2015.1.21

フリンダース大学留学体験記5:寿山ゼミ3回生

フリンダース大学留学体験記5:寿山ゼミ3回生 岡城弘明

 国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の岡城弘明です。新しい年、2015年が始まり、そして、もうすぐ1月が終わろうとしています。学校は1月6日からスタートし、残り1セッションとなり、じりじりと帰国日が近づいてきました。さて、今回は「最後の休み」、「新学期」、「政治経済」をレポートします。

最後の休み

 題名通り、12月19日から1月5日まで10日間の短期休みでした。今セッションを含め、次のセッションが最後のセッションなので、私は、この休みが最後の短期休みでした。今回、クリスマス、年越し、新年を初めて日本以外で過ごす体験ができました。まず、クリスマスは、ホストファミリーとホストの友だちと約10人程で一緒に過ごしました。通常、家やどこか街に出かけて過ごすイメージがありましたが、私たちはビーチでBBQをしながらクリスマスを過ごしました。オーストラリアならではだと思いました。ビーチなので、ビーチフラッグや海に入って泳いだり、クリケットなどもしました。日本では、クリスマスの時期は冬なので寒いですが、オーストラリアの場合は夏なので、とても新鮮な気持ちでした。
 年越しと新年もホストファミリー達と過ごしました。12月29日から1月2日の5日間、私たちはキャンプに行きました。私たちの家からキャンプ場まで車で3時間程でした。今回行ったキャンプ場はLake bonneyという湖で、プール、大きなトランポリン、カヌーもでき、BBQスポットもありで、自然豊かで素晴らしい景色でとてもいい場所でした。
 この時もホストファミリーとホストの友だちと一緒に過ごしました。ホストの友だちは、バギーを持ってきていたので、乗せてもらいました。バギーは思っていたより、とても速くかつ、地面は荒地で整地はされていないでこぼこで、とてもスリリングで楽しむ事ができました。
 そして、年越しは、カウントダウンをみんなで行い、新年を迎えた時に、一人ひとりハグを行いました。私はこの時、ハグというものは、握手よりとてもいいコミュニケーションだなと思いました。その夜朝まで起きていたのは、3〜4人程ですが、朝の4時頃までしゃべりました。朝3時頃空を見上げた時、私はとても感動しました。満天の星空が広がり、はっきりと星座が見え、辺りに街灯とかは当然ないため、とても美しい星空でした。こんなにも、星は明るいのかと感じました。日本とはまた違う年越しと新年だったので、とてもいい経験になりました。

新学期

1月6日から、新しいセッションが始まりました。今セッションは、前回のセッションが終わりの人が多かったためか、人数がとても減りました。かつ、今セッションは、新しい生徒は少ないようです。今回もまたレベルが上がり、どんどん授業の内容が難しくなってきました。今まで指摘されなかった、ミスなど細かく指導されるようになってきました。
そして、この前自分の町のオススメをプレゼンする機会があり、5分と決められていましたが、私を含め、ほとんどのクラスメート達は10分オーバーしていました。やはり、みんな自分の町が好きだし、いい所が沢山あるようです。私の出身は大阪で、改めて大阪の事について調べてみると情報が沢山あり、観光地、オススメの場所が沢山あり過ぎて、逆に難しく感じました。ですが、調べていくうちに改めて大阪、そして日本はいい国だなと思いました。文化や伝統、料理などたくさんあり、かつ歴史が日本にはあります。日本と比べれば、オーストラリアは歴史が浅い国だなとしみじみ思いました。
私は、毎週金曜日の放課後にサッカーをみんなでするのが楽しみでした。前のセッションでは、自然と12〜3人程集まり毎週サッカーをしていましたが、今セッションでは、人数が減ったせいか、この前行った時は5人でした。私は、いつも楽しみしたので、とても残念でした。それにいつも仲良くサッカーをしていた友だちも前のセッションで帰ってしまったので、改めて寂しさを感じました。

政治経済

 私は毎日、ラジオでニュースを聞いているのですが、2014年の終わり頃から2015年にかけて様々な出来事が世界で起きた印象があったので、紹介したいと思います。私はこの期間はネガティブなニュースが目立ったと思いました。例えば、エアアジア航空墜落事故、ロシア経済危機、スイスフラン暴騰、北朝鮮によるサイバー攻撃、日本ではSTAP細胞作製できなかったこと。そして、やはり目立ったといえば過激テロではないかと思います。
 最近では、フランスのパリで新聞社襲撃テロ事件やパキンスタン学校襲撃事件、オーストラリアでも、シドニーで人質事件がありました。この短期間で世界はとても驚いたのではないかと思います。特に、イスラム過激派組織、イスラム国が目立っています。世間でのイスラム教徒のイメージは、テロリスト、危険とネガティブなイメージがついています。実際に私もそうで、なにかテロ事件と聞くと、イスラム教徒が浮かびます。
 しかし、私にはイスラム教の友だちがいます。仲の良い先生もイスラム教です。彼に今回の事件等受け、色々と聞いてみました。まず彼は、あのようなテロ行為は非常に残念であり、まずテロリストは非常に愚かだと言っていました。それに、イスラム教徒によるテロリストが行なわれる事によって、彼らのように普通のイスラム教のイメージが悪くなるのが残念で悲しい事だと言っていました。
確かに、一部の人間のせいで、その組織やグループのイメージが下がります。これは、会社、学校、宗教などすべての組織に言える事です。そして彼は、またフランスのテロや今後のテロをきっかけに新しい戦争が起きるのではないかと不安に思っていました。彼の出身はシリアで、大変悲惨な国です。彼のお兄さんも戦争に参加していたそうです。イスラム国がこのまま勢力を伸ばし続け、第3次世界大戦が始まれば、日本ももしかしたら巻き込まれる可能性があります。私は、改めて戦争の悲しさとテロリストの愚かさを彼と話し学びました。
 この留学体験記も残り2回となりました。新しい年に変わり、2014年を振り返っていたところ、日本にいた頃に自分で書いた英語の文章があり、見直していたところ、文法がめちゃくちゃだと我ながら思いました。そう感じるという事は、少し成長できているのだと実感できました。英語以外でも人間的にも約2か月で成長していきたいと改めて思いました。最近では、日本に帰ってからの目標が5つ程出来たので、帰国後が楽しみになってきています。残りの留学生活もわずかですが、有意義に過ごして行きたいと思います。

寿山教授のコメント

 日本と季節が真反対の国、オーストラリアで年末年始を過ごした岡城くん。まさに日本に住んでいては経験できないとても貴重な時間を過ごしたようです。帰国まで滞在期間が残り少なくなってきましたが、時間の許す限りいろんな経験を積んで人間的にさらに成長してもらいたいと思います。