2014.10.28

2014年度寿山ゼミ就職支援第5弾!航空業界CA・GS業務ガイダンス

2014年度寿山ゼミ就職支援第5弾!航空業界CA・GS業務ガイダンス

 2014年10月20日(月)5限、3回生寿山ゼミの授業に元日本航空キャビンアテンダント(CA)を30年勤め上げ、現在はエアラインスクール「ヴォア・ラクテ」講師の須戸喜美子先生にお越しいただき、航空業界、キャビンアテンダント(CA)並びにグランドスタッフ(GS)業務についての就職ガイダンスを開催していただきました。
 須戸先生は、先日(10/14/火)の基礎演習(2回生寿山ゼミ)でキャビンアテンダントガイダンスを開催していただいた同じく日本航空で30年CA経験のある白井弘子先生と同期生で、白井先生が主宰するエアラインスクールで講師をしておられます。今回、月曜日に他大学で講義があり、3回生ゼミでお話をしていただくことができなかった白井先生のピンチヒッターではありましたが、とても内容の濃い素晴らしいガイダンスをしていただきました。
 3回生ゼミには、女子だけの2回生ゼミと違い、男子学生もいるので、CA・GSガイダンスだけでなく、航空業界全体の話から就職活動の心構えまでお話をしていだだきました。ご自身の30年のCA経験に基づくお話はすべて大変興味深く、ためになるものばかりでした。特に、CA業務の第一がサービス要員ではなく保安要員であり、お客様をお迎えする笑顔の裏側に不審人物のチェックが常に行われていることなど、改めてCA業務の本質を表したいくつも体験談はゼミ生にとって刺激的で印象に残ったと思います。
 そして、CAに求められるコミュニケーション能力・資質(目配り・気配り・心配り)はすべての業界・職種と共通するもので、その質的レベルや人間力の高さがCA業務に欠かせない基盤になっていることを理解してもらえたと思います。また、CA経験者には退職した後も、その経験を活かした接遇マナー等に関する企業研修を実施できる能力が身についていることも実感できたのではないかと思います。
 最後に今回、寿山ゼミにおいて航空業界CA・GSガイダンスを快くお引き受けいただきました須戸先生、そして、当日京都の大学で授業を終えてから駆けつけてくださいました白井先生に改めて厚く御礼を申し上げたいと思います。お忙しい中、2時間にもわたるガイダンス終了後もゼミ生たちの質問や相談に応じていただき心より感謝しています。ゼミ生たちが須戸先生、白井先生の後輩になれるように私もしっかりと支援していきたいと思います。(指導教授:寿山泰二)

須戸喜美子先生(元日本航空キャビンアテンダント、エアラインスクール「ヴォア・ラクテ」講師)のコメント

 「前向きで、素直で、目が輝いていて!」、素敵な学生の皆さんにお会いできたこと、寿山先生には心から感謝申し上げます。また私の昔話にも真剣に耳を傾けていただき、とても嬉しく感動いたしました。もう少し最新の情報をお伝えするべきだったと少々反省しています。貴重な大学生活、いろいろの事に興味を持ち、様々な事に挑戦して下さい。そしてそこから何を感じ、何に気づき、どんな事を考えたかを友人や先生、家族の方々に自分の言葉で伝えるようにしてみてください。別の「自分らしさ」に出会うことができると思いますよ。「Keep Trying!」皆さんの可愛らしい笑顔が更に輝きますように!

寿山ゼミ生(3回生)の感想等

峯 遥香

 10月20日に元日本航空のCAだった須戸先生と白井先生にわざわざお越しいただき、お話をお聞きすることができました。私が業界研究をして一番思ったことは心がきれいな人、人間力のある人が求められるのだということです。そして、今日須戸先生のお話を聞いて、心のきれいな人、人間力のある人はどんな人なのかわかったような気がしました。須戸先生が仕事をしていて感動した話、この仕事をしていてよかったなと思った話など、実体験を話してくださり、それらの話を聞いて須戸先生はとてもきれいな心の持ち主だなと感じました。
 なぜかというと、そういう体験で感動できること自体、心がきれいな証拠だと思ったからです。私は先日も校外で行われた航空業界のセミナーに参加したのですが、主に主催者の元CAで現在はエアラインスクールの副校長をしている方がお話をされ、その方もまた素晴らしい人でした。私はその方々のお話を聞いて、やはり心のきれいな方が求められているのだなと実感できました。そして、そんな業界で働きたいと思いました。これからは、英語の勉強は当たり前ですが、日頃から感謝の気持ちを伝えることや、困っている人がいれば声をかけてあげるなど、自分磨きをしていこうと思いました。私の変な質問にも気さくに答えていただき、とても有意義な時間を過ごせました。ありがとうございました。

角 明日香

 今回の寿山ゼミではJALでCAをされていた須戸先生が航空業界のお話をしてくださりました。私自身まだ将来どの業界に進みたいなど決まっておらず、いろんな業界に興味がありますが、今回の航空業界の話を聞きとても影響されました。やはり、JALでCAをされていたので、立ち振る舞いが綺麗で経験談は本当にすべてが夢のようで、私は終始笑顔で楽しく聞いていました。航空業界にもたくさんの仕事があり、自分の知っていたことは本当に表面だけだったのだと感じました。
 航空業界と決めたわけではありませんが、どこの業界でも人としてホスピタリティーが必要であるし、常識のある人間力など本当に自分の心が動き、がんばろう!とモチベーションがとても上がりました。私はどこにいてもホスピタリティーが必要であると思うし、日本人としてのプライドも貫き通したいと感じました。だからこそ、日本古来の気配り、目配りに磨きをかけておもてなしの心を忘れず、基本的なことを当たり前のように出来る人間でありたいと思いました。
 本当に須戸先生も白井先生もオーラがあり余裕がありました。どこの業界であっても、社会に出て社会を見ることが不安でありましたが楽しみにもなりました。改めて、社会を経験した人はなにかの違いを感じさせてくれると思うし、私もそんなふうに思われるような社会人になりたいと思いました。

望月 槙

 今回のゼミは元日本航空の須戸先生、白井先生にお越しいただき、キャビンアテンダントについてのお話を中心に航空業界のお話を聞かせて頂きました。私のなかで、キャビンアテンダントやグランドスタッフは華やかなイメージだけだったのですが、それだけではなく、体力面や精神面といったところで、とても大変な仕事だとわかりました。やはり、サービス業というこの職業のなかで、ホスピタリティー精神がとても大切で、重要だと再確認することができました。ただお客様にサービスをするだけではなく、目配り、気配り、心配りといった事が出来る人材を航空会社が求めていると分かりました。お話を聞かせていただく以前には、グランドスタッフにとても興味がありました。しかし、キャビンアテンダントの業務内容、良い点、大変な点を知ることができ、とても興味が湧いてきました。
 世界経済によってとても大きく左右される航空業界が9.11(同時多発テロ)やリーマンショックという、危機を経て景気回復を果たしているのは、航空業界の頑張りとやはりそこに航空業界特有のサービス精神や個人個人のホスピタリティー精神があったからなのではないかと思いました。当たり前のことではありますが、社会人としてのマナーや言葉遣いなどもしっかり身につけなくてはならないと改めて実感しました。今回はとても貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

竹村さゆり

 今回はCA歴30年もされていた須戸先生にお越し頂き、大変貴重な体験談や航空業界について詳しく教えて頂きました。まず以前と現在の航空業界事情の比較をお聞きしました。以前は羽田空港しかなかったときは航空チケット代がものすごく高値だったそうで、海外に行く人たちは皆正装だったそうです。それに、10時間以上飛ぶ際は、目的地までの中継地点で何度も給油していたそうです。そのため、フライト時間も今よりも相当長かったのです。それに比べて現在は、関西空港を始め国際線ができ、格安航空会社LCCまでも登場し、お手頃価格で海外に行けるようになり、誰でも手に届くようになりました。
 それからCAとGSそれぞれの仕事内容と、求められる人材を教えて頂きました。どちらにも共通で大事なのは第一印象でした。これはどの仕事についても言えることだと思いますが、この業界は特にそうなのだとわかりました。そのことがわかるように、須戸先生の笑顔がとても印象的で、素晴らしい笑顔でした。また立ち振る舞いや言葉遣いも元CAだけあって美しかったです。
 また、この業界ではサービスも大切ですが、なによりもホスピタリティー精神が大切だということも学びました。目配り、気配り、心配りができれば些細なことでも大きな感動を与えることができますし、仕事に活かせるだけでなく、日本人として、女性として、人間として、おもてなしとしても素晴らしいと思います。ただし、このようなホスピタリティー精神、笑顔や立ち振る舞い、敬語などの言葉遣いは今すぐ出来ることではないので、日々の努力が必要なのだと再確認できました。今後は普段からこのようなことを意識して就職活動や自分磨きに力を入れていければと思います。

保坂樹希

 今回、30年間JALでCAを務められてきた須戸先生に航空業界のことやCAについてお話しを聞くことが出来ました。須戸先生のお話しを聞いていると、私も外国に沢山行きたいと思っている気持ちが同じで、沢山のところを回ることができ、一番魅力に感じたのは、普段旅行では行くことのないところに行くことが出来て、景色を一目でも見られるところです。すごく航空業界に興味が沸きました。しかし、昔と今とでは違い、昔は飛行機代がすごく高く、戦争などが頻繁に起こっている時代ですごく大変だったことがわかりました。
 しかし、須戸先生は辞めようと思ったことはないと言うことを聞き、良く航空業界は体力仕事でしんどいと聞いたことがありますが、捉え方は自分自身の問題なんだということも学ぶことが出来ました。CAは勤務時間が不定期で体の強い人でないとダメだし、安全を守る仕事なので、体力がいることも改めて感じることが出来ました。そして、航空業界でも航空業界以外でも仕事に対してのサービス精神、目配り、気配り、心配りがすごく重要なことも知ることが出来ました。急に出来ることではないので、普段から心がけていけたら良いなと思います。
 そして、どの業界の会社に行っても目標を持っている人を求めていると聞き、私も常に目標に向かって走っていける人になりたいと思いました。就職するまでに何事も学ぶことが大切だと思います。今まで勉強しておけばよかったと後悔もありますが、今からでも遅くないと思います。今気づけたので残りの時間精一杯学び、自分を磨いていきたいと思います。ありがとうございます。

今西一真

 今回のキャビンアテンダント(CA)に関する話を聞いて、一番最初に気づいたことは、あまり幅広い業務内容ではないと思っていましたが、色々な仕事があるということです。私は男性で昔はCAになることができなかったみたいですが、今は時代の変化で男性のCAもたくさんいるとのこと。私自身この話を聞くまでは、正直あまり興味はありませんでした。でも話を聞いている内にこの仕事の内容がすごく理解でき、興味も持つことができました。
 CA、グランドスタッフ(GS) の二つの仕事は、どちらともお客様と直接関わる仕事で、私の今の将来の就きたいと考えてる仕事も直接お客様に関わる仕事がいいと思っています。一番にこの仕事ではお客様を無事に安全を保ち、到着地まで送ることでそれぞれの仕事でもやるべきことは変わっても簡単ではないということを実感しました。何をすれば満足していただけるのかなど色々と考えることはたくさんあります。その中でコミュニケーションや第一印象はとても重要になることを今回の話を聞き改めて思いました。どの職種でも大事な事だがやはり直接関わる仕事なわけで、これが不足していたら仕事にならないと思いました。
 もう一つ気づいたことはホスピタリティーというワードです。私は今まで仕事をするうえでサービスのことしか頭になく、人を満足させるのは当たり前であり、それをお客様の笑顔で私自身も満足するというものでした。単なるサービス精神だけでは絶対にやっていけないことがわかりました。これから社会に出てホスピタリティーも頭に叩き込んで、色々な仕事に携わりたいです。

北川恵太

 今回の寿山ゼミ就職支援ガイダンスは長年CAをされていた須戸先生、白井先生にお越しいただき、航空業界の話をしてくださいました。最近、男性でもCAをされている方がおられると聞いて、非常に興味深かったです。私はCAの業務内容は単にサービスを提供するだけだと思っていたのですが、須戸先生の話では、まずCAは保安要員であることでした。飛行機の中ではいつテロが起きてもおかしくないので、怪しい人がいないか、また体調の悪い人がいないかを見ていることを知りました。サービスを提供するだけでなく、相手の気持ちになって接するホスピタリティー精神がCAにとって重要であることを知りました。
 この話を聞いて私は、普段のアルバイトでもホスピタリティー精神を持って接客をすることがこの能力を身に付けられると感じました。普段何気ない生活にも自分の能力を引き出せる何かがあると気づくことができました。次に重要だと言われていたのが第一印象でした。このことは就職活動でどの企業でも重要視していると話されていました。視覚からの印象は半分を占めているので、身だしなみ、表情、態度はせめて良い印象を与えられるようにしたいです。私は言葉遣いで敬語を使い分けることが苦手ですが、今回の話のように普段から練習していくことが、本番で使えるようになるのだと思いました。須戸先生、白井先生、ありがとうございました!

田中 慶

 今回、航空業界の紹介と説明、その現状を須戸先生からお話していただきました。特に、CAに関するお話を詳しく聞くことが出来ました。CAといっても実際にはどんなことをしているのかという具体的な内容を私は知らなかったので、今回のお話は学べることが多かったと思いました。CAの仕事内容は保安とサービスであり、運行の事前を把握しておく必要があると聞きました。顧客の中に不審な動きをしている人はいないか、もしいた場合はその人物の行動をこまめにチェックするなど、運行の安全に細かく注意しているのは素晴らしいと思います。実際に機内に持ち込んだ不審と思われる荷物を別の場所に移して、危険から守ったというお話を聞いてとても感心しました。昔は今とは違い飛行機の飛べる距離も限られていたので、目的地の国から帰ってくるのに約二週間かかっていたことも今回初めて聞きました。
 航空業界で働くにおいて、求められるのはやはりコミュニケーション能力です。そして目配り、気配りといった相手にしてあげることを意識するホスピタリティーが必要になってくることを学びました。このホスピタリティーというのはサービスをすることでお金をもらうことが目的ではないという違いも今回のお話を聞いて理解しました。何かトラブルが起こったときにもしっかりと対応して、精神的にも強い人が求められていると知りました。私は今まで航空業界はあまり考えていなかったのですが、航空業界が求めている人材・能力は他の業界でも必要なことばかりだと知りました。そのことを意識して自分の将来と向き合おうと今回のお話を聞いて改めて思いました。

曽我瑞貴

 3回生寿山ゼミに、航空業界に30年という経験をお持ちの須戸先生にお越しいただきました。須戸先生からは、CAの業務内容や航空業界のリスクのお話、求められる人材など幅広くお聞きすることができました。航空業界への就職は考えていなかったのですが、求められる人材のお話の際に、どの企業でも大切だという「第一印象」「コミュニケーション能力」についてお聞きすることができ、改めて自分の「第一印象」と「コミュニケーション能力」について考えさせられました。
 また、ホスピタリティーの重要性に気づくこともできました。須戸先生の体験談を基にホスピタリティーについて語られていて、私もホスピタリティー溢れる心豊かな人になりたいと思いました。なぜならホスピタリティーは、仕事もですが、家族や友人など普段の生活で沢山発揮できるものであり、ホスピタリティーのある人は「人から好かれる人」、良心的な人物だからです。そのような人になるためには、まず人の気持ちに気づく必要があります。客観視するだけでなく、主観的に物事を捉えて、「私だったらこうされたい」と人の気持ちを主観から理解して良心的な行動をしていきたいです。
 時間的に深くお話をお聞きすることはできませんでしたが、白井先生にもお越しいただき、「できない理由、言い訳を探さない!」ということ、須戸先生からは「日本の素晴らしさ、おもてなし、プライドを持って頑張ってください」と素晴らしいお言葉をいただきました。お二人のお言葉を胸に、今ある環境に感謝の気持ちを忘れず、向上心を持って今後のあらゆる課題にチャレンジしていきます。 お忙しい中、お越しいただきありがとうございました。

宮本晃幹

 今回寿山ゼミは須戸先生にお越しいただきました。CA歴30年のベテランの方なので、CAの歴史や体験談、CAの仕事内容、CAの就職スケジュール等、CAを目指してる人にはとても役に立つお話をして下さいました。そして、後半には白井先生も駆け付けてくださり、質疑応答に対応して下さいました。
 須戸先生のお話はわかりやすく、そして、具体的にCAの良いところや大変なところを話して下さいましたので、とても楽しかったです。私が注目したことは、CAはマンネリ化しにくいというところです。CAは色々な所に飛び回り、そして、毎回違う人とお話しができ、刺激の多い職業と須戸先生はおっしゃっていました。それを聞いたとき、私は素晴らしい仕事だと思いました。私は仕事で最大の課題はマンネリ化だと思っています。マンネリ化していくと向上心も失われ、仕事を楽しいと思わなくなると思います。仕事をしていてそういうのは、すごく勿体ないことだと思います。しかし、CAは色々な所に行き、色々な人と出会うので、マンネリ化しにくく、楽しそうな仕事だなと思いました。
 そして、もう一つ勉強になったのが、日本人古来のホスピタリティーの話です。ホスピタリティーとは目配り、気配り、心配りをすることで、サービスとは違いお金を頂いてすることではないということです。実際にどういったホスピタリティーの出来事があったのかの話を聞いたとき、私は感動しました。知らない人に対して、ここまで気を配れる人がいるんだなと思いました。私ももっと周りを見て、気配りができる人になりたいと心から思いました。今回のお話でCAの知識以外にも、人として大切なことも学べたと思います。

吉田愛梨

 今回の寿山ゼミでは、元JALのCA須戸先生にお越しいただき、お話を聞かせていただきました。須戸先生は30年もJALのCAをしていただけあって、今では中々行けないイランやイラク、他にも多くの海外に行っておられ、すごく羨ましい職業だなと感じました。それと同時に、遠い国に行くと長時間のフライトや滞在をしなければいけなかったことや飛行機に乗る値段がすごく高かったことを知り驚きました。
 CAになるためには、第一印象・コミュニケーション能力・ホスピタリティーなどが大切だとおっしゃっていて、須戸先生がしたホスピタリティーのお話にはすごく感動しました。CAに就いていなくても、普段の生活でも自分が意識して行動していけば、ホスピタリティーを他者にしていくことが可能だと思いました。私もホスピタリティーを意識して普段の生活に取り入れ、相手の喜ぶことを多くしてあげたいと感じました。
 私の知り合いに、現役のCAと現役のパイロットをしている方がいますが、この業界で働いている人の話をどんな人に聞かせて頂いても、皆さんイキイキしていて仕事は大変だけど楽しくてやりがいがあるとおっしゃっています。私も将来そうやってイキイキして働ける仕事に就きたいと思います。そのためにも、須戸先生がおっしゃっていたように、常日頃から姿勢を正すことや人とアイコンタクトをしっかり取ることを行なっていきたいと思います。今回は貴重なお話をして頂きありがとうございました。

松田莉奈

 今回は航空業界についてお話を聞くことが出来ました。叔母がキャビンアテンダントという事と、私自身、旅行が好きなので航空業界には憧れを強く持っていました。須戸先生からお話を聞けるこの日を楽しみにしていました。CA業務についても実体験と共にお話をしていただき、イメージが湧きやすく、メリットやリスクをわかりやすく知ることができ、終始楽しく聞くことが出来ました。また、須戸先生のお話でサービスとホスピタリティーの違いを初めて明確に理解しました。実践するのも日常からとおっしゃっていたように、アルバイトなど接客する際に意識して実践してみようと思います。
 途中から白井先生も駆けつけてくださり、お話を聞くことが出来ました。白井先生のおっしゃっていた「まず、働いてみる。稼いでみる。社会を知ってみる。その得たお金で何をするか、何をしたいか考えれば良い」という言葉がとても印象に残り、なかなか目標を見つけられずにいる私の肩が軽くなった言葉でした。これからの人生失敗できないと思っていましたが、何回でもスタートを切ることはできるのだと感じました。私にとってとても貴重な2時間でした。ありがとうございました。

東谷彰哉

 今回のゼミは、元日本航空のCAであった須戸先生にお越しいただき、お話を聞かせてもらえました。単純に航空業界の仕組みの話をしてもらえただけでなく、面接全般や初対面の人と会う際に使える印象の三つの要素のお話や航空業界の魅力を具体的な体験談からお話いただき、第一印象の大切さを再確認するとともに、今まで正直全く興味がなかった航空業界に対して少し興味がでてきました。
 さらにCAという仕事がサービス提供だけでなく、不審者をマークするための保安、怪我人や病人などにたいする応急処置など、とても広い範囲まで含まれているということには本当に驚きました。今後、飛行機に乗る際にはそういった点まで見てみよう、いつかこの知識を誰かに話してやろうと、なぜかとても楽しみにもなりました。
 航空業界は人と接する事が多く、特に国際線のCAは海外に行くことがとても多い、須戸先生は現役の時に海外での様々な出会い、機内での様々な出会い、そういったものを大切にされていて、さらにそこで相手のことを思い、サービスを考えるということをされていたと感じました。これは自分も相手も快適であるためにも大切なことだなぁと思えました。 
 そういったところからもCAに大切な要素、さらには人として魅力的になるための要素といったものを感じることのできる時間でありました。私自身も今後魅力的で人を惹きつける人になるためにも日々の中での出会いを大切にし、相手のことを思いながら接していきたいと思いました。

竹井いづみ(曽根ゼミ)

 私は今回、寿山先生に誘っていただき曽根ゼミですが、元CAの方々が来てお話をしていただけるということで寿山ゼミに参加させて頂きました。私は、阪南大学に入った理由が阪南大学に用意されているエアラインスクールに入り、キャビンアテンダントになることです。ですので、実際に30年間もキャビンアテンダントとして航空会社に勤めておられた方々のお話が聞けて、大変勉強になりました。
 気づいた点としては、一見華やかに見られがちの職業ではありますが、キャビンアテンダントは第一に空の上での保安要員であるということです。お話によると、仮に爆発物が機体に置かれていて、それが引火するまでに90秒を要するそうです。そういった緊急時には自分の身も守りながら、お客様を誘導し、いかに短時間での脱出を可能にするかという、華やかさのイメージからはかけ離れた、キャビンアテンダントの本来の姿、必要性を知りました。
 また、サービスとホスピタリティーの違いも知ることができ、日本人らしい目の行き届いたサービスが必要とされ、目配り、気配り、心配りの三原則はお客様の立場に立って考えることが必要であると教えていただきました。こういった実際の元CAの方々のお話、日本航空企業の現状と未来へ向けてのこれからの航空業界のありかたなど、どれも本当に為になるお話を聞かせていただき、益々キャビンアテンダントになりたいという思いが強くなりました。

中尾舞香(井上ゼミ)

 今回、寿山ゼミに参加させて頂き、日本航空で勤務されていた須戸先生のお話を伺いました。CAになったきっかけで「だだ、外国に行きたかったから」と聞き、自分自身ととても重なりました。当時の1ドルが300円という円安の中、軽々と海外へ旅行だなんて、とてもじゃないが行けないなと思いました。他にも当時、航空会社が大卒をあまり採らなかったということを聞き驚きました。しかし、結婚適齢期が22〜23歳と言われ、結婚をしたら退職が当然だとされていた時代だと考えると、それも仕方がないことだったんだなと思いました。
 今回のお話の中で、私がとても強く興味を惹かれた所が二箇所ありました。それは、何故30年もの間働くことが出来たのか、ホスピタリティーとは何かの部分です。まず、何故30年もの間働けたのかの理由です。仕事を探す上でやはり重視するのは、給料、職場の雰囲気など様々ですが、私は、「やりがい」という部分も重視しています。どんな良い職に就けても「やりがい」がなければ続けることが難しいと考えるからです。そんな中で、自分自身が興味のある職種で実際に働いていた方が、何をやりがいに働いていたかが、とても知りたく思いました。須戸先生の答えは毎回行く場所が違う事で刺激があり、月の休みは保証されている。そして、毎回の乗務員、お客様は変わる為、人付き合いで辞めにくい、とのことでした。その全てに魅力を感じました。
 次に、ホスピタリティーについてです。まず、サービスとホスピタリティーの違いから入りました。簡単に言うと、お金をもらうか、もらわないかです。私が今働いている職場でも、「目配り、気配り、心配り」は良く指導されます。相手の気持ちになるということは、それだけ相手のことを見なければ出来ない。本当にホスピタリティーは奥が深いと思いました。2時間という短い時間でしたが、このような機会がなければ恐らくお目にかかることのない方からこんなにも為になる話を聞くことはなかったと思います。今回の寿山ゼミに参加させて頂きありがとうございました。