2015.10.8

シドニー留学便り1:寿山ゼミ4回生

シドニー留学便り1:寿山ゼミ4回生 吉田愛梨 

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ4回生の吉田愛梨です。7月からワーキングホリデーとしてオーストラリアのシドニーに来て、ようやく2か月が経ちました。私がシドニーを訪れるのは7年ぶりで、最初は不安もありましたが、親戚の支えもあり、順調に海外生活を過ごしています。シドニーは日本と気候が反対で今が寒い時期です。最近、少しずつ春に向けて暖かくなってきました。今回は、「語学学校」、「シドニー」、「ブルーマウンテン」についてレポートします。

語学学校

 最初の一週間は観光と語学学校を探しました。語学学校は2か月だけ通うことにし、現地についてから自分で語学学校の見学をして回りました。その甲斐もあって、私のクラスには日本人が一人もいなく、イタリア・チリ・ブラジル・ハンガリー・香港・サウジアラビア・タイ・コロンビア・サラエボとすごく多国籍な学校を見つけました。こんなに多くの多国籍の人と関わるのが初めてだったので不安もありましたが、自分から積極的に話かけることで仲良くなることが出来ました。
 お互いが英語の勉強をしている同士なので、どうしてもプロナンスエーションの違いで、初めは聞き取れないことが多くあり、何を言っているのかわからないときもありましたが、そういう事も勉強になりました。1か月に数回は校外に出かけることやイベントがあり、多くの人と交流が出来ました。もう語学学校は卒業しましたが、休日になれば会うくらい仲良くなりました。

シドニー

 シドニーには四季があり、日本とは季節が真逆になります。しかし、寒い時期でもオージーは半袖や薄着の人が多いです。最初来たとき、私もみんなと同じように薄着でいると、よく風邪をひきました。シティー周辺は、オフィス街でビルなどが立ち並んでいて都会ですが、少し電車に乗ると美しい海や自然が多くあります。
 私がシドニーで驚いたのは交通面で、日本と同じでオンタイムで電車が来ます。海外は電車が何分も遅れてくると思っていました。シドニーにはバス・電車・フェリー・モノレールがあり、行きたいところに行けます。しかし、物価がすごく高いので生活面では厳しいです。それに加えてオーストラリアでお家を借りる場合、家賃は一週間単位です。食べ物はフィシュアンドチップスなどが有名ですが、スーパーマーケットに行くとルーミートと言って、カンガルーのお肉も普通に売っています。身体にいいようなので、最近はルーミートを使ったご飯をよく作ります。

ブルーマウンテン

 オーストラリアで出会った関西出身のワーホリメンバーで、自然遺産としてユネスコにも登録してあるオーストラリア国立公園のブルーマウンテンに行ってきました。シティーから電車に2時間乗り、バスに乗り換えてそのバスを降りると、すぐにスリーシスターズが見えました。あまりにも簡単についたので驚きました。
 今回は天候が悪く、時間に限りがあったので、スリーシスターズの周辺を散策しただけですが、広大な自然にとても圧倒されました。シティーは都会なので少し離れたところにこんな大自然があるとは思いませんでした。スリーシスターズの色々な神話について話していると夕方になり段々と日が沈んでき、ブルーマウンテンに光が射したときは、絵葉書のようにとても美しかったです。ブルーマウンテンに来て初めてオーストラリア来たという実感がわきました。次に行く機会があれば園内を周りたいと思います。

寿山教授のコメント

 吉田さんからオーストラリアにワーキングホリデーで行きたいと相談を受けたのがちょうど1年前でした。就活の本格的な準備期間に入ろうとした時期でしたので、少し驚きましたが、将来に向けていろいろと悩み考えて出した結論のようでした。シドニーに滞在する半年間に、今後の自分の人生をしっかりと考え、ターニングポイントとなる知識や体験をいっぱい身につけて帰国してほしいと心から願っています。