2014.10.1

2014年度寿山ゼミ(3回生・4回生合同)「就活準備合宿」レポート

2014年度寿山ゼミ(3回生・4回生合同)「就活準備合宿」レポート

 今年で5年目を迎える寿山ゼミ最大のイベント「就活準備合宿」が9月19日から9月20日の一泊二日で兵庫県立嬉野台生涯教育センターにおいて行われました。今年の3回生の参加者はオーストラリアに留学中の1名を除いた13名全員が参加致しました。そして、就職内定を取得している4回生5名の自発的参加及び協力を得て、例年以上に充実した2日間を過ごすことができたように思います。
 「就活準備合宿」の基本的な狙いは、3回生にとっては、これから始まる就職活動に対する疑問や不安を解消し、自らの進路について考える機会の提供並びに就活に立ち向かうモチベーションを早い段階で作ることにありますが、宿泊を伴う共同生活を経験してもらうことでより一層のゼミ団結力をつけてもらいたいという願いもあります。また、4回生にとっては、一年前の自分を写し出す3回生に対して就職指導を行うことで、この一年の自分の成長を振り返ってもらう機会の提供と先輩たちから受け継いだ寿山ゼミの伝統を自分たちが直接後輩たちに引き継ぐ責任感とその喜びを感じ取ってもらうことにあります。
 就活は、最終的には自分一人の戦いにはなりますが、一人ぼっちの孤独な状態で戦うのでなく、寝食を共にした信頼できる、そして一緒にともに夢を叶え合える仲間が自分の周りにたくさんいることを忘れずにいてほしいと思います。これこそが、就活を楽しく乗り切り、夢を叶える一番の原動力となるからです。そして、この合宿が就活を支える心の拠り所だけでなく、大学生活の素晴らしい思い出にもなっていることを願いながら、全力でゼミ生たちの夢実現を支援していきたいと思います。(指導教授:寿山泰二)

内定取得4回生のコメント

岩谷由依(4回生)

 3回生のときは留学をしていて参加出来なかったので、今回が初めての参加でした。スケジュールだけを見ると長く感じましたが、実際はあっという間でした。TSTから始まり、3回生のとても意欲的な姿に驚きました。質疑応答の際、私も始まる前は疑問と不安だらけだったと懐かしく感じました。初めは自己分析も履歴書も全くペンが進まず苦労しました。しかし1年経った今、後輩にアドバイスをしている際に少しは成長出来たのかなと私自身もこの合宿で発見がありました。寿山先生や先輩たちから「事前準備をしていれば絶対に大丈夫!」という言葉をもらっていても当時は不安な気持ちが大きかったけれど、4回生になった今、全く同じ言葉を3回生に送りたいです。
 私は就職活動中、すごく落ち込み辞めたい時期がありました。でもそこで諦めずに頑張ったことによって今の自分があるし、そこでまた強くなれたので、3回生の皆も絶対に諦めずに自分を信じて頑張ってほしいです。今は不安が多いと思いますが、3回生の元気で前向きに取り組む姿勢があれば大丈夫だと思いました。また来年、先生のFacebookで成長した皆を見られることを楽しみにしています。今回の合宿で行ったことは、どれも就職活動において役に立つことばかりだったので、もう一度ゆっくり考えて自己分析に繋げてほしいと思います。上手くアドバイス出来なかったけれど、少しでも役に立っていたら嬉しいです。お疲れ様でした!

辻本一樹(4回生)

 あっという間に1年が過ぎ去り、また寿山ゼミの伝統である就活準備合宿に戻って来ることができ本当に嬉しく感じました。先輩の背中がとてつもなく大きく感じた昨年、「来年こんな姿になりたい」と思って必死に就職活動を続けてきました。何も分からなかった去年とは違い、就活を通して成長することが出来たと感じています。また、後輩たちに指導しながら去年の自分を思い出して、先輩方から教わったことや当時聞きたかった情報などを伝えることを心がけました。
 就活に対する不安は誰もが持っていると思うので、自分の情報や指導が少しでも3回生の不安を取り除くことが出来ればと思います。今年の3回生は1年前の私たち4回生よりもレベルが高く、全員がすべての課題に全力で取り組む姿を見て、非常にやる気が感じられました。特に、履歴書を作成する場面では、「自己の特徴」や「学生時代に力を注いだこと」を書き上げるスピード・分量ともに素晴らしいものでした。中には自身の魅力や力に気づけていない学生もいましたが、周りからのアドバイスなどのちょっとしたきっかけで気づくことが出来ると思います。
 就活が近づくに連れて疑問や聞きたいことがますます増えてくると思いますので、学内で会った時の積極的な質問をお待ちしております。私たち4回生も全力でサポートしたいと思います。良いニュースが聞けることを心から楽しみにしています。そして、来年また「第5会議室」で後輩たちに指導をお願いします。ありがとうございました!

後藤 彩(4回生)

 内定者として参加した二度目となる就活準備合宿でした。たった二日間という短い時間でしたが、自身がこの一年間で経験したことや身を持って感じたことを伝えることができたのではないかと思います。今年の三回生は就活に対する意識も高く、疑問に思っていることを私たちに何度も質問したりと、とても積極的で感心しました。就活は自分を振り返るいい機会です。自分のことを理解し、そして自分の軸を見つけて下さい。それが内定を得る一番の近道です。
 就活が始まると、書類選考で落とされたり最終選考で落とされたりして辛くなったり、逃げ出したくなるかもしれません。そんな時は「自分には縁がなかったんだ」と思えば気が楽になるはずです。私はそうでした(笑)
 この就活準備合宿を機に各々に課題と目標ができたと思います。皆さんからは就活解禁が3月に変更になり、戸惑うことが増えて大変だと思いますが、その分準備をする期間が増えたと思って企業研究や自己理解に励んでほしいです。皆さんが来年、内定者としてこの合宿に参加できることを願います。就活を全力で楽しんでください。型にとらわれず、視野を広げてください。そうすれば内定は必ず勝ち取れるはずです。

中井勇介(4回生)

 就活準備合宿に参加してみて、去年はインターンシップに行っていたので参加出来ず、合宿の流れが分かっていなくて不安な気持ちもあり、始まる前に去年の参加組のメンバーに要領を聞きました。いざ合宿が始まると3回生の後輩達はとても真剣に取り組んでいて、意識の高さに純粋にすごいと思いました。
 ワークでは自分が去年の今頃全く書けなかったことを考えたら、自分の成長も嬉しく感じました。見回りに行った際、すでに自己理解が出来ていて、将来のビジョンもある程度見えている後輩もおり、あまりアドバイスも出来ませんでした。現段階でしっかり書けている後輩が多く、来年はみんな輝きを放っていると思いました。
 そして、自分はあまりアドバイス等々出来なかった分も後輩達には来年就活準備合宿に指導者として参加して、いい指導をして欲しいと切望しています。夜の宴会はお酒も入っていて交流も深めることが出来て、個人的にもいい思い出作りになって良かったと思います。ありがとうございました。
 最後にエールとして、今は不安に感じていると思いますが、不安に思っているということはそれだけ意識が高いことだと思いますので、これからもいっそう身を引き締めて、楽しかったと思える就職活動にしてください。先手必勝!

佐山勝紀(4回生)

 寿山先生、三回生のみなさん、二日間お疲れさまでした。今回の合宿を通して、私たちが去年合宿に参加してからもう一年が経ったんだなと、時間が過ぎる早さに驚きました。去年は、指導に来てくれた先輩方が本当に大人に見えて、来年自分も先輩方のようになれるのか、本当に不安でした。しかし、無事に就職活動を終えることができ、今回、三回生の指導を行うことができて本当に嬉しかったです。
 去年の私たち同様、就職活動に対して様々な不安を持っていた三回生を見て、今度は私たちが少しでも役に立たなければならないと強く感じ、出来る限りの指導を行いました。グループワークや履歴書作成、また質疑応答の際の積極的な態度など、三回生のみなさんも熱心に取り組んでおられ、さすが寿山ゼミの学生だなと感心しました。
 就職活動を実際に行ったからこそわかること、アドバイスが三回生のみんなにしっかりと伝わり、少しでも就職活動に対する不安を取り除くことができたなら嬉しく思います。何をすればいいのかわからない、履歴書が思うように書けないなど、これから始まる就職活動に対して、まだまだ不安はあると思いますが、自己分析、SPI対策、面接練習など、自分が今できることをひとつひとつしっかりとやっていけば、それは必ず結果へとつながります!つらいこともあると思いますが、この合宿で学んだことに自信を持って就職活動に取り組んでください!

就活開始3回生のコメント

保坂樹希(3回生)

 今回、就活準備合宿に兵庫県までみんなで参加してきました。大阪から兵庫県まで遠かったけど、みんなで協力し合いたどり着きました。普段、兵庫県まで来る機会がなかなか無いので、それもすごく勉強になりました。今回の合宿ゼミでは、自己分析を中心にして履歴書の作成へと励みました。履歴書を書くにはまず材料がないと書けません。自分の今まで学んだことや得たこと、自分が気が付かない長所や特徴をグループワークで人と話し合うことで発見出来たこともありました。今まで頑張ってきたことも、それを履歴書でどう表現したら良いかなどを学ぶことができました。
 また就職活動を実際に体験された4回生の先輩方から生の声を聞くことが出来て、知らなかったことも沢山あり、沢山知識を増やすことが出来ました。履歴書は自分の分身のようなもので、そこの少しのスペースに自分の事をアピールしようと思うと簡単なようで、すごく難しく、奥が深いということも学ぶことが出来ました。今回合宿に来て、就職活動に向けて頑張りたいと思うし、すごくワクワクしています。先輩方から頂いたアドバイスもしっかり覚えておき、就職活動で心がけることや抑えておくポイントは普段から習慣付けていこうと思いました。
 今回この就職合宿に参加して、就職活動への印象も変わり、自分自身も成長出来ました。この経験を踏み台にし、私も就職活動を一生懸命頑張ろうと思いました。ありがとうございました。

竹村さゆり(3回生)

 1泊2日で寿山ゼミの3回生と寿山先生で就活準備勉強ということで、合宿に行ってきました!私達だけでなく、就活終わりたてホヤホヤで内定が決まった寿山ゼミの4回生の先輩達も参加して下さいました。1日目は自己分析ということで、自分の今まで生きてきた人生で何を学びそこから何を得て、どんなセールスポイントになるかを学びました。
 小学校と中学の頃をなかなか思い出せず、ちょっと焦りました。一つ思い出せば次から次へと思い出せ、ひとつずつ書いていくことができました。わからないことがあれば実際就活を経験してきた先輩方がいたので、すぐに聞き、的確なアドバイスを頂くことができました。自己分析のあとは先輩方に質問タイムがあり、就活においてのポイントやわからないことがわかって良かったです。
 2日目は履歴書を書いてみました。初めは全くなにから書けばいいか、どのように書けばいいかわかりませんでした。そこで、先輩方に自己PRは書くときに文章構成の形があることを教えて頂き、その形通りに書けばわかりやすく、説得力があり、まとまった文章を書くことができました。あとは同じ言葉の意味でも言い方を変えることで印象も変わるということも学びました。先輩方も1年前は私達のように何もできなかったとおっしゃっていたので、私も1年間で先輩方のようになれたらと思います。そのために自己分析をこれからも続けようと思いました。

北川恵太(3回生)

 今回の就活準備合宿で私達もいよいよ半年後に就活が始まることを今までで一番意識しました。合宿が始まる前は正直不安でした。私がこれからの就活で上手くいくイメージが出来ませんでした。合宿でまずしたことは自己分析です。自己分析は大学の講義でもしていたのですが、それほど自分の興味・関心、能力・適性があるのか分かりませんでした。
 自己分析にこれだけ多くの時間を費やしたのは今までなくて、自分の興味・関心が分かってきました。4回生の先輩にもアドバイスをもらいながらだったので、私にとって参考になりました。ライフラインチャート、戦略的自己PRマトリクスなど、先輩がいなければ空欄を埋めることが出来ませんでした。先輩方の凄さを感じることができ、私も来年の今頃は人に教えられるようになりたいと感じました。
 2日目は履歴書の書き方を学びました。前日の自己分析を基にして、自己PRや学生時代に取り組んだことなどを書く練習をしました。初めのうちは考え込み、ペンが止まっていましたが、寿山先生のアドバイスでこの夏に行ったインターンシップからヒントを得ることができ、ペンが進み出しました。先輩に見てもらうと、具体的に書いた方が解りやすいとアドバイスをもらい、書き直してみると、初めに書いたものより良くなったと言われました。これからもこのことを忘れずに、半年後の就活に向けてやるべきことをやっていこうという前向きな気持ちになれました。今回は4回生の先輩方に大変お世話になり1年後に先輩に近づけるように頑張ります。ありがとうございました。

宮本晃幹(3回生)

 寿山ゼミ最大のイベント「就活準備合宿」に行ってきました。寿山ゼミに入りたいと思った理由の一つはこの合宿に参加したかったからです。この合宿で自分はどう変われるのかと前日から楽しみにしていました。合宿初日は主に自己分析をしました。私が今までしてきた自己分析とは違い、自分の根の部分を掘り起こすかのような作業でした。
 ライフラインチャートというものがあり、これは自分の今までの人生を振り返り、その中で記憶に残った出来事やその理由、そこから学んだ事などを書き出すシートです。過去の色々な事を思い出すので、シートを作成していて楽しいですし、その当時は気付けなかった学びを改めて考えることができるので、新しい発見ができました。戦略的自己PRマトリクスは、学部やクラブ、アルバイトの選んだ理由を書き出し、そこから学んだ事を考え、どういう力が付いたかを考え、そしてその具体的なエピソードを書き出すというものです。自分を棚卸しする感覚です。自分の能力を知ることができ、その能力の根拠がわかるので自分に自信が付きました。
 二日目に履歴書作成しました。ライフラインチャートや戦略的自己PRマトリクスは、履歴書に書くことに置いて最高の参考書だと思います。履歴書を書くことにてこずりつつも、ライフラインチャートや戦略的自己PRマトリクスを参考にすることで良いヒントになりました。就職活動のときにもこの二つのシートを活用します。来年の今頃には内定をもらい、先輩としてまた合宿に参加したいと思います。

角明日香(3回生)

 1泊2日の寿山ゼミの目玉である就活準備合宿に行ってきました。まず、1日目はゼミ生で大阪駅に集まり合宿所へ向かいました。心境はワクワクと緊張でした。到着し始まったのは、自己分析です。グループに分かれ、TSTや、ライフラインチャートなどのワークシートを埋めていきました。すらすら書けるところもあれば頭を悩ますところもあり、そこで助けてくれたのは1年上の寿山ゼミの先輩方でした。
 いざ、自己分析をしてみると「あれ?自分にはこんな長所があったんだ!」や人に言われて気付く自分など、見えていなかった自分を見つけることが出来ました。スケジュールがぎっしりというイメージでしたが、時間が過ぎるのがとても早く、宴会まで一瞬の時間だったような気がします。
 2日目は、履歴書作成に取りかかりました。私は履歴書の中の自己PRの部分に一番不安を感じていました。しかし、先輩方が一緒になって考えてくださり、作成することが出来ました。今回の合宿で5人もの先輩方が来てくれたのですが、1年違うだけなのにとても違いを感じました。この違いは壁などではなく、自信やオーラです。しかし、先輩方も去年は私達と一緒であったなどと言ってくださり安心しました。先輩方のオーラから、大きな壁や、一生懸命なにかに取り組むことにより、人は大きな成長を遂げることができるのだと思いました。どの先輩も違う性格、違う内定先ですが、素直にみなさんがかっこいいと思いました。
 就活準備合宿を終えて、これから本当の就活を始めなければなりません。やはり、不安を感じているし、まだまだ自己分析をし終わったわけでもありません。しかし、この就活準備合宿の先輩を見て、来年はこの人たちのように、後輩たちにかっこいいと思われる!と言う目標が出来ました。そのためには、たくさんの準備、練習が必要です。寿山ゼミはみんな仲間!助け合って、そして就活を楽しみたいと思います!

曽我瑞貴(3回生)

 寿山ゼミ3回生で兵庫県立嬉野台生涯教育センターに就活準備合宿へ行きました。大まかなスケジュールとしては、TSTや過去の振り返りから自己理解し、強みを見つけて履歴書の項目を埋めていくプログラムでした。今回、4回生5名の先輩方も来て下さって、様々なアドバイス、サポートをしていただきました。TSTは以前何度か寿山先生の授業や一回生の時のゼミで経験があったため、人一倍書くことはできましたが、改めて書いてみるとさらにスラスラと自分のことについて書き上げることができました。
 また、過去の振り返りでは、普段振り返ってみることはありますが、書き出していくとより一層過去を振り返ることができました。この二つから自己理解は考えるだけでなく、紙に書き出してみること、またそれを定期的に行うことで、より深い自己理解に繋がると実感しました。これらで書き出した自分の特性を強みに変えて履歴書を書いていきました。その際には、以前インターンシップで書いた時よりも書き出すネタの量が増えていました。それは自己理解度が深まった効果だと思います。それを踏まえて、私は今後も定期的に自己分析を行うこと、またその時々で目標を定めて充実した残りの就活準備期間にすること、何事にもチャレンジして経験値を上げていくことの三点を努めていきます。
 また、自己理解や経験を増やすだけでなく、寿山先生や先輩方がおっしゃっていたように、他者の評価も聞き出し受け入れていこうと思います。自分では気づけないことも沢山あると思うので、まずは友人や家族から聞いていきます。そして、また違った見方の自己理解に繋げていきたいです。先輩方から教わった就活前の話や就活体験談も親身になって教えて下さったので、大変貴重な時間となりました。メモを見返し、準備万端で就活本番に挑みたいと思います。

望月 槙(3回生)

 1泊2日で寿山ゼミ就職準備合宿に行きました。合宿では、就職活動の際に大切な事やするべき事など、今まで全く知らなかった事を知ることができました。合宿のメインでもある『自分を理解する』と言うことは、自分の興味のあることを追求するだけではなく、自分の適性能力などを改めて確認することが出来ました。先輩方の就職体験談などのお話を聞かせていただき、自分の就職活動に対する視野が広がりました。履歴書を書く際にも注意点が多くありました。
 また自己PR時には自分をアピールするのはもちろんですが、それに加えてなぜ自分がその会社で働きたいと思ったか、そして、自分がその会社に適しているかということも明確にしなければならないと思いました。資格を取ることも大事ですが、ただ取るだけではなく、自分のやりたいことに関連付け、そして、よりレベルの高いものを目指すのが大事だと思いました。
 今回のゼミ合宿を終えて私は特に、自ら率先して行動し、積極的に質問することを実行していこうと思います。また、持ち前の笑顔を常に忘れずに頑張りました。1泊2日という中で、今まで話したことのなかったゼミ生達や先輩とも話すことが出来ました。宴会の時にしたゲームも皆ですることができ、仲が深まったように感じました。これからより多く寿山ゼミの活動に参加し、ゼミ生と共にお互い意識を高め合っていきたいです。

今西一真(3回生)

 今回のゼミ合宿を終えて、まだまだ自分の能力が低いことに気づきました。これから就職活動するうえで必要なことを学びに行って、先輩の方にもわざわざ来ていただき、アドバイスいただいたことはとても自分のためになりました。私が一番印象に残っているのは履歴書の書き方の分野です。今までも何回かは書いたことはありますが、またそれとは訳が違いました。
 自己PRを考えるだけで2時間弱かかってしまい、それもまだ最終段階にはたどりつけていません。今までは内容も薄く、思いついたことばかり書いていましたが、就職活動の履歴書となるとまた別物になるので、自分の自己PRをたくさんあるなかで、限られた行数に入るように自分でまとめなければならない。ただ単に何かをして、それを得ましただけではなく、その中身、エピソードを具体的に説明しなければならない。みんなが書くような内容をいくら素晴らしく書いても同じようにしか見られないので、みんなにはない素晴らしい自分らしさをアピールできるところを具体的に説明できるかになってくると思いました!
 私たちは今の4回生と違って就職活動がスタートするのが遅く、まだ今から約半年ぐらい時間はあります。だからといって余裕を持つのではなく、そろそろこの合宿を終えて自分のやる気スイッチを入れなければならない。この半年で周りとどれだけ差をつけて、さらに自分に自信が持てるのかでとても変化すると思いました。絶対に逃げては通れない道なので、やるならば本気で中途半端じゃなく、来年の合宿でアドバイスできる側としておれたらいいなと考えています。

田中 慶(3回生)

 就活準備合宿に今回参加して、今の自分にとって貴重な体験を得られたように思います。合宿先に足を運んでくださった先輩方は、すでに就職内定を取得しているということで、たくさんの体験談を聞くことができてよかったと思います。実際に面接ではどのようなことを常に意識していたのかなどを先輩方から聞いていくうちに、今の自分に足りないものとは何かということに気付かされました。
 具体的なことを言うと、相手が話している時にはうなずくことを心掛けて行うことや、笑顔を絶やさずにいることなど、直接先輩方から聞くことでより自分の欠点と照らし合わせて、面接での良いポイントを知ることができました。面接以外のお話では、就活の期間中に不安や心配が出てきた時に、一体どのように乗り越えてきたのかというお話も聞くことができました。
 合宿の後半では履歴書を書く機会がありましたが、正直どのように書いて文章にしたらよいのかわかりませんでした。項目には自己PRを書く欄と学生時代に力を注いだことを記入する欄がありましたが、上手く自分を示す言葉が思い浮かばず、ただ単にその記入欄を埋めてみただけという形でした。いざ、志望する会社に自分のセールスポイントを伝えられないというのは本当につらいことであると自分の記入欄の空白を見て感じました。
 そんな時に先輩方からたくさんのアドバイスを受けて、訂正箇所を見直してみて、その時に気付くことや具体的なエピソードなどを付け足してみたら良いと指摘して下さったことはかけがえのない経験になったと思います。一泊二日と短かったですが、自分にとって得られるものが多い合宿だったと実感しています。

峯 遥香(3回生)

 9月19日〜20日に寿山ゼミで就職活動のための準備として合宿に行ってきました。着いてすぐに6時間ほど勉強をしました。まず、自己分析をするためにTSTを行いました。初めの「私は」から文を作るのはスラスラとできたのですが、それが変化した「私は〜の能力・適性がある」の文を作るのがすごく苦手でした。
 戦略的自己PRマトリクスでもセールスポイントに戸惑いました。この作業で気づいたのは、自分の強みをうまく見つけ出せていないことと、それを文章でうまく説明することの難しさでした。ですので、ライフラインチャートや戦略的自己PRマトリクスで、今まで自分が行ってきたことで、何を学び、何を得たのかということを考え直すことはとても私のためになりました。
 私は就職活動がどんなものなのかよくわかっていなくて、就職活動に対しての現実味がなかったのですが、この合宿で先輩方のお話を聞いたりすることで、それがどんなものなのか想像できるようになりました。私は、「仕事嫌だな〜」と毎日思って行かなければならないような職場には就職したくないと思っていて、でも自分には定まった夢がないのにどうすればいいのだろうと思っていたのですが、先輩の話を聞いて、その心配はなくなりました。説明会に行けば会社の雰囲気がわかるとおっしゃっていたので、説明会にはできるだけ多く参加しようと思いました。面接では、企業の方が私たちを見るだけでなく、私たちもその企業を見る機会なのだと知りました。そうしていけば、自然と自分に合った企業を選ぶことができるのだなと思いました。

東谷彰哉(3回生)

 今回は一泊二日のゼミ合宿に行ってきました。嬉野台という聞いたことのない場所に、電車で向かいどんどん変わっていく雰囲気に期待と不安を皆抱いていたと思います。今回は就職への切り替え、という位置づけでの合宿だったので、着くといきなり研修室に向かい、一日目は自己理解で、二日目は履歴書作成という予定に合わせて、就職についての講義を寿山先生から聞き、自己分析を行いました。
 正直私は一人なら自己分析など全くしないと思いますが、仲間や先輩と一緒にやることで楽しく、そして深く自己を理解することができたと思います。一日目が終わると夕食のすき焼き、すき焼きが嫌いな人などいるわけもなく、皆笑顔で頬張っていました。そこから部屋に集まり、宴会として先輩や先生も集まり飲んだり話したりしていました。そこでも単に楽しむだけでなく、将来の話などして、なかなか熱い場面もありましたし、先輩から就活の話を聞く場面もありました。楽しむだけでない宴会も時間を迎え、就寝しました。
 二日目は履歴書作成の日として履歴書について少し話を聞き、そこから早速作成。これがまた私にとっては難しくてずっと困っていました。ですが、そこで先輩が助けに来ていただけて、アドバイスをもらうことで少しずつ形にして行けたので、今後この合宿で受けたアドバイスを忘れずに自分でより具体的なものとしていきます。
 履歴書作成も時間を迎え、一泊二日の合宿がとても早くも終わりを迎えようとしていました。研修室を出て、ロビーに集まり、談笑をし、最後に一本締め。この時に来年は先輩としてこの合宿に参加できればいいなと本気で思うことができました。
 全体として本当に楽しく、真面目に将来のことを考え、短い時間でしたが為になった合宿であったと今思っています。今後この合宿があったことで今この仕事ができていると言えるような将来を歩むことができるよう、ここからもう一度、身を引締め直して頑張っていきます。

吉田愛梨(3回生)

 9月19日から1泊2日で兵庫県加東市の方に寿山ゼミ就活準備合宿に行ってきました。この合宿のお陰で、就職活動に対する心構えが出来ました。これまであまり就職活動と言ってもはっきり何をしたらいいか分からずにいました。それが今回の寿山ゼミ4回生の先輩方のお話を聞かせて頂いたことや自己理解をして、色々と明確にすることが出来ました。
 まず最初に、TST、ライフラインチャート、戦略的自己PRマトリクスの作成に取りかかりました。TSTは比較的すぐに自分のことを書けましたが、ライフラインチャートと戦略的自己PRマトリクスはすぐに書くことが出来ませんでした。ライフラインチャートでは出生から大学時代までのことを書くのですが、小さい頃なにに興味関心・能力適性などあったのか思い出すことが難しかったです。それらをグループシェアしながら他者からの気づきを教えてもらうことで更に自己理解をしました。その後の履歴書の作成では履歴書をそのまま書いたら何を書いたらいいかわからないですが、ライフラインチャートと戦略的自己PRマトリクスを見ながら作成したので、すごく書くことが出てきやすかったです。
 就職活動ではゼミの仲間同士でも情報を共有することが大切と寿山先生がおっしゃっていたので、夜中の宴会などでゼミ生同士打ち明けることで仲間意識が出来たと思います。そして、内定を今年もらいたての4回生からいろいろお話を聞くことで、細かいこともわかりやすく説明して頂きすごくよかったです。私たちから就職活動の時期が遅くなりますが、最後まで努力して自分のしたい仕事に就きたいと思います。

松田莉奈(3回生)

 夏休み最後の行事はゼミの就活準備合宿でした。内定の取れている4回生の先輩方も来てくださり、とても心強い合宿でした。合宿では、まず最初に自己分析をしました。心理学の授業で何度か自己分析はしていましたが、こんなに真剣に自己分析を行ったのは初めてでした。自己分析をすることで今まで気がつかなかった自分、グループで行ったことで客観的な自分を知ることもできました。
 その後、過去を振り返る作業に入りました。幼い頃の記憶まで辿ったのは久々で楽しみながら振り返ることができました。こうして振り返ることで、今までの自分を知り、履歴書を書くベースを作ることができました。次の日にこのベースをもとに履歴書の作成を行いました。文章がなかなかうまくまとまらず、困っていた私に先輩方が丁寧にアドバイスをくださり、ヒントをもらいながら書くことができました。
 また、先輩方に質問する時間も作られており、これからの私たちが不安な就職活動についての質問や先輩方が3回生の頃のお話なども聞け、就職活動についての不安を消すことができました。夕食はみんなですき焼きを食べたり、飲み会をしたり、先輩方と話すこともでき、とても楽しい時間を過ごすことができました。集中する時間と楽しむ時間のメリハリよくあり、充実した2日間を過ごすことができました。来年3月の就職活動解禁に向け、このモチベーションをキープして過ごして行きたいと思います。ありがとうございました。