2020.1.23
2019年度ビクトリア大学留学体験記5:寿山ゼミ2回生
ビクトリア大学留学体験記5:寿山ゼミ2回生
坂上 涼
こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ2回生の坂上涼です。新年となり、今月から新学期もスタートしました。学校がスタートするとともに本格的に雪も厳しくなってきました。雪が積もったカナダも、人生初の経験で毎日が新しい発見となっています。今回は、「クリスマスホリデーについて」、「冬休みを終えて」、「新学期の目標」についてレポートしたいと思います。
クリスマスホリデーについて
冬休みは約1か月間あり、この期間で日本では経験できないことを沢山得ることができました。冬休みにとても思い出になったのは、なんといってもクリスマスです。クリスマスはカナダ中がハッピーホリデーで、クリスマス当日ほぼ全てのお店が閉まります。銀行や学校はもちろん、スーパーやコンビニ、ファーストフード店まで閉まっていたことには驚きました。カナダ唯一の交通手段であるバスは運行してはいましたが、クリスマスだけの特別スケジュールで、いつもより便も少なく終電も夕方頃には終わっていました。こちらの文化・風習では、家族でイブの夜から家で過ごし、25日は朝から家族でツリーの前に置かれていたクリスマスプレゼントを開けます。現在はこの風習も減ってきてはいるらしいのですが、私のホームステイ先では、まるで海外ドラマで見たことのあったようなクリスマスを過ごすことができました。ホストファミリーから私へのプレゼントもあり、本当に嬉しかったです。留学に来て、日本とは違うカナダのクリスマスを体験できたことはとてもいい経験となりました。
冬休みを終えて
長かった冬休みも年が明け、終了しました。学校があった生活は、毎日課題と普段の生活で精一杯であったので、冬休みは自分が勉強以外にもやりたかった事にも時間をかけることができました。1つ目は、カナダ観光です。カナダに住んでいるからこそ、有名な観光地には行っておきたかったので、自然観光やお城を中心に周りました。2つ目は、現地のカナダ人の人たちと積極的に過ごすことができました。クリスマスホリデーシーズンは家を行き来する親戚も増え、毎日知り合いが増えました。その機会を利用して、色んな人たちから様々な分野について学ぶことができました。その一人であるホストファザーの姪っ子(小学校高学年の少女)からは、カナダの学校のことや普段何をして遊ぶのかなどを教えてもらいました。
新学期の目標
新学期が始まり、今回が最後のセミスターとなりました。このセミスターで私の留学も終止符を打つことになるので、より一層気を引き締めて行きたいと思います。今回は、前学期のテストをクリアできたので、クラスが上がった事により、授業のレベルも格段に上がり、クラスメイトの日本人の割合も減りました。授業の内容は、前回の学期より応用が増え、適格なリスニング力とスピーキング力が問われます。課題も多く、自主学習する事が求められる授業内容であるので、しっかり計画的に取り組んで行きます。今後、テストやディスカッション、プレゼンテーションが前回のセミスターより増えていくので、自分のできることをしっかり実行して行きたいと思います。今回のセミスターでは、ファイナルテストで9割以上取りたいので、今からエンジンをフル回転で行動していこうと考えています。本格的に留学の中間地点に立ったので、今までの努力をバネにして、もっと努力していこうと思います。
寿山教授のコメント
カナダでの厳しい冬を過ごし、年越しを経て、よりたくましくなったように感じました。1か月という長い冬休みも有意義に過ごせたようで、とても充実した様子が伝わってきました。自分自身の目標を見据えて、やるべきことを理解して常に行動しているのは素晴らしいと思います。やり残したことがないように残りの留学生活を楽しんでもらいたいものです。