2020.12.11
2020年度シネマ倶楽部(寿山ゼミ)活動第1弾!
天満天神繁昌亭で「笑福亭銀瓶・風間杜夫ふたり会」を鑑賞しました!
2020年11月30日(月)、シネマ倶楽部(寿山ゼミ学外活動)で天満天神繁昌亭で開催された「笑福亭銀瓶・風間杜夫ふたり会」を鑑賞してきました!コロナ禍で前期予定されていた様々な舞台鑑賞が中止となり、今年度のシネマ倶楽部活動は半ば諦めていましたが、天満天神繁昌亭における万全のコロナ感染防止対策のお陰でなんとか落語を聞くことができ大変嬉しく思います。
天満天神繁昌亭のコロナ対策で座席が一席空けての配置となり、通常の半分の座席数だったこと、また超人気公演だったこともあり、発売と同時にチケットが即完売となり、希望学生を2名しか連れていけなかったことが残念でした。落語の素晴らしさは、実際に高座を見た人なら理解してもらえると思いますが、単に笑いを満喫するだけでなく、感性を磨き、話芸のすべてを詰め込んだスキルは日常にもビジネスにも大変参考になるコミュニケーション法であり、想像力を高めるものでもあります。
今回、いつも仲良くしていただいている笑福亭銀瓶さん主催の会であり、名俳優の風間杜夫さんが上方落語の本拠地である天満天神繁昌亭で初めて高座に上がるという話題性もあり、そのチャレンジ精神も見どころの一つでした。「ふたりの銀ちゃん」というタイトル通り対談もあり、裏話もたくさん聞けて楽しかったです。笑福亭銀瓶さんとはコロナの影響で終演後にお目にかかることはできませんでしたが、とても素晴らしい時間をゼミ生たちと一緒に過ごせたことを心から感謝しています。(指導教授:寿山泰二)
天満天神繁昌亭のコロナ対策で座席が一席空けての配置となり、通常の半分の座席数だったこと、また超人気公演だったこともあり、発売と同時にチケットが即完売となり、希望学生を2名しか連れていけなかったことが残念でした。落語の素晴らしさは、実際に高座を見た人なら理解してもらえると思いますが、単に笑いを満喫するだけでなく、感性を磨き、話芸のすべてを詰め込んだスキルは日常にもビジネスにも大変参考になるコミュニケーション法であり、想像力を高めるものでもあります。
今回、いつも仲良くしていただいている笑福亭銀瓶さん主催の会であり、名俳優の風間杜夫さんが上方落語の本拠地である天満天神繁昌亭で初めて高座に上がるという話題性もあり、そのチャレンジ精神も見どころの一つでした。「ふたりの銀ちゃん」というタイトル通り対談もあり、裏話もたくさん聞けて楽しかったです。笑福亭銀瓶さんとはコロナの影響で終演後にお目にかかることはできませんでしたが、とても素晴らしい時間をゼミ生たちと一緒に過ごせたことを心から感謝しています。(指導教授:寿山泰二)
シネマ倶楽部(寿山ゼミ)メンバーのコメント
矢野愛優菜(2回生)
落語を見るのは初めてで、間に大きな音をたてたり声を出したりと見る人が目に入ったりその空間にのめり込むようにしていると感じました。落語というのはただ聞くだけのものではなくて、想像力も必要だと感じました。その話を想像をしながら聞いていました。特に笑福亭銀瓶さんの最後にされていた親子の話は、自分の中でとても世界観が描けてとても想像しやすく、ずっと真剣に聞いていて時間が過ぎるのがあっという間でした。最初の世間話から始まって、着ていた羽織を脱いだら話の始まりだということが途中で気づいた時は、変わるという言葉のない合図をしてくれることによって自分も気持ちも変えられるし、想像しやすくなったと感じました。少し昔の用語が途中ででてきたりして、話を聞いてる時はわからなかったので、終わってから調べたりして終わった後も楽しめた気がしました。私は卒論で表現力について研究したいと考えています。その表現力は落語ではとても詰まっていて、とてもいい時間が過ごせました。また機会があれば落語を見に行きたいです。
三宅芙華(2回生)
落語を直接見たのは初めてでした。思っていた通りお客さんの年齢層は高く、昔の言葉が多く使われていたので想像するのに少し時間がかかることがありましたが、音が出る場面や動きを見て理解する事ができ、笑いながら楽しむ事ができました。私が一番印象的に残っているのが、笑福亭銀瓶さんの鶴のお話です。一人でしているのに二人でコントをしてるようなボケとツッコミがあり、登場人物が多いにも関わらず、場面場面の切り替わりが分かりやすく、自分なりにその風景の想像ができたと思います。初めは「首長鳥」と言われていた鶴がどのように「鶴」と呼ばれるようになったのか、20歳の私でも理解できるような面白さがありました。落語家さんが出てきてから、噺の途中で羽織を脱いでいることには気づいていましたが、なぜ脱ぐのかと疑問に思っていました。初めは、暑いのかなと思いましたが、本題に入るという合図なのだと知りました。