2015.4.6

台湾淡江大学短期留学体験記:寿山ゼミ4回生

台湾淡江大学短期留学体験記:寿山ゼミ4回生 東谷彰哉

国際コミュニケーション学部寿山ゼミ4回生の東谷彰哉です。台湾の淡江大学語言中心に2月1日から2月28日の1か月間留学に行って参りました。その時の様子をレポートにまとめてみました。

留学の経緯

 留学した理由は、大学2年時から興味を持った「中国語学習の成果を現地で試したい」という気持ちが強くあったからです。では、どうして台湾なのかというと、2月は旧正月という時期であり、1か月という短期留学を受け入れてくれる大学が大陸の方で見つからなかったからです。台湾も旧正月はありますが、淡江大学はこの時期の受け入れを行っていたので留学を決めました。

留学生活

 留学中は基本的に午前中が授業で午後は自由時間でした。授業内容は全て北京語で、言語の学習に加え、台湾、大陸の人々の文化の違いや歴史的なこと、伝統行事の背景などを学びました。午後は毎日いろんな場所へ出かけました。台北、台南、高雄など様々な場所へと出かけて行きました。ガイドブックを持ち歩くよりも、通行人やタクシーの運転手ら、現地の人に直接台湾の楽しいところなどを聞き込み、そこに向かって訪ねていくという形をとって見聞を広めました。

留学で得たこと学んだこと

 留学で得たこと学んだことはたくさんありますが、ここでは大きく1つ挙げたいと思います。それはありきたりではありますが、人との出会いの大切さです。留学先では様々な人と出会いました。日本人や外国人関係なく、様々な人からいろんな刺激を受けました。日本にいると良くも悪くも、ある程度固まったコミュニティーの中で生活をしてしまいますが、その点、留学生活は新鮮な部分が多く、出会いの大切さを強く感じました。

この留学を通して、私は日本での生活を見直す必要があるのではないかと思いました。日常から非日常を見つけ出す目を鍛える必要性を感じたのです。今後は、私も他の人に対していろいろと影響を与えることのできる、魅力的な人間になるため、毎日の生活に知見を広めるための時間をより多く確保していこうと思いました。

寿山教授のコメント

 語学に限らずインプットしたものは、いかにアウトプットしてそれを日常生活、ビジネス等において実践的に使えるものにするかが重要と考えます。就職活動を控えた時期に、敢えて留学という形でアウトプットに挑戦した勇気と決断は賞賛できるものです。ぜひ、この経験を残りの大学生活、就職活動、今後の人生の生き方に役立ててほしいと思います。