2014.7.23

ゲルフ大学留学体験記11:寿山ゼミ3回生

ゲルフ大学留学体験記11:寿山ゼミ3回生 望月 槙

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の望月槙です。今回のタームからまた新たに生徒がプログラムに入ってきました。ゲルフにも暑い夏が来たと思えば、10度まで気温が下がる日もあり驚いています。今回は、スクールアクティビティー、日常生活、カナダデイについてレポートしたいと思います。

スクールアクティビティー

 今回のスクールアクティビティーでは、カヌー、サッカー、ホッケーをしました。カナダの夏は、カヌーやバーベキューをする事が一般的で私もカヌーに初めて挑戦しました。アクティビティーに来ていた生徒のほとんどは、カヌー初体験で、皆苦戦苦闘しながらも一生懸命取り組んでいました。カヌーが終わった後は、皆でフリスビーをしたり、近くにあるボートハウスでアイスクリームを食べたりしました。
 カナダでは、サッカーは特別人気というわけではありませんが、イングリッシュプログラムにはブラジル人が多くいるので、サッカーのアクティビティーが毎月行われています。一般的にホッケーは氷の上でプレイするものですが、今回のアクティビティーでは、ジムの中でホッケーをしました。私が特に実感した事は、想像以上にとても難しいスポーツだと言う事です。氷のリンクを滑りながら、相手からの攻撃をよけてゴールまでたどり着く事は不可能に近いと感じました。

日常生活

 今月は2か国のバーベキューを体験しました。1つはカナダのバーベキューです。私のホストファミリーと私の友達とカナディアンバーベキューをしました。私の家に中国人、ブラジル人、日本人、カナダ人の合計12人が集まりました。皆でバーベキューをした後は、ホストマザーとホストファザーがマシュマロを焼いたデザートを皆に作ってくれました。
 もう1つはブラジルのバーベキューを体験しました。ブラジル人の友達が作ってくれたバーベキューは、殆どが鶏肉、豚肉、牛肉といったお肉だけのバーベキューでした。バーベキューをした後は、皆で映画を見たり、星を見ながら友達が弾くウクレレと一緒に歌ったりしました。その日の夜空はとても綺麗で、一生心に残る思い出となりました。

カナダデイ

 7月1日はカナダデイという祝日です。ホストファミリーとルームメイトと一緒に公園へ行きました。カナダデイ前になるとショッピングセンターや日用雑貨店など至る所にカナダの赤をモチーフにした商品が販売されていました。カナダデイ当日になると、公園には3万人以上の人が集まりとても賑わっていました。公園にはダーツ、輪投げや仮設遊園地といった様々なアクティビティーがありました。私も中国人とブラジル人のルームメイトの3人でダーツに挑戦したものの、とても難しく誰一人商品を手に入れる事は出来ませんでした。
 夜の10時から花火が始まり、ホストファミリーと一緒に花火を見ました。15分間という短い時間でしたが、日本同様にすごく綺麗でとても感動しました。カナダの国立記念日をホストファミリーと祝う事が出来てとても良い経験になりました。
 留学生活も残りあと1か月となりました。この1か月悔いの残らないように友達とたくさん遊び、最後まで気を緩めずしっかり英語を学びたいと思います。

寿山ゼミ3回生 峯 遙香

 こんにちは、国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の峯遥香です。カナダのゲルフでの生活を始めて3か月が経とうとしています。今回もスクールアクティビティー、学校生活、私生活についてレポートしたいと思います。

スクールアクティビティー

 今回もアクティビティーはできるだけ参加するようにしました。特に、毎週水曜日はみんなで色々なスポーツをします。その時間が私はとても好きです。今月はサッカー、フリスビー、バレー、ホッケーをしました。ゲルフは公園が多く、スポーツをして遊ぶのに最適な場所がたくさんあります。毎回、こうやって色々な国の人たちが一緒に遊ぶということはすごいことだなと感じるとともに、とても貴重な経験をさせてもらっているなと実感しています。
 水曜日にスポーツをする以外にも今月はカヌーイングもしました。2〜4人まで一緒に乗ることができ、自然を満喫することができます。18日はアクティビティーでベースボールをみんなで観に行きます。今後もアクティビティーはできるだけ参加して、いろんな経験ができればいいなと思っています。

学校生活

 新しいクラスになって2週間が過ぎました。新しいクラスメイトが3人入ってきて、前のクラスよりも賑やかになりました。勉強の内容もやはり少し難しくなり、宿題の量も前より増えましたが、気を抜かず取り組まなければいけないなと思っています。特に、パラグラフを書くのが大変です。小テストがあり、毎回パラグラフを書かなければならなくて少し苦戦しています。
 トルコの友達がクラスにいたのですが、突然家の事情でトルコに帰らなくてはいけなくなり、お別れをしなければいけませんでした。急なことでとても驚き、すごく悲しかったです。出会いと別れが多いのも留学の特徴だなと少し切ない気持ちになりました。クラスでの勉強も残すところ1か月ほどなので、授業も一回一回大切にしようと思います。

私生活

 私生活では、ルームメイトが2人母国に帰るので、ホストファミリーで思い出づくりとして、最後にキャンプに行きました。キャンピングカーで初めて寝たり、近くにあったプールに行ったり、キャンプファイヤーを囲んでみんなで歌を歌ったり、とても幸せな時間をホストファミリーと共に過ごしました。その泊まった場所は、星がすごくきれいで癒されました。
 もう一つのビックイベントは、タームとタームの間の休みに行った旅行です。友達とフロリダのディズニーワールドにティンカーベルの仮装をして行ってきました。日本人のように、仮装をする文化があまりないのでとても目立ち、たくさんの人に声をかけられ、一生の思い出となりました。また、最近ブラジル人と仲が良く、一緒にBBQをして、映画を見たり、カヌーイングをしてアイスを食べたり、日本のお弁当を作って、ピクニックをしたりしました。一緒にいると、自分の英語力のなさを実感し、もっと喋れるようになりたいと良い刺激をもらっています。

 楽しくてみんな良い人なので、帰りたくないなと最近思います。ですが、残りの期間の短さは変えることのできない事実なので、最後まで精一杯楽しんで、なるべくたくさんの思い出と共に日本に帰りたいと思っています。

寿山教授のコメント

 望月さんと峯さんの留学生活もあと1か月となりました。まだまだ現地で学びたいことがいっぱい残っていると思います。しかし、限られた時間の中で、留学先で何を選び、何を学び、そして何を得たかが留学そのものの成否を左右するように思います。泣いても笑ってもあと1か月です。ふたりには後悔のない時間を過ごしてもらいたいと思います。