2019.4.18

2019年度フリンダース大学留学体験記1:寿山ゼミ3回生

2019年度フリンダース大学留学体験記1:寿山ゼミ3回生
石橋菜波

 こんにちは。国際コミュニケーション学部寿山ゼミ3回生の石橋菜波です。3月15日に出国し、今日でオーストラリアのアデレードに来て約3週間が経ちました。留学体験記 第1回目は「授業」、「ホームステイ」、「放課後」について報告したいと思います。

授業

 私はフリンダース大学にあるIELIという語学学校に通っています。授業はReading&WritingとListening&Communicationがあります。クラスはそれぞれ5段階あり、初日に受けたSpeaking、Writing、Listeningのテストの結果で振り分けられました。1クラスに生徒は大体10人います。国籍は日本、サウジアラビアが特に多く、クラスの半分以上が日本人とサウジアラビア人で占めているクラスもあります。他には韓国人、中国人、ブラジル人、コロンビア人の方もいます。語学学校で、年齢もバラバラなのでいろいろな話を聞けて面白いです。
 私のクラスの授業内容は、間違った文章を正しく修正したり、リスニングをしたり、今まで教えてもらわなかったことを英語で教えてもらうので、とても勉強になります。難しい単語や文章の構造について当たり前ですが、英語で説明されるので、1コマ2時間の授業で頭をフル回転しています。そして、授業後にはextra classという自由参加の授業が設けられているので、私は今週から参加し始めました。自分のためにも積極的に行動しようと思います。

ホームステイ

 私はホストマザーのお家に同じIELIに通っている韓国人の女の子と一緒に住んでいます。私は前のステイ先で少し問題が起こったので、3週間目に今のおうちに引っ越してきて、とても温かく迎え入れてくれました。前のお家よりも交通の便が悪くなったのですが、ホストマザーとハウスメイトの子がとても親切で、バスの乗り方なども詳しく教えてくれますし、まだ私は英語が聞き取れなかったり、言いたいことが言えないもどかしさもありますが、2人は私のためにゆっくり話してくれます。なので、とても聞き取りやすいですし、私も会話に入っていきやすいです。このお家に来てまだ1週間も経っていないので、慣れていないですが、これからもっともっと仲良くなって話していけたらいいなと思います。 
 そして、ハウスメイトの子がカラオケに誘ってくれたので、シティにあるカラオケに行きました。日本の曲と韓国の曲と英語の曲を交互に歌って、お互いの歌の歌詞は理解できませんが、十分楽しめました。私のステイ先での食事は、夜ご飯以外は基本的に自分で用意します。夜ご飯はオーストラリアで有名なフィッシュアンドチップスや白ご飯も作ってくれるのでとても満足しています。

放課後

 IELEの授業は早い日は13時に終わります。そのまま帰っても暇なので、学校からも近くにあるWest Field Marionという大型ショッピングセンターによく寄り道をします。そこでは食材、日用品、衣類などなんでも揃っていますし、映画館やフードコート、カフェもたくさんあり、ついつい寄ってしまいます。シティの方までバスで行くと、Rundle Mallという大きな通りがあり、そこでもショッピングができます。あとはGlenelg Beachにも行きました。
 オーストラリアの日差しはとても強く、19時、20時になると出歩くのが怖いくらい外が真っ暗で、気温の変化も激しいです。朝晩は寒いのに日中は暑かったりするので、服装が難しいです。1週目の休日にはシティツアーに参加し、美術館や博物館、ボタニカルガーデンに行きました。アデレードは芸術の街と聞いたことがあったので、それを実感しました。そして、フリンダース大学のジムがあるので、そこにも通い始めました。オーストラリアはスイーツがとってもおいしくて、食べすぎてしまうので、学校終わりの暇な日に行くといい運動になります。
 この1か月はとても早く感じました。そして新しい生活に慣れるのに苦労しました。IELIには日本人の生徒が多くいるので、つい日本人の生徒と日本語でばかり話してしまっていたことが、今月の反省点です。次の1か月は、日常の会話をすべて英語で話すように心掛けようと思います。そして、積極的に授業やアクティビティに参加して、英語のスキルを絶対に上げられるよう頑張ります!

寿山教授のコメント

 石橋さんがオーストラリアに着いて約3週間が経過しました。早くもホームステイ先が変わるなど、現地での生活に苦労が見え隠れしますが、すべてを乗り越えて半年間の留学生活を有意義なものにしてもらいたいと思います。フリンダース大学にはこれまで寿山ゼミの卒業生もたくさん留学していたので、その体験記も参考にして、より充実した学びを得て帰国してもらえたらと思います。