2014.8.21

ビクトリア大学留学体験記12:寿山ゼミ3回生

ビクトリア大学留学体験記12:寿山ゼミ3回生 角 明日香

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の角明日香です。時はあっという間に過ぎ、今回が12回目、最後の留学体験記になります。今回は、「マンスリープログラム」、「カルチャーナイト」、そして、最後なので簡単に1年の「振り返り」をしたいと思います。

マンスリープログラム

 最後のセメスターは、3か月のELPIではなく、1か月のコースで締めくくります。このコースもELPIとおなじく2限、2人の先生16人のクラスです。クラスメイトは夏休みということで日本人が多いのですが、日本人と同じくらいフレンチカナディアンが多く留学してきています。カナダには公用語が2つあり、英語とフランス語です。彼らはフランス語を母国語として使っているので、同じカナダですが英語を学びにビクトリアに来ています。そして、ブラジル人、台湾人、ベネズエラ人と国際的なクラスメイトに囲まれています。
 授業は主に文法の復習、英会話、そしてプレゼンテーションです。このコースではグループプレゼンテーションではなく、すべて個人で短いプレゼンテーションです。1番私の印象に残っているプレゼンテーションは、「好きな音楽と映画」です。音楽と映画が嫌いな人はめったにいないし私は両方大好きです。自分のプレゼンテーションでは、やはり好きな映画ですので、もちろん興味をもってもらいたいという気持ちでプレゼンテーションをしました。終わった後は、ほかの学生のプレゼンテーションを聞くわけですが、知らない音楽や映画、たまにはホラー映画もありました。すべてどうして好きなのか理由があり、とても楽しい時間を過ごすことができました。ほかにもプレゼンテーションのトピックが趣味、大切な物の紹介などELPIとは少し違う楽しさを感じながら毎日を過ごしています。

カルチャーナイト

 7月19日にカルチャーナイトというのがありました。まずはカルチャーナイトについて説明します。カルチャーナイトとは名前通り、国別に分かれて文化をみんなの前で披露する大きいプレゼンテーションです。これはマンスリープログラムの目玉です。
 私はもちろん日本人グループで習字と折り紙を担当し、舞台パフォーマンスではAKB48を踊っていました。台湾人グループの人数が少なかったので、私たちは日本人と台湾人グループでした。実際、カルチャーナイトというアイデアはとてもいいのですが、どうしてここにきて日本人だけで固まらなければいけないのかと少し賛成できないところはあったのですが、台湾人の4人が来てくれたおかげで、お互いの文化をシェアし、英語を使いとてもいいグループであったと思います。
 私の担当の習字と折り紙ですが、まず、折り紙は飾るためにいろんな種類のものを折り、習字は来てくれたお客さまの名前を聞き、カタカナと漢字(当て字)で書くということをしました。これがとても人気で行列ができるほどでした。みんな字を見て喜んでくれて、私たちも嬉しかったです。
 舞台パフォーマンスはフレンチカナダ人、中国人、インターナショナルそして、韓国人で分かれていました。どれも素晴らしくて面白かったです。カナダ人は、ホッケーを披露し、国歌とケベックの歌や踊りを踊っていました。驚いたのはイングリッシュカナダと同じ国歌ですが、フランス語だということと最後のパートが英語であったことです。
 次に、中国人の部では伝統的な結婚式を披露していました。赤をメインにした建物、服など同じアジアでもこんなに違うものだと感じさせられました。インターナショナルの部では、フィリピンとベネズエラでした。フィリピンの伝統的なダンスとベネズエラのサルサを見ました。どれも素晴らしかったです。
 最後に、韓国人は伝統的な女性の舞いとカンナムスタイルです。女性の舞は伝統的衣装であるドレスチマチョゴリと羽のついた扇を使ったダンスです。見たことのない人たちはみんな開いた口がふさがらないかのような表情でした。そのときに思ったのが、ぜひとも日本舞踊などを見てほしいなと思いました。そのあとは少女時代のGeeからカンナムスタイルです。カンナムスタイルはアンコールで、韓国人関係なく全員ステージに行きダンス開始です。最後はスタンディングオベーションで、素晴らしいカルチャーナイトでした。

振り返り

 振り返りといってもすべてが書ききれるわけではありませんが、この1年間は本当に濃い1年であったと思います。最初はホームシックまではいきませんが、日本が恋しいと思ったり、いつも言葉の壁にぶち当たっては悩みの繰り返しでした。幸運なことに私の性格は積極的なほうなので、話すことをやめませんでした。
 前回のセメスターの時は毎回レポートで書いていたように、厳しい勉強環境でさらに友人と口論になることもしばしばありました。しかし、終わった時に何か違うものを自分から感じました。結果はどうであれ、やり遂げたことの達成感と少しの自信。1年経って英語がペラペラなのか?と聞かれるとYESとは答えることはできません。まだまだネイティブスピーカーの早い英語にはついていけないし、なによりも単語が不足しています。ここで帰るのは本当に名残惜しいです。
 ほかにはカナダに来て、自分と向き合える時間が多く、見つめ直すいい機会でありました。すべて私は環境に感謝しています。周りの友達や家族はもちろん、ホストファミリー、学校すべてが私を成長させてくれました。もっともっと成長したいと思っています。
 日本に帰った時に自分がどう対応するのか。日本に帰れば本当に忙しくなるし、真反対のような生活が始まります。ここでビクトリアに戻りたいと思うのではなくて、幸せだった日々を思いながら、一つ一つのことをこなして行けたらなと思っています。今回で最後の留学体験記ですが、もし留学を考えている方がいたら、私は本当に相談に喜んで乗りたいし、強くおすすめしたいと思います。とにかく最高の1年でした!

寿山教授のコメント

 角さんにとって、今回のレポートがビクトリアで最後ということで、気持ちのかなり入ったレポートだったように思います。まだまだ書き足りないこと、みんなに伝えたいことがあったと思いますが、それは帰国後にできるだけたくさんの人にシェアしてもらえたら嬉しく思います。後期は、この1年間のビクトリア留学の成果をいかんなく発揮し、自分の夢を叶える最初のハードルである就職活動に向けて、積極的に動き出してもらいたいと思います。