2015.1.21

リーズ大学留学体験記4:寿山ゼミ2回生

リーズ大学留学体験記4:寿山ゼミ2回生 浅井里美

 国際コミュニケーション学部寿山ゼミ2回生の浅井里美です。2ターム目に入り、新しい生徒もたくさん加わり、心機一転で勉強に励んでいます。今回は、「学校」、「ヨーロッパ旅行」、「ミーティング」についてレポートします。

学校

 1月12日から学校がスタートしました。新しいタームに入り、たくさんの韓国人生徒とアラブ人が加わりました。2ターム目に入って、約一週間経ちましたが、本格的にグループに分かれ、勉強し始めたのは2日前です。私のグループは8人の韓国人と3人のアラブ人、そして日本人が私を含めて3人です。韓国人の名前を覚えるのがとても難しいので、毎回、覚えるのに一苦労します。
 授業内容は、前回と同様、主にリーディング、ライティング、リスニング、ディスカッションですが、皆で、楽しく勉強しています。前タームに比べ、日本人がとても少ないクラスで英語を学べているので、私たちにとって、いいチャンスだと思っています。また、今期からは授業を自分自身で選べる仕組みになっているので、自分に足りないものを集中的に学び、改善していくことができます。

ヨーロッパ旅行

 12月15日から3週間、ヨーロッパ旅行に出かけました。イギリスは、他のヨーロッパ諸国に格安で周遊できるため、この3週間でイギリス、ロンドンを含めるフランス、イタリア、プラハ、オーストリア、アイスランドの6カ国を旅行することができました。もちろん、どの国も行くのは初めてで、見るもの全てが新鮮に感じ、小さい頃から憧れていた地にたくさん訪れることができました。
 アイスランドを除く、4か国は言語が英語ではないため、時々苦労したこともありましたが、英語の重要さをこの旅行を通して痛感しました。同時に、交通や治安の良さ、24時間営業のコンビニの便利さ、安くてクオリティの高いものが揃う日本の素晴らしさを改めて実感しています。日本がどれほど、世界に信用されているのか、たくさんの国を訪れ、感じました。途中から一人旅になり、不安もありましたが、多くの人が親切にしてくださり、私にとって、この旅行はとても良い経験になりました。

ミーティング

 12月16日に日本人と韓国人のミーティングが行われました。最初は、小さな寄り合いが、どんどん大きくなり、最終的には30人ほど集まる大きなものとなりました。韓国人は2〜3週間とリーズ大学で勉強する期間がとても短いのですが、このミーティングを通し、たくさんの友達を作ることができました。
 皆が個性的で面白く、優しい素敵な人たちばかりです。ほとんどの韓国人は、日本の漫画や映画、ドラマ、そしてジャニーズを知っていたりと、日本のものに、とても興味を持ってくれているため、とても話のきっかけになりました。中には、日本語を私たちと変わりなく話す人もいたり、多くの人が日本語を勉強したことがあると、紙にひらがなやカタカナを書いて見せてくれたりしました。それでも一番盛り上がるのは、恋の話で、世界共通のテーマだと感じました。
 今回、日本語が通じない国に、一人で旅行したことは、自分にとってとても大きな経験になりました。この経験を踏まえて、2ターム目は、気持ちを切り替え、苦手なリスニング、ライティング、リーディングを克服していきたいと思います。

寿山教授のコメント

 年末年始の長期休暇を留学先の国から出国し、他の諸外国に旅行できるのはヨーロッパ留学ならでは特典ですね。母語が英語でない国を含めて外国旅行して初めて気づいたこと、故郷日本の魅力や誇れる点などの再認識など、日本や英国のみ暮らしていたのでは気づかないばかりだったと思います。行動こそが新たな世界に触れ、新たな一歩を生みだす原動力となることを実感できたのは大きな成長だと思います。