短く思えます。2回生で寿山先生と出会い、寿山ゼミが始まりました。今となっては、とても良い選択でした。3回生からゼミ活動が盛んとなり、ゼミ中心の学校となってやっと大学生らしい生活ができました。そして寿山ゼミで大切な友達もでき、課外活動、オープンキャンパス、発表と学校での多くの経験と思い出が寿山ゼミを通してできました。
 3回生後期、半年間の留学をし、さらに多くの経験を海外ででき、海外でも大切な人と出会う事ができ、とても充実した年でした。4回生は、卒論に追われ卒業も危うい時期もありましたが、ゼミ生に支えられたり、寿山先生を始め、様々な先生方に助けて頂きました。4回生では人の温かさを知る年になりました。
 これからは、社会人となりますが、学生生活で学んだ事、寿山ゼミで学んだ事を活かし悔いのない選択と行動をしていきたいと思います。また人から信頼してもらえるように、有言実行をしていき、感謝の気持ちを忘れずに心がけたいと思います。そして、ここまで自由にさせてくれた両親にも感謝しています。4 年間関わって頂いた方々、寿山先生、本当にお世話になりました、これからもよろしくお願い致します。

北川恵太

 3月18日に卒業式が行われました。今思うと4年間は短すぎてあっという間に1年、また1年と過ぎてきました。この4年間は私にとってかけがいのない4年間だったと思います。あまり人と話すことが好きではなかったこと、積極的ではなかった私でしたが、大学生活で私が出会った仲間や友人などたくさんの人によって私をいい意味で変えてくれました。人と接することの楽しさ、人を思いやる心、たくさんのことを学ばせてもらいました。
 2回生から始まったゼミではこれから私たちが社会人としてどうキャリアを進めて行けばいいのか、分からないながらに考えてきました。普段では経験できないことをたくさん経験させて頂いたことで、新しい自分の感性を磨くことができました。就職活動や卒業論文では、ゼミ仲間で遠慮のない意見を述べあったことで、自分たちが行きたい会社や書きたい論文にたどり着いたのだと感じています。寿山先生には短い期間に私を大きく成長させてくれたと思っています。
 私はすでに3月16日から入社しています。初めて東京で一人暮らしをして、毎日戸惑いながらも慌ただしく過ごしています。また、新しい舞台で精進して阪南大学生として誇れる社会人になりたいです。最後に先生方やゼミの仲間、友達に数え切れないほどの感謝をしています。またどこかで会えると信じています。ありがとうございました!

角 明日香

 大学生活を振り返り、寿山ゼミにはたくさんの思い出があります。まず1年生の初めてのゼミが寿山ゼミでした。初めは厳しいゼミだなと思っていましたが、就職を意識し出しゼミ選択での第一希望は寿山ゼミでした。希望が通り、寿山ゼミになりましたが、2年生の秋から3年生の秋までカナダに留学していたため、留学組は途中から寿山ゼミに入りました。やはり寿山ゼミのやることは厳しく終わる時間も遅く正直大変だなと思っていました。
 寿山ゼミで学んだ社会人基礎力は就職活動でも大変役に立ちました。一番大変だったのは就職活動と卒業論文を同時にしていた時期です。この時期が今までで生きていた中で一番頑張ったと言っても過言ではありません(笑)。みんなで乗り越え、今ではこのハードな時間を乗り越えたという自分の自信となっています。この時を一緒に乗り越えたことでさらに寿山ゼミ生が仲良くなることができ、寿山ゼミで良かったと感じています。就職の関係で卒業式に参加できませんでしたが、たくさんの思い出があり感謝しています。全員が別々の道を歩むことになりますが、寿山ゼミで学んだ力を社会でも活かし、素敵なキャリアウーマンになりたいと思っています。

曽我瑞貴

 この4年間は、自分自身と見つめ合うことの出来た期間でした。そしてその機会をくれた寿山ゼミには、感謝の気持ちと心の底から寿山ゼミを選択してよかったという気持ちでいっぱいです。私は、これまでの人生で自分とここまで向き合うことが無く、とても良い機会をいただけました。それというのも、寿山ゼミで多くの価値観を知ることや様々な情報を得ることにより、自分が何をしたいのか、どうありたいのかを考え始めたのがきっかけです。そして、それに向けて、何が必要で何をすべきなのかを考えて行動する力がこのゼミで養われたと思います。
 寿山ゼミでは、あらゆる活動やセミナーを通して、レポートの作成を続けてきました。そこでは得たことや学んだことのまとめを書き、それを得た自分はこれからどうするのかを毎回のレポートで考えてきました。習慣化されたレポート活動のおかげで、他の授業や就職活動でレポートを要求された時、詰まることなく書けることを実感しました。
 他にも、社会の常識を常に意識することで、ゼミ生の社会人としての「当たり前」が十分に備わったと思います。それらの経験や活動を通して、私たちゼミ生の仲もかなり深まりました。皆が話せる関係となり、ムラがない寿山ゼミにはゼミ生一人一人の思い出が詰まっています。大学生活を楽しいものにさせてくれたゼミ生、そしてこれら全ての機会を与えて下さった寿山先生には本当に感謝しています。ありがとうございました!

竹村さゆり

 私はこの4年間の大学生活はとても有意義に過ごせたと感じています。それは、ゼミ活動の内容が濃かったからです。寿山ゼミに入れば、楽はできないということはわかっていましたが、確実に成長できると思い選びました(笑)。思った通り、他のどのゼミよりも面倒なことは多かったと思います(笑)。
 例えば、みんなでワイン畑やミュージカルに行ったり、スイーツ学会に参加させて頂いたりなどという貴重な体験をしてきました。その終わりには必ず感想文を先生に送らなければいけません。その時は、正直面倒だと思っていました。ですが、今思えばその行動は文章を考えて書く力のトレーニングになっていて、今ではそういう行動をしてきて良かったと思っています。以前よりも文章を書くことが得意になりました。「継続は力なり」というのはこういうことかと学びました。
 その他にも、生きていく上(社会の中でも通用すること)で大切なことをたくさん教えて頂きました。2年半の間、小さいことですが、コツコツやってきて良かったとこのゼミに入って本当に良かったと感じているところです。それから寿山ゼミのメンバーはみんな積極的で行動力もあって、とても刺激を受けました。就職活動のときもたくさん助けられました。社会人になっても、またみんなで集まって刺激し合いたいと思います。有難うございました。

田中 慶

 大学生になって、不安の多いことがありました。就職活動や卒業論文もその中に含まれています。その不安を少しでも解消してくれたのが寿山ゼミの存在だったと感じています。メンバーの人たちと相談したりして、自分の弱い部分をしっかり指摘してくれたゼミが一番の経験となりました。ゼミでの活動は私にとって貴重な体験になったものが多々ありました。その中で、募金活動は私にとって新鮮味のある経験となりました。自分たちから進んで、募金の行う目的を相手にきちんと納得させて、理解してもらえた時は達成感もありました。そのような活動に自分自身も参加できたのは良かったと思います。
 卒業論文を進めていくときには、もっとゼミのメンバーに相談していたら、スムーズに進めることができただろうと感じています。一人で突っ走って進めるより、少しでも人の意見を多く取り入れれば良かったと反省すべき点もありました。そのような経験も寿山ゼミに入っていたから感じることが出来ることでした。就職活動では私は他の人と少し違う形で進めていましたが、少しでもメンバーの人と交流が出来て、自分のプラスになることが多かったことに気付きました。このような人との輪を作れたこのゼミで培った経験をバネにして、今後の自分を成長させていこうと考えるようになりました。今まで有難うございました。

東谷彰哉

 無事に卒業式を迎えることができ、本当に嬉しく思うと共に、寂しいような複雑な気分になりました。思い起こせば、ゼミ仲間と初めて顔を合わせたあの日が本当に懐かしく思います。それから様々な体験を寿山先生のご指導の下、ゼミ生みんなで実行してきたことで、まだまだですが自分も少しずつ成長できたように思っております。
 卒業式を終え、卒業するということにまだまだ実感がなかったのですが、卒業証書を先生から直接手渡ししていただき、今日卒業をするのだと実感できました。寿山先生がはなむけの言葉として最後におっしゃった「3つの心」のお話とチャンスに対しての姿勢のお話を聞いて、自分自身社会人となり3つの心を鍛え続けることで確実にチャンスを見つけ、チャンスをつかまえることのできるような人間として成長していきたいと強く思いました。寿山ゼミで、寿山先生、さらには多くの仲間と出会えたことを今後の厳しい社会人生活での心の支えとして生きていくことができると思います。ありがとうございました。

松田莉奈

 ついに自分自身の卒業の番がやってきました。まだまだ実感はわきませんが、長いようで短かったあっという間の4年間だったと感じています。振り返ってもここに書き出しきれないほどたくさんの経験と出会い、どこを切り取っても大切な思い出でいっぱいです。寿山ゼミに入ってからの2年半は学生生活で特に印象に残っています。寿山ゼミには積極的で明るい先輩が多いという印象をもっていました。
 寿山ゼミに所属が決まり、喜びと希望を抱きながらも自分に自信がなった私は、おそるおそる顔合わせの教室に入りました。案の定、初日からキラキラで積極的なメンバーに圧倒されました。私はここでやっていけるのだろうかと不安になりましたが、成長したいという自分自身が決めた気持ちを胸に飛び込んでいきました。この一歩を踏み出したこと、優しくフォローしてくれるメンバーに囲まれ過ごせたことで、私は大きく成長できたと感じています。
 寿山教授の丁寧なご指導、最高のメンバーとの学びにより毎回のゼミ活動を充実した日々にすることができました。恵まれた環境で過ごせ感謝の気持ちでいっぱいです。これから卒業し社会に出て行きますが、思い出と経験を胸に頑張っていきたいと思います。後輩たちも振り返った時に良かったと思える学生生活を送ってほしいと思います。ありがとうございました。

峯 遙香

 3月18日、阪南大学を無事卒業することができました。先輩方に4年間は一瞬で過ぎるよと聞いていましたが、本当に大学の4年間はあっという間に過ぎました。そんな早く過ぎた4年間でも大切な友達ができ、留学、就活を経験し、他にもたくさんの貴重な経験をすることができました。中でも、留学の経験というのは自分を大きく変えてくれたのではないかなと思っています。
 また、2回生後期から寿山ゼミに入り、社会に出たときに役立つことをたくさん教えて頂きました。寿山ゼミでは、授業の始まり・終わりの挨拶、発言をするときに自分の大学名、学部、名前を言ってから発言することを教えられていました。その習慣は就職活動でも、本当に役に立ちました。色々な業界の方の貴重なお話を聞けたのも寿山ゼミならではのことでした。
 特にCAの方々がお仕事の合間を縫ってお話をしに来てくださったことがとても印象に残っています。CAが憧れから本当に目指す目標と変わったのは寿山ゼミに来てくださったCAの方々のお陰なので、本当に感謝しています。寿山ゼミでは、正直面倒くさいなと思うこともありましたが、全ては私たちのためになっているのだなと今となって気づくこともありますし、これから社会に出て気づくこともたくさんあるんだろうなと思います。この4年間で関わってくれた人たちにすべてに感謝です。ありがとうございました。

宮本晃幹

 今年、無事に阪南大学を卒業しました。この4年間で様々な経験をしました。不安がたくさんあった入学式。新しい友達ができるのかが不安だったことを今でも思い出します。しかし、実際にはすぐその不安もなくなり、学部以外の友達もできました。大学生活は高校生活とは全く違うもので、本当に自由でした。だからこそ、自らいろんな経験をしたいと思い、動くことができました。  その中でも寿山ゼミではたくさんの思い出があり、たくさんの体験をしました。落語の観賞や、「風と共に去りぬ」のミュージカル、募金活動。他にも多くのことを体験しましたが、本当に幅広くいろんなことを経験させていただけたと思います。こういった普段体験できないことの他にも、ゼミの授業中にたくさんの社会人の方のお話を伺うことができました。  そして、寿山先生直々の就職活動や卒業論文への指導。私の2回生後期からの学生生活は、ゼミの授業が中心になっていたと思います。そのお陰で自分自身も大きく成長できたと思います。これからは学生ではなく社会人として生きていきます。今までとは全く違う世界だと思います。しかし、阪南大学で学んだこと活かし、寿山ゼミで学んだ「3つの心」を持って、社会に貢献したいと思います。

望月 槙

 4年間通った阪南大学、思い返せばあっという間の学生生活でした。4年前の春に入学し、1回生の私は期待と不安を胸に抱いていました。入学してすぐに、留学をしたいと思い、夏休みに1か月のアメリカ留学をしました。2回生になり、1年間の留学を決意していた私は、8月からカナダに行きました。最初は慣れない環境や言語に戸惑っていましたが、持ち前の明るさと積極性でカナダに順応することができました。カナダには色々な国の人がいて、色々な事を学ぶ事が出来ました。1年間の留学では、初めて親元を離れて暮らし、自分の知らない世界を知り、素晴らしい経験ができました。
 3回生の秋にカナダから帰国し、半年後には就職活動が控えていました。寿山ゼミに参加し、就職活動実践対策の授業では就職活動について多くを実践的に学ぶ事ができ、とてもためになりました。就職活動が始まり、なかなか就職先が決まらない私はとても不安な1年を送ることになりました。しかし、卒業間近ではありますが、無事就職先を見つける事が出来、卒業式を迎える事が出来ました。4年間阪南大学に通う事ができたこと、そして卒業できたことを両親に感謝します。阪南大学で出会った友人や先生方、本当に4年間ありがとうございました。