2015.9.16

資生堂・阪南大学寿山ゼミ共同プロジェクト(SHS PROJECT)が実施されました!

資生堂・阪南大学寿山ゼミ共同プロジェクト(SHS PROJECT)が実施されました!

 2015年8月21日(金)、資生堂ブランド「マキアージュ」の新商品が「レディにしあがれ。」をコンセプトに新アインシャドー&人気ルージュの新色が発売されました。資生堂、秋のプロモーションとして長谷川潤や水原希子らがテレビCMで登場しているのでご覧になり、ご存知の方も多いことと思います。
 この「マキアージュ」の新商品発売に合わせて、資生堂販売株式会社近畿支社大阪オフィスと寿山ゼミ3回生が近畿地方における資生堂商品販売店の店頭キャンペーンを共同で企画したSHISEIDO HANNAN SUYAMA PROJECT(SHS PROJECT)がこのたび実施されました。共同プロジェクトが開始されるまでの経緯はすでに二度に渡り、大学ホームページに掲載されていますので、下記URLをご覧ください。

 資生堂販売株式会社近畿支社大阪オフィスの高岡忠宏企画統括部企画部長兼広報部長とのご縁から女子学生ばかりの寿山ゼミ3回生たちがその特性を活かして、大学生を始めとする若い女性に資生堂商品をいかに認知してもらい、購入してもらえるかを考え、何度も資生堂スタッフと一緒に長時間ディスカッションを行い、アンケート調査・分析・考察をしたうえで、ようやく実現可能な企画案が生まれました。
 今回の店頭キャンペーンで寿山ゼミの企画案が実際に採用されたのは2点。1点目は現在数多くの若い女性(大学生含む)が日常的に使用しているSNSのInstagramを使って資生堂商品をネットにアップして認知を拡大していく案。今回は雑誌「関西ガールズスタイル」とコラボして、専属モデルたちにInstagramに投稿して拡散してもらいました。
 2点目は購入した商品に別の商品サンプルを付けるという案。いずれも、200人近くの女子大学生を対象としたアンケート調査を行い、分析・考察して裏付けを取って資生堂スタッフと協議の結果、採用されたものです。予算を含めた諸事情で残念ながら今回は採用されなかった企画案についても、今後の新たなキャンペーンの参考にさせてもらいたいと資生堂スタッフからも評価いただきました。
 また、高岡忠宏企画統括部企画部長兼広報部長からは雑誌「関西ガールズスタイル」の紙面に掲載するキャンペーン広告を入れるにあたり、その撮影現場にも立ち会わせていただいたりして広報・宣伝事業の実際や裏側まで見学させていただきましたこと、ゼミ生にとっては大変勉強になったように思います。この場を借りて改めて御礼を申し上げます。
 今回の店頭キャンペーンは9月30日まで行われています。寿山ゼミでは販売店の様子をしっかりとウォッチしていきながら問題発見、問題解決、さらなる課題発見に取り組み、今後とも資生堂との連携を深めていきたいと考えています。それでは、海外留学中の5人のゼミ生を除いた、SHS PROJECTに関わった8名のゼミ生に今回の共同プロジェクトについてコメントしてもらいました。ご覧いただければ幸いです。(指導教授:寿山泰二)

寿山ゼミ生(3回生)のコメント

井上理菜

 私たち寿山ゼミ3回生は8月21日に資生堂で発売された新商品を売り出すための企画に参加させていただきました。6月、7月と資生堂の高岡さんたちに阪南大学までお越しいただき、ディスカッションをしました。このプロジェクトの目的は10代後半〜20代前半の女性に対する近畿地方独自のプロモーションをお客様目線で作り上げることであり、私たちの世代がよりマキアージュブランド全体に興味を持ってもらえるか、というものでした。
 6月のディスカッションでは、2つの班に分かれて話し合いをしました。そこで、私の班から出た案はインスタグラムを使い、新商品を買っていただいたお客様が写真を投稿して「いいね」が多かった人にマキアージュ商品がもらえるという案でした。また、別の班からはサンプルをつける、マキアージュの紙袋をつくる、などの案が出ました。実際にインスタグラムと、サンプルの企画案が店頭キャンペーンとして形になりました。ディスカッションが終わった後の懇親会もすごく楽しく、貴重なお話をたくさん聞かせていただき、勉強になりました。
 新商品が発売され、店頭へ足を運んでみると、あるドラッグストアでは化粧品コーナーへ行くと、マキアージュが一番目立つ場所にあり、私たちが参加させていただいた企画が実際に店頭に出ているのがすごく嬉しかったです。また、いろんな人に見てもらい、手に取ってもらいたいと思いました。今回のキャンペーンで私たちの世代のより多くの人がマキアージュを使うきっかけになってほしいと思います。

大野木 梓

 以前から資生堂の方々と一緒にキャンペーン企画として考えさせていただいていた企画が実際にスタートすることができました。私たちが考えたいくつかの企画の中から形になったのは2点で、1つ目はアプリのインスタグラムを使用する企画、2つ目は以前行ったアンケート調査を基にしたサンプルを付けてもらう企画です。私が特に思い入れがあるのは苦戦したインスタグラムの企画です。インスタグラムは若い女性に人気のアプリで沢山の方が使用しています。実際に寿山ゼミ3回生もほとんど使用しており、若い女性をターゲットにするならぴったりのアプリだと思い、インスタグラムを使った企画にしようとなりましたが問題点がいろいろありました。
 まず、この企画の関西限定というルールの中で、全世界の人に使用されているインスタグラムをどのように関西限定と絞るかが問題でした。タグ付けや商品に番号をふり番号の入力を求めるなど様々な意見を出しましたが、結局良い案は出ませんでした。資生堂の皆さんはある程度はしょうがない。それよりもターゲットである若い女性に買ってもらうことが大事とおっしゃっていて、社会に出ている方との着目点の違いに驚いたことを覚えています。私は目先の問題ばかりに気を取られすぎていて、本来の目的を見失っていました。
 確かに問題ではありますが、もっと冷静に広い視野で考えることが大切と理解し、改めて企画をするということの面白さを実感しました。私たちが考えた企画が実際に始動していることはとても嬉しく不思議な感じがしますが、貴重な体験をさせてくださった資生堂の皆さんに感謝し、より良い結果になるように今後も改善を重ねていけたらと思います。

神本万柚

 6月、7月とSHS PROJECT(SHISEIDO・HANNAN・SUYAMA)が本格的に始まり、高岡部長、渡辺課長、外部企業コンサルタントの橋本さんにお越しいただきディスカッションしました。今回私達の企画案が実際の形になったのが2点あり、1点目がInstagramの投稿です。これは関西ガールズスタイルとのコラボということもあり、ガールズスタイルのモデルさんたちがマキアージュの新作を撮った写真をInstagramに投稿し、私達世代の若い女性に新作マキアージュを広く知ってもらうということです。
 今、私達世代はSNSで様々な情報を得ることが多いし、私自身もSNSを利用することが多いです。私達も携わっている新作マキアージュが、この企画により沢山の人に知ってもらうことで、資生堂さんに少しでも貢献できたのかと思います。2点目は、例えば新作マキアージュのリップを買えばサンプルで新作マキアージュのファンデーションがついてくるといったことです。これは1つ買うとさらに違うサンプルが入っており、新作マキアージュの良さをより知ってもらうということです。これは私自身も嬉しいし、私達世代の若い女性も嬉しいことだと思います。
 この2点が企画案として取り入れられ、私達自身も携わったことで、私は資生堂の商品があると目が向くようになりました。また、若い女性へのターゲット戦略として少しでもお役に立てたことが嬉しく思いますし、SHS PROJECTを通して、企業の戦略や新商品開発の難しさも学べ、とてもよい勉強になりました。今後も資生堂さんとの関係を深め、私達寿山ゼミが何か少しでも貢献できればと思います。

木村 愛

 今回、資生堂さんとディスカッションを重ねて、現在行われているインスタグラムの企画とメインの商品に違う商品のサンプルを付けたり、自分たちが考えたことが実行されているのを見て、いろんなことをいろんな角度から考えて、それを発言していくことの大切さを強く感じることができました。そして、現在行われているプロジェクトを実際に見た際に、資生堂さんのブースの入り口部分にあり、とても見やすいところにあったので、たくさんの人の目に留まっていたら良いなと強く思いました。
 現在行われている企画以外にできるかできないかは分からないですが、たくさんのことを提案させていただきました。その企画も「すぐにはできませんが参考にさせて頂きます。」と前向きな言葉を頂くことができました。自分たちの力は微力ではありますが、資生堂さんのお力になれるように今後とも頑張っていきたいです。そのためにはさらに、他のことにも積極的に取り組み、一人ひとりスキルを上げていく必要があると感じました。
 次回、アンケートを取る際は、前回よりも多くの人たちにとってもらえるようにしたいと思うので、アンケートの採り方も考えてみたいと思いました。今回の資生堂さんとのプロジェクトで個々に積極性やスキルなどを上げて、さらにたくさんのプロジェクトのお手伝いをさせて頂けるように頑張っていきたいと強く思っています。
 日々、視野を広く持ち、たくさんのことに興味関心を持っていけば新たなことを感じ、新しいことを考えられると思うので、改めて積極的にたくさんの人と関わり、刺激をもらい、自分を成長させていきたいとこのプロジェクトをお手伝いさせて頂き感じました。

坂本 茜

 今年の3月に資生堂販売株式会社近畿支社大阪オフィスを訪れました。そして5月に就職支援として寿山ゼミに企画統括部企画部長兼広報部長の高岡さんにお越しいただきました。その際に資生堂さんと寿山ゼミの共同で店頭キャンペーンをしないかとオファーをいただきました。SHS(S=SHISEIDO H=HANNAN S=SUYAMA)PROJECTと題し、若い女性に対する近畿地方独自のプロモーションをお客様目線で作りあげ実施することで、これまでの資生堂さんに目が向かなかった層をも取り込もうというものでした。
 私たち世代が資生堂さんの化粧品を手にしないのは、なぜか?というところから始まり、思うがままに意見を述べました。それを踏まえて、だったらどうすれば資生堂さんの化粧品に興味を持ち、使いたい買ってみようかなと思うかについて話し合いました。いつくかの意見がまとまりましたが、寿山ゼミの意見だけでなく、私たちが考えた案を同世代の人たちはどう思うのだろうと、アンケート調査を実施しました。200名近くの方に答えて頂くことができ、それを参考にしてまた話し合い、最終的に企画した案が店頭キャンペーンとして2点実施されました。
 1つ目は、関西ガールズスタイルという雑誌と、Instagramがコラボして資生堂の商品に興味関心を持ってもらうことです。指定されたハッシュタグと、その商品をInstagramに投稿すると「いいね」の数が多い上位20名に豪華商品が当たるというものです。読者モデルさんがInstagramなどで投稿することによって一般人が興味を持ち、店頭で手に取ってみる機会が増えるのではないかと考えました。実際に読者モデルさんの投稿に「買ってみようかな」「可愛いです」などと良い反応がありました。
 2つめは、商品にサンプルをつけることによって、より資生堂さんの良さを感じてもらうことができるのではないかというものです。新しい化粧品を買うには勇気がいりますが、サンプルで1度試し、良かったら買おうという気になります。実際に私が訪れたお店では、サンプルでつけているリップの色味が1番売れているとのことでした。
 今回、3回生寿山ゼミは女子ばっかりなので、女の子が毎日使う化粧品について調べてみようというところから始まり、ここまで大きなものに結びつくとは思ってもいなかったです。何事にも全力で取り組むことの大切さと行動することの大切さ、自分たちが行動したことで得ることのできた貴重な経験、会社のしくみなど、学ぶことばかりでした。この新鮮な気持ちを忘れずに、今後の大学生活や就職活動などに活かしていきたいです。

小林 唯

 資生堂のマキアージュ秋冬の新作の店頭キャンペーンの為に資生堂スタッフの方が阪南大学に来てくださってディスカッションした時に感じることが沢山ありました。まず、1つは商品を買ってもらう為に作り手の気持ちやアイディアが沢山入っているということです。1つの商品の作るのに何人もの人が関わっていて、相当な時間もかかっているということに改めて驚きました。
 店頭キャンペーンをどういったものにするのか1回目のディスカッションをした時に、資生堂スタッフの方々のディスカッションの進め方もすごく上手で、私たち1人1人の意見をちゃんと聞き、その意見に対して他の人はどう思うか、そういった話の進め方をされていたので、これからゼミ内でディスカッションする時もこういう進め方をしようと参考になりました。
 今回、私たちが考えたものがマキアージュの店頭キャンペーンとして採用されたので、実際にマキアージュが置いているお店を見に行ってみたところ、アイシャドウにリップのサンプルが付いていたり、インスタグラムキャンペーンのPOPが置いてあったり、関西ガールズスタイルの秋号に大きくインスタグラムキャンペーンのことが掲載されていたりと、実際に形になったものを見てすごく嬉しく感じましたし、インスタグラムキャンペーンが盛り上がってほしいとも思いました。
 今回の店頭キャンペーンのことをきっかけに、商品を企画することにも興味を持ち、他の商品の企画やプロモーションを考えたりもしてみたいなと思いました。

塩野真奈美

 この夏から新しいプロジェクトとして、6月に資生堂スタッフの高岡様、渡辺様と橋本様に阪南大学にお越しいただき、若い女性がどのようなものに惹かれ、化粧品を選び、手にしたいのかなどを2つのグループに分かれて話し合ってきました。またゼミ終了後、懇親会含める報告会として、資生堂スタッフのみなさんと淡路の名産を扱う料理屋さんに行き、仕事の話やプライベートの話など楽しい時間を過ごしました。これも社会人として仕事を行っているようで、とてもよい経験になったと感じています。
 また7月においては高岡様、渡辺様と新しく行われる、若い世代に注目されるマキアージュのキャンペーンの企画を具体的に進めていきました。私たちは大学生にどのようなものがキャンペーンで行われると嬉しいか、購買欲が出るかというものをアンケートで調査を行い、集計を出してその結果を提案させていただいたところ、見事に今回マキアージュのキャンペーンで実際行われている、SNS(Instagram)による投稿、関西ガールズスタイルとのコラボレーションによる拡散、またサンプルを付けるという企画が通り、実際に現在店頭でキャンペーンが行われています。
 そして、私は関西ガールズスタイルの撮影会にも今回の仕事の一環として立ち会わせていただき、現場の雰囲気を見学させていただきました。現場はモデルさんのすごさももちろんでしたが、カメラマンや撮影スタッフの方々、資生堂高岡様たちが一緒になって意見を出し合い撮影が行われていき、今回の雑誌に載せる写真に資生堂の化粧品の色が美しく出ているかなど細かなチェックが入り、それぞれの仕事の具体的内容など自分の目で確認、勉強させていただいたことはとてもよい経験となりました。
 実際にお店でマキアージュのキャンペーンが行われていることをとても誇らしく、自慢したい気持ちになります。私たちが作り出したマキアージュの新しい第一歩が、今後も同世代に親しんでいただければと思いました。

上野詩歩

 6月からSHSプロジェクトが始まって、3か月が経ちました。8月21日から新発売されている資生堂マキアージュのドラマティックルージュがどのようにすれば、私たちの世代に手に取ってもらえるかというのを課題とし、発売前から試行錯誤をしてゼミ生一丸となって提案を出し合ってきました。6、7月は、資生堂の高岡さんたちとの打ち合わせをゼミの時間を使って行うも、毎回1時間半だけでは収まりきらず、各3時間くらいディスカッションを行いました。
 まず、A班とB班に分かれてそこから、資生堂に対してのイメージや化粧品売り場、商品企画、そして私たちの同世代たちはどのように化粧品について情報収集しているのかということを話し合いました。それらの結果、オリジナル紙袋を作ることやショップを派手にして目を引かせること、そして商品に違う色味のサンプルをつけるということが出ました。さらに、インスタグラムを使ってオリジナルプレゼントをもらうというSNSを使った宣伝も挙げられました。
 これらを基にした結果、実際に8月21日から実際に店頭キャンペーンとして形になったことは、関西ガールズスタイルとコラボをしたインスタグラムでの投稿及び拡散、そして商品にサンプルをつけて商品の良さを知ってもらうことという2点が実現しました。
 インスタグラムでは、実際に対象商品を購入し、商品と一緒に自分が写った写真にハッシュタグで「#マキアージュで変身」と記入し投稿すると、「いいね」の多い人に資生堂から豪華賞品がもらえるというキャンペーンです。それが始まってから、インスタグラムでそのハッシュタグを検索してみると投稿している方がたくさんいて驚きました。
 そして、自分の足で近くのドラッグストアを何店舗か実際に見に行きました。すると、入り口からマキアージュの商品が大きく宣伝され、サンプルがついた商品がたくさん並べられていました。私たちの企画案がこのように形になって店舗やSNSに出ていることに感動しました。今回のSHSプロジェクトは実際に社会人が業務で行うことを大学生から経験することができたので、企画することが大変な仕事だと身をもって実感できました。そして、この企画が形になって終わりではなく、その後も見守っていき、新たに今後の為に課題を見つけていかなければならないと思いました。この経験はこれからの就職活動や社会人になってからも生かしていければと思います。