2015.4.22

カナダインターンシップ留学体験記8:寿山ゼミ3回生

カナダインターンシップ留学体験記8:寿山ゼミ3回生 岸 優花

こんにちは、国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の岸優花です。3月の終わりから、私たちの留学の1番の目的であるインターンシップが始まりました。今回はその内容を中心に、”National Lunch”、”インターンシップ”、”働き始めて思ったこと”についてレポートしたいと思います。

National Lunch

 先日、学校で各国が一つずつ教室に集まり、他国の生徒に料理をふるまうイベントがありました。私たち日本人は焼きそば、ちらし寿司、お好み焼き、カステラを用意し、私はカステラを作るグループでした。料理を作るだけではなく、そのレシピや料理の説明などの簡単なプレゼンテーションもありました。
 当日は色々な国の教室を回るのが日本の学校の文化祭のようで楽しかったです。私たちの学校には日本以外にサウジアラビア、中国、韓国、ブラジルの生徒が多いのですが、特にブラジルの人たちはお祭り好きで、いつもよりもさらに陽気で盛り上がっていたのがとても面白かったです。
 VanWest Collageの中で学んだ期間は約2か月と短かったですが、とても多くのことを教わりました。これからは学外で英語とホスピタリティを実践的に学びますが、私が働くホテルから学校は割と近いので、仕事終わりにときどき先生や友達に会いに行ければと思います。

インターンシップ

 私はいま、ダウンタウンにあるホテルでインターンシップ生として働いています。私の他には、同じ阪南大学から2人の生徒が同じホテルで働いています。ホテルが決まるまでにも、履歴書を作ったり面接に行ったりと、ちょっとした就職活動も経験しました。英語で自分をアピールするのは難しくて、予想していなかった質問を聞かれたときは頭が真っ白になりましたが、採用が決まったときはとてもホッとしました。これから迎える本格的な就職活動にとってとてもいい経験になりました。
 カナダ、特にバンクーバーは本当に多くの国々の人が暮らしていて、バンクーバー出身の人の方が少ないほどです。私のホテルではカナダ出身の人は働いておらず、インドや中国、フィリピン、チェコの方々が働いています。日本人の方も2人働かれていますが、会話は英語で、とても親切にしていただいています。私はハウスキーピング、フロントデスク、オフィスの3つのポジションで働いています。内容については次回レポートしたいと思います。

働き始めて思ったこと

 働いてみて1番に感じたのは、学校で学ぶのと社会で働くのは全く違うということです。まず、学校では英語で分からないところがあれば何でも質問して学べましたが、ホテルではゲストもスタッフも、英語が話せるという前提で話しかけてくるので、もっと会話力が必要だと実感させられました。
 また、先に述べたようにカナダは多民族国家なので、違う言語、文化をもった人同士が協力して働いています。そこでは、自分の意思を持って、発言することがとても大事です。特に日本人は相手に対して遠慮になりがちですが、それがかえって関係を悪くしてしまうこともあります。私たちのホテルのオーナーやマネージャーにも、自分の意見をはっきり言うことを求められています。そうやってお互いを理解することは、良いチームワークを築き、チームワークは良いホスピタリティサービスを提供する上でとても大切だからです。
 働き始めて間もないころは、マネージャーに対して上司というイメージが強くて、自分の気持ちではなく、あくまで一歩退いたような感覚で話していましたが、今ではマネージャーとも軽い冗談を話せるようになってきました。
学校にいた頃とは時間の使い方や学ぶことも変わってきましたが、残された時間で英語はもちろん、ホスピタリティに関する知識も養っていきたいと思います。

寿山教授のコメント

 英語を「学校で学ぶ」ところから、いよいよ本来の留学の目的である「インターンシップ」、実際に「ホテルで働く」へと移行したようです。国内での「インターンシップ」でもビジネス世界における常識やマナーに戸惑い、苦労する学生が多いものですが、海外での「インターンシップ」は想像を絶する大変さがあると思います。その体験こそが、自らの今後の人生において心の拠り所になると信じ頑張ってほしいと思います。