2015.2.9

シネマ倶楽部(寿山ゼミ)2014年度学外活動第14弾!

シネマ倶楽部(寿山ゼミ)2014年度学外活動第14弾!
「キッザニア甲子園」視察会を実施しました!

 2015年2月1日(日)、現在日本国内で東京と甲子園にしかない子どもの職業・社会体験施設「キッザニア甲子園」の視察会に寿山ゼミ2回生・3回生の総勢12人で参加してきました。子どもたちが好きな仕事にチャレンジできる、子どもが主役の街「キッザニア」。夕暮れの街「キッザニア」でのリアルな社会体験を通した「生き抜く力」を育成するコンセプトは、まさにキャリア教育に最も必要とされるものです。
 今回、視察会を実施することになった経緯ですが、2014年12月に開催された「観光・ホスピタリティ業界企業研究フェア」に参加していた「キッザニア甲子園」の人事担当者とご挨拶させていただいた際に、ご提案いただいたことがきっかけでした。フェア当日、実際に人事担当者から企業説明を受けたゼミ生が強く「キッザニア甲子園」の視察会開催を希望し実現したものです。
 「キッザニア」施設を体験できる年齢は3歳から15歳までで、大人はその年齢の子どもを持つ親などしか入場できないため、通常、大学生は体験はもちろん、入場もできない施設となっています。私自身は、3年前に日本キャリア教育学会の研修会で視察経験があったので、ゼミ生たちに企業コンセプトと同時に施設とスーパーバイザーと呼ばれる従業員の対応などをぜひ見てもらいたかったこと、就活開始前の時期での企業説明会は今後のモチベーションアップにとてもタイムリーと思い引率致しました。
 人事担当者による企業説明会が終了した後に、施設をくまなくご案内いただき、併せて詳細な説明をしていただきました。当日は日曜日の午前中ということで、施設内は大変混み合っていましたが、主役の子どもたちの真剣なまなざし、楽しそうな笑顔、それをサポートするスーパーバイザーの素晴らしい対応などゼミ生たちにとっては、とてもよい社会見学になったように思います。
 最後に、今回日曜日にも関わらず、大変貴重なお時間を割いて企業説明会並びに施設案内をしていただきました「キッザニア甲子園」人事担当の佐野恭子さんにこの場を借りて厚く御礼を申し上げたいと思います。(指導教授:寿山泰二)

シネマ倶楽部メンバー(寿山ゼミ生)のコメント

竹村さゆり(3回生)

 今回、今年で6周年目になるKCJ GROUP株式会社(キッザニア甲子園)さんのところへお話を伺って来ました。ここでは、3歳〜15歳までの子供が好きな職業を体験できるという子供が主役の場所です。体験できるだけでなく、実際に働いた後はキッゾという単位でキッザニア内限定でのお金がもらえます。そのお金を使って買い物やお金を銀行に預けたり、ATMを使って引き出すこともできます。
 また消防士、警察官、病院の先生、アナウンサーなど、子供の憧れや夢が詰まっている60種もの業種・職種が体験できます。細かく分けると90種の職業になります。ここでは、いろんな工夫がされていて、建物全てが子供サイズで、実物の3分の2の大きさで作られています。子供から見れば、自分が大きくなったと錯覚できるのです。また、キッザニアでは常に夕暮れで、外が暗い演出をされています。この場所では子供は社会人なので、夕方でも外で買い物もできるということに慣れさせるためだそうです。
 そして、『先生と子供』ではなく『先輩と後輩』を意識させているので、仕事中でも子供には敬語を必ず使うというルールがあります。ですので、年齢が違う子供同士でも協力し合い、コミュニケーション力を高めることができるのです。また、キッザニアのコンセプトは、エデュテインメント『楽しく学ぶ』ということなので、楽しいだけでも駄目。学ぶだけでも駄目。楽しく学ぶからこそ意味があるということで、とにかく子供に楽しく学んでもらおうということを徹底しています。
 このことから、私はこの会社の理念にものすごく魅力を感じました。子供は日本の宝です。日本の未来を支えるのは今の子供達です。その子供達に夢・希望を与え、より早く将来のことを意識していくことでさらに良い日本にしていってくれるでしょう。また利益は日本、この会社だけでなくスポンサーの各企業にも今後の利益が出てくるので、とても素晴らしいと思いました。私もこの会社のように社会貢献していけるような人間になろうと思います。そしてキッザニアで体験した子供達が今より素晴らしい日本にしてくれることを願います。

峯 遙香(3回生)

 2月1日(日)にキッザニア甲子園へ会社見学に行きました。以前に行われた「企業研究フェア」で、私はキッザニアの存在を知りました。担当者の方が私たちにプレゼンの様に、キッザニアについて説明してくださいました。担当者の方の人の良さや、仕事内容に惹かれ、会社見学に行きたいと思い、先生が段取りをしてくださり、行くことができました。
 キッザニア甲子園に着くと、まずキッザニアの人事担当者の方が私たちのためだけに会社案内や企業方針などの説明をして下さいました。キッザニアでは、こども達の「気づき」を大切にし、「生きる力」を育むことをコンセプトとしていて、こども以外にも、社内でチャレンジする人を支援しているらしく、素晴らしい会社だなという印象を受けました。
 また、頑張れば頑張った分、昇格するところも私は魅力に感じました。そして、企業拡大も考えていることや、リピーターを増やすための工夫を色々としていることから、常に高みを目指している会社だなと思いました。
 お話を聞いたあとは、実際にお客様がいる現場の見学に行きました。本当に入った瞬間から一つの国のようで、私たちでもすごくウキウキするような場所でした。こども達のサイズに合わせ、全てが通常の3分の2の大きなで、本当に細かいところまで工夫してあると思いました。
 今回、会社見学させていただき、ネットで調べるだけではわからないことをたくさん知ることができ、実際行くことで会社の雰囲気や、イメージを身に染みて感じることができ、本当に貴重な経験ができました。また、興味が湧いた会社があれば、なにかのきっかけができるかもしれないので、周りの先生や大人の方に伝えることも大事なことだなと思いました。

保坂樹希(3回生)

 今回、寿山ゼミの3回生と2回生でキッザニア甲子園の視察会に行ってきました。キッザニア甲子園の人事担当者の方に、私たちだけのために、企業説明や施設案内をさせてもらうことが出来ました。
 私は今回の機会があるまで、キッザニア甲子園の存在も知らず、どんなことをするのか、など全く知りませんでした。キッザニア甲子園とは、子供達が職業体験を楽しく出来るところでした。企業説明を聞き、子供達とも触れ合うことが出来、子供が主役で同じ立場になって楽しみながらお仕事をするというところにすごく魅力を感じました。
 実際、現場に出てキッザニア甲子園を見学させていただきました。セットは子供達が大人になった気分になれるように全て3分の2のサイズで作られており、3歳から15歳の子供達が一緒になって職業体験していました。異なる歳の子供達が一緒に職業を体験していて、施設の作りはすごく本格的で、さまざまな業種の中から1つの会社にスポンサーを付けてもらっており、その会社の本格的な制服を身につけ、ノウハウを子供達に教えていると聞きました。すごく本格的で驚きました。
 そして、リピーターを増やすために、沢山の工夫がされており、自分もすごくお客さんとして行きたくなったし、リピーターを増やすための工夫が素晴らしいなと思いました。今まで興味がなかったのですが、今日を機にすごく興味を持てる会社になりました。働いているスタッフ達もみんな笑顔でこちらもハッピーな気分になれる場所だなと思いました。自分も楽しみながら子供達にも楽しんでもらうという仕事に、すごく感動しました。ありがとうございました。

角明日香(3回生)

 2月1日(日)、キッザニア甲子園に行ってきました。私自身キッザニアに行ったことがなかったのでドキドキでいっぱいでした。まず、人事担当者の佐野さんがオフィスに連れて行ってくださり、阪南大学専用のスライドショーを作ってくれていました。説明はクイズを交えたような楽しく分かりやすくしてくださりました。キッザニアならではのこだわりである、夕暮れの街や、働けばお金をもらえる事、子供達を社会人として接するために敬語を使うところなど、とても納得のいくものばかりでした。
 いざ、視察に入ると本当の街のようで、有名企業の名前が様々な場所にあり、子供達は一生懸命働いていました。キッザニア対象年齢は3歳から15歳ですが、私は最初3歳から7歳くらいの子達がメインなのではないかと思っていましたが、実際見たところ本当に3歳から15歳くらいの子供達がバランス良くいて、各企業に年齢問わず働いていました。私は正直みんながとっても可愛くて仕方なかったのですが、スタッフ達は少し上の先輩として、一人一人を立派な社会人として扱っているのがよく分かりました。
 キッザニアで働く人は、まず最初は絶対にスーパーバイザー(屋内スタッフ)を経験しているので、人事部の人でも企画部の人でもアルバイトも同じものを経験しているので、スタッフ同士の笑顔が本当に素敵だと感じました。
 会社見学に行き気づいたことは、実際自分の目で見ないと分からないことがあるということです。いくらたくさんの話を聞いたとしてもイメージがわかるだけであり、それは実物ではありません。もっともっといろんな企業を見てみたいと感じました。

松田莉奈(3回生)

 今回、キッザニア甲子園を見学させていただきました。日本にキッザニアが完成したころには自分自身大きくなってしまっていたので、小さいときにあったら行きたかったなと思いました。昔、ニュースを見て気になっていた場所だったので、とても楽しみにしていました。メキシコが発祥の地ということや、甲子園にできた理由など普段知ることのできないような情報も教えていただき、楽しくお話を聞くことができました。
 やはり、世界のいろいろな場所にあるだけに、グローバルな交流のイベントもあるのだなと感じました。また、世界のキッザニアはその国によって仕事内容も変えてあると知り、国の文化の違いにも配慮されており、世界はそれぞれ違いがあることは個性があって面白いなと感じ、印象に残っています。
 実際に、施設も見学させていただきました。看板やマンホールなどまで忠実に再現されており、どこにいる子どもたちも楽しそうで、目が輝いていて、この世界を作り出すスーパーバイザーの方々は、素敵な人ばかりなのだろうなと感動しました。キッザニアの取り組みなど訪れるだけではわからないことをたくさん知ることができ、働いてみたいと思いました。ありがとうございました。

小川真理恵(3回生吉川ゼミ)

 私は今までキッザニアへ行ったことがありませんでした。なので、私の中のキッザニアのイメージは、 “子供たちが自分のなりたい職業を体験できる場所”だと思っていました。今回、企業訪問をしてみて、私のキッザニアへのイメージが変わりました。キッザニアのコンセプトは“子供たちが好きなお仕事や習い事にチャレンジし、楽しみながら「社会のしくみ」と「生きる力」を学ぶことができる街”です。子供たちは、お仕事をして稼いだお金で、キッザニア内のデパートで物を買うことができます。それによって、働くこととその対価について学ぶことができます。
 テーマパークのお仕事といえば、子供たちがアトラクションに乗って遊び、キャラクターと遊んで、楽しんでもらうために働くイメージでした。ですがキッザニアは違いました。人事担当者の佐野さんが、「よくアルバイトの面接で『子供が好きだからキッザニアで働きたいです。』と言ってくる人が多い。」とおっしゃっていました。それは、キッザニアは子供と一緒になって遊ぶ場ではないからです。スーパーバイザーは子供たちに対して「さん」付けで呼び、敬語で話すなど、大人の方と同じ対応を子供にします。
 また、彼らは子供たちのちょっと先輩というポジションで、お手伝いをします。全てを手伝わないことによって、子供たちが自分でできたという達成感を作ることができるからです。キッザニアでは、大人たちが、子供たちの立場になって社会体験を通じて、社会勉強の場を作っています。キッザニアの様々なアクティビティや、職業体験が子供たちの成長に役立ち、それをサポートすることを仕事にできることは大変興味深かったです。

上野詩歩(2回生)

 今回、兵庫県西宮市にあるキッザニア甲子園までお話を伺いに行きました。「キッザニア」というのは子どもたちがメインとなって社会体験や職業体験ができる街のことです。「キッザニア」はメキシコで最初に作られ、そこから拡大していき、現在では世界14カ国にあります。90以上の職業を体験することができ、世界によってはお仕事の内容が変わっているそうです。
 その中で、子どもたちは自分で体験したい職業を選び体験します。そして、働き終わると「キッゾ」というお金をお給料として貰えます。そこで、子どもたちと一緒に働くスタッフをスーパーバイザーという、子どもたちの先生や上司という上下関係ではなく、先輩として対等に子どもたちを教える人がいます。映像などを見せてもらうことができ、それを見るだけでもとても楽しそうな場所だと思いました。
 実際に、「キッザニア」の中にも入ることもできました。建物の中の街は2/3のサイズで、子どもたちに大人になった気分を味わえるように設計されているそうです。沢山の企業がスポンサーなので、どの体験をしようか迷いそうだと思いました。使われている道具も制服も本物なので、子どもたちにとっては夢を見つけやすいところだと思いました。
 子どもたちと触れ合いながらお仕事ができるのは、とても楽しそうだと思いました。自分の子どもが出来たとき、キッザニアに連れていき、社会について楽しく学ばせてあげたいです。

小林 唯(2回生)

 今回、ゼミ活動でキッザニア甲子園に行きました。私はキッザニア甲子園に行くのが初めてで、簡単な職業体験施設みたいなものなのかなと思っていましたが、1つ1つに工夫が凝らされていて、実際より少し小さくなった本当の街といった感じで、子供専用の場所ですが、私もやってみたい!と思うような場所でした。
 キッザニアは甲子園だけでなく、東京にもあり、海外では発祥の地のメキシコやマレーシア、韓国にもあって、それぞれの国で仕事の種類や内容も全然違うということがわかりました。子供たちが働いて給料として得られる「キッゾ」というお金の使い方もそれぞれの国によって違っていて、日本の子供は他の国よりお金を貯めるという話が日本人の国民性が出ていておもしろかったです。
 キッザニアのコンセプトは「エデュテインメント」で子供たちが楽しみながら「生きる力」も学ぶことです。他の会社とは違い、このコンセプトを伝えることができるのはスーパーバイザーだけなので、キッザニアの中でとても重要な存在になっています。
 キッザニアで働くスタッフの為にステージ制で役割や給与が分かれていたり、留学制度があったり、さらに、それぞれのパビリオンに特化したトレーニングが行われたりと従業員にとってモチベーションが上がる良い制度が多くあることがキッザニアの素敵なポイントの1つだと思いました。今回、キッザニア甲子園に行ったことで、新しいジャンルの仕事も知ることができましたし、もっと企業研究をして沢山のジャンルの仕事を知りたいと思いました。

柴垣由佳(2回生)

 2015年2月1日(日)、キッザニア甲子園へ訪問させていただきました。私はキッザニアという存在しか知らずにいた朝までの自分と実際に見て知った後の自分というのは凄く大違いでいる自分に気づき、改めて実際に自分の目で見て、感じて質問して学ぶということがいかに重要であるのかということを感じることができました。
 まず、キッザニアの会社概要やコンセプト、秘話等とても貴重なお話をしていただきました。キッザニアのコンセプトは「エデュテインメント」といい、楽しく学ぶといったもので、楽しみだけではなく、楽しみから学び伸ばすということ。これは夢に向かっていくに当たり、凄く大事なことだと私は感じました。
 また、私の中で一番印象に残っていることは、キッザニアでのやりがいや難しいこと、一番大事なこと。それは、キッザニアでのスーパーバイザー、つまりお仕事が子供の夢になっているということ。それは子供の憧れを崩してはならないし、年齢にも応じて合わせていかなければならないということが凄く興味、関心を持ち、凄くわたしも何か通じるものがありました。それはそのお仕事に対してなりきらなければならないし、本当に人として成長できる場所ではないのかと非常に興味を持つことができました。
 キッザニアの中は夕暮れの街という一人前の社会人、大人の感覚をつけてもらうという意味で、そのようなコンセプトをしていて、本当に見れば見るほど興味が湧く、素晴らしさを持った企業なのだと感じることができました。
 こうして自分の目で企業に実際に行って、見て、聞いてということの大事さに気づき、今後の活力や行動に是非つなげていきたいと思います。本日は本当にありがとうございました。とてもいい経験がまた1つできました。

木村 愛(2回生)

 キッザニア甲子園はどういうところかを少し知っている状態でしたが、あまり詳しいことは知りませんでした。今回お話を聞き、キッザニアが細かく設定されていることに驚きました。夕方の設定にしているのは、普通なら子供は家にいないといけない時間帯に、キッザニア甲子園では、一人前の大人の感覚を味わうために設定していること、キッザニアの中で使えるキッゾというお金を貯めて普通にお買い物できること。そして、そこでお金の大切さや稼ぐという大変さを子供に教えることなど、いろんな設定があることを知り、とても素晴らしい施設だと感じました。
 そして、子供の満足感、自信をつける、なおかつ、憧れのお仕事のイメージをつぶさないようにスーパーバイザーは行動を行わないといけない。間近で見学し、スーパーバイザーが子供扱いすることはなく、丁寧に行動しているのを見て、私もこのような仕事に就きたいと感じました。
 今回、キッザニア甲子園に行った際に、まず質問ができなかったことが私の中で一番の反省点だと強く思います。真剣にお話を聞いていたのですが、自分の問題意識の低さを痛感しました。そして、先輩方はたくさん質問されていてさすがだと思い、早く私も積極性と問題意識を高めていきたいと強く思いました。

岡原加絵(2回生)

 今回私は、キッザニア甲子園の視察会に参加させていただきました。キッザニア甲子園について、聞いたことはありましたが、どのようなものなのか正直詳しくは知りませんでした。なので、施設内に入った時にクオリティーの高さと施設内のリアリティーさに驚きました。
 キッザニア甲子園では実際に子供たちがリアルな社会体験をして、お金を稼ぐことの大変さを学んだり、未来を生きる力を学ぶことができます。ただ、職業体験をするだけでなく、実際に働いた分、キッゾと呼ばれる紙幣を貰うことができ、施設内にはそのキッゾで物を買えたり、施設内にある銀行に振り込んで貯金することもできます。お金を稼いで銀行に口座を作って貯金をすることなど、高校生にならないと出来ない事を3才から実際に経験できるのは本当に凄いことだと思いました。
 実際に職業体験している子供たちはただ楽しんでいるだけでなく、一生懸命一つの仕事に取り組んでいて、とてもキラキラしていました。スタッフのみなさんも子供たちと同じ目線にたって共に働いていると強く感じ、キッザニア甲子園のコンセプトでもあるエデュテインメントがとても伝わってきました。
 キッザニア甲子園を通して子供たちの夢への幅が大きく広がるのではないかと思います。素敵な施設の見学ができ、とてもいい経験になりました。先輩方の姿勢や質問の内容の深さにも驚き、一年後の自分が先輩方のような姿になれていたらいいなと強く思いました。キッザニア甲子園視察会に参加でき本当によかったです。ありがとうございました。

塩野真奈美(2回生)

 2月1日(日)、KCJ GROUP株式会社(キッザニア甲子園)に行きお話、見学をさせてもらいました。キッザニアは今まで耳にすることは1年に1度程度はありましたが、行ったことはありませんでしたので、今回キッザニアというものがどのようなものかということを知ることができ、とても良い経験になりました。
 キッザニアは、メキシコ発祥でリアルな街並みをモチーフにした2/3の大きさで作られた子供が主役の街です。子供が自分の好きな職業にチャレンジし、なりきれるというものですが、ただ職業体験するだけではなく、キッザニアのコンセプトとして、子供が楽しみながら、会社の仕組みと生きる力を学ぶことが出来るようにとたくさんの工夫がなされていました。
 私が初めて知り、一番興味を持ったことが、一つの仕事を終えると“キッゾ”というキッザニア内で使えるお金を貰えることです。そのお金で物を買うのですが、値段は高く簡単には買えません。またここにも工夫があり、簡単には買えないということでお金の大切さや、働くことの大変さ、親が働いてくれたお金の有難さを知ってもらうということでした。
 キッゾを預けるキッザニア内の銀行も存在し、お金の管理ができます。そこで国民性が出ると言われておりました。お金の使い方によっても国の特徴が違うことを知りました。キッザニアで実際に働いているスーパーバイザーの人の話を聞くことによって会社のありかた、努力などがひしひしと感じられました。
 キッザニアを初めて知り見学した上で、子供に小さなころから好みを見つけさせてあげると、大きくなった時の自己分析にも繋がりやすいのではないかと考えました。私が将来、子供を持つ親になったら是非キッザニアに足を運びたいと思いました。