2014.6.12

2014年度寿山ゼミ就職支援第1弾!SPトランプ講習で自己理解を深める

2014年度寿山ゼミ就職支援第1弾!SPトランプ講習で自己理解を深める

 2014年6月2日(月) 3回生寿山ゼミの授業に、株式会社SORA代表取締役の角本紗織理さんにお越しいただき、SPトランプを通して自己理解、他者理解、コミュニケーション理解を深める機会を持ちました。就職活動を今後に控えたゼミ生たちに、一番重要な「自己理解」をいち早く楽しく取り組んでもらえるようにと角本さんの本業であるSPトランプを使用したセミナーをお願いした次第です。実は、角本さんには二年前にも寿山ゼミで「女性経営者による生き方・考え方セミナー」を開催していただいています。
 SPトランプというのは、角本さんのお母さんである角本ナナ子さんとYAO教育コンサルタントの八尾芳樹氏によって開発された人育てのためのツールで、心理学理論をベースに人間の持つ様々な面の一つをとりあげて準人格化し、独立させた52 の代表的なサブパーソナリティ(SP)をトランプ形態にしたものです。SPトランプを活用することで、自己理解、他者理解が深まり、他者に対応していく態度や技法であるヒューマンスキルも身につけることができるのです。
 具体的セミナーとしては、管理者によるコーチングやメンタリング、若手や中堅を中心としたセルフエンパワーメント、折衝力の向上による営業力のアップ、職場環境の改善を図るメンタルヘルスやコミュニケーションスキルの向上などのさまざまなビジネス研修の教材として、現在では13万人の人に使われています。
 今回、角本さんには通常のSPトランプ講習に加え、二年前と同様に就職活動を意識した内容も盛り込んでいただき、さらに質疑応答の時間も設けていただきました。受講したゼミ生たちにとって、大変有意義な時間となったように思います。そんなゼミ生たちの気づきや得たこと学んだことをまとめてみました。(指導教授:寿山泰二)

株式会社SORA代表取締役の角本紗織理さんのコメント

 前向きでやる気溢れる寿山ゼミ生の皆さんに、SPトランプセミナーを受講して頂き、非常に嬉しく思っております。満足のいく人生、就職活動を行う上で、鍵となるのが「自ら考え行動できる」主体性です。そして、その主体性を育成するための土台となるのが「自己理解」です。今回のセミナーでは、SPトランプを通して、自分の特徴、タイプについて、学んで頂きました。何かヒントを掴み、今後の人生にいかして頂ければ幸いです。寿山ゼミ生の皆さんの今後の活躍を期待しております。

ゼミ生(3回生)の感想等

岡城弘明

 今回、受講するまでは信用していなかったというのが正直な気持ちでした。トランプで細かい人の性格がわかるはずがないと思っていました。しかしそれは私の先入観で、ただのトランプでやると思っていたのですが、実際は各トランプに性格が描かれており、52枚の中から10枚選ぶというもので、その選択したものでタイプ別診断ができるというものでした。
 ちなみに私は、6:4で黒の方が多く、スペードが一番多かったです。この時に自分について考えてみると、あてはまる事が多いなと思いました。そして、他者理解ということで、グループワークを行い、相手がどんなタイプか知り、また良いところを教え合いました。ここで思ったのが、やはり十人十色だなと思いました。知らなかった一面や意外な一面も知れ、そして、自分の性格が相手にどう思われているかと自分の気づかなかった一面も知ることができ、グループワークのいいところだと感じました。
 中々自分と向き合う機会や自己理解をすることは難しいので、SPトランプのように楽しみながら学び、そして他人の性格の特徴を知ることで思いやりが生まれるので、大変良いツールだなと思いました。今後は自分の良いところ、悪いところを知ることができたので、短所を長所に変えていきたいと思いました。そして、思いやりの気持ちを大事にしていきたいです。

田中 慶

 今回のゼミで、SPトランプを扱った講義を受けることが出来、大変参考になりました。SPトランプを行うことによって、自分の考え方や性格が確認することが出来、自分のことを改めて理解することが出来ました。SPトランプのクラブやダイヤといったマークには、様々な意味が含まれていて、複数のタイプ別に分けられています。そして、自分のタイプとは異なるトランプのマークの面白いお話を聞くことが出来ました。
 ちなみに私のタイプは、受動的で安全・安心を考え、コツコツ自分の世界を深く広げるタイプでした。このタイプの人は、相手の意見を一旦自分の中に入れ込み、自分の考えを後からまとめて言うという傾向があるそうです。このお話を聞いていくうちに、まさにその通りだと感じている自分がいました。周りの人たちからもその通りであるという声がたくさんありました。それほど今回体験させていただいたSPトランプの効果は絶大で、的を射ていました。
 SPトランプを扱うことによって、私自身の理解をさらに深めることができたと感じました。今回このような機会に自分を再確認することが出来ましたので、自分の長所・短所をしっかりと認識して、将来の自分、就職活動の際にぜひ役立ててみようと考えています。 
 他にも面接の時にどのような人が好感をもたれるのか、また企業説明会の際に後ろの席で聞くのではなく、一番前の席でメモを取りながら話を聞くことが重要であるなど、私にとってプラスになるお話をたくさん聞かせていただき、感謝の気持ちで溢れています。このような貴重な体験をさせていただき、誠に有難うございました。

保坂樹希

 今日はゼミの授業にて、(株)SORA代表取締役の角本紗織理さんにお越しいただき、SPトランプの講習会をしていただきました。SPトランプを使って4つのトランプのマーク別にタイプに分けることが出来ます。私はダイヤのタイプでした。ダイヤのタイプは大まかに言うと、人のためにしてあげる仕事が向いている人が多く、友達や仲間を大切にするのでチームを組み人との仕事が向いている人が多い。論理より人の気持ちが大切で受け入れて欲しい願望が多い。断ることが苦手。などでした。他のタイプを聞いていても全部頷ける程当てはまっていてびっくりしました。
 SPトランプを使うことで、とても楽しく自分や周りの人のタイプや考え方を知ることが出来ました。タイプを知ることで相手への関わり方も理解し、より良い関わり方をすることが出来て、これを身につけると、社会に出ても人とのコミュニケーションがスムーズに出来るようになれると感じました。そして他にも、「事実は一つ、見方と受け止め方は一万通りある」と教えていただきました。考え方によって行動も変わるし、「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」という言葉もすごく心に響きました。すごく素敵な言葉だし、解説もしていただいてすごく納得する事が出来ました。本日学んだ事を活かし、もっと人間観察を大切にして人とのコミュニケーション力に活かしていきたいと思います。

吉田愛梨

 6月2日SPトランプセミナーを受けました。私のタイプはハートで、特徴は褒められて伸びる、気分に左右されやすい、新しい物好きなどでした。セミナーを受けるまでトランプで人格などわかるはずがないと思っていましたが、SPトランプは1万人に調査して作られたものなので、細かいことまですごく当たっていました。
 このセミナーを受け、自分への自己理解が深まり、他者へのこれからの関わり方や見方が変わりました。今まで自分に合わないからこの人とは関わらないでいようと思うことがあり、人との付き合い方が分からなくなる時がありましたが、「事実は1つ、見方・受け止め方は1万通りある」と聞き、私が常に正しいと思わず他者の受け止め方が違うのだと思い、相手のタイプに合わせられるような人に今から自分自身を変えたいと思います。SPトランプだけでなく25歳で株式会社を立ち上げたり、多くの経験を積んでおられるので、その点でお話を聞けたこともすごくためになりました。

竹村さゆり

 今回の講義では角本紗織理さんの母が発明したSPトランプを使って、自分の性格タイプを見つけました。私は能動的、感覚的な考えで、賞賛型タイプでした。飽き性で同じことができず、追い込まれるのがダメで、新しいことが好きで、楽しいことがパワーになり、人とは変わったことが好きということから、ずっと同じことが決められた事務職などには向いておらず、ひらめきや企画をするような仕事が向いているということがわかりました。
 他にも、今まで曖昧だった自分の長所、短所もはっきりとわかり、以前よりも、より自己理解が深まりました。周りの人にも私の性格の良い部分のカードを選んでもらいました。私の自覚がない部分のカードだったので、驚きの反面、嬉しかったし、新たな自分が発見できて良かったです。
 今回の講義を通して自分のタイプ、自分以外の3つのタイプが把握できたことで、今後の普段のコミュニケーションをとる際に活用してそれぞれの人に合った対応をしていき、コミュニケーション能力を高めていきたいです。
また、角本さんの起業した馴れ初めの話、実話の話を伺って、人との出会い、縁ってものすごく大切だとわかりました。その出会いをどう生かしていくかで自分の人生が変わるなんてそこまで考えた事がなかったので、これからは大切にしていこうと思います。本日、角本紗織理さんと出会ったことで私の人生は変わったと思います。

東谷彰哉

 今回のゼミは株式会社SORA代表取締役の角本紗織理さんにゼミに来ていただき、SPトランプの講義と就活について教えていただきました。まず、SPトランプとは何かと言うと、人の性格を構成しているサブパーソナリティー、つまりSPを把握することによって人との関係を円滑にし、互いにより良い関係を生きようというものであり、そのサブパーソナリティーを統計からトランプの52に表したものです。ハート、ダイヤ、スペード、クラブなどによってもタイプが違います。どれがどのような性格なのかは楽しい講義を受けてもらいたいので言いません。ですが私のタイプだけ言うとハートでした。
 ハートのタイプというのは、自分がイメージしていた自分の性格とは少し離れている側面があるように感じましたが、実際に経験しているような実例をあげていただいているうちに、自分が気付いていなかった自分の性格なのではないかと思いました。ハートタイプという結果によって、自分の知らない自分、気付いていなかった自分と出会えることができました。
 この自分の知らない自分と出会えたことは、私は大きな発見だと思っています。なぜなら、自分の傾向を知り、対人関係に生かすことはもちろんのこと、自分の新たな長所ともなり、得るものを発見することにつながるからです。今回新たな自分を知る機会、普段の生活にはなかなかない経験をさせていただき、とても成長できるきっかけを与えていただいたと感じています。

今西一真

 今回、(株)SORA代表取締役の角本紗織理さんにわざわざ阪南大学まで足を運んでいただき、SPトランプの講習をしていただきました。まさかこんなにも自分の性格が現れるなんて思ってもいなかったです。
 まず、自分の自己理解をするために自分の性格というのを知っておかなければなりません。その中で気づいたことは、今日の結果ハート型で、一番褒められたら伸びるタイプ。そして、常に新しいものを求めてつぎつぎと新しい物にチャレンジする精神です。あと、一番上に立たないと気が済まないのも結果からわかります。
 僕が選んだカードの中には、しきりたがり屋、情熱、自信家など入っていて、このことからやはり上の立場になり、引っ張っていくタイプだとわかりました。これを機に学んだことは、とても自分は人の前に立ち、先頭に立って誰かを動かす立場なのがよくわかりました。後からタイプの傾向をみてみると、ほとんどが自分に当てはまっており大変驚きました。
 これらのことをどう活かすかが一番重要になり、やはり就職活動でも相手とのコミュニケーションは大切になってきます。相手の事がわかってこそ接し方なども変わってくるし、友人との信頼関係がもっと深くなると考えています。今回の話を聞いて、就職活動に必要なアドバイスなどもいただき、自分にとってすごい貴重な時間になりました。オープンキャンパスでこれを機に自分をより知ってもらうために、実際に前に出て説明する側はどういう気持ちなのかよく考えて実践していきたいです。改めて、今日はありがとうございました。とても楽しかったです!

松田莉奈

 今回、ゼミの時間に性格やタイプを特殊なトランプを使って分けることのできるSP(サブパーソナリティ)トランプの講習を受けました。タイプはトランプの4つのマークによって分けられます。私は安心・安全を求めるクローバータイプでした。クローバータイプは他に自分の意見はなかなか話さないけれど自分の世界を持っている、仕事では正確さやプロセスを大切にするタイプだそうです。
 人に気を使いすぎていた子供の頃より、自分の意見が必要とされる機会の多くなった大学生になって考え方や性格を理解してもらえる事が増え、自分自身でも変化を感じることができました。相手に映る私は「同調する」や「お人好し」という事でした。昔は嫌われるのが怖いという意味で「同調する」ことが多かったですが、今の私は自分の意見もしっかり持っていて、良い意味で同調していると言われました。自分でも気が付かないうちに変わっていたことがわかりました。自分だけでなく相手の秘めた気持ちや性格も知ることができ、素敵なコミュニケーションツールだと思いました。
 角本さんのお話は、これから生きていくうえでのヒントがたくさん隠れていて聞き入ってしまい、あっという間の二時間でした。「事実は一つ、でも見方や受け止め方で感じることは全然違う」ということに改めて納得することができました。自分と未来は変えられる。この言葉を聞いてこれからの人生が楽しみになりました。

北川恵太

 今回のゼミは、(株)SORA代表取締役の角本紗織理さんにお越しいただき、SPトランプの講習会を開いていただきました。このSPトランプで自分や皆のタイプや特徴は4つに分けられるもので、私はハート型のタイプでした。さらに私は物事を感覚的に捉えるタイプで、能動的、受動的にもなれるタイプであることがわかりました。
 このハート型は私の性格によくあてはまっています。褒められるともっと頑張ろうと思えたり、人生は楽しくないと意味がないと考えています。しかし、いいかげんな面があったり、細かい作業が苦手な一面も私がよく人から言われることがあります。
 気づいたこと学んだことは、自分の選んだカードと相手に選んでもらったカードが真逆な意味でした。「親切な思いやりさん」のカードを選んでもらったのですが、理由は誰にでも優しくできて、仲良くなれるからという理由でした。私は嬉しかったのですが、そのカードはダイヤのカードでハートではありません。私はハートだけではなく、ダイヤタイプの要素もあることに気づきました。必ずしも一つのタイプだけではなく、二つのタイプも持っていることに気づきました。両方の長所をこれからも活かしていきたいです。 
 短所については角本さんが言われていた短所を克服しようとしたり、短所を活かす考え方をこれからの人生で活かしていきます。今回学んだことをこれからの対人関係などでどんどん活用することで自分を知ることができたり、相手を知ることもできると感じました。今回は貴重な体験をありがとうございました。

曽我瑞貴

 今回、私たち3回生寿山ゼミで、角本さんにSPトランプのレクチャーをしていただきました。そこで私の診断結果は、ダイヤの受容タイプでした。ダイヤタイプの長所は、温和で優しい平和主義、短所は人に合わせすぎることや、自分の意見を言わなさすぎることです。配布された資料には、他にも好きな言葉や秘めた欲望、コミュニケーション、人間関係、お金の使い方、ビジネススタイル等があり、どの項目も頷くことができて、まさに私はダイヤタイプに当てはまっていると驚きました。
 また、ダイヤ以外のハート、スペード、クローバーがそれぞれバランスのとれた結果だったためか、それらの特徴を見聞きしても、頷けることが多くありました。SPトランプはその日その時によって結果が変わるそうで、自身はあまり偏りがないタイプなのかもしれません。ダイヤの対称とされているスペードですが、私が普段自身の弱みを改善しようと意識している方向は、スペードに当てはまっていました。
 そして、ゼミ生に選んでもらった私の長所のカードは、どれも私がこうありたいと意識していたもので、大変嬉しく思いました。タイプはそれぞれありますが、自己理解をした上で、コントロールし、自身でタイプを変えていく可能性にも気付けました。これを活かして、私が目指している職種に適応した人になるには、自分に足りていないところ、意識していくべきところを発見して、それを改善し、さらなる高みを目指していきます。私は人の価値観は元々尊重できるほうなので、ダイヤの温和ないい面を守りつつ、変わっていければいいなと思います。

宮本晃幹

 今回はゼミの時間にSPトランプのセミナーを受けました。SPトランプとは、専用のトランプに描かれた絵を見て自分に当てはまるものを選び、そこからその人の性格や人格を導き出す心理テストのようなものです。今回はジョーカーを除く52枚を用いてやりました。私がこのSPトランプをやったところ、ダイヤのマークとクローバーのマークが同数で一番多かったです。それは「受動的」ということを表していました。
 ダイヤの短所のところにリーダーシップがとれないと書いており、確かにそうだと感じました。今考えるとリーダーシップをとることがほとんどなかったですし、これでは就職活動のグループディスカッションのとき駄目だと思いました。だから就職活動までにある程度のリーダーシップ力をつけます。そのために決断力を高められるように頑張ります。
 私は優柔不断なので決めることが苦手ですが、迷ってるだけでは答えは出ないので、より強い信念を持ち決断力を高めたいです。私は性格占いは信じない方なのですが、このSPトランプは実際に一万人もの人からデータを取っているし、自分にも当てはまるものが多かったので、すごく信憑性があると思いました。だから、私の友人や親戚にもやってみようと思います。