2014.1.30

2013年度卒業研究発表会に参加して得たこと学んだこと(寿山ゼミ4回生)

2013年度卒業研究発表会に参加して得たこと学んだこと(寿山ゼミ4回生)

 2014年1月25日(土)、国際コミュニケーション学部における2013年度卒業研究発表会が開催されました。各ゼミから選ばれた発表者13名が自らの卒業研究内容を多数の教職員や学生たちの前でプレゼンを行いました。午前10時から午後3時過ぎまでの長丁場でしたが、多彩な研究発表内容に参加者は全員興味を持って聞き入り、時間があっという間に過ぎていく、とても充実した発表会だったと思います。
 ただ、発表者の多くが与えられた発表時間を大幅に超過した点、フロアの学生たちからの質問がなかった点など改善すべき点はいくつかありましたが、当日参加した発表者並びに見学者たち双方にとって、とても有意義な時間になったと感じています。こうしたとても貴重な経験ができるイベントに寿山ゼミからも2名参加致しました。彼らが卒論を作成し、卒業研究発表会から得たこと学んだことを中心にレポートしてもらいました。ご覧いただければ幸いです。(指導教授:寿山泰二)

伊勢勇大くん「野球留学制度について〜野球界への影響」

 私が今回発表したテーマは「野球留学制度について〜野球界への影響」です。高校野球はもちろん、プロ野球界への影響も併せて研究することで独自性、社会貢献性を高めました。その中には、高校野球における「野球留学生のベンチ入り人数制限」をデータに基づいた根拠から提案しています。これにより、観る側には地元校をより応援出来る点、プレイする側にはチーム強化の点と、双方にバランスの取れた良い影響がもたらされます。
 発表用のパワーポイントを作成するにあたっては、まず自分だけで取り組みました。しかし、出来が良くなく、寿山先生に沢山のご指摘を頂きました。そして、そのアドバイスを取り入れて作成してみると、驚くほどレベルが上がりました。最初から道筋通りに作るのではなく、一度自分で作成してからアドバイスを頂き手直しをする。この手順だったからこそ、自分の創り上げたパワーポイントに大きな愛着が湧き、作成レベルも鍛えられるのだと思います。この「作品」のためにも、私が発表で足を引っ張るわけにはいきません。制限時間10分以内に収まるよう、何回も練習しました。当初は言いたい事が多すぎて10分を優に越えていましたが、聴く立場から要る所、要らない所を自分なりに考え、手直しを行い無事10分以内に収めることが出来ました。

 そして、発表本番。大勢の人の前で話すことは滅多に無いので本当に緊張しましたが、そのとき出せる力は全て出し切りました。笑顔で頷いてくれている方が本当にありがたかったです。前の方に座っていた女性の学生さん、本当にありがとうございました。発表結果は、10分をほんの少し過ぎてしまったり、練習のように円滑に話すことも出来ませんでした。自分では練習をしたつもりでしたが、結果が伴わなければ「練習した」なんて関係ありません。もっともっともっとトレーニングをしておけば良かったと本当に悔いています。しかしながら、今までの自分なら練習すら行わなかったとも考えています。「寿山ゼミの代表として発表するからには絶対に良いものを!」と考え、反復で練習をした自分は誉めてあげたいです。
 今回の卒業研究発表会で学んだことは、結果の大切さです。どんなに練習をしても本番の結果が悪ければ、周りは評価してくれませんし、自分自身も納得出来ません。今回においても、自分なりのトレーニングを行いましたが、賞は頂けなかったですし、自己評価も低いです。ただし、それでも結果を出すために必要な事は練習です。ひたすら反復していくしかありません。私は今回の大学生活最後の授業で、一生大事になるものを身をもって学ぶことが出来ました。本当に良い経験になった1日だったと改めて感じています。
 寿山先生、寿山ゼミ代表として一緒に頑張ってくれた目さん、卒業研究発表会を準備いただいた松本先生ならびに松本ゼミの皆さん、当日会場にいた皆さん、そして笑顔で頷いてくれていた前の方に座っていた女性の学生さん、本当にありがとうございました。

目 侑子さん「現代の留学意義〜阪南大学の新留学プログラム〜」

 今回私が卒業論文で取り上げたテーマは、「現代の留学意義〜阪南大学の新留学プログラム〜」でした。私自身が留学経験者として、どのようにすれば1人でも多くの阪南大学生に留学を身近に感じてもらえるのか。また、就職活動経験者として、どのようにすれば日本企業が求めるグローバルな人材に近づけられるのか。これらの疑問から問題点を追究し、学生、企業の双方に望ましい新しい留学プログラムを提案してきました。
 パワーポイントは授業で何度か作成した経験があったので、少し自信があったのですが、いざ作成すると戸惑う部分がたくさんあり何度も躓きました。中でも一番難しかったのがスライドの順番です。どの順番にすれば一番聴衆者に理解してもらえるのかです。聴衆者は、初めて聴く内容ですから1回のプレゼンテーションですべてを理解してもらうためには見せる順番がポイントになるからです。また、伝えたい情報量が多過ぎて、制限時間を遥かにオーバーしてしまうということです。どの情報を最優先にするかを決めるのがとても困難でした。

 発表会当日は、私自身とても上がり症なので、頭が真っ白にならずに分かりやすく伝えられるかという事と、時間内におさめることが出来るかの2点がとても心配でした。大勢の聴衆者全てに理解して貰い、また、関心を持ってもらうために自分の気持ちを自分の言葉で伝えようという事を心掛けながら発表に臨みました。緊張と不安感から、練習時との出来は少し違いましたが、気持ちは充分に伝える事ができ、有意義な発表であったと感じました。
 発表を終えて、プレゼンテーションは対話では無く一方的に情報を伝えるため、聴衆者を100パーセント理解してもらえるようにパワーポイントの見せ方はもちろんの事ですが、それ以上に顔の表情や話す言葉、話すテンポなどが非常に大きく影響を与えているということを学びました。制限時間ばかり気にして、話す内容を減らさず早口で進行しても聴衆者の心には何一つ届かないという事です。また、練習時よりも本番の方が緊張から言葉が詰まり、思いもよらない小さなハプニング等が発生する為、時間が掛かってしまうという事も学びました。このことから、今後プレゼンテーションを行う際には、制限時間と心に余裕を持って終わらせられるような内容量にするべきだと学びました。
 これから社会人になり、プレゼンテーションを行う機会がたくさんあると思いますが、今回の経験を最大限に活かしていきたいと思います。学生最後に本当に貴重な素晴らしい経験が出来ました。卒業論文作成の時から発表会までたくさんのアドバイスを頂いた寿山先生、発表会の進行に協力して頂いた松本ゼミの皆さん、そして、見にきてくれた皆さんすべてに感謝の気持ちでいっぱいです。