2019.8.8
2019年度前期科目「専門演習アプローチ(寿山ゼミ2回生)」を振り返って
2019年6月4日、「専門演習アプローチ」において、寿山ゼミ11期生16名が決まりました。今年度も一昨年の9期生と同様、結果的に女子ばかりのゼミ構成となってしまいましたが、全員やる気に満ち溢れた学生ばかりで、とても楽しみな学年となりました。7月末に前期授業8回を無事終了し、オープンキャンパス準備と本番にも参加してもらいました。特に、7月のオープンキャンパス本番では12名もの2回生が参加してくれ、寿山ゼミブースは3回生11名を入れて総勢23名体制で臨んだ結果、寿山ゼミブースは6月の全学オープンキャンパスの来場者数の約1割に当たる105人からさらに約30%増の133人まで来場者数を伸ばしました。
これもひとえに寿山ゼミ生全員が一丸となって本気で阪南大学、国コミ、寿山ゼミ、そして自分のために全力でおもてなしをした必然的な結果と言えるでしょう。後輩たちに自ら手本となる言動で示し、的確な指導をしてくれた3回生の先輩たちに感謝しています。2回生が早くも抜群のチームワークを見せ、3回生と協力し合って素晴らしい成果を出せたのは、専門アプローチの時間を通して、ゼミ生たちが相互に仲良くなるために多くの時間を費やすとともに、その重要性を全員が理解し、全員がその場を積極的に楽しみながら関わってきたからだと思います。
これもひとえに寿山ゼミ生全員が一丸となって本気で阪南大学、国コミ、寿山ゼミ、そして自分のために全力でおもてなしをした必然的な結果と言えるでしょう。後輩たちに自ら手本となる言動で示し、的確な指導をしてくれた3回生の先輩たちに感謝しています。2回生が早くも抜群のチームワークを見せ、3回生と協力し合って素晴らしい成果を出せたのは、専門アプローチの時間を通して、ゼミ生たちが相互に仲良くなるために多くの時間を費やすとともに、その重要性を全員が理解し、全員がその場を積極的に楽しみながら関わってきたからだと思います。
毎年、寿山ゼミでは、とにかくまずゼミ生同士が少しでも早く仲良くなってもらうために、相互理解を深めるような独自の取り組み(「サークルクエスチョン」、「コンセンサスワーク」、「グループディスカッション」、「グループワーク」など)を行い、お互いに心から本音の話ができる関係性作りを行うとともに、社会で必要とされる一般常識、礼儀、マナー、社会人基礎力も併せて自然に身に付くような取り組みをしています。それは、これらの総合力こそが自らの夢・目標を叶える社会で求められている基礎力にほかならないからです。また、感性を磨き、人間力を高める寿山ゼミの学外活動であるシネマ倶楽部も前期に2回も実施して、多数のゼミ生の参加を得たことも、さらに親睦を深めるよい機会になったと思います。前期授業を無事に終え、全員に前期ゼミの振り返りをしてもらい、後期に向けてさらにモチベーションを高め、一丸となって新たなゼミ課題に取り組んでもらいたいと思っています。それではゼミ生たちの振り返りコメントをご覧ください。(指導教授:寿山泰二)
ゼミ生のコメント
釜中麻衣
寿山ゼミ前期が終わり、短い間でしたが前期だけでもたくさんのことを学ばせて頂きました。最も印象的だったことは、「早く・正しく・美しく」という言葉です。これは宝塚歌劇団さんの「清く・正しく・美しく」という言葉をモチーフに考えられました。寿山ゼミでは与えられた課題を正しく早く完成することが将来仕事場では求められるということを教わりました。以前までは課題をギリギリにやっていましたが、早く終わらすことで全体的に時間の余裕ができ、たくさんのことに目を配ることができました。後期ではこの力をさらに伸ばしつつ、行動力を高めるために自ら進んで活動、発言し、リーダーシップの力をつけたいと思います。また、ゼミの仲間とともに夢を叶えるために皆でお互いを高め合っていきたいと思います。
上西佑季
2回生の前期は、ゼミを選択しなければいけなくて、前期の最初の方で沢山のゼミの先生の話を聞かせていただき、私は残りの大学生活を使って何をしたいのかと考えてみました。そのときに、社会に強い人間になりたいということでした。なので、私はもっと自分を成長させたいと思い寿山ゼミを選びました。どんなゼミになるのかとても不安でしたが、価値観の話し合いなどで、私とはまた違った考え方を持っていたり、自己紹介を1人ずつしたり、2人で向き合ってしたり、みんなのことを沢山知ることができて、充実したゼミだと感じていました。先生からアドバイスをいただいて、それを実践し、毎回終わる度に刺激を沢山頂けるゼミだと思いました。最後に、寿山先生、前期は沢山のご指導ありがとうございました。後期も自分なりにゼミに参加していきたいと思いますので、後期もご指導よろしくお願い致します。
福田 葵
私は前期を通して学びと課題を見つけることができました。ゼミ選択をし、寿山ゼミに入ることができ、ゼミ生みんなと自己紹介や話し合い、オープンキャンパスの準備など協力をしてゼミ生の行動力、発言力に驚きました。皆さんテキパキと動いたり、自分の意見を言っていてすごいなと思うと同時に、自分も頑張らないといけないと思わされました。やる時はやる、休憩する時はするという当たり前の事を私は出来ていないことにも気づかされ、切り替えをしっかりしないといけないとも思いました。オープンキャンパスで先輩が来場者に説明しているのを隣で教えてもらいながら聞いていました。さすが先輩だと感じました。説明がとってもわかりやすく、相手に合わせて話していて、頭の回転が早く、私もこういう風に説明できるようになりたいと強く思いました。先輩のようになるという課題も見つけることができました。先生が「早く、正しく、美しく」とおっしゃっていて、私は何もできていないと思わされました。とりあえず丁寧に正しくして、それをいかに早く美しくしていくかも磨かなければいけない事に気づかされました。たくさんの課題を見つけることもでき、後期以降、自分の行動を見直して夢を実現できるように一生懸命頑張ろうと思いました。
徳留采奈
前期のゼミ活動を終えて、寿山ゼミに入れたことが一番嬉しかったです。初めて関わる人が多くて、上手くコミュニケーションが取れるかどうか不安でしたが、先生が授業で1対1のサークルクエスチョンをし、一人一人の個性がよくわかり、このメンバーなら卒業まで一緒に頑張れると思いました。また、グループに分かれてのディスカッションも行ったので、他者からの意見を聞くことで自分との考えに違いがあり、こんな考えもあったんだと気づくことも多々ありました。さらに、学外活動であるシネマ倶楽部に二度参加し、ミュージカル「レ・ミゼラブル」と宝塚歌劇「オン・ザ・タウン」を拝見しました。そこでは今までに感じたことのないようなパワーを感じ、シネマ倶楽部を通して私自身様々な感性を磨けました。寿山ゼミでは、普段体験できないことが体験でき、自分自身が成長し続けることができる場だと感じました。前期での気づきや学びを後期でも活かしていき、後期に向けて気持ちも切り替え、これからも成長し続けていきたいです。
松崎朱里
念願の寿山ゼミの一員となり、2回生前期が終了しました。オープンキャンパススタッフとしてや、先輩のゼミに参加させて頂いたりと、短い期間ですがとても濃い内容のゼミ活動ができていると実感しています。また、寿山先生から教えて頂いた、早く行動することの大切さを今では常に意識するようになりました。しかし、意識はしていても、行動に移すことはやはり難しいと感じます。習慣として身につけるには時間がかかりますが、これが自分の当たり前になるよう、これからも意識づけを強化していこうと思います。後期からは、更なる成長ができるように、これから始まる夏休みを成長するための土台づくりの期間にできるよう努めます。2回生の強みはゼミ生の団結力、仲の良さだと実感しています。先輩をお手本に、ゼミ生一丸となり、頑張ります。後期もよろしくお願い致します!
東 愛香
まず最初に、前期のご指導ありがとうございました。振り返りとしましては、ゼミ活動初日、教室に移動すると、これから一緒に活動するゼミ生のみんながいました。私は、馴染めるのか不安でしたが、お辞儀の練習や手の挙げ方から始まり、自己紹介やインタビュー、グループワークをしていくうちに、その不安は消えていきました。元々、グループワークで発言することや、人前に出て喋ることに消極的でした。しかし、最初から人前で発言したり、グループワークをする機会が多かったので、前期で少し成長したと感じました。オープンキャンパスでは、SPトランプを使い、来場者の方とお話する機会がありました。最初は、何を話したらよいのか分からず戸惑いましたが、先輩方がお話されている内容を聞き、最後は自分の言葉で会話できたので、よい経験になりました。後期の抱負としましては、今よりも積極的に発言し、1つでも多く経験を積めるよう努めます。そして、寿山先生がお話しして下さった「早く、正しく、美しく」を意識し、なりたい自分になれるように頑張ります。
原田彩香
前期のゼミを終えて、資生堂ジャパンさんとの共同プロジェクトや、SPトランプ、価値観の違いやそれについて討論することや、オープンキャンパスに向けての準備、さらに芸術鑑賞をしていき、まだ短い期間なのにも関わらず、自分のためになる事をしてきました。また、ゼミ生達とも自己紹介などの機会が豊富にあった為、仲良くなれ、仲間達と過ごす時間も楽しみです。実際オープンキャンパスで、自分で学び体験したSPトランプを実際オープンキャンパスに来てくださった方に教えていき、話したりし、自分の力に本当になる環境を先生が作ってくださってることを実感し、これからのゼミ活動がより楽しみになりました。客室乗務員になるため、また、なりたい自分になるために、これからも寿山先生のゼミで自分を見つめ直し、自己分析をして、さまざまな経験をしていき、将来必ず客室乗務員になるとより強く思いました。これからもご指導よろしくお願いします。
若尾栞那
前期の振り返りとしましては、寿山ゼミに入る前には、SPトランプセミナー、資生堂様のセミナーに参加させて頂きました。SPトランプに関しては、自分の知らなかった一面を知る事ができ、コミュニケーションを取る時の注意点や改善点を知ることができ、資生堂様のセミナーでは、資生堂様の歴史を沢山学べ、先輩方のプレゼンテーションでは、これから私たちが企画を考える際に活用出来る情報や技術を沢山得ることが出来ました。寿山ゼミに入ってからも、自己紹介やオープンキャンパスによって、会話力、接客力などの沢山の能力を身につけることが出来ました。先輩方を近くで見ていて、とても刺激を受けました。ミュージカル鑑賞では、初めて宝塚歌劇団公演を見て、芸術の素晴らしさに触れる事が出来ました。この約2か月間で、多くの事を学ぶことが出来ました。後期も沢山学べることが出てくるだろうと思うと今からワクワクしています。後期は成長をして始められるよう夏休みも精進して参ります。後期もご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。
小野唯菜
前期を振り返って、寿山ゼミにはたくさんのイベントがあり、オープンキャンパスでは特に自分が成長出来る場所だと思いました。人前で話すのがあまり得意ではなかったのですが、お客様を相手に自分たちが中心になってお話をしなければならない状況でした。高校生だけでなく保護者の方ともお話しないといけないので、言葉遣いなどにも気をつけました。初めは自分が一度体験したSPトランプを教えるのはとても難しく緊張もしましたが、先輩に教えてもらい回数を重ねるうちに少しずつ説明をスムーズにすることができ、お客様にも褒められるくらいになれて、自分でも驚きました。しかし、ゼミ活動ではグループ討論があります。意見を言う場面が多く、みんなは自分の考えをすぐに発言していますが、私は理解するのにも考えるのにも時間がかかるので、発言できず、ついていけていないことを実感しました。この夏休みに留学するのでそこで力をつけたいと思います。
山口志帆
前期のゼミ活動を終えて、多くの事を学びました。ゼミが始まった頃は知らない人ばかりで緊張していましたが、仲良くなる機会も設けて頂き、早くからゼミ生とも打ち解ける事が出来ました。そして、資生堂様とのプロジェクト、SPトランプなど今までに無い経験をさせていただきました。また、オープンキャンパスのスタッフ、シネマ倶楽部にも参加させていただきました。寿山ゼミでのオープンキャンパススタッフではお客様の接客もより学ぶことができました。SPトランプも活用し、コミュニケーションを上手く取ることができました。また資料作りもゼミ生で意見を出し合い、共同で作りました。大学のことをより知る機会にもなり良い経験になりました。そして前期最後にはシネマ倶楽部に参加し、宝塚歌劇団の「オン・ザ・タウン」を観に行きました。初めてミュージカルを見たのですが、迫力が凄く、終始圧倒されました。後期も努力していきたいと思います。
武生 楓
私は前期の寿山ゼミで学べたことがたくさんありました。特に、ゼミのはじめの際のしっかりとした挨拶は去年のゼミではなかったことなので、凄く新鮮で将来にも役立つことだなと思います。私は将来、客室乗務員を目指しているので同じゼミの中に自分と同じ夢を持つ人たちがいることもとても良い刺激になっています。みんな同じ夢を目標として頑張っている仲間でありライバルであると思っています。7月に初めて参加したオープンキャンパスやオープンキャンパスの前日の準備では何をしたらいいのか分からず、先輩方のお役にあまり立てなかったのですが、先輩方が色々と教えてくださりオープンキャンパスのことを少しでも分かることが出来ました。そして、先輩方と少しだけですが話せて、寿山ゼミのことも教えて下さったので凄く嬉しかったです。そして、ミュージカルや宝塚の鑑賞会にはまだ一度も参加出来ていないので、後期は積極的に参加して自分の感性を磨きたいです。後期のゼミ活動も客室乗務員になるという目標をしっかりと持って頑張りたいと思います。後期もご指導の程よろしくお願い致します。
高塚世理奈
1回生の時に寿山ゼミに参加し、今年もまた寿山ゼミに参加でき、より深く学べることをとても嬉しく思います。前期のゼミ活動を通して、1対1のインタビューや価値観ディスカッションを行う機会があり、今まで話したことのない人と話をすることができ、相手の事を知るいい機会になりました。また寿山ゼミならではのシネマ倶楽部では、宝塚歌劇団のミュージカルを観賞させていただきました。他のゼミでは味わえない貴重な体験が出来ました。自分の感性を高めるため、積極的にシネマ倶楽部に参加したいと思います。これからも寿山ゼミの活動を通して、いろんなことにチャレンジし、多くのことを吸収していきたいです。後期も引き続きよろしくお願い致します。
豊福理央
私は希望するゼミに入るために志望理由書をどれだけ思いが伝わりやすく書けるかよく考えました。それを考える過程で自分の事についてよく見つめ直し、将来についても深く考える機会にもなりました。そして、希望するゼミに無事入ることができて本当に良かったです。前期の授業の中でお互いをよく知るために価値観を共有し合ったり、資生堂さんとの共同企画で私達2回生が3回生をどのような形でサポートできるのか話し合ったり、シネマ倶楽部の活動で宝塚歌劇団を鑑賞しに行ったり、など他にも短い期間の中でとてもためになる事ばかりを学びました。また、ゼミのグループで話し合いなどする中で、前の自分だとみんなの意見を聞くだけで自分の意見を自ら言えなかったのですが、言えるようになり成長を感じました。後期のゼミでは、留学に向けての勉強や就職活動時のエントリーシートに書く内容を少しでも増やせるよう、学内行事である「模擬国連」などにも挑戦しようと考えています。後期もご指導の程よろしくお願い致します。
坂上 涼
2回生の前期のゼミ活動を終え、私は多くを学びました。まず、接戦の末同じ夢を目指す仲間たちと寿山ゼミに入れたことはこれからの人生の中で、大きな入口となりました。初めてのゼミ活動で初対面にも関わらず、お互いの夢を語りながら自分はどういう人かを時間内に簡潔に説明することは、簡単ではなかったですが、この活動から自分の説明能力の良し悪しを知り、時間の大切さを知りました。いかに短時間で人に理解をしてもらう事が難しく、どれだけ大切かを知ることが出来ました。また、ゼミ内のオープンキャンパス活動に関わることで自分がすべきことを即時に考え行動を起こす事が求められる為、少しずつですが、自然と社会人基礎力を身につけることが出来ました。前期では、正しいことを丁寧に早く行う事の大切さを知り、これからどうするべきかの改善点も見つけることができたので、後期では、カナダへの留学もあるので、自らアクションを起こし、やるべきことを素早く取り組んでいきたいと思います。
岡野紗奈
前期のゼミ活動が終わり、ゼミ生の仲が一気に深まったと思います。寿山先生が組んでくださった授業のスケジュールのお陰ですぐにゼミに馴染むことが出来ました!!!!1回目、2回目の自己紹介では自分のこともそうですが、他のメンバーのことも深く知ることができ、それに加えて楽しくみんなの顔と名前を覚えることができました。価値観を図るグループディスカッションでは話し合うことの大切さを学びながら、自分の意見を発しつつ、仲間の意見にも賛同して1つのことを成し遂げることの重要性を知ることができました。前期だけでも、知らぬ間に成長している自分がいたのが、本当に嬉しいです。そして、光栄なことにゼミ長に選んで頂き、初めは不安の方が大きく、とても務まるとは思えないとまで思っていました。しかし、副ゼミ長や他のメンバーの支えのおかげで「みんなとならゼミ長を全うできる」と思いました。こんなに楽しくてやり甲斐があるゼミに入ることができて本当に光栄です。後期もよろしくお願い致します。
楠瀬友菜
前期の最初の方にゼミ選びがあり、念願の寿山ゼミに入ることが出来ました。ありがとうございます。前期のゼミでは自己紹介から始まり、寿山ゼミ生一人一人の性格を深く知りました。グループワークでは「価値観」というテーマに基づき、違う価値観でも、それぞれ理由があったり、それを聞くことで自分自身も、そんな考え方があるのだと視野を広げることが出来、また、様々な角度から考えることも大切だと学びました。そして、シネマ倶楽部では、2回も参加させていただくことが出来て、歌を通してこんなにも人の心をつかむことが出来る事にとても感銘を受け、宝塚では独創性あふれる音楽と圧巻のダンスシーンにとても魅了されました。後期では、第1に夏休みにオープンキャンパスに初めて参加させて頂くので、寿山ゼミブースに来た保護者様、生徒様に私たち学生目線で、寄り添い、阪南の魅力を存分に伝えていきたいと考えております。そのお話の中で私にとってもたくさんの学びや、生徒さん、保護者様に向けて私たちができる事を考え、来場者の増加の貢献に向けて頑張りたいです。また、2回生の前期の自分よりもまた、寿山ゼミを通して成長し、立派な3回生となれるように口だけではなく、行動を伴い、失敗成功に関わらず、結果をもとに沢山のことを学び得たいと思います。