2019.6.26
2019年度フリンダース大学留学体験記3:寿山ゼミ3回生
2019年度フリンダース大学留学体験記3:寿山ゼミ3回生
石橋菜波
こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の石橋菜波です。今月で早くもオーストラリア留学の半分が過ぎ、折り返し地点に入りました。時間の流れを本当に早く感じます。残りの留学生活を悔いのないように過ごしたいと思います。今回は「毎日の授業」、「食事」、「ホストファミリー」について報告したいと思います。
毎日の授業
学校での授業は毎日同じスケジュールで特に変わったことはありませんが、今のクラスの先生は生徒からの人気が高く、ユーモアがあって授業を受けるのが楽しいです。その授業での課題としてよく最低200wordsのエッセイが出ます。私はライティングが最も苦手でボキャブラリーがないですし、そのエッセイのトピックがもし日本語が許されたとしても難しいのでとても苦労します。そこで先生がエッセイの書き方、アイデアの集め方などを詳しく教えてくれたので再挑戦したところ、以前より文字数も増えましたし、日頃の授業で習った文法をライティングで用いてみたり、普段の友達との会話のおかげでボキャブラリーも少しずつですが、増えてきたことを感じました。前回のセッション末のテストで悔しい結果を取ってしまったので、それをモチベーションに今頑張っています。今回のセッション末のテストで良いスコアを取れたら、さらにレベルアップしたクラスに上がれるので少し不安もありますが、ベストを尽くしたいと思います。
食事
オーストラリアはイギリスの影響もあり、独自の食文化があまり発達しなかったそうです。そこで、「オーストラリア料理」のイメージが湧きにくいと思うので紹介したいと思います。家庭料理ではよくラザニアやマッシュポテト、パスタなどグルテンを含む料理が多く、日本でも食べるような食事が出てきます。しかし、全てではありませんがオーストラリアのいくつかの料理は味が薄いように感じます。日本人は塩分を多く摂取するので、塩気が足りないように感じるのかもしれません。また、一品一品のボリュームが大きいですし、スイーツもとっても甘いので、オーストラリア人の肥満率が高い理由がよくわかります。オーストラリアは多国籍国家なので、様々な国のレストランがあります。その中でも私の友人が韓国人なので、韓国料理や日本料理をよく食べに行きます。さらに韓国人の知り合いのバースデーパーティーにも数回参加しましたが、そこでは韓国の家庭料理を振舞ってくださりました。こちらではバースデーは、友人や親せきを家に招待して大勢で祝います。飾りつけなどが豪華で、誕生日は本当にスペシャルな日を表しているのだと感じました。
ホストファミリー
私がホストファミリーにオーストラリアに来てからカンガルーやコアラをまだ見ていないと話したので、ホストファミリーが私をアデレードの南の方にあるUrimbirra Wild Parkというところに連れて行ってくれました。動物園のようなところで、餌を買って動物にあげることができます。そこにはたくさんのカンガルーがおり、みんなお腹をすかせているので、人が餌を持っているとわかると3,4匹のカンガルーが寄ってたかってくるので驚きました。他にもワニやカモ、ヒツジなど多くの動物と触れ合えます。そして、オーストラリアと言えばのコアラにも触ることができます。とてもふわふわで落ち着いて可愛らしかったです。その後にホストマザーのご両親の家を訪ねました。初めて会い、少し緊張していた私に日本とオーストラリアの関係が悪かった時代の話や日本に訪れた時の話を聞かせてくれました。さらに、あなたの名前が可愛らしいから意味を教えてとたくさん話しかけてくれてリラックスして会話ができました。日本にいるときには感じられませんが、海外の方が日本に興味を持ってくれるのは本当に嬉しいことだと実感しました。
上記でも述べましたが、留学生活残すところ約2か月となりました。なぜ毎日学校が終わり、帰宅するとこんなにも眠いのかなとふと考えたときに、これは学校では英語を理解しようと脳をフル回転させ、毎日が充実していて新鮮で、新しい体験をしているからなのだと気づきました。あと2か月もたくさんのことを学ぼうと思います。
上記でも述べましたが、留学生活残すところ約2か月となりました。なぜ毎日学校が終わり、帰宅するとこんなにも眠いのかなとふと考えたときに、これは学校では英語を理解しようと脳をフル回転させ、毎日が充実していて新鮮で、新しい体験をしているからなのだと気づきました。あと2か月もたくさんのことを学ぼうと思います。
寿山教授のコメント
オーストラリア留学も半ばを過ぎ、残り2か月となったようです。こうして留学体験レポートを振り返ってみると、半年留学は本当に時間の経過が早く感じられます。エッセイに限らず、自分の思いを具体的に伝わる言葉にするスキルは社会では必須能力です。よい機会なのでしっかりと習得してほしいものです。最後にいい意味で周りや自分のことを客観的に分析できる力もついてきたと感じました。さらなる気づきを期待しています。