2019.8.19
2019年度ビクトリア大学留学体験記5:寿山ゼミ3回生
ビクトリア大学留学体験記5:寿山ゼミ3回生
奥田麻菜実
こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の奥田麻菜実です。もうすぐで帰国となり、授業も残り2週間となりました。帰国が近くなり焦りと寂しい気持ちでいっぱいです。今回は「学校」「最近の様子」「シアトル旅行」についてレポートしたいと思います。
学校
クラスのレベルが上がってから、学習内容レベルや単語レベルが変わり、少し難しくなりました。また、宿題の量やテストの頻度も増え、課題に追われる生活を過ごしています。前回のクラスでは、宿題といってもプリント1-2枚だったりとすぐにできるものでしたが、今回のレベルでは毎回何百文字書いてくる、カナディアンに質問しまとめるなど、簡単にはできず、計画的に進めていかなくてはいけない物ばかりです。授業内容のトピックスも環境問題や文化の事細かな違い、日本語でも少し難しいことを英語で取り組むことで、すごく毎回達成感を得ています。今回30日チャレンジという課題が出され、自分で決めた挑戦を30日頑張って続ける内容です。毎日取り組み続けることはなかなか難しく、毎日意識してたまに嫌になるときもありますが、やらないと自分に負けた気になり、嫌なので頑張って続けています。これを通し30日続けるという簡単そうで難しい習慣付けはとてもいいことだなと思いました。まだ挑戦中ですが、日本に帰国してからも新しい挑戦を自分で作り、毎月新たなことをやっていきたいなと思いました。
最近の様子
私自身そこまでテレビや映画を見るタイプではなかったのですが、カナダに来てから映像からの英語を学ぶことに楽しさを覚え、英語で映画を見るのがとても好きになりました。こっちに来て以来、映画館、家で映画、など数えきれないほどの映画を見ています。映画は日常会話やボキャブラリーのとてもよい勉強になり、また、自分の英語力の成長も感じられます。カナダに来た当初は、全然理解できなかった映画も今では80パーセントほど理解できるようになり、一本一本見終わるたびに、嬉しさと達成感に包まれます。ビクトリアでは、火曜日が映画の半額の日なので、毎週のように火曜日の放課後は映画館に行き友達と映画を見ています。日本円で500円ぐらいで、日本よりも大きなシートで見れるので気分は最高です。まだまだ、ディズニーやファミリー系の映画ばかりを見ていますが、これも日本に帰国しても続けたいと思う習慣の一つになりました。楽しんで英語を勉強できる良いきっかけにもなり、サスペンス系やアベンジャーズ系も理解出来るようになるまでリスニング力を伸ばしたいと思います。
シアトル旅行
学校の三連休をつかってビクトリアからフェリーで3時間ほどで行けるアメリカのシアトルに行ってきました。学校の友達からはシアトルは少し危ないし、そこまで楽しむことが出来ないと言われていましたが、現地の人はとても優しく、二泊三日でしたが、時間がまったく足りないと思うほど楽しめました。シアトルの人たちはとてもフレンドリーで、旅行中何度も楽しく会話をすることが出来ました。短い滞在だったので、カナダとアメリカの違いはあまり分かりませんでしたが、欧米系の人たちのコミュニケーション力はやっぱり素敵だなと感じました。どこのお店に行っても店員さんのコミュニケーション力や距離の近さが私は大好きです。日本では受けることのないサービスや会話も楽しむことができ、食事をするだけの場所ではない気がします。私は心斎橋でアルバイトをしているので、欧米系のお客さんに対して、私もこういったサービスを提供できるようになりたいと思いました。
寿山教授のコメント
授業も残りわずかとなって、焦りと寂しい気持ちが交錯するのはビクトリアでの留学生活がいかに充実していたかを示しているように思えました。授業での新たな挑戦は帰国後も継続してほしいです。「継続は力なり」まさに夢の扉を開ける力に変わることでしょう。映画も今はリスニングに集中して語学力を高めることに視点を置いていると思いますが、感性を磨く有効な手段でもあるので、さらに視野を広げて人間力そのものも高めてほしいと思います。