2019.9.30

シネマ倶楽部(寿山ゼミ)2019年度学外活動第3弾!

シネマ倶楽部(寿山ゼミ)2019年度学外活動第3弾!

 2019年9月23日(月祝)、現在大阪でロングラン公演されているミュージカル「リトルマーメイド」をシネマ倶楽部(寿山ゼミの学外活動)で鑑賞して参りました。劇団四季のミュージカル鑑賞は昨年の「ソング&ダンス65」に引き続き2年連続3回目です。今回の「リトルマーメイド」は非常に人気が高く、今年2月のチケット発売と同時に申し込み、なんとか9席ゲットできたものでしたが、寿山ゼミにおいても観劇希望者は非常に多く、希望者全員に観てもらうことができずとても残念でした。しかし、リベンジ企画として来年2月に今回鑑賞できなかったゼミ生を中心に20名引率して「リトルマーメイド」を再び鑑賞できることが決まり嬉しく思っています。
 「リトルマーメイド」の原作であるアンデルセン童話は悲しい結末を迎えますが、ディズニーが製作した映画「リトルマーメイド」はハッピーエンドです。ディズニーは映画を製作するにあたり、第一作目の「白雪姫」からずっと変わらず伝えたいことの一つに「希望」というものがあるそうです。アカデミー賞にも輝いた素晴らしい楽曲に合わせて「リトルマーメイド」の世界観に浸りながらも、人生においてとても大事な「希望」をミュージカルを楽しみながらも感じてもらえたらと思います。鑑賞したゼミ生たちが今回の生舞台から得たこと、感じたこと、学んだことを以下にレポートしてもらいました。ご覧いただけますと幸いです。(指導教授:寿山泰二)

シネマ倶楽部(寿山ゼミ)メンバーのコメント

谷口芹奈(4回生)

 9月23日に劇団四季によるミュージカル「リトルマーメイド」を観劇しました。ステージの演出や歌声に終始魅了され、2時間半があっという間に感じ、最後のクライマックスでは鳥肌が立つほど迫力がありました。アリエルはエリック王子の執事に「叶わない夢は見ないほうがいい」と厳しいことを言われたのにも関わらず、いつも自分を信じて運命を切り開いていく、その強さとまっすぐさにとても心を打たれました。最初、アリエルの夢は家族や友達に否定され続けましたが、アリエルの強い思いを感じ取り、周りがどんどんと協力し始め、最終的にはアリエルの夢が叶ったので、授業で学んだ「夢は口に出す」というその大切さに改めて気づきました。これから社会にでて沢山の壁にぶつかったとしても、すぐに諦めるのではなく、アリエルのように自分を信じて歩いて行きたいと思いました。

西村有梨花(4回生)

 人生で初めてのミュージカル鑑賞でした。ディズニー映画は好きでよく見ていたのですが、映画などとは全く違う迫力がありました。実際に舞台上が海のようで、人魚や魚達が皆、本当に泳いでいるように見えました。動きや声、表情や光など、細かい部分もゆっくり力強く表現されていました。一つ一つの動きを丁寧かつ繊細に表現する事は、劇だけでなく、サービスの仕事でも活かせると感じました。今回のミュージカルは身震いするほどの歌声が圧倒的で、涙が出てきそうになりましたし、もう一度観たいと思える魅力的なものでした。今回は寿山教授にお席を予約頂いていましたので、初のミュージカル鑑賞を素晴らしい経験にさせて頂く事ができました。これから先、様々なミュージカルを観る事で、自身の心の持ち方も変えていこうと感じました。

川崎麻希(4回生)

 今回のシネマ倶楽部では、ミュージカル「リトルマーメイド」を観劇しました。こちらの作品からは、諦めない心の強さや信じる気持ちなど豊かな感性を感じることができました。また、海の中にいる場面では会場全体に小さな水中音が聴こえていたので、観客の方も海の中にいるような気分になる演出がありました。このようなこだわった演出のおかげで、ミュージカル「リトルマーメイド」の世界に吸い込まれ、見入ってしまいました。そして、機械ではできない、海藻などの細かな動きを人が表現している場面では、海藻も生きていると感じることができ、それを表現していることに演出の素晴らしさに魅了されました。アリエルの可愛らしさだけでなく、たくさん勇気を貰うことができる作品を観劇でき、感謝いたします。次回のシネマ倶楽部も楽しみに日々頑張ってまいります。

浜 日向子(3回生)

 昔からずっと好きな作品の一つ「リトルマーメイド」の劇団四季を観ることができて本当に貴重な体験をしたと思いました。映画などで観るのとはまた違い、演劇なので「リトルマーメイド」の世界観にいるような感覚を味わう事ができ、とても感動しました。皆さんの演技や一つ一つの道具すべてが海の中にいるような動きをしていて、細部までこだわっているのが伝わりました。また、キャストの衣装やライトの光方や背景などが鮮やかでとてもきれいでした。クライマックスのシーンではキャスト全員で奏でる歌声にとても魅了されました。最後の最後まで目が離せない最高の作品だと思いました。すごく楽しみにしていたので、おもしろく時間もあっという間に終わってしまい、少し悲しいです。また機会があれば他の作品も是非観に行きたいです。

西本華己(3回生)

 私は、もともとディズニーの作品で「リトルマーメイド」がお気に入りだったので、劇団四季で観れることをとても楽しみにしていました。海の世界をどのように表現するのだろうと楽しみにしていたのですが、人魚たちの動きはとてもしなやかで繊細そして美しく、本当に海の中で泳いでいるように感じ、私も海の世界にいるような感覚に陥りました。アリエルの可愛らしさ、そして美しい歌声が響き、物語から目が離せませんでした。また、アリエルの愉快な仲間たちの揃ったダンスなどに魅了され楽しむことができました。今までライオンキングなど見たことがありますが、また違った新しい世界を感じることができ、とても心に響きました。また機会があれば、もう一度観に行きたいと思います。

DONG JINYANG(3回生)

 半年前から「リトルマーメイド」を楽しみにしていました。幼い頃から神話の中で人魚姫が最も好きなので、ストーリーを知ってても、もう一度見たいと思わせる作品です。この作品は海の中を表現する為に、背景だけでなく役者さんたちも工夫をしているんだと気付きました。ただ立っているのではなく、ウネウネしながら立つことでより海の中にいることを連想させられました。休憩時間も波の音が流れていたり、髪型で地上か海かで分けるなど、細かいところもこだわって凄いと思います。高いところに吊られながらも、地上と変わらない迫力のある歌声は流石だと感じました。また、会場には子連れの親などもたくさんいて、老若男女問わず人気のある作品だと改めて思いました。

釜中麻衣(2回生)

 今回初めて「リトルマーメイド」を鑑賞させていただき、色々なことを学び、感性を磨くことができました。席は一番後ろのため舞台の全体像を見ることができ、役者さんの動きや雰囲気も感じとることができました。劇の中で驚いたのは、声の高低差や、話すスピードなどで感情が伝わってきたことです。また、舞台は水の中の設定だったためアリエルだけでなく、登場人物全てがまるで本当に泳いでいるかのような演出をしていて、見ている客席側も海の中にいるかのような感覚にさせられました。劇中だけでなく、始まりのアナウンスも海の中の設定になっていたため、海の世界観にとても入りやすかったです。その他には、「リトルマーメイド」のストーリーから自分の意思を強く持ち、何事にも恐れない力の素晴らしさを学びました。次回の「リトルマーメイド」では今回とは違うところにも注目して鑑賞したいと思います。

山口志帆(2回生)

 今回「リトルマーメイド」を鑑賞しました。地上であるのに、海の世界感が上手く表現されており、色鮮やかな衣装や歌、ダンスに魅了されました。役者の方が本当に泳いでいるようでとても綺麗でした。また、役者さんが動かしている魚なども生きているようでした。劇でアリエルの行動力が凄いと感じ、私も行動力のある人になりたいと感じました。劇が終わった後にアンコールのようなものがあり、役者の方々が何度も舞台に現れる姿を見て、観客にとても愛されている作品であると感じました。隣の席の方が何回も「リトルマーメイド」を見たと言っていて、私も劇を観た後にはもう一度観たいと感じました。