2015.10.6

第6代神戸ウエディングクイーンに 竹井りささん(寿山ゼミ2回生)が選ばれました!

第6代神戸ウエディングクイーンに竹井りささん(寿山ゼミ2回生)が選ばれました!

 平成27年8月5日(水)、神戸ウエディング会議主催による「第6代神戸ウエディングクイーン最終選考会」がエスタシオン・デ・神戸で開催され、神戸ウエディング会議の象徴であり、今や神戸の親善大使としても広く活躍している神戸ウエディングクイーンに阪南大学国際コミュニケーション学部寿山ゼミ2回生の竹井りささんが第6代神戸ウエディングクイーンに選ばれました。

 「神戸ウエディング会議」は、ウエディング業界のみならず、観光やファッションなど様々な仕事と関わる神戸の有力企業や団体が集まり、ウエディングを通じて神戸の街の魅力をさらに高め、神戸を「ウエディングの街」として、活性化させることを目的として2005年に設立した非営利団体です。今年設立10年を迎え、神戸ウエディング会議の象徴とも言える神戸ウエディングクイーンとともにその知名度、貢献度は神戸のみに留まらず、全国にも広がっています。
 初代神戸ウエディングクイーンには、現在フジテレビアナウンサーとして大活躍されている永島優美さんがおり、その後の歴代クイーンもテレビ業界に多数就職するなど、関西では女子アナの登竜門にもなっており、社会的にも大きく注目された存在でもあります。竹井りささんが神戸の親善大使の役割をも担う第6代神戸ウエディングクイーンに選ばれるまで、そして、兵庫県知事や神戸市長の表敬訪問を始め、すでに様々なイベントに早くも出演してマスメディアにも登場、これまでの活動を簡単にレポートしてもらいました。

応募理由について

神戸の街は、北に六甲、そして港があって異人館があって、そんなおしゃれな街神戸が大好きということは勿論、私は人と触れ合うことがとても大好きで、私の笑顔を見て、ひとりでも多くの方に元気に、そして幸せな気持ちになっていただけたらいいなという思いがありました。そして地元大阪へも、神戸ウエディングの素晴らしさを伝えていこうと考えました。ですが一番大切なことは、20年前に発生した阪神淡路大震災から復興した神戸の街を更に活気づけ、愛と幸せと元気の溢れる街にしていくため、お手伝いをさせていただきたいという想いから応募しました。

選考内容(書類・面接・WEB投票)について

二次審査の面接では、思っていたより質問が多く、面接時間も長かったです。面接の日まで、聞かれるであろうことを事前に予測し、家で練習をしていました。なので、普段通りの笑顔いっぱいの自分で挑むことができました。そして、WEB投票審査では本当にたくさんの友人、知人、老若男女から投票していただきました。神戸ウエディングクイーンを少しでも多くの方々に知っていただくため、自分から友人などにPRを兼ねてお願いもしました。改めて家族、そして応援してくれている方々に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

最終選考会について

最終選考会は実際にウエディングドレスを着て挑みました。昼食の時間のときには、緊張のあまりご飯が喉を通らず、ただただ自己PRを声に出し練習していました。すべての準備が整い、あとは本番のみというときは、もうじっと座っていることもできず、身体を動かして落ち着かない気持ちと、早く皆さんに自分をアピールしたいという気持ちでいっぱいでした。そしてエントリーNo.1だった私は緊張が尋常じゃなかったのですが、すぐに雰囲気に慣れ、とてもいいテンポで、自分でも満足するような自己PRをお話しすることができました。結果発表で自分の番号が一番初めに呼ばれたときは本当にびっくりし、涙が溢れ、最高に嬉しかったです。スポットライトが自分だけに向けられたときのあの気持ちは、なんとも言えない想いと、本当に気持ちよく言葉を失う程の嬉しさに包まれました。

活動報告について

クイーン決定後にはさまざまな研修がありました。その中でも個人的に立ち振る舞いレッスンが興味深く、自分のためにとても勉強になることばかりでした。私はもともと人前に出ることが大好きだったのですが、研修後のイベントでは今までよりさらに自信がつき、胸を張って皆さんの前に出られるようになりました。ブライダルシーズンのときにはイベントが多く、ラジオなどのお仕事も朝がとても早く、大阪から通う私にとっては、いつもそばで支えてくれる家族の存在が何よりも大きく、とても感謝しています。

今後の抱負について

私たち第6代神戸ウエディングクイーンは、歴代の方々から受け継いだ「伝統」と「神戸を愛する想い」を大切に、神戸をはじめとする日本全国で活動して参りたいと思っております。熱い思いを持ったクイーン3人がステージごとに変わる素敵なウエディングドレスをまとい、一致団結し、神戸が大好きな私たちだからこそ発信できる、神戸の魅力をお伝えしていきます。そして、神戸の方々に、愛と幸せと元気をお届けしていくと共に、震災から復興した神戸の街を更に活気づけて参ります。一年間という限りある任期の中で、私に託された任務を全うして参りたいと思っております。どうぞ応援よろしくお願い致します。

寿山教授のコメント

 今回、私が所属している神戸ウエディング会議のシンボルでもある神戸ウエディングクイーンにゼミ生の竹井りささんが選ばれたこと、本当に嬉しく誇りに思っています。この5月にゼミ選びで私の研究室を訪ねてくれたのが最初の出会いでしたが、お姉さんである竹井いづみさんを1回生ゼミで指導したこともあり、その関係で竹井りささんがまだ高校生の時からSNSを通じてその存在は知っていました。
 初の研究室訪問では、まだ漠然とながらも自分の夢を情熱的にいろいろと語ってくれました。また、これまでにいろんな挑戦をしてきたこと、そしてそれらがうまくいかなったことについても話してくれ、とても正直に生きているなとの印象を持ちました。そんな話の流れから、彼女の内から光るものが見え、今回の神戸ウエディングクイーンの話をしたのでした。その時はまだ応募するなどの気持ちはなかったように思います。
 その後、現3回生のゼミ活動で大変お世話になっている資生堂スタッフの方から、キリン堂・資生堂・オリックスバファローズがコラボした「オリ姫」ポスターのモデルに適切な人がいないかとのオファーをいただいたので、竹井さんにもお声かけして撮影会に参加してもらったのでした。ここから流れが一気に変化したようで、神戸ウエディングクイーンの募集時期とも重なり、応募するかどうか真剣に考え始めたようでした。最後の最後まで応募するか否か迷っていたようですが、挑戦することに決めた時は心からその勇気に敬意を表しました。

 そして、そのタイミングで神戸ウエディング会議の会員交流会が開催される日に一緒に参加し、懇親会に出席していた多数の神戸ウエディング会議会員に竹井さんを紹介して、その顔と名前を憶えてもらいました。また、当日は第5代ウエディングクイーンが舞台で歌い踊るステージもあり、実際にその仕事内容も見てもらいました。これで、神戸ウエディングクイーンに「なれたらいい」「なりたい」から「絶対なる」という強い気持ちに変わったように思います。応募書類や面接対策はプロのキャリアコンサルタントである私がしっかりと支援しました。その結果、一次・二次選考をクリアし、ファイナリスト8名のひとりに選ばれたのでした。その8名に対するWEB投票でその投票数を競う場面では、寿山ゼミの2回生から4回生まで全員一丸となって協力してもらったり、私のフェイスブックの交流ネットワークも駆使して応援したりした結果、本当にたくさんの方々に投票をしていただきました。

 実際にウエディングドレスを試着して、たくさんの人前でその姿を見てもらい、その思いをスピーチで伝える最終選考会は公開で行われ、たくさんのマスメディアも出席していました。エントリーNo.1の竹井さんには相当のプレッシャーがあったかと思いますが、それをも乗り越え、立派に自分の思いを来場者に伝えることができたことにとても感動しました。審査の結果、一番最初に竹井さんの名前が呼ばれた時は、本当に嬉しかったのですが、私自身が竹井さんに神戸ウエディングクイーンを紹介・推薦・支援してきたこともあり、その責任を果たせてとてもほっとしたことを憶えています。
 今、こうして竹井さんが第6代神戸ウエディングクイーンになり、神戸ウエディングの素晴らしさをたくさんの場所でたくさんの人に伝える使命を持ち、それをしっかりと全うしようとする決意と責任感、その実践を見て、心から嬉しく思うとともに、この仕事を通してさらなる人間的な成長を遂げ、内面から輝く女性になってもらいたいと願っています。竹井さんが今後も自分の夢や目標を真剣に追い求め、それを目指して地道に努力を続け、謙虚に歩んでいく限り、さらなる夢の続きも全力で支援していきたいと思っています。