2019.2.5

2018年度2回生寿山ゼミ自主活動報告!

クリスマスに関するアンケート調査を実施しました!

 2018年度2回生寿山ゼミがゼミ時間外における自主活動の取り組みとして、「クリスマスに関するアンケート調査」を実施致しました。寿山ゼミでは毎年2回生以上のゼミに対して自主活動を行うことを推奨しています。大学低回生にとって、これまで他者から具体的に与えられたことを実践することはできても、自ら新たな課題やテーマを考案創出し、最後までそれを貫徹して結果を出すという経験をしたことがないのがほとんどです。
 そこで、寿山ゼミはゼミ時間外において、自分たちがやりたいことを自分たちで考え、計画、実行、成果を出すという、とてもシンプルですが、様々な問題や困難をクリアして、どうずれば最後まであきらめずに目標を達成できるか、身を持って体験してもらうために自主活動を推奨しています。全員で話し合い、全員で協力し合って納得し、実施可能なイベントを自らが創り出し、責任を持って最後までやり抜き通すこと。全員にジコチューとは真逆の自己犠牲の精神も必要とされ、それが達成できれば大きな満足感と成長が得られるだけでなく、その先にある個々の夢・目標の達成に繋がると考えているからです。
 ちなみに、これまでの寿山ゼミにおける自主活動ですが、昨年の2回生は 「和菓子に関するアンケート調査」 を実施しました。2年前の2回生は、エスコヤマの小山進シェフとコラボすることを目標とし、 「バレンタインデー&エスコヤマに関するアンケート調査」 を実施しました。3年前の2回生は 「阪南大学本キャンパス喫煙調査」 、4年前の2回生は 「資生堂研究」 を行い、その後毎年資生堂とコラボするきっかけを作りました。
 こうした一連の自主活動経験こそが、自分の夢・目標を叶えるための基本的な考え方であり、行動の仕方であり、第三者との協力・関わり方であり、実社会で活躍できる力となるものなのです。寿山ゼミにおいて、正規のゼミ活動以外にシネマ倶楽部(寿山ゼミ学外活動)や自主活動を数多く参加して経験値を積み重ねていけば、必ずや「なりたい自分」になれると確信しています。これまでゼミ活動等を通して様々な経験を経て成長し、自らの夢・目標を叶える力に変えた先輩たちは、しっかりとそれらを実現して卒業、社会人となって充実した生活を送っている現実が証明しています。
 今回の「クリスマスに関するアンケート調査」は、2回生が思い描く最終目標に向けての第一歩となるものです。しかしながら、アンケート調査を実施するにあたり、最終目標を達成するための質問事項が決して明確ではなかったり、ビジネス思考が不足していたり、現段階において実現可能性は決して高いとは言えません。最終目標の実現に向けて、新年度において実行可能な計画とそれを確実に実践する現実検討力を身に付けるとともに、様々なビジネス問題をロジカル&クリティカルに考えて行動し、一つずつクリアしていく力が要請されます。
 そして、これまで以上にゼミ生相互の連絡及び協力体制の下、全員が一丸となって他人事ではなく自分事として、本気で目標達成しようとする個々の意欲、そのための自己犠牲精神が最も重要なカギを握っていると考えます。3回生となる新年度は、ゼミ正課授業において、資生堂とのコラボ「就活メイク」のイベント実施が確定しています。ゼミ正課授業と両立できるように自主活動も積極的に取り組み、最終目標に設定したイベント実施成功を目指して邁進してもらいたいと思っています。(指導教授:寿山泰二)

クリスマスに関するアンケート調査報告

Ⅰ.活動目的

 私たち寿山ゼミ2回生は、今回初めての自主活動を行いました。ゼミ内で企画内容を考える際に、街中がクリスマスムードに染まりつつありました。さらに、一般的に仏教が多い日本で、なぜクリスマスが1年の大きな行事となっているのかに疑問を持ち、そもそもクリスマスとは本来どのような意味を持つのか、日本の人々はクリスマスについてどのように考えているのかについて調べることにしました。そして、「クリスマスの本来の意味を伝えながら老若男女問わず楽しめるイベントを実行する」ことを最終目標に自主活動を進めて来ました。

Ⅱ.活動内容

 まず私たちは学内でクリスマスを重視しているかについてアンケート調査を実施しました。その結果、学内だと20代のみの結果となってしまいました。そこで私たちは他の年代だと結果は異なるのではないかと疑問に思ったため20~60代のアンケート調査を実施することにしました。アンケート調査によると30代以降はクリスマスを重視していないという意見が過半数を上回りました。その結果に基づきどの年代でもクリスマスを楽しんで欲しいと思いイベント開催を目指すことにしました。そこで私たちもほんとうのクリスマスに付いて考え、クリスマスの由来、日本に何故浸透したのかを一から調べ本来のクリスマスの意味について知ることが出来ました。これらを基にイルミネーションの実施、点灯式、アイシングクッキーの様な、どの年代も楽しめるイベントを今年開催することを前提に今後また活動を続ける予定です。

Ⅲ.活動成果・課題

 私たちの活動成果と課題は、1回目のアンケート実施した時に年代別にしていなかったのでやり直しして2回目のアンケートを行ったことで時間がかかってしまったことです。アンケートを実施する前に私たちでどういう結果になるのか仮説をたててからアンケートを行っていたら、2回もアンケートを行う必要なかったと思いました。また、プレゼンテーションを行った時にパワーポイントの見やすさがいかに大事かが分かりました。それと相手の方に伝えたいことは口頭だけで伝えるのではなく文字におこすことによってより相手の方にインパクトを与えやすくなるということが分かりました。
 そして、イベント実行成功のために私たちはツリーの飾り付けやアイシングクッキー、イルミネーションの3つを企画しました。しかし、アイシングクッキーは衛生的に良くないと判断し、代案としてツリーの飾り付けを作る企画を用意することにしました。ツリーの飾り付けキットを用意し、中に説明書とクリスマスの由来が裏表セットになったものを挟み、作って貰った飾りはプレゼンでもお話した通り常緑樹のクリスマスツリーを用意し、任意で飾ってもらうということにしました。
 そうすることで、クリスマスを通して老若男女問わず安全に楽しんでもらえると思ったからです。また、イルミネーションは学校の許可をもらい、阪南大学内の校門付近に設置し、点灯式を行おうと思っています。それにより、阪南大生を中心とした周辺住民の方々にイルミネーションスポットに行かなくても日常にクリスマスを感じてもらうことが出来ると思ったからです。

寿山ゼミ2回生のコメント

横田壮吾

 今回の自主活動がまたよい経験になりました。私たちはクリスマスについて調べることになりましたが、最初はなかなか話が進まず順調とは言えませんでしたが、みんなで協力出来れば出来るほど効率が上がり、良いものができることが実感できました。クリスマスについていろいろ調べて、自分の知らなかったクリスマスを多く知ることができてよかったと思いました。そして自分たちで何をするのか、何をしたいのか、それをするためには何が必要かを考え、自分たちで作り上げていくことがとても大変なことが理解できました。臨機応変に対応することを意識して、目標に達成するためにみんなで協力して頑張っていきたいと思います。

奥田麻菜実

 今回の自主活動で、私たちの力不足と団結力の大切さを学びました。まだ期限があるといった余裕と誰かがやってくれるという人任せな考えを持った人が、1人でもいれば上手くまとまらず、スムーズに発表準備さえ行うことが出来ませんでした。先生からの指摘を頂いてから自分たちの行動力の乏しさを実感し、残りの数週間で徐々に形にすることができました。クリスマスについて、私自身も周りが祝っているから街中がクリスマスモードだからということだけでクリスマスを捉えていましたが、しっかりとクリスマスについて学び知ることができました。イベント実施という目標を作り、自分たちで調べて学んだことを様々な世代の方に楽しんでもらえ、伝えることができるイベントにしていくために、ゼミ生で今まで以上に活動していきたいと思います。

三代彩加

 後期の自主活動について私たちはクリスマスというテーマについて調べました。アンケートを行うにあたって、先生がおしゃっていた行う前に自分らで仮説を立ててアンケートを実施し、結果どうだったのかを考えていくことが大切と教えて下さって、それを行っていれば2回もアンケートを実施する必要はなかったではないかと思いました。実施したけれども、数が合っていなかったり、数字が漏れていたなど、疎かにしていたことを痛感しました。パワーポイントでそのアンケート結果を見せるにも工夫することが大切だと知りました。簡潔に見せるにしても重要なこと、伝えたいことは口頭で説明するのではなく、文字におこして説明していかないと相手の方に伝わらないことを知り、プレゼンするにあたって、伝えたいことは何を大事しないといけないかを学びました。これからのプレゼンで気をつけていきたいと思います。

石橋菜波

 今回この自主活動を行うにあたって、私たち2回生はクリスマスをテーマに活動を進めました。初めて挑戦する企画だったので、何から始めれば良いのかもわかりませんでした。そして、ゼミ生全員でクリスマスといえばなにかを連想させていき、最終的な目標を設定したり、活動内容を話し合いました。活動内容に関しては、まず自分たちがクリスマスについて知るということと、クリスマスについてのアンケートを大学生を中心に採り、それを基にパワーポイントを作成しました。伝達がうまくいかなかったり、全員に課題を分担できていなかったりして、出来上がったパワーポイントも不十分だったところが今回の反省点であると感じました。寿山先生にアドバイスをいただいたおかげでパワーポイントも改善することができ、本来私たちが実行したかったイベントに向けてこれから全員が協力し、行動していきたいと思います。

西本華己

 今回初めて自主活動を実施し、ゼミ生全員で協力しクリスマスについてのプレゼンテーションを行いました。正直初めての試みで、人数が多かったのもあり、団結することに時間がかかりまさした。ですが、役割の分担など互いに指示し合うことにより、スムーズに進み、意見を出し合うことの大切さを知りました。プレゼンテーションをするまで、私たち自身では気付かなかったのですが、寿山先生にご指摘していただき、自分たちのまだまだ至らない点を認識しました。聞き手となってプレゼンテーションを考えていく大切さを学び、画面上のまとめ方や言葉不足などたくさんの改善点を見つけることができました。次回の自主活動では前もって動き、色んな角度から考えるようにします。

義久史華

 私たちは初めての自主活動に取り組み、皆で企画を考え、アンケートの実施やパワーポイントの作成、プレゼンテーションを行いました。今回の自主活動で伝えることの難しさを学びました。一生懸命伝えているつもりでも相手には伝わっていないこともあり、いかに分かりやすく伝えられるか、記憶に残るようなプレゼンにするにはどのように工夫すればいいのか考える機会になりました。アンケートや集めた情報をまとめるのに時間をかけてしまい、パワーポイントの作成にあまり手を掛けられませんでした。これから3回生になってゼミ活動はもっと濃いものになるだろうと思い、段取りをしっかりすることが重要だと私は感じました。ゼミ生で考えた今回の企画を成功させるためにも段取りをしっかりして、皆で協力し合っていきたいです。

花崎朱音

 今回、 2回生のゼミ生とクリスマスについての自主活動を行なっていて、途中経過で私が気付いた事は、ゼミ生同士のコミュニケーションに偏りがあった事と、私自身ももちろんそうですし、一人一人の積極性があまりなかったと感じました。自主活動では一人一人が協力をして一つのものを作らなければならないにも関わらず、みんなで上手く協力ができず、パワーポイントの作成が遅くなり、反省点が多く残った結果となりました。寿山先生にも注意をいただき、自主活動をする上で一人一人がしっかりと役割を持ち、協力する事が大切なのだと改めて痛感致しました。これらの事を踏まえ、今後も自主活動が成功するようゼミ生同士協力し合って頑張っていこうと思います。

DONG JINYANG

 今回の自主活動を通して分かったは、思った以上に上手く進めることができなかったことです。一から何かを始めるということがこんなにも大変だということが改めてわかりました。みんなで意見を出し合っても上手くまとめたりする事ができず、全然進みませんでした。自主活動をするも上手く活用出来ず、まだまだ3回生のようになれないと思いました。みんなに手際良く役割分担をすれば、もっと良い作品に仕上げる事が出来たと思います。しかし、後悔しながらもなんとか発表が出来て良かったです。ゼミのみんなが各自思うことあると思いますが、私たちに1番足りなかったのは団結力です。これを機に、もっとゼミ活動に時間と精神を使いたいと思います。3回生のみなさんから資生堂の企画を受け継いでいるので、全力で成功させたいです。

浜 日向子

 今回のゼミの自主活動で私達はクリスマスについて取り組みました。年代別にアンケートをとったり意見を出し合ったりパワーポイントを作っていくという活動の中で、アンケートではどのような質問が適切なのか、私達の答えに近づけるのかなどを考える事の難しさを知りました。また話し合いの場では意見が出ない事もあり、真剣さが欠けていると感じました。もっとみんなが積極的に意見を述べ、一致団結がもっと必要な事がわかりました。パワーポイントを作った際に発表後、先生から見やすさや順番の大切さなどたくさんの指摘をもらう事ができ、学ぶことができました。今回、私達に何が足りないのか、改善点はどこなのかという事を知る事ができたので、3回生ではたくさんの反省点を活かし、みんなで最高の自主活動になるように取り組んでいきたいです。

仙波優奈

 今回私達2回生は、自主活動でクリスマスの事について行うことになりました。私達は世の中の皆さんがクリスマスに対してどの様な考えを持っているのか、またクリスマスの時、どの様に過ごしているのを知りたくてアンケートをとりました。しかし学内でアンケートを実施した為、30代以降のアンケートがほとんどなかったです。その為二度に渡りアンケートを、実施する事になりました。初めて自分達でアンケートを作り、アンケートをしてもらう事がとても良い機会になりました。また、私達も本来のクリスマスを知るために、クリスマスの由来を調べたり、クリスマスが日本にまで広がってきた理由を知る事が出来ました。初めての自主活動だった為、ゼミの時間以外を使って活動する事がいかに難しいことなのかを知る事が出来ました。今年のクリスマスのイベント実行の為に、私達ゼミ生全員で力を合わせて頑張りたいと思います。

江﨑裕花

 現在、私達2回生はクリスマスに重点を置いたプロジェクトを計画しているのですが、私はゼミ生みんなのクオリティの高い発想や、積極性に正直付いていく事が精一杯で、理解も遅れたり、自分の意見をあまり言える状況に及ばなかったので、今回の自主活動では悔しさだけが残りました。ただ、こういった環境で自身の無力さなどを痛感し、このままでは駄目だという事に気付かされ、自らを見つめ直すきっかけも与えてくれました。この自主活動は淡々とこなすのではなく、しっかりと実りあるものにしたいと思うようになりました。自主活動の最終目標は、クリスマスの本来の意味を知って貰いつつ、老若男女問わず楽しめるクリスマスイベントを実行する事なので、成功するためにもゼミ生のみんなで団結しながら活動する事が重要です。なので、以前よりも積極的にゼミ活動に関わり、貢献しようと思います。

河岸明希恵

 今回のプレゼンは、自分たちで決めたクリスマスをもっと知っていただくというお題に対して深く調べ、アンケートを採り、まとめるということをさせていただきました。クリスマスという外国から入ってきた文化を、外国のクリスマスと日本のクリスマスの違いを踏まえ、まずは自分たちが知り、それをどう広めていくか、自分たちにできることを考え、行動することの難しさを痛感しました。クリスマスは、私たちが思っているよりはるか昔に日本にとり入れられた文化であり、自分たちが何気なく過ごしてきたクリスマスという文化に改めて向き合うとなった時、何をどう伝えたら正確に伝わるのかを考え、プレゼンをさせていただいたつもりでした。しかし、自分たちの作ったプレゼンが、調べて知識を得た自分たちにしか伝わらないプレゼンであり、全く調べてない方に伝わるものではありませんでした。社会に出てからのプレゼンは毎回全員が共通認識として持っていないことの方が多いように思ったため、もっと客観的にプレゼンを見直し、不透明な部分を追求し、わかりやすく伝えることが出来るように先生からいただいたご指摘を踏まえ、今回の催しを成功させるべく、より深く調べ、参加していただいた方に楽しんでいただけるような企画にしていきたいと思います。

柴田友海

 ゼミでのクリスマス課題では、反省点としてまずもっとたくさん関わって助け合っていかなければならなかったと自覚しています。体調不良が多くあまり参加できずにいて、最後の方のみの参加となってしまったのが後悔の一つです。課題活動自体は参加できた分とても楽しく感じました。アンケートをとってクリスマスの由来を調べて、自分が知らなかったことも多かったです。また表現の仕方や工夫についても寿山先生からのアドバイスがとても参考になりました。パワーポイントの作り方も今後とても重要になっていくので、いい経験になりました。イベントを開催したいという目標に対して、今後はたくさん悩み考えて成功できるようにいろんな案を出し合いながらみんなと協力していきたいです。

前田友晴

 今回の自主活動で私はみんなが作ってパワーポイントを一つにまとめて編集を加えるといった活動にあたりました。最後は発表になるのでいかに簡潔で分かりやすく伝えられるか、を考えて作成にあたりました。結果は寿山先生からの改善点の助言をたくさん頂くことになってしまいましたが、今までの自分からは出てくることのなかったことばかりで、必死にメモを次に生かそうと思いました。また自主活動の中でみんなで考え作っていくという、実社会では当たり前なことでの自身の問題点も見つかりました。「周りの空気、意見に押されて自分の意見を出せない、押されると考えが浮かばなくなる」といった大きな問題です。こんなことでは社会に出たとき仕事なんてできません。寿山ゼミでの活動が最後の自身を変える場所です。もっと積極的に前にでて、資生堂、来年の12月での自主活動の結果に生かせるように必ず変わっていきます。

小倉絢花

 クリスマスについてのアンケートを行い、それをグラフにする過程で私たちのアンケートの仕方がとても甘かったと感じました。その理由は、年代別で人数を合わせられなかった点で、どうしても20代が多く60代が2~3人になってしまったのでアンケートの信ぴょう性がなくなってしまい、結果が有耶無耶になってしまいました。さらに先生に教えて頂いたように、パワーポイントに重要なことを乗せても、しっかり記憶に残るようなものを作らないといけないと感じました。以上の反省を踏まえ、これからはアンケートを行う時に事前に人数を決め、結果にばらつきがないようにすること、色々なパワーポイントを見て何回もやり直し、より伝わりやすいパワーポイント作りをしたいと思います。さらに、チーム以外の子とも話し合い、お互いの状況を把握して頑張りたいと思います。