2016.1.5

シドニー留学便り2:寿山ゼミ4回生

シドニー留学便り2:寿山ゼミ4回生 吉田愛梨

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ4回生の吉田愛梨です。10月からシドニーはサマータイムで日本との時差が+2時間になりました。オーストラリアは12月に入り本格的に夏が来て、最高気温42℃になる日や寒くてジャケットがないと過ごせない日もあります。今回は「仕事」「シドニーのクリスマス」「友達」についてレポートします。

仕事

 日本では仕事を探す時、求人誌やネットなどで探すのが主ですが、オーストラリアで探す時は自らの足でお店に行き、配ることも出来ます。私は1軒目初めてレジュメを手にし、お店を回った時、緊張で足が震えました。日本でアポイントメントもなしで急にお店に行き、レジュメを渡すということをまずしたことがないので戸惑いもありましたが、すごく気さくに話を聞いてくれました。仕事を見つけるのに1週間くらいかかりましたが、自分で足を運んで仕事を得た時はすごく嬉しかったです。
 仕事はレストランのウェイトレスをしているのですが、オーストラリアではベジタリアンの人がいたり、グルテンフリーの物を好む人もいるので、すごく気を使わないといけないので大変な時もあります。接客に対しては、言葉は接客英語を一つ一つ働きながら覚えて行きました。接客態度は、外国人の同僚の接客態度はすごく雑な面が見ていて多いので、私は日本人らしく、日本のアルバイトで学んだ接客をしたら、お客さんにとても褒められました。その時はすごく嬉しかったです。

シドニーのクリスマス

 昔、オーストラリアはサーフィンに乗ったサンタがやってくると聞いたことがあったのですが、今年はそれが見られそうなのでワクワクしています。日本はクリスマスの時期は冬なので、夏のクリスマスに少し違和感を感じています。シドニーでは、先日ボタニックガーデンという公園でクリスマスイベントが行われたり、町中では毎日セントメアリー大聖堂やマーティンプレイスといったシドニーCBDでプロジェクションマッピングがやっています。
 ボタニックガーデンのクリスマスイベントに参加したのですが、公園を埋め尽くすくらいの人が集まっていました。そこで、有名人も何人か来ていて、歌が披露されていたのですが、日本とは違い悲しいクリスマスソングも明るく歌われていました。季節が違うぶん、歌にもその影響が表れているのかなと感じました。そういうところでもオーストラリアを感じられて楽しかったです。

友達

 私は語学学校を卒業したのですが、元クラスメイトと卒業後も仲が良く今も一緒に遊んでいます。その友達も年末なので国に帰る子が多いです。今週だけですごく仲が良く同じクラスだったイタリア、タイ、サウジアラビアの子たちが国に帰ってしまいました。初め知り合った当初は、文化の違いもありお互いに距離感があるように思えましたが、いつの間にか困った時はいつも助けてくれ支えてくれる存在でした。
 私は一度シェアルームが見つからなくて住む家が無くなった時ありました。その時、イタリア人の友達は嫌な顔せずに部屋を貸してくれ、お互いに自分の国から離れて大変だから助け合うの当たり前だよと言ってくれたことは感謝してもしきれません。みんなが帰る前にレストランでパーティーをしたのですが、ここにいるみんなが次にまた一緒に集まれるのはいつになるのかなと思うと悲しくなりました。私はオーストラリアに来て、多くの友達に出会えて本当に良かったと思いました。それと同時に一日一日を大切にしようと心から感じました。オーストラリアにいられるのもあと少しなので、悔いの残らないように過ごしたいと思います。

寿山教授のコメント

 語学学校を卒業し、いよいよ念願の「仕事」をする段階に入ったようですね。自分のメリットを知ってもらい、それが「仕事」に役立つことを自己PRして納得してもらえなければそこで雇ってもらえないのは万国共通のことだと思います。帰国後に待っている就活を前に貴重な経験ができたことは喜ばしいことです。ぜひその経験を活かし、自らの夢・目標をしっかりと叶えてほしいと願っています。