2014.7.8

2014年度寿山ゼミ就職支援第3弾!観光業界全般にわたる就職ガイダンス

2014年度寿山ゼミ就職支援第3弾!観光業界全般にわたる就職ガイダンス

 2014年6月30日(月)5限、3回生寿山ゼミの授業に元ホスピタリティツーリズム専門学校校長、関西トラベル同友会参与の児玉哲也氏にお越しいただき、観光業界全般の就職ガイダンスを開催していただきました。この6月24日に寿山ゼミに決まったばかりの2回生9人も特別参加し、2回生・3回生合同ゼミで真剣な学びの場でありながらも和気あいあいとした雰囲気で進行しました。
 私と児玉哲也氏とはもう30年以上にもわたる旧知の間柄で、当時私が旅行業界に入る道筋を開いていただいた恩師でもあります。観光専門学校を中心にその関連業務を長きにわたり従事されてきた経験の豊富さと交友関係の広さは観光業界では一目置かれる存在でもあります。さらに、関西の観光業界の中心的組織である関西トラベル同友会の参与としても幅広い見識と行動力で数々の貢献をされてきました。
 今回、2回生及び3回生には、たくさんの観光業界(旅行・ホテル・航空・空港・レジャー・ウェディング等)を志望するゼミ生も多く、ぜひともその幅広い豊富な知識と経験等を伝授、ご指導いただきたくお招きをした次第です。専門学校だけでなく、大学における講師経験もたくさんお持ちで、ゼミ生たちへのお話は非常に具体的かつ実践的で大変面白いものでした。17時前から19時前まで約2時間のお話は短すぎるくらいでした。
 ゼミ終了後も、たくさんのゼミ生たちが居残り、児玉哲也氏を取り囲み、質問責めにするほど刺激的で有意義な就職ガイダンスでした。今回、寿山ゼミで初めて外部社会人による就職ガイダンスを経験した2回生、今月3回目の就職ガイダンスを受ける3回生、ともに今後の大学生活に向けての指針が見えたようで、とても嬉しく思います。(指導教授:寿山泰二)

児玉哲也氏(元ホスピタリティツーリズム専門学校校長、関西トラベル同友会参与)のコメント

 真剣な眼、真摯な受講態度に感動を覚え、思わず力が入った講義でした。もっと簡略化しておけばよかったと思ったのもあとの祭り。実は少々上がってしまい、時間も忘れさせるくらいの学生さんたちでした。皆さん観光業を目指しているだけあって、授業終了後の質問に私もたじたじ。人材育成が大きな課題の一つである業界だけに大きく羽ばたいてほしいと願いつつ、河内天美のキャンパスを辞去しました。

ゼミ生(3回生)の感想等

岡城弘明

 今回は、元ホスピタリティツーリズム専門学校校長の児玉哲也さんにお越しいただきました。私は去年12月に寿山ゼミの学外活動(シネマ倶楽部)にて、関西トラベル同友会の懇親会でお会いしたことがありました。その機会では、あまりお話することができなかったのですが、後からゼミメンバーの話によるととても面白い方だったと聞いていました。そして、今回改めてお会いしてみると、雑談も交えつつ、普段聞けない裏のお話や就職活動において重要なお話をたくさんしていただき、とても楽しく学べた2時間でした。
 私が印象に残ったお話は訪日旅行客が増大しているということでした。確かに現在日本は富士山や日本食がユネスコに登録され外国人観光客が増えてきているのかなと思います。ですが、世界に比べるとまだ少なく、話にも出ていましたが、観光競争力ではスイスが1位で日本はまだ14位が現状です。しかし、日本もトップ5は難しくないと私個人として思います。なぜなら、2020年には東京オリンピックがあり、そこで多くの外国観光客が来るからです。そこで多くの外国人に日本人の人柄、日本の食文化、治安の良さや挙げればきりがないほど、日本人が気づいてないCool Japanが日本にあるからです。2020年を機に日本は大きく世界から評価されるのではないかと思います。
 なので、これから観光業界や旅行業界に行く人たちは、日本が変わる時を見られるのではないかと思います。今回は観光業界に非常に詳しい児玉さんが来られ、つながりを持てたということがすごく大きなことでした。これからもつながりを意識して会話や質問力を磨き、よい関係をたくさん作っていきたいと思いました。

東谷彰哉

 今回は観光業界から児玉哲也さんに来ていただいてお話を聞かせてもらいました。どんなお話をしていただいたかと言うと、言葉の通り観光業界全体についてでした。航空業界のキャビンアテンダントの話、鉄道の話、旅行会社の話、本当に観光業界のあらゆる話を聞かせていただきました。さらに、他の業界でも使えるスキルのようなものも織り交ぜ、観光業界に興味のある人もない人も本当に楽しくお話を聞かせていただきました。
 話のなかで実際にあったケースを使って説明していただいたので、より一層話が心に入って来たと言うか、イメージがしやすかったです。児玉さんは、「人には適材適所がある。諦めないでいい、人にはほとんど叶わないことがない、頑張ればなんとかなる」、というとても前向きな言葉を優しい口調でずっとおっしゃっておられたので、こちらもどこか気持ちに余裕ができ、さらに頑張ろうと思いました。
 自分としては観光のことというよりも語学についてのところで、「スイスなどの小国は隣接している国の言葉を話せる人が多い、言葉は話せる数が多くなるほど新しい言葉の学習が容易になる、なぜなら言葉は似ているから、だから覚えれば覚えるほど楽しくなる。ベテランになればなるほどキャビンアテンダントは仕事が楽しくなる」という部分にとても納得させられ、家に帰る途中もう一度英語をやってみようと少し調べていました。観光業界にあまり興味のなかった私ですが、今日、児玉さんに様々な角度からお話ししていただき興味が湧きました。

保坂樹希

 今回、関西トラベル同友会参与の児玉哲也さんに観光業界全般のお話をしてもらいました。すごく気さくな方で、お話を聞いていても笑いがたくさんあり、とても楽しくためになる話をしていただきました。これからの観光業界で最も重要になってくることは、訪日旅行客の増大とおっしゃっていました。確かに、いま街を歩いていても中国の方、韓国の方、タイの方などを良く見かけます。なので、これからは東京オリンピックも2020年に行われるなどの影響から、特に語学が大事になってくると言うことも気付きました。
 そして、色々な仕事の良いところや、悪いところ、細かく教えて頂き、その仕事によって必要な資格なども細かく知る事が出来ました。就職する際には、資格があればあるほど有利だと思うし、私もこの学生時代の間に出来るだけ多くの資格を得たいと思いました。そして、どの仕事にも良いところも悪いところもあると言うこと、質問力が最も大切だと言うことも学びました。今日このお話を聞き、これから就職するまでに資格を得ること、語学をもっと学ぶこと、そして質問力をもっと身に付けることを心がけていきたいと思いました。ありがとうございました。

今西 一真

 僕も昔ちょっと旅行関係の仕事に興味があって、先輩方などからいろいろと話を聞いていました。
その時に絶対資格を取ろうと思ったのですが、違う進路になってしまい、今では別の夢に向けて頑張っています。でも旅行会社などとても楽しくやりがいのある仕事だと思います。児玉さんのお話の中でも出てきましたが、これから日本に旅行に来るという人がとても増え、2020年の東京オリンピックの影響もあり、旅行関係がとてもピークになる時期だと思います。
 面接関連などのお話もしていただいたとき、普通の人とは違うことを言ってみれば受かる、面接官が笑ってくれればほぼ受かったみたいなもんだとおっしゃってました。僕もその通りだと思いました。僕もこれから就職活動していくなかで、どんどん面接を受ける場面が出てくると思います。そこで、どれだけ自分をアピールして並の人の発言じゃなく喋れるかだと思いました。
 児玉さんの教え子でその仕事には全然向いてなく笑顔もない人の話を聞いたとき、逆に、それがその人の自分をアピールできるところだと僕も話を聞いている時に感じていました。どれだけその面接官にいい印象を与えられるかだと、みんなと一緒のことをしていても何も面接官には響かない、僕自身もその面接官に響きを与えられるような発言と行動をしたいと思っています。これからも就職活動をやっていくうえで必要な情報を得て頑張っていきたいです。ありがとうございました!

宮本晃幹

 6月30日のゼミに児玉哲也さんがいらっしゃいました。児玉さんは旅行業界に携わる仕事をしていらっしゃり、旅行業界や航空業界、ホテル業界にとても詳しい気さくで面白い方でした。以前にも関西トラベル同友会の懇親会でお世話になりました。
 今回、児玉さんからたくさんのことを学びました。最近は訪日旅行客が増大しているそうです。訪日旅行客とは海外から日本に訪れる旅行客のことです。その訪日旅行は輸出産業とも言えるものです。なぜなら、日本に来た外国人が日本の電化製品を購入し、自国に持って帰るからです。児玉さんは旅行業界のガイダンスの中に児玉さんの生徒の実際の体験談も盛り込んでくれ、想像しやすくわかりやすいお話をしてくださいました。
 児玉さんの生徒の方で、面接官に質問する際に違った視点からの質問をして合格した人がいるという話を聞き、自分も真似しようと思いました。誰もができる質問ではなく、自分だけができる質問を探せるようになります。私は質問力がまだまだ未熟で、「質問がある人」と言われても手を挙げることができません。疑問を持つ力がないのだと思います。それは話をただ聞いてるだけということになります。それではせっかく良い話を聞かせていただいたのに失礼だと思います。就職活動をするまでに、もっと質問力をつけたいです。そのために日々の会話から疑問を持つことを心掛けます。「なるほど」と受け入れるのではなく、「なぜ」と言えるようになります。改めて質問力の重要さを実感しました。

田中 慶

 今回、寿山ゼミで観光業のことについて、児玉哲也さんから業界のお話を聞くことができ、大変参考になりました。児玉さんはとても気さくな方で、私自身も楽しくお話を聞けました。児玉さんのお話を聞いているうちに、私は児玉さんの観光業のお話に夢中になりました。たくさんのお話の中で、私の心に残っているお話を書いてみたいと思います。
 まず、訪日旅行客の増大についての話題です。昨今、観光客の中で一番の旅行客に中国人が多いことを聞きました。彼らは自国で家電製品を買うより、日本で多くの商品を買って帰ります。「輸出産業」と呼ばれる所以であることを私はその時に知りました。そして、ビジネス戦略や人的・文化的資源などから調査される「観光競争力」を今回で知るきっかけになりました。順位で示すとスイスが1位で、2位にドイツ、そしてオーストリアと続き、アメリカが6位、日本は14位でした。しかし、日本の順位は過去最高の順位であると聞きました。
 次に旅行・観光の仕事についての児玉さんのお話に触れます。観光の仕事と言っても業種は多く、それぞれの労働条件も違ってくるということを聞きました。観光客の中にはクレーマーの問題が多く存在し、業種によってはそれに接する機会も変わってくるようです。また、CAやグランドスタッフにはTOEICが重要になっており、点数にも違いが出てくるそうです。面接についても注意があり、他の人とは違う話を持っておく必要があると知りました。その理由として「当たり前だ」と面接官に思わせてしまう自己アピールをする人が非常に多いそうです。
 他にも観光業の内輪のお話をたくさん聞けました。すべてが私にとって得るところがあって、ためになるお話ばかりでした。そんな児玉さんの貴重なお話を聞くことが出来て、感謝の気持ちで溢れています。ただ、私自身もっと質疑応答をしていたら良かったと感じています。この質問力に関することも最後におっしゃっていましたので、そこをもっと向上させていこうと思います。

松田莉奈

 今回のゼミは児玉哲也さんにお越しいただき、観光業界についてのお話をたくさん聞くことができました。児玉さんの実例とユーモアを交えたお話でとてもわかりやすく、あっという間の2時間でした。空港での仕事も今まではドラマなどで見たことある仕事しか知らなかったので、キャビンアテンダントやグランドスタッフ、整備など利用する時に見える部分の仕事しか知りませんでしたが、他にも私たちが利用する時にはあまり見ることはない滑走路での誘導のマーシャラーという仕事や荷物を運ぶエアーカーゴという仕事があるということも知りました。空港で働くことに興味があるので、空港での仕事をもっと知って詳しく調べてみようと思いました。
 その他にも観光業界にはたくさんの職種があり、今回の授業では空港の仕事だけでなく、旅行、ブライダル、ホテルなどの仕事についてもお話を聞くことができました。就職面接でのお話やその職業の仕事での現実的なお話も聞くことができ、憧れやイメージだけで働くということを考えてはいけないと改めて思いました。就職活動に向けて考え直してみようと思います。

曽我瑞貴

 今回の児玉哲也さんの講義では、観光業の様々な職種についてや就職活動の際に覚えておいた方がいい点などを学びました。また、「訪日旅行客数の増大」「観光競争力」「将来性」のテーマからも話されていて、輸出産業と言われているその実態や、観光競争力から世界的に見た日本の位置、2020年の東京オリンピックから日本の経済の話など、様々な点から観光についての知識を得ることができました。
 就職活動に関しては、様々な資格の紹介、関連性、対策、難易度や、就職活動の面接でのポイントや読み書きの重要性も教えていただきました。これを無駄にしないよう、しっかりと読み書きを改めて怠らないよう意識していきます。また、面接での印象を重視し、自己理解し自分を語れるだけでなく、インパクトある面白い内容を面接で話せるように、ピックアップしていきます。
 講義を通して、観光業にこれ程まで職種があるということも知ることができ、改めて興味が深まりました。観光業といっても幅広くあるため、自身で今回頂いた資料を用いて、さらなる知識を深めるためにも、まずはもっと調べることを始めていきます。児玉さんは、大変気さくな方で、観光業のリアルな話まで聞かせていただきました。わざわざ私たちのために、お忙しい中お越し下さってありがとうございました。

北川恵太

 今回の寿山ゼミは、児玉哲也さんにお越しいただき、観光系の業種などの話をしていただきました。児玉さんとは約半年前の関西トラベル同友会以来で、その時もなかなか大人の人たちに話しかけられなかった私たちに、すごく気さくに話しかけてくださったのを覚えています。今回講師として来ていただき、時々話が脱線しながらも私たちに観光業界の現状と裏話もたくさんお話くださいました。
 その中でも私は児玉さんの教え子の話がとても印象に残っています。教え子の人は皆さん決して優秀とは言えない生徒もおられたそうなのですが、たとえ優秀ではなくてもその人にしかできないような仕事ができることもあると言われていて、私も勉強は苦手なタイプなので、何か自分の強みとなるものを見つけ、身につけられたらと思いました。仕事は適材適所、その人に合った仕事があるといわれていて、その人に合うということは最初に就いた仕事が自分に合っていなかった場合は、次にやりたい仕事をすれば良いということに気づきました。
 だから今自分が本当に何をしたいのか、何をすべきかを3回生の今頃に明確にしていかなければならないことに気づきました。目標が決まると何をすべきか、資格などは今しか時間がないと思うので、何も目標が決まっていない私は早く決めるべきですが、私は焦らずに決めようと思います。私はこの夏にホテルにインターンシップに行く予定なので、ホテルでの注意事項など質問しておくべきでした。今回は本当にありがとうございました。また機会があればよろしくお願いします。

吉田愛梨

 今回は、児玉哲也さんに来ていただいて観光業界、空港業務などの話を聞かせていただきました。児玉さんは気さくな方で、ご自身ではお話に脱線が多いとおっしゃっていましたが、どのお話もすごく勉強になることばかりでした。観光業界の訪日旅行客の増大のお話では、観光客が輸出産業みたいなもので、日本製品を外国人の観光客自ら輸出しているというお話には納得させられ、更に英語、中国語、タイ語などの他言語のスキルを高めないといけないと実感しました。児玉さんのお嬢さんがタイ語が簡単だったと言っていたようなので、タイ語に少し興味が湧きました。他言語は難しいですが、もう少しで就職活動が始まるのでそれまでに頑張って克服したいと思います。
 空港業務のお話では、現役で働いていらっしゃるグランドスタッフさんの面接の時に、笑顔など一切なかったのにグランドスタッフに合格したという方のことや今年の空港会社の面接のことまで色々と教えてもらいました。航空業界の面接にゆるキャラを答える質問が出たと聞いたときは驚きが隠せなかったです。だから、児玉さんが言っていたように就職活動をする一年前からのニュースはしっかりと見ようと思いました。
 私は小さい頃から旅行に行くのが好きで、大学1回生のときに旅行業務取扱管理者の資格を勉強していたのですが、その後に諦めてしまったままだったので、児玉さんのお話を聞き、もう一度頑張ろうと思いました。この度はすごくいいお話をして頂きありがとうございました。

ゼミ生(2回生)の感想等

浅井里美

 今回、児玉哲也さんの観光業界就職ガイダンスに3回生に混じり、参加させて頂きました。私自身、航空系の職業に就きたいと考えているので、ためになる話を聞くことができ、それと同時に就職に関することに真剣に取り組むことができた時間でした。
 たくさんの志望者がいる中で、どれだけ自分が面接官の記憶に残すことができるのか、インパクトのある質問をすることができるのかを体験談をもとに説明してもらい、分かりやすく学ぶことができました。質問で就職が左右するほど、質問力が重要なことなんだと驚きました。普段から新聞やニュースを見て、現状を理解しておくことや聞かれたことにすぐ答えられる力を身につけることも大切だと知ったので、情報収集を心がけ、身近なところから始めていきたいと思いました。
 キャビンアテンダントになるには英語だけではなく、訪日旅行客が増えてきているタイ、韓国、中国などにも対応できるように語学を習得することが就職に受かる近道だと気づきました。自分の目指す就職に役立つ資格情報も聞くことができ、これからやるべき課題の目標も見つかりました。貴重な1日をありがとうございました。

坂本 茜

 今回は旅行・ホテル・空港関連の就職ガイダンスが寿山ゼミ3回生のためだけにあり、2回生もお話が聞けるということで参加させていただきました。元ホスピタリティツーリズム専門学校校長、関西トラベル同友会参与の児玉哲也さんにお越しいただきました。このようなガイダンスに参加するのは初めてな上に、先輩方も一緒にということで、とても緊張していたのですが、児玉さんが話し始めるとすぐに空気感が変わり、とても和やかな雰囲気になりました。児玉さんはおもしろくわかりやすい、たくさんの例え話を混じえながら話してくださり、すっと頭に入ってきました。
 ホテル業界に興味があり、このガイダンスに参加させていただいたのですが、それ以外の業界の話も聞いて詳しく知ることができ、視野が少し広がりました。他人から見ても、過去の人材や実際に働いている方のイメージだったり、雰囲気だったりと全く正反対の人でも、その職業に就くことはできるんだなと感じました。他人にはない自分だけの強みを私も早く見つけたいなと思いました。自分の知りたかったことを詳しく教えてくださり、今回のこのような貴重なお話が聞けて、とても自分にとってプラスになることばかりで参加できてよかったです。

上野詩歩

 寿山ゼミに入って初めて3回生の先輩方と合同で就職ガイダンスに参加しました。今回は観光業界全般について児玉さんに講義をしていただきました。私は航空業界に就職したいと考えているので、とても勉強になることばかりでした。初めての講義では、児玉さんのユーモアあるお話はとても楽しく聞くことができ、時間があっという間に過ぎていきました。
 観光業界の裏側や児玉さんの生徒さんのお話は驚くことばかりでした。その講義の話の中でも一番印象に残ったことは、「質問力を高める」ということです。質問するということは就職の面接などで重要となるからです。そのことが大事なことだと知れて得をしたなと思いました。私はあまり質問をしないので、「質問をする」ということが私のこれからの課題です。
 今回就職ガイダンスを受けて思ったことは、まだ2回生ですが、もう2回生だということです。このような場は、本格的に就職活動が始まる前からしていかないといけないのだなと実感しました。また、わざわざ大学までお越しいただき、私たちの為にお話をしてくださるということに、感謝の気持ちを持って講義を聞かなければいけないと思いました。そして、短い時間の間で自分がどれだけ得るものを得て、これからの課題にしていき、どのように自分のスキルを上げていくかということも考えながら、これからの就職ガイダンスに挑まなければと初めての今回の講義で思い知らされました。

柴垣由佳

 6月30日(月)、3回生寿山ゼミに児玉哲也さんがお越しになり、観光業界の就職ガイダンスを受けました。就職について、私は今まで実際にこういった形での就職、仕事がどういったものなのかということを聞くことが初めてだったので、とても自分の為になることばかりで、これからの就職について良い参考になったと思います。
 なかでも印象に残ったことが2つありました。まず1つめは就職活動での自己アピールです。面接のときや志望動機を書く時には同じこと、当たり前の事を書くのではなく、人と違うことを言うということです。人それぞれの意見があってこそ良い部分がある。そこで聞いた話からの質問力をつけること。それは自分というものをアピールするということでとても大事なことだと改めて学びました。
 2つめは、やはり勉強するということ。これは普段の英語はもちろんで、それ以外にも新聞やニュースを見るということ。やはり現状の社会を知っておくこともとても重要で、分かっているようで分かっていなかった部分に気づきました。児玉さんがおっしゃった「人間不可能なことはない」という言葉がとても響き、勇気をもらい今後の就職についてとても良い意味で考えさせられるガイダンスになりました。本当にありがとうございました。

岸 優花

 今回のガイダンスは、寿山ゼミ生として参加する初めての本格的な活動だったので、教室に入るときから少し緊張していました。しかし、講師の児玉さんが気さくにお話してくださったお陰もあり、時折り笑いながら、楽しく観光業界について知ることができました。私は航空やホテル業界に興味を持っているので、いま業界がどのような流れにあるのか、どのような資質を求められているのかなどを分かりやすく教えていただけて、就職についてより深く考えるきっかけになりました。また、面接の際のポイントも多く知ることができました。自分らしさをアピールすることでマイナスをプラスに変え、自分に適した職を会社側から見つけてもらえるのは理想的な就職活動だと思いました。しかし、観光業界で活躍するには、やはり語学力が必要不可欠であるということも再認識したので、これからも継続して語学力の向上に励んでいきます。
 また、いま私に何が足りないのかを知ることもできました。それは質問力と常に情報を知っておくということです。自分だけでなく、その場にいる人全員が知りたい質問を考えることはとても難しかったです。今日のガイダンスでは質問するきっかけを頂いて嬉しかったですが、自らもっと積極的に発言できるように、寿山ゼミで力をつけていきます。また、時事問題に強くなるため、ニュースを見たり、新聞を読んだり、日々の生活でできることから始めていこうと思います。
 ガイダンス終了後の質問にも丁寧にお答えいただき、また他のゼミ生の話を聞くことも、とても参考になりました。2回生の時点でこのようなガイダンスに参加できたのは貴重な経験でした。これからも進んでゼミ活動に励み、なりたい自分に近づいていきたいです。

新谷有加

 6月30日、3回生のゼミ活動に参加しました。今回は元ホスピタリティツーリズム専門学校校長で観光業界に詳しい児玉哲也さんにたくさんのお話を聞かせて頂きました。児玉さんは大変気さくな方で、楽しい雑談を交えながら、私たちにもわかりやすく話してくださり、観光業界について理解が深まりました。
 その中でもわたしが最も興味を持った話は「訪問旅行客の増大」でした。それは訪日旅行者が、「輸出産業」になるというものです。たしかに、最近難波や梅田などでは中国人などの訪日旅行者をよく目にしました。ニュースでも取り上げられていましたが、彼らの多くは日本でたくさんの電化製品を買って帰ります。そうすることにより、業者を介さずとも自動的に海外へ輸出されるのです。
 そして、それは日本に大きな利益をもたらします。このことからも私は日本が海外からの観光客の増加に大いに力をいれなければならないと思いました。日本には海外からたくさんの人々が来てくれる、それだけの魅力があると思います。この点をどう活かしていくか、それが今後の日本の課題のように感じました。
 児玉さんの話は身近に起きている話なのに知らないことが多くて、とても興味をもちました。2時間近い時間もあっという間に終わってしまい、児玉さんから湧き出てくるお話の数々が本当に楽しかったです。今回参加できたことでたくさんの意欲が湧き、もっといろいろなことを知りたいと思うようになりました。

小林 唯

 今回、3回生のゼミの児玉哲也さんを講師に招いた観光関連業界就職セミナーにお邪魔させて頂きました。児玉さんは色々な話を交えながら、観光関連のことについてお話して下さいました。どのお話も観光関連に対して関心がある私からすると、興味深くこれから先就職のことなどを考えるときに役に立つものでした。
 特に関心を持った話は、「観光競争力」というもので、「観光競争力」とは、全世界でそれぞれの国の衛生状態、安全性や交通の利便さ、世界遺産の数など沢山の条件を総合的に評価し、順位をつけたものです。私は上位にアメリカや日本、韓国などが入ってくると思っていましたが、1位スイス、2位ドイツ、3位オーストリア、4位スペイン、5位イギリス、6位アメリカという順位でヨーロッパが上位にランクインしており、日本は14位という結果でした。
 この結果は私の予想とは大きく違い、日本は他の国より衛生面も交通の面でも発達している方だと思っていたので、少しショックでした。しかし、児玉さんがおっしゃっていたように、日本が14位という原因は英語や中国語などの外国語を話せる人が他の国に比べると少ないということも考えられると思いました。
 なので、これからのために今の内に自分の英語のレベルを上げることや、英語以外のもう1つ違う言語を使いこなせるようになりたいと思いました。今回のセミナーを受講させて頂いたことで、今から自分がしなければいけないことが明確にわかり、今後に活かすことのできるお話を聞くことができたのは良かったです。

岡原加絵

 今回わたしたち2回生は、3回生のゼミに参加させてもらい、児玉哲也さんに観光業界などの就職ガイダンスをお聞きしました。就職ガイダンスについてのお話を聞くのは初めてでしたので、たくさん刺激を受けることがあり、自分にとってとても参考になる事ばかりでした。ホテル、航空、旅行業界を目指すうえでどのような資格が必要になってくるのか。今まで知らなかった資格や国家試験が必要な資格なども教えて頂きました。
 私はまだ一つも資格を取得していませんが、学生のうちに最低3つは資格を取っておいた方がいいとの事なので、残りの学生生活のなかで自分のやりたい事に必要な資格を頑張って取っていこうと改めて感じました。他にも就職活動を通して面接などで必要とされるマナーや礼儀、質問力、応答力、今のうちから何を見て学んでいけばいいかなど詳しくお話をして頂きました。
 今まで知らなかったことがいっぱいで、今後のためになる事ばかりでした。個人的にも将来なりたい職業について質問させてもらいましたが、自分が想像していたものと違った点がよく感じとれました。印象だけではわからないことばかりで、このような機会で気づく事がたくさんありました。今の時点で深くは意識をしていなかった就職活動について、2回生のうちからもっと考えて行動していくべきだと感じ、今後の学生生活のなかで自分がやるべきことを改めて見直していきたいと思いました。
 たくさんの知識を学ぶ事ができ、このガイダンスに参加し、児玉さんという偉大な方にお話を聞かせて頂いて本当によかったと感じています。このガイダンスで学んだ事を生かして、もっともっと積極的に何事にも取り組んでいきたいです。このような機会を設けて頂き、本当にありがとうございました。

塩野真奈美

 今回寿山ゼミとして初めて、3回生の授業である観光関連の就職ガイダンスに2回生である私たちも参加させて頂きました。児玉さんからブライダル関係、ホテル関係、航空会社関係など、様々なお話を聞かせていただきました。児玉さんの生徒さんの実話であったり、就職の面接の際に聞かれた質問など、そんなことが質問されるのかと驚きました。
 生の声を聞いたようですごく吸い込まれるように聞き入ってしまいました。児玉さんが見てきた生徒さんの話を伺ったところ、様々な人がおり、決して初めから完璧な人などいないのかなと感じさせられました。人は努力すること、会社側が求めている人物に近づけることが大切なのだと改めて痛感しました。また、就職の面接の際に何を聞かれても答えられるように最近世間で起こっていることを、ニュースを見たり、新聞を読むことを心がけようと思いました。
 航空関連の仕事の種類や、何を勉強すればいいか、職業によってどのような資格が必要になってくるかなど、私が知らない資格など細かくプリントに記載されておりとても参考になりました。私は今何も資格を持っていません、まだ2回生なのでこれから少しずつでも資格を取得しようと試みています。最後に質問タイムを設けてくださり、2回生の私たちにも質問させて頂きました。日頃めったに聞くことが出来ない内容まで教えていただき、驚くところもたくさんありました。
 また質問することで自分が聞けなかったことを周りの人が聞いてくれてためになったり、いい質問をする人がいて、自分には思いつかなかったことなども聞けたので、よりたくさんのことが学べました。そして、質問力の大切さを知りました。