2015.8.21

リーズ大学留学体験記11:寿山ゼミ3回生

リーズ大学留学体験記11:寿山ゼミ3回生 浅井里美

 国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の浅井里美です。イギリスに留学に来てからの11か月間は、思い返せばあっという間に感じ、私がずっと抱いていたイギリスでの留学生活は、間も無く終了しようとしています。今回は、「イギリス」、「ホストファミリー」、「学校」についてレポートします。

イギリス

 私が11か月間過ごしたリーズという町は、ロンドンよりもさらに北にあります。10月上旬でさえ、日本の真冬のような体感気温だったのを覚えています。さらに日の入りが早いため、あたりはすぐに暗くなり、店の開店時間も、より早まります。来た当初は、見るものすべてが新鮮に感じ、感動や発見がたくさんありましたが、今では、現地の人たちと変わらないような生活をしています。
 住んでいた場所が、リーズ大学から約1時間も離れた場所だったというのもあり、シティーセンター周辺の都会の雰囲気からは一変、登校途中にリス、馬、羊などをよく見かけました。交通手段は、車やバスがほとんどなので、学生の私たちは、電車が発達している日本とは違い、バスを利用し登校します。イギリスのバスは、乗車下車の必要なお客さんがいない限り、バスストップごとには停車はしません。また、特定された行き先が、バスストップの掲示板に番号で記載されており、出かける前に自分の行きたい場所の番号を知る必要があります。

ホストファミリー

 私はイギリスに来てから、4件のホストファミリーにお世話になりました。留学生の人数は、リーズ大学の契約を結んでいるホストファミリーの数を上回るため、ホストファミリーとしての評価が低い所さえ、契約解除が惜しまれるという状態です。最初の2件は、ビジネスとしての受け入れだったので、私自身の心身が疲労困憊となり、自分自身ではどうにもできない状態にまで落ち込んだこともありました。態度の違いや、道理に適わない話、同じ家に住む生徒を平等に接することのできないホストファミリーに、何も言うことの出来ない自分自身を悔しく思ったこともありました。
 異なるナショナリティーの家庭で過ごすことで、良い経験、悪い経験の両方を身をもって体験することが出来ました。この経験も社会で生き抜くための、乗り越えなければいけない壁の一つだと思います。これから留学する生徒の皆さんが、このような問題で悩まれた時、しっかりと問題と向き合い、逃げず、乗り越えることで自分自身を成長させてくれるという考えを持つということが大切だと感じました。いつかは、自分の持つイメージを覆すような良いホストファミリーと出会えるはずです。

学校

 去年の10月からスタートした、3か月間を区切りにした1タームが、とうとう4タームにまで到達しました。ジェネラルイングリッシュコースの、10月からの入部生では、私が一番の長期滞在者となり、一緒に留学生活をスタートさせた仲間はもちろん、先生までを見送る立場にまでなりました。
 リーズ大学の語学学校では、全ての学部を通し、日本人、アラビックの生徒が主であり、夏休みや冬休みを利用し、短期留学として、韓国人、ヨーロッパの人々がたくさん入部してきます。アジアから来る留学生は、私たちの年齢とほとんど変わりません。私たちが驚くほどに、日本のことを知り、日本語を専攻としている生徒もたくさんいましたが、尋ねられた際に、自国のことさえも、きちんと答えることができず、充分に把握できてない自分の無知識を恥ずかしくなることもありました。授業を通し、日本製品が世界に通用する素晴しいものであると、改めて日本の良さを確認することもできました。
 レポートを提出することで、毎月を充実した生活にしなければいけないと積極的に行事に取り組むことができました。今回は最後のレポートということで、これからの留学生に、自分の経験した良い点、悪い点を少しでも参考にしていただければとレポートさせていただきました。

寿山教授のコメント

 1年の留学生活お疲れ様でした。本学でもそうですが、留学希望者の多くがアメリカやカナダを志向するなか、イギリスを選んだ浅井さんには誰にも負けない強い信念を持っていると以前から注目していました。毎月のレポートには書けない本当に大変で、しんどい出来事がたくさんあったと思います。それでも、こうして1年間の留学生活を乗り切り、無事に帰国してくれることを心から嬉しく思っています。来月9月から始まる後期授業がとても楽しみです。