2012.7.13
シネマ倶楽部(寿山ゼミ)2012年度学外活動第2弾!ソプラノリサイタルを鑑賞しました!
シネマ倶楽部(寿山ゼミ)2012年度学外活動第2弾!
ソプラノリサイタルを鑑賞しました!
6月22日(金)、大阪のいずみホールにおいて、古瀬まきをさんのソプラノリサイタルを鑑賞してきました。私は、オペラ音楽というもの自体が初めての経験で、どのような形式のもので、どのような格好をしていってよいのか分からず少し不安でした。
ソプラノ・リサイタルは、JR大阪城公園駅近くのクラシック音楽専門のいずみホールで19時から開演されました。初めていずみホールに入りましたが、その重厚感に驚き、感動してしまいました。リサイタルは、途中休憩を挟み、アンコール曲も含めて約2時間でしたが、とても素晴しい内容のリサイタルでした。
ソプラノ・リサイタルは、JR大阪城公園駅近くのクラシック音楽専門のいずみホールで19時から開演されました。初めていずみホールに入りましたが、その重厚感に驚き、感動してしまいました。リサイタルは、途中休憩を挟み、アンコール曲も含めて約2時間でしたが、とても素晴しい内容のリサイタルでした。
リサイタル終演後に、古瀬まきをさんと寿山先生がお知り合いということで、みんなで古瀬まきをさんの楽屋を訪れました。楽屋に行くのは初めての経験で、とてもドキドキしました。ステージ衣装から着替えた古瀬まきをさんと一緒に写真撮影もさせていただき、とてもよい記念になりました。
最後に、私はオペラ音楽というものは、耳で楽しむものとばかり思っていましたが、目でも楽しめ、どれも一作品の映画、ドラマを観ているようで本当に楽しめました。9月には、古瀬まきをさんが主演する本格オペラがあるそうなので、それもぜひ鑑賞したいと思いました。今回のソプラノリサイタル、オペラ音楽鑑賞は、とても楽しく、とても有意義な経験になりました。(レポート:2回生 向井 悠)
最後に、私はオペラ音楽というものは、耳で楽しむものとばかり思っていましたが、目でも楽しめ、どれも一作品の映画、ドラマを観ているようで本当に楽しめました。9月には、古瀬まきをさんが主演する本格オペラがあるそうなので、それもぜひ鑑賞したいと思いました。今回のソプラノリサイタル、オペラ音楽鑑賞は、とても楽しく、とても有意義な経験になりました。(レポート:2回生 向井 悠)
寿山教授のコメント
クラシック音楽は、ポピュラー音楽と比べて、学生たちにとってあまり馴染みがないものです。しかし、その歴史の重みや完成度の高さは、とても言葉では言い尽くせないほど素晴しいものがあります。特に、声楽は人間の身体そのものが楽器であり、人間が創造しうる音楽の究極の演奏スタイルとも言えると思います。マイクを通さない生声が、ホール全体に響き渡る感動は、その場所にいた者にしか味わえないものだと思います。
現在のオペラ界の若手として、最も注目され最も有望なソプラノ歌手の一人である古瀬まきをさんとのご縁から、学生たちと一緒にソプラノリサイタルを鑑賞することができたのは、とても幸運でした。学生たちにとって、クラシック音楽の素晴しさ、本物の演奏家の凄さなど、学生生活や今後の人生へのよい気づきをもたらしてくれた古瀬まきをさんに心から感謝しています。
現在のオペラ界の若手として、最も注目され最も有望なソプラノ歌手の一人である古瀬まきをさんとのご縁から、学生たちと一緒にソプラノリサイタルを鑑賞することができたのは、とても幸運でした。学生たちにとって、クラシック音楽の素晴しさ、本物の演奏家の凄さなど、学生生活や今後の人生へのよい気づきをもたらしてくれた古瀬まきをさんに心から感謝しています。
シネマ倶楽部メンバーの感想等
重部智之(3回生)
古瀬まきをさんのソプラノリサイタルを聴いて率直に思った事は、世界観が凄いなと思いました。古瀬さんが繰り出す世界観にただただ引き込まれていき、どっぷりと浸かってしまいました。曲調が変わると表情も変わっていき、その情景が描かれてくるような感じがあり、とても心地よく聴くことができました。ソプラノリサイタルという場に初めて行かせてもらいましたが、本当に感動の一言でした。曲は全然知らなくて、楽しめるかどうか不安でしたが、古瀬さんの声が本当に綺麗でとても居心地がよかったです。一体あの歌声は何オクターブ出るのだろうとか、どこからあんなに美しい歌声が出るのだろうとか、疑問がいっぱい生まれました。僕も小さい頃から音楽っ子で、母と一緒にオーケストラとか聴きに行っていましたが、また違った世界観があって本当に楽しかったです。この機会をいただいた寿山先生に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。また機会があれば行きたいです。
伊勢勇大(3回生)
古瀬まきをさんのソプラノリサイタルを鑑賞して何よりも最初に、同じ人間なのにこんな高い声が出るのかと、本当に驚きました。声の高さの他にも、一曲が終わる毎に拍手をして演者を讃える観客と、拍手をする観客に一曲が終わる毎に頭を下げる演者との、お互いを敬い合う関係の素晴らしさも肌で感じ、さらにそこに参加することが出来てすごく興奮しました。演技が終わり、古瀬さんの楽屋にお邪魔させていただいたときにも、お疲れのところを、とても親切に接してくださり、記念撮影にも快く応じてくださいました。歌唱力の他に、古瀬さんの人柄の良さも沢山の観客を集める要因となっているのだと感じました。今回は僕にとって、生まれて初めてのソプラノ鑑賞となったわけですが、思っていた以上に思い出に残るものとなりました。次回もまたチャンスがあれば、是非とも参加したいと思います。
ガクミンジョン(3回生)
ソプラノリサイタルは初めてでしたが、非常に新鮮な体験でした。本当にすごかったのはイタリア語で歌を歌う時、意味は全然分からなかったですが、表情で感情を表現してくださって、表情を見るだけでなんとなく内容を分かることができました。ピアノよりもっとも高い高音を出す時は、全身に戦慄が流れました。そして、そんなに高い音を出しながら笑顔でいられるのが本当にすごいと思いました。そんなに美しい音を出すためにどれぐらいたくさんの練習をしたことか。確かに、一番難しい闘いという自分との闘いで勝ったから、こんなに美しい音を出しながら輝いていることができるのだと思いました。私も今一番大変な難しい闘い中にいます。苦しい時間ですが、必ず自分との闘いで勝利をおさめて私もキラキラ輝きたいと思っています。すごく良い経験だったし、美しい音楽をとても良い席で観賞することができて、とても光栄でした。また、その音楽から元気と力をもらいました。すごく充実した良い時間でした。
中村友紀(3回生)
今回、私は初めてソプラノリサイタルに行かせていただきました。行く前までは、モーツァルトやベッリーニなど世界で有名な作曲家の曲を知らない私でも楽しめるのかという思いがありました。しかし、古瀬まきをさんが歌い始めた時に驚きました。ものすごく声が綺麗で会場に声が響き渡り、今までに味わったことのない感覚でした。「日本のおもちゃ」を歌われたときは昔ながらの温かさを感じることができました。私が特に感動したのは、後半で歌われた歌劇のアリアでした。初めは、ミュージカルのように踊りをすると思っていましたが、古瀬まきをさんが訳詞をされていたプログラムを読み、歌を聴くと役に入りきり、表情だけで悲しそうな表情や嬉しそうな表情、幸せそうな表情がものすごく現れていて、実際に歌われている言葉は分かりませんが、ひとつひとつ気持ちが伝わってくるようでした。ソプラノを聴くのが初めてな私でも心から楽しめとても貴重な体験でした。
福地俊介(3回生)
私はテレビやラジオではなんとなく、ソプラノ歌手の歌声を聞くことがありましたが、生の歌声をこんなに間近で聴いたことはありませんでした。古瀬まきをさんのソプラノリサイタルを鑑賞して感じたことは、古瀬さんの高音で美しく、優しい歌声が素晴らしいということです。歌声が会場全体に響き、音色がスッと体に入ってくるような感覚でした。周りの人達も一曲が終わる毎に拍手喝采で、歌声に圧倒されている様子でした。そして、人に素晴らしいと感じさせる歌声を響かせるには、1日何時間もの練習をしているのだろうと思いました。そして、特に感じたことは、自分にとってあまり興味がないと思っていたものでも、色々目を向けていくことが大切だということです。それは積極的に行動や参加することで、今回のように今まで無縁だった素晴らしいものに出合えると思ったからです。
川中美咲(3回生)
古瀬まきをさんのソプラノリサイタルに行ってきました。寿山ゼミでは新しい経験がたくさん出来ます。今回のソプラノリサイタルも初めてで、なかなか行く機会がないのですごく楽しみにしていました。寿山先生が用意してくださったのは、前から5列目の出演者の表情まではっきり見えるとても良い席でした。古瀬まきをさんは、透きとおるような歌声で心地良く、すぐに聴き入ってしまいました。マイクは付いていないのに会場全体に美しい歌声が響き渡っているようでした。それぞれの曲ごとに歌い方、表情、動きも違って楽しめました。公演終了後に楽屋に伺うと、笑顔で迎えてくださり一緒に写真を撮って頂きました。古瀬まきをさんは、ステージで見たときのイメージより小柄な方で、なのにあんなパワフルな声が出せるんだなと驚きました。古瀬まきをさん、寿山先生、ありがとうございました。
南 聡規(2回生)
私はそれほど詳しくはないのですが、たまにオペラ音楽を聴くので、今回ソプラノリサイタルに行く機会を寿山先生に頂き、とても楽しみにしていました。当日は、前日の激しい雨もすっかり上がっていました。大阪城公園に到着し、いざホールに入るとそれほど広いホールではありませんが、なかなかきれいでシャンデリアのような照明は迫力がありました。古瀬まきをさんが登場すると、盛大な拍手が沸き起こり、ステージが始まりました。古瀬まきをさんは、美しい歌声で歌を披露して下さいながら、顔の表情や体の動きにはとても躍動感があり、こういったところはCDのようなデータでは味わえない感覚でした。そして、古瀬まきをさんと何度か目が合って、ドキドキした感じも忘れられません。約2時間のステージは、あっという間に終わってしまいました。とても充実したステージだったと思います。ありがとうございました。
安森彩紀2回生
初めてのオペラ音楽だったのでいくつかCDを聴いていきましたが、実際に聴くと全く違いました。ホール全体を包む、優しくかつ芯のある歌声は圧巻で、歌声が響き渡っているのを感じ、思わず上を見上げてしまいました。また、表情が見える分、訴えかけられるものも強かったですし、曲の世界観にスッと入っていけたような気がします。歌声の迫力ももちろんショックでしたが、一番驚いたのは、彼女の雰囲気です。曲に入る前に、俯き、呼吸を整えたあとの凛とした表情が印象的で、とても強い芯のある女性だと思いました。でも、楽屋でお会いしてみると、とても可愛い女性でした。どこからあんなパワーがでるのか疑問がでるくらい小柄ですし、とってもキュート。そんなギャップを感じて、またまた興味がわきました。9月にオペラがあるのでまた観に行きたいです。
向井 悠2回生
今回、初めてソプラノリサイタルを聴きましたが、とっても驚きの連続でした。全曲素敵な曲ばかりでしたが、私が最も好きな曲は、モーツァルトの「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」です。オペラ音楽を鑑賞したのが、この曲が初めてであったため、最も印象に残ったのかもしれません。しかし、曲調が自分の好みであり、声の響きがホール中に響き渡り、鼓膜が揺れるということはこういうことなのかという程の迫力、そして、しなやかさだったからです。また、なんといっても、古瀬まきをさんの表情が優しくて、とても癒されました。他にも童謡のような曲や心安らぐ曲、切ない曲、迫力ある曲と全部で6つのプログラムの曲があり、すべての曲において、表情、声の響きが素晴らしかったです。9月の本格オペラもぜひ参加しようと思います。
※この活動は阪南大学学会より補助を受けています。