2021.12.19

【2021年度3回生寿山ゼミ自主活動報告第三弾】 無印良品にイベント企画案をプレゼンしました‼

 2021年12月13日(月)5限の専門演習1(3回生ゼミ)において1年以上前から無印良品に対して企画していたイベント案を無印良品のイベント担当者2名にお越しいただき、直接対面でプレゼンを行いました。すでに4つのイベント案を事前に提案し、どれも興味・関心を持ち評価をいただいていましたが、先日の無印セブンパーク天美店が開催する「収穫体験」イベントにゼミ生有志が実際に参加者としてイベント体験して学び気が付いたこと、さらに、ゼミ生14名全員で無印セブンパーク天美店を訪問し、自分たちのイベント企画案が実際に対象店舗を見学し、実現可能性があるか、無印良品が会社としてどのような考えで出店、地元地域への貢献を捉えているか、などを無印良品社員や地元農家の人からお話を直接聞いた後で企画案をブラッシュアップして今年度中にイベントを実施するために4案から3案に修正し、店舗対象別(無印セブンパーク天美店、無印堺北花田店)により具体化したイベント提案を行いました。当日急遽、無印良品イベント担当者からの要望で削減した1案についても特に準備をしていませんでしたがプレゼンを追加することになりました。
 当日は、無印良品の2人のイベント担当者からプレゼンに使用した企画書、パワーポイントスライドの出来の素晴らしさにお褒めの言葉をいただき、ゼミ生が自信を持つとともによりモチベーションが上がったように思います。ただし、超一流企業である無印良品との質疑応答やイベント開催を実現するためのより具体的な問題点や課題の厳しい指摘などをいただき、これからさらに修正改善したイベント案を創り上げていかなければならないとゼミ生全員に実感してもらえたと思います。とはいえ、大学内の授業だけでは学びえないこと、現実に実社会で受け入られる商品やサービスに対する実践的な思考法や戦略など超一流企業ならではのレベルの高い学びと気づきを経験できたことは大変有用だったと思います。この学びと気づきを通して確実にイベント案が実施に向けて一歩進んだことに間違いはなく、無印良品イベント担当者の寿山ゼミに対する大きな期待も窺えたとても素晴らしい時間を共有できたことに感謝する次第です。今回のプレゼン、質疑応答、ディスカッションで学んだことや気づいたことなどをゼミ生のコメントしてもらいました。ご覧いただけますと幸いです。(指導教授:寿山泰二)

寿山ゼミ生のコメント

川口瑞生(3回生)

本日は、貴重な経験の場をつくっていただきありがとうございました。まず、無印良品様とイベント開催につき詳しい内容のプレゼンを行ったことに関してです。大手企業である無印良品様を前にして、プレゼンを行うことはとても緊張しましたし、緊張で声がふるえてしまいました。そんな緊張感のなかでも、特に気をつけたことは、言いたいことがちゃんと伝わっているのか、時々無印良品様の表情を伺いながらプレゼンを行ったことです。今回担当したプレゼンは突然ではありましたが、伝えたい部分は伝わったと思います。そして、質疑応答に関してです。無印良品様には本当に痛いところばかりつかれ、応答にすごく困ってしまいました。このことで、私は言いたいことは頭の中にあるんですがそれを伝える言葉に変換する力が弱いなと思いしりました。このような個人的なことも含め、イベントに対してのご指摘にしっかり向き合い、改善策と新たな課題を考えていかないといけないと思いました。

萩原聖七(3回生)

私たちが1年かけて考案してきたイベント案をついに無印の企業の方に直接お話しできる貴重な経験をさせていただくことができました。すごく緊張していましたが、無印の方が優しくお話して下さり少しずつほぐれました。プレゼンを終えて、無印の方がパワーポイントの出来やイベントの細かいところまで企画していることを褒めて下さいました。イベントの詳細を考えるのは決して簡単ではなく長い月日を経てようやく固まってきました。実際に大手企業で事業をされている方に褒めて頂いたことがすごく嬉しくて、ここまで全力で取り組んできてよかったなと実感しました。ですが、まだまだ甘い箇所がたくさんあり、修正しなければいけない所の指摘を受けました。企業さんからの考えを聞いたときにまだまだ詰めなければいけないところばかりで、事業をすることの難しさを痛感致しました。しかし、今まで以上にやる気を出して是非やらしてほしいと向こう側から言っていただけるようなイベント企画を練り直そうという気持ちになりました。普通なら経験できない貴重な体験ができ、大変勉強になりました。無印良品の徳永さん、田中さんありがとうございました。

福岡亜美(3回生)

本日、無印良品様へのプレゼンと質疑応答を経験し普段社会人の方と直接お話をする機会がないのでとても貴重な機会となりました。プレゼンの内容を受けて無印良品様よりお褒め頂き率直に嬉しかったです。とても細かいところまでまた決めている、と仰られこれまで何ヶ月もかけて話し合った事が認められた気がしました。しかしまだまだ詰め切られていない部分が浮き彫りになり、やるべき事が明確になりました。これまで私たちは無印良品とゼミとのことを中心に考えていましたが、実際に参加者としてイベントに参加した場合この時間配分だとつまらなくなってしまうかな、という点は盲点でした。実際にイベント参加者が満足度を決めるのでその人からの視点は必須だと気付かされました。イベントまであと数ヶ月ですが、基礎は決まったものの細部まで決めきれていません。実際に私達があの店舗でイベントを実施する事を想像しながら実現していきたいと思いました。

福原花奈子(3回生)

今回無印良品様にイベント企画のプレゼンをさせていただき、まだまだ甘い部分があることに気づけました。イベントの対象者が曖昧であったりイベントを通してのメッセージ性が必要であったり、イベントの目的にするところの指摘など厳しい意見が沢山ありましたが、私たちにとってとてもありがたい言葉をもらえたと感じます。一つのイベントを開催するにあたってこれだけ詰めて考えなければならないことを実感し、大変さを痛感しました。対面のイベントだからこそ出来ることや無印の良いところを生かしながら新しい物が作れるようにしていきたいです。そして、まだまだ修正しなければならないところが沢山ありますが、今回の無印良品様のお声を参考にしながら参加者に満足していただけるイベントを作っていきたいです。

堀江葉奈(3回生)

本日の無印良品様へのプレゼンを終え、一流企業の人へのプレゼンはすごく緊張しましたが、私たちの作ったパワーポイントを良くできていると褒めていただき、すごく嬉しく、自信にもつながりました。ですが、たくさんご指摘をいただき、まだまだ追求していかないといけないことが分かりました。ゼミ生だけでは気づけなかった所もどんどん意見をもらったので、もっと話し合い、試行錯誤し、新しい企画を考えていかないといけないと思いました。そして、やはり無印良品様はお客様のことを第一に考えていると思いました。私たちもイベントに参加するお客様を第一に考えイベントに関わるみなさんに満足していただけるイベントを企画したいです。

原山優香(3回生)

今日の無印良品様へのプレゼンで指摘された点は、全て曖昧だったなと感じました。特に参加対象者については、ペルソナを用いてメリット・デメリットを考えながら絞っていきたいです。また、香りに関するイベントはオンラインでの開催を予定していましたが、対面でのイベントに切り替えて中身の濃いものを考えていきたいです。絵本のイベントについては、長い時間の中に内容を詰め込みすぎていたので、もっとシンプルに子供の集中力が続く範囲内で楽しい時間を過ごしてもらえるようにしたいです。蜜蝋ラップイベントについては、蜜蝋ラップの使い道や環境問題へのアプローチ方法を考え直し、開催目的をはっきりさせるように考え直したいです。ベジタブルフードフェスタについては、食品の取り扱いに気を付けながら、試食ができなくなったとしても満足していただけるような情報を参加者に提供できるようにしたいです。

前原絢奈(3回生)

無印良品様へのプレゼン&質疑応答を通して、多くの課題が見つかりました。より多くのお客様にイベントに来ていただくために対象者の幅を広げていましたが、ターゲットを絞り、そのターゲットに合わせたイベント内容にすることでイベントの趣旨がしっかりとすることを学びました。また、イベントを開催する目的と最終的なゴールが曖昧になってしまうと、お客様に情報が伝わりきらないことを学びました。イベント名を変えるだけで印象が変わることや、スケジュール設定など、イベントの参加者の方々に満足していただくためには、さらなる改善が必要であると思います。そのために、今まで以上に気を引き締めて、今回学んだことをイベントに活かしていきたいと思います。

矢野愛優菜(3回生)

自分達の企画しているイベントのいたいところをつかれたりしながらも良いところは褒めて頂いたりしたので、凄く深刻になるようなことはありませんでした。むしろ無印の方も本気で私達に向き合ってくれているのだということがわかり、今まで以上に皆の覚悟が決まったように思いました。無印の方が仰っていたように、自分達の企画には、どういったメッセージを伝えたいのかが定まっていなくて対象者の曖昧なままだったので、その指摘を頂いて自分達が伝えたいメッセージ落とし込んで改めて企画をなり直そうと思いました。このように無印の方とイベントの計画を立てて行くという実際社会で活躍されている方とこういった経験が出来るのは、ほんとに貴重で寿山ゼミであるからこそできる経験だと感じました。これが当たり前だと思わずこの自分は貴重な経験をしているということを見つめ直しながらこれからも本気で取り組んでいけたらと思いました。

杉山美瑠(3回生)

今回、無印良品様に向けてプレゼンをし、その後質疑応答の時間がありました。まず第一に、「無印良品では試食ができない」と言われて非常に驚きました。過去に堺北花田店でピクニックのイベントをしていたので、無印良品で作ったものを外で食べるなら、ベジタブルフードフェスタを開催する可能性はまだあるのかと思いました。また、無印良品様にオンラインでのイベントはどうかとご提案頂きましたが、私たちの熱意などが伝わりやすいのは対面だと思うので、全てのイベントを対面で行いたいと思いました。その他にも、「イベントに興味を持ってくださった方」を対象者にするのではなく、ペルソナを考えて対象者を絞ってみてはどうかなど、たくさんのご意見をいただきました。それを受けて、より良いイベントにするために、もう一度全員で話し合ってご意見いただいた部分を改善しようと思います。

井上幸紀(3回生)

今回、無印良品のイベント担当者様にプレゼン&質疑応答のお時間を頂きました。大学生活をおくる上で、企業様にプレゼンできる機会は滅多にないと思うので大変貴重な体験になったと感じました。また、担当者様から各イベント案のご指摘をいただき、ちょっとしたイベント設定においても、まだまだしっかりとした目的を持って設定していかないといけないと思いました。ご指摘の中で企業様が重要視していることも知れたので今後の話し合いで改善しなければならないと感じました。今回受けたご指摘をクリアしていき、より良いものに改善していくことができると、イベント自体もレベルの高いものに仕上がっていくと思うので個々がさらにやる気を持って取り組んでいかないといけないなと実感しました。

河内凜音(3回生)

今回、無印良品様へプレゼンテーションを行い、企画提案に至るまでとても大変でしたが本気で取り組んできてよかったと感じました。何よりプレゼンテーションはとても緊張しましたが、学生のうちにこのような貴重な経験をする機会は中々得ることができないのでとても良い経験になりました。質疑応答では無印良品様が多くの指摘をしてくださり、私たちゼミ生が気づかなかった問題点やイベント実現に向けた厳しい指摘、新たなアイデアのヒントなど私たちの企画提案に対して真剣に考えてくださっていることがとてもうれしく感じました。プレゼンテーションを通してイベント開催を現実的にとらえることができ、提案した企画を実現させたいという想いが強くなりました。今回いただいた意見を踏まえ、企画の完成度をより高めていきたいと思います。

梁本吏果子(3回生)

今回プレゼンを行い、たくさんの質問やパワーポイントの綺麗さを褒めていただき、本気で考えてくれているんだと感じました。私たちは無印良品の良さを伝え、マイナスにならないように行動してきましたが、企業にとって「宣伝」を大きくしすぎるのも良くないということを学びました。また、イベントについて考えていく中で、本来の目的とズレてしまっていたところがあったので、修正していきます。改めて、イベントを企画することの難しさを感じました。私たちだけでは出なかった意見もあったのでとても良い機会になりました。イベント成功に向けて力を入れていきます。

中原嘉菜(3回生)

初めて良品計画様にプレゼンテーションを行い、さまざまなコメントをいただけたことがとても有意義な時間であり、学生の間でこのようなお時間を過ごせたことを嬉しく思います。また、ご指摘していただいた点は、自分たちでは見えていなかったりしていたのでその点改めて考え直したいです。そして、イベントを行う上には、さまざまな問題点もあることがわかりました。その問題点には、みんなで意見を出し合いながら取り組みたいと考えます。また、一度は辞めたアロマについても聞いてみたいと思っていただけたことは、実現性があり興味を持っていただけていたので、改めて考え直し他のイベントともさまざまな点を比べてもう一度やりたいことを考え直す必要があると思いました。

三宅芙華(3回生)

株式会社良品計画のお二人にお越し頂き、初めて直接4つの企画書のプレゼンを行いました。いつもとは違う雰囲気で全員が緊張している中、完成度が高いとお褒めの言葉を頂いた時は少し気持ちが和らぎました。私はその後の質疑応答に1番不安と緊張があり、準備してきたものとは違う視点での質問がありましたが、質問への返答をすることでコミュニケーションをとり、次回の会議に向けての対象者を明確にし、自分自身がそのイベントに行きたいと思うか、対象者が日時的に都合が合うのか、無印良品では試食はできないとなっているが、どのように対面で開催するのか、アロマの企画を改めて考え直すという課題が明確となりました。