2016.3.22

ビクトリア大学留学体験記19:寿山ゼミ2回生

ビクトリア大学留学体験記19:寿山ゼミ2回生 藤田 祥世

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ2回生の藤田祥世です。驚くほどに時間が経つのが早く、もう半年以上が過ぎてしまいました。ビクトリアの天気は毎日雨が続いていましたが、最近ようやく傘を差さずに外に出られる天気になってきました。さて、今回は「学校」「ホームステイ」「最近の出来事」についてレポートしたいと思います。

学校

 昨日、最後のクラスでの授業を終え、来週からファイナルテストが始まります。今回のセメスターは、前回のセメスターより時が経つのがとても早く感じ、昨日全ての授業が終わったのが信じられないほどです。クラスメイトとは、アラビア料理を振る舞ってもらったり、韓国料理店へみんなで行ったり、そして日本料理を学校で食べたりとお互いの国の食文化を紹介しあいました。
 その他にもクラスメイトとはたくさんの楽しい思い出があるので、もうすぐお別れなのがとても寂しいです。ですが、私は次のセメスターも受けるので、今回のファイナルテストをパスして次のレベルにいけるよう勉強に励みたいと思います。

ホームステイ

 ホームステイでは、先週ホストマザーのお母さんがホストハウスに一週間程遊びに来ていました。ホストマザーのお母さんには、宿題を見てもらったり、一緒にご飯を食べたり、会話を楽しんだりと、楽しいひと時を過ごさせてもらいました。そして今、ホストマザーのお友達が一週間程滞在しに来ているので、またネイティブの方とお話をする機会が増えて嬉しいです。
 ルームメイトとは、ブッチャートガーデンや映画を一緒に見に行くなど、とても良い友好関係を築いていけています。もうすぐイースターという大きなお祭りがカナダであり、その日にはホストマザーの家族と一緒にお祝いをするそうです。カナダにはたくさんの行事があるので、そのたびにホストファミリーとの思い出を作ることができ、すごく良い経験になっています。

最近の出来事

 最近はクラスメイトや友達と一緒にいろんなレストランやカフェ巡りをしています。カナダのビクトリアに来て半年以上が経ち、日本食がますます恋しくなってきたので、ここ二週間程は日本、韓国、台湾、タイ料理を食べに行くことが多いです。中でもフォーというタイ料理は私の中でブームが来ていて、日本でいうラーメンのような感じなのですが、麺が米でできていて、スープがとてもあっさりしているので、ランチにぴったりの料理だと思います。
 その他には、最近友達とホッケー観戦をしに行きました。その時の試合はとても盛り上がり、観客みんなで大声をだして応援したり、逆にブーイングをしたりなど、応援の仕方でも文化の違いを感じることができ、面白かったです。ファイナルテストが終わった後、一週間程休みがあるので、またいろいろ友達と計画を立てるのが楽しみです。
 最近は韓国と台湾の友達と一緒にいることが多いので、英語で話をする機会がとても増え、自分のスピーキング力が伸びているのが感じられます。残り半年を切りましたが、一日一日を無駄にすることなく、日本では体験できない経験をたくさん残していきたいと思います。

寿山教授のコメント

 この時期、日本にいる大学生は春休み期間で、新年度を迎えるまで一息つける期間です。特に、2回生から3回生になるこの時期は、誰もが自由に伸び伸び過ごせるとても楽しい期間だと思います。留学している学生にとっては、セメスターの区切りが出会いと別れを演出し、春先の思い出として記憶に残る時期となるようです。留学期間も半年を切りましたので、留学目的の再確認と留学成果の客観的検証を行い、残りの半年をより充実した日々を過ごしてもらいたいと思います。