2015.7.21

リーズ大学留学体験記10:寿山ゼミ3回生

リーズ大学留学体験記10:寿山ゼミ3回生 浅井里美

 国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の浅井里美です。留学生活も残り1か月となり、帰国日が待ち遠しくて仕方ありません。イギリスは、7月に入ったにもかかわらず、まだ風が冷たく、日本のような真夏の温度を感じることは全くありません。今回は「パリ」、「スコットランド」、「学校」についてレポートします。

パリ

 ターム3が終わってからの休みが2週間あったので、友達とパリに旅行しました。安くパリに行くことが今回の目標だったので、イギリスのロンドンから出発するバスに12時間かけての長い移動となりました。行きのバスは、1時間遅れの出発となり、イギリスからフランスに渡る船の関係で、3時間ほどサービスエリアで待機させられました。運転手は、英語もフランス語も分からない方だったので、運転手からの連絡は当然誰にも伝わらず、大変な思いもしました。
 私は、人生で2回目のフランス旅行だったのですが、夜中の無人の地下鉄には慣れず、そして、目的地までの路線図を理解するのにとても時間がかかり、自分たちがどこにいるのかさえ分からなくなった時もありました。滞在日数は、たったの2日だったので、毎日がハードスケジュールでしたが、旅行する人が変わると、また違った楽しさや発見があるので、とても勉強になりました。

スコットランド

 6月27日からニューキャッスル、エジンバラ、グラスゴーに3日間、ホテルを取らず、朝のバスを乗り継ぐハードなスケジュールを組み、一人旅をしてきました。駅から市街までは、長い階段、急な坂道を登らなければなりませんが、エジンバラ城からの景色はとても絶景でした。
エジンバラはスコットランドの首都であり、訪れた人みんなが口を揃えて良かったとお勧めをする場所です。スコットランドの民族衣装である、タータン柄のスカートのような衣装を腰に巻き、バクパイプを演奏している男性を街中でよく見かけました。イギリスとはまた違った建物、街並み、遠くから聞こえてくるパイプ演奏が、とても新鮮に感じました。マフラーやウィスキーがお土産として人気なので、市街のほとんどのお店ではタータン柄のカシミヤのマフラーが格安でずらりと並んでいました。

学校

 7月6日から学校が始まり、ターム4が開始しました。夏のタームは、今までとは違ったプログラムになるので、プレゼンテーションなど、人と接するようなアクティブな授業がメインとなりました。毎年、夏のタームはヨーロッパの学生が夏休みを利用し、語学を勉強するため、短期でリーズ大学に留学に来ていたので、楽しみにしていたのですが、今年は、思ったよりも留学生が少なく、1グループに6人ほどで構成されており、そのほとんどが日本人の生徒でした。
 アラビックの生徒たちは、ラマダンという1か月の断食期間なので、たくさんの人々が帰国し、イラクや、リビアのラマダンの文化の緩い国の生徒が残っている程度です。ですが、2日前に韓国人の生徒がたくさん増え、クラスは明るくなり、活気が溢れるような楽しい授業をしています。また、皆と年齢が近いため、お互いのジェネレーションギャップがないのでとても会話が弾みます。韓国人の女の子たちは、前回と同様、日本語を専攻し、私たちと同じように日本語を流暢に話せるので毎回驚かされます。
 振り返れば1年という長い期間も、あっという間に過ぎ去ろうとしています。その中で、自分自身をプラスに成長させるには、最終的には自分自身の努力次第です。私は、自分にそう言い聞かせながら留学生活を送ってきたのですが、その言葉の重みが、時々プレッシャーとなり、自分のペースで進めなくなった経験をし、悔しくなり悩んだ時期もありました。留学前と何も変わらないように思う私ですが、皆と会った時に私の気づいていない成長できた変化に気づいてもらえると嬉しいです。

寿山教授のコメント

 本当に早いもので、浅井さんが帰国するまであと1か月となりました。自ら望んだイギリス留学でしたが、想像以上の辛い時期を過ごしたこともあったようですね。しかし、それをも乗り越えた1年で、本人にとって英語習得以上にメンタルの強さを身に付けたようにも思います。「キャリア」の視点から言えば、そのメンタル力は自分の目指す人生を歩むために最も必要な力です。浅井さんがこれから出会ういろんな場面で、自分のメンタル力が格段に向上していることを実感できる日も近いと思います。