2019.7.22

2019年度ビクトリア大学留学体験記4:寿山ゼミ3回生

ビクトリア大学留学体験記4:寿山ゼミ3回生
奥田麻菜実

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の奥田麻菜実です。留学生活も半分以上が過ぎ3か月経ちました。3か月間の一つ目のタームが終了し、最近新しいタームが始まりました。今回は「学校について」「ホストファミリー」「カナダデー」についてレポートしたいと思います。

学校について

 長いようでとても短かった3か月間の1つ目のタームが終了しました。初めはまったく話すことも聞き取ることも出来ず、会話が中心の授業だったため、クラスメイトに迷惑をかけているのではないかと内心とても不安で、私と会話がしたいと思ってもらえるようにと必死になっていました。最終的にはクラスメイトから「まなみの英語力はすごく伸びたね」と何回も褒められました。特に一人韓国で小学校の先生をしている、クラスメイトからしても先生的な存在であった方から特に褒められ、とても嬉しく頑張って自分からたくさん話かけ、積極性を持つことの大切を実感しました。
 とても良いクラスメイトに恵まれ毎日充実した学校生活でした。ほとんどの子が帰国や旅行に行き、新しいタームにはほとんどの子が残りませんでした。新しいクラスでは1つレベルも上がることができ、前回よりも全体的に多国籍になりました。夏季集中講座ということもあり、宿題の量も増え、単語のレベルも上がりました。まだまだクラスが始まって少ししか経っていないので、まだ慣れず戸惑うことなどあります。前回のクラスでは慣れるまでに少し時間がかかったり、先生の話している内容が理解できず、提出物が疎かになってしまったりと反省点が多く見えました。ですが今回は2か月と短い期間なのでもっと積極的に、小テスト、プレゼンテーションも前回よりも力を入れて行きたいと思います。

ホストファミリー

 3month のプログラムが終了したと同時にハウスメイトであった韓国人の子が帰国し、入れ替わりの留学生は来ず、ホストファザーの妹が家に2週間ほど遊びに来ました。スリランカ生まれですが、現在はドバイでヨガの先生の仕事をしています。また、ホストファザーの妹はベジタリアンということもあり、初めてベジタリアンの人との生活でした。ホストファザーが料理をする時彼女専用で作るなど、この2週間は野菜中心のご飯が多かったです。一緒にハイキングに行ったり、ご飯を食べに行ったりと短い期間でしたが、彼女はホストファザーに似て、とても親切ですぐに心が打ち解けることができました。帰国する際にホストファザーがバンクーバーまで送るということだったので、私も一緒に着いていくことにしました。
 ビクトリアからバンクーバーまではフェリーを乗って1時間半かかるのでプチ旅行のような気分でした。またここで初めてチャーチ(キリスト教会の教会堂)に行きました。中に入りホストファザーがしている様を見学し、日本だと訪れることはないのでとても良い経験を出来ました。軽くダウンタウンを散策し、お昼を食べ、妹を空港まで見送りホストファザーと二人で帰宅したのですが、初めてホストファザーとこんなにも長い時間二人で過ごし、外出をしました。ホストファザーと私は考えていることや食べたいものなど気がとても合います。二人でも気まずいや何か居心地が悪いなど一切感じず、とても素敵な時間を過ごすことが出来、より一層ホストファミリーが好きになりました。この1か月は特にホストファミリーとの過ごす時間が多い月になりました。自分から質問もたくさんし、聞かれた質問に対してはなるべく長い文章で、補足を付け足すことを意識しながら会話をしています。まだまだ文章はとても長いとは言えませんがもっと補足を付け足していくことを練習し、具体的に物事を伝えれるように頑張ります。

カナダデー

 7月1日は年に一度のCanada dayでした。私は3monthのクラスメイトで一番仲の良かった韓国人の友達と一緒見に行きました。町全体がお祭り騒ぎで、見る人見る人が赤や白の服を着ていたり、国旗のマークをあしらったグッズを身に着けていたりとカナダ人のこの日へのこだわり方が目に見て分かりました。カナダのブリティッシュコロンビア州では道でお酒を飲むと違法なので、数週間前からバス停やバス内にお酒持ち込み禁止の張り紙が貼ってありました。そんなCanada dayバスを乗っていると、突然一つのバス停で検問かのように検察が5人ほど待っており、一台一台バス内の乗客の持ち物検査をするためバス内に乗ってきました。怖いわけではないのですが、ほんとうに映画の世界かのようでとても楽しい経験になりました。
 ビクトリアの一番有名場所ともいえる、Legislative assembly of British Colombia でミュージックフェスティバルが一日中開催されていたり、夜になると花火が打ち上ったりととても大きなイベントでした。一年に一度しかないカナダのビックイベントをカナダで、そして多国籍の友達と過ごすことが出来とても充実した一日でした。新しいクラスでもこのような友達を作り、早く遊びに出かけ英語を沢山使っていきたいと思います。

寿山教授のコメント

 3か月間のタームが終了し、仲の良かった友達が帰国してしまい、少し淋しい時間を過ごしているようですが、次のタームでの新しい出会いがさらなる成長を遂げるよい刺激になることを期待しています。この留学で語学力を順調に伸ばし、1年後にはぜひ自分の夢・目標を叶えてほしいと思います。