2019.5.22

2019年度ビクトリア大学留学体験記2:寿山ゼミ3回生

2019年度ビクトリア大学留学体験記2:寿山ゼミ3回生
奥田麻菜実

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の奥田麻菜実です。留学にきてから2回目の留学レポートになります。前回よりもだいぶ生活には慣れてきました。今回は「大学の授業」、「Happy Mother’s Day」、「Downtown interview」についてレポートしたいと思います。

大学の授業

 カナダ生活が始まってから1 か月半ほど経ち、学校にも慣れてきました。前回レポートしたときは、まだまだ授業が始まって少ししか経っていなかったので、授業内容や学校の雰囲気に馴染めていなかったのですが、今ではなにも違和感を感じることなく、学校に通い授業を受けています。私が選択したビクトリア大学のイングリッシュランゲージセンターでは、主に会話を中心とした授業だと感じます。毎週月曜日から木曜日は初めに振り分けられたクラスで授業を受け、金曜だけ自分たちで 8 項目から2つ選択できる選択クラスを受講します。クラスのレベルによっては選択できないものもありました。この選択授業では発音や文法、自分の苦手とするものを選択でき、また音楽や絵の授業もあり、少し遊び心のある授業もありました。
 そんな授業ですが、初めは積極的に話すことが難しく緊張していましたが、今ではしっかり打ち解け、クラスでも積極的に発言できるようになりました。また、日本が令和に元号が変更されたこともあり、毎週金曜に行われるパーティーのような会では日本をモチーフにされており、日本の音楽、日本の昔遊び、日本のお菓子もありました。カナダのニュースでも日本を見ることができ、色々な国の人たちに知ってもらえて楽しむことができました。今回のタームのあと半分になり時間が過ぎるのがすごく早く感じます。時間が経つにつれ慣れてきてマンネリ化してきていると思います。友達もでき、同じ子と一緒にいる時間が増えました。同じ子とばかりいると視野もそこで止まってしまうと考えています。同じ子とばかりでなく、もっと視野を増やせるようにこれまで話したことのない子にも積極的に話してみようと思います。

Happy Mother’s Day

 日本と同じ日にカナダでも母の日がありました。私はホストファミリーがとても大好きで、すごくお世話になっているので、マザーズデイをすごく楽しみにしていました。ハウスメイトと一緒にプレゼントを買い、早く渡したくてウキウキで母の日は1日家族と過ごす日と私の中で決めていました。当日の朝、ハウスメイトと一緒にプレゼントを渡すとすごく喜んでくれ、優しくハグをしてくれました。まだ1か月程しか一緒に住んでいませんが、本当の家族のように接してくれる母のことを実の母のように大好きになれてすごく嬉しいです。
 また一緒に散歩していると近所の方との挨拶や電話での初の言葉がこの日はHappy Mother’s Day と言葉を交わしており、日本では見られない光景だなと感じました。いつも友達とばかり過ごしていた休日を1 か月半目にして、初めて一日中家族と過ごし、とても充実した休日になりました。この1か月ホームステイで過ごしている留学生活なのに、友達とばかり過ごして家族の時間が少なかったと考えるきっかけにもなりました。ホストファミリーも大好きなので、もっと家族になれるように家族との時間も増やしていこうと思います。

Downtown interview

 授業の一環としてダウンタウンに行き、現地の人や観光客お店の方にインタビューを行い、最終的にプレゼンテーションを行うといった授業がありました。その日はダウンタウンに集合し、事前に決めたグループでの行動、通行人に声をかけ、会話をすることはまだまだ慣れたことではなく、初めはすごく困惑しました。色々な項目があったので、それにそった人を探すのも大変でした。
 ビクトリアはすごく移民が多い国で、カナダ人ばかりではなく、ダウンタウンにはすごく国籍豊かな人たちが沢山いるのですが、声をかけた方たちはみんなとても優しくインタビューに答えてくれ、写真も課題の1つだったのですが、嫌がる素振りもなく、本当に笑顔で接してくださり、カナダ人の人柄の良さを感じることができました。カナダに来てから色々と文化の違いを感じることがありましたが、この日は 1 番良い文化に触れることが出来ました。また積極的になることの大切さを感じました。クラス内でもインタビューでも積極的に自分からいけば相手も同じように返事をくれ、自分が動かなければなにも始まらないと感じました。

 積極的に行動しようと考えてはいましたが、1か月半の間はまだまだ行動出来ていなかったと思います。最終的なプレゼンテーションはまだですが、しっかりと準備し、よい点数を貰えるように自分が中心になって頑張りたいと思います。もっと沢山の方とのお話が出来るように行動しようと授業を通して感じました。

寿山教授のコメント

 授業もホームステイ先での生活も順調のようで安心しました。特に、課題としてダウンタウンでのインタビューは、とても実践的でいろんな面から学びが得られる授業だと感じました。目的を明確にし、構成内容を具体的にかつデータ等を使用して論理的に第三者に伝える方法は、実社会で強く求められています。語学力だけでなく社会人基礎力も並行してしっかりと身に付けていってもらいたいと思います。